decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

「2人目考えたいけれど、実際のところってどうなの?」

こんにちは!
日々、2人の育児に奮闘中のハチです。
 
 
自分の人生をふと振り返った時に、一番大きなイベントは何でしょうか。
 
 
幼少期~学生時代までも遡り、山あり谷あり。
 
仕事や結婚における大イベントは要所要所ありましたが、
私にとって、やはりそれら全てを揺るがすほどの一番の大きな出来事は
「妊娠・出産」
でした。
 
自分の体調・身体を、思った以上に自分でコントロール(自己管理とか思っていたのに)できないことを思い知り、
自分一人ではどうにもならないことが山(エベレスト並み)のように増え、
自分一人の都合では動けないことや予想を遥かに超えてくる事件が日々(時には数分おきに)訪れ、
時には自分の無力さを痛感すると同時に、
「自分をここまで必要としてくれる第三者(=子供)」の存在に自分の新しい一面を見出し、
生きていくことの困難さと充実感を「これでもか」と味合わせてもらっています。
 
失敗も後悔もたくさんするし、
自分の小ささや不甲斐なさに目をつぶりたくなることも、
言い訳したくなることもあります。
 
理想的な落ち着きはどこへやら…の、異常に感情的な自分が現れ、
落ち込んだり、泣いたり、怒ったり、笑ったり、
とりあえず常に心も身体も忙しい。
 
 
特に、1人目の妊娠・出産は右も左もわからず、ひたすら手探り。
 
ネットや友人の話も参考になるものの、結局目の前の赤ちゃんは唯一無二なので自分で導き出さなければならない解決策も多々必要となります。
 
 
さて、
そんな1人目の子育てに少しずつ慣れ始め、ようやく自分のペースが掴めてきた時。
 
やっと、仕事に復帰した時。
子育てしながらスタートしてみた仕事に慣れてきた時。
 
 
「2人目も欲しいけれど、どうしようか・・・」
 
 
迷いますよね。
 
だって、またあのカオスな時期(数年間)を、
ゼロから始めるんですよ。
 
 
 
ゼロから…!!(叫)
 
 
 
二度と味わいたくない地獄のような悪阻も(個人差あります)、
異常なまでの「母親の睡眠削減マシン」と化すギャン泣きベビーシーズンも、
全くのゼロから再スタートですか。
まじですか。
 
 
例えば、(個人差はあるが)1人目を育てながらの悪阻(ツワリ)
  • 気持ち悪い、吐き気がする
  • 実際に吐いてしまう
  • 同じものが食べられない(極度の偏食や意味不明なこだわり発生)
  • ごはんが作れない(自分の身体じゃないかのような不調・匂いに対する嫌悪感)
  • 何かに乗っ取られているかのような眠さ(仕事疲れの眠さとはまた違う生命の危機を感じる程の睡魔に襲われる、という究極さ!)
 
こんな時、いったいどうすれば!?
 
しかももう1人、まだ手のかかる幼子がいるわけですから。
どんなにママの身体が辛くても、世話しなきゃいけないのです。
 
 
ゼロから…ゼロから……ゼロから……
 
(考えただけでフラフラ)
 
 
 
2人目妊娠、尻込みあるある
 
なんですよね。
 
 
 
前提として、そもそも赤ちゃんは授かりもの。
1人目が無事に生まれ、母になれたことはこの上ない嬉しいことです。
ましてや、2人目を悩むことができるなんて、本当にありがたい話。
 
 
けれども、産み育てるのは結局自分。
悩む権利は当然あります。
 
 
2人目タイミング、悩めるならば一体どうする?
 
 
1人目を産んだ後、少し社会復帰してから「2人目・3人目」を妊娠・出産したママたちに、話を聞いてみました!
 
 
 
Q. 2人育てるのって、実際のところどう?
 
  • 2人になってもっと大変になるかと思っていたが、精神的には逆に余裕が出来た。
  • 1人の頃は「~しないと」「~した方がいいかな」など、自分で自分の首を絞めていたところがあったが、2人目ができると物理的に無理なことも多く、諦めたり周りに頼ったりなど上手く選択できるようになった。
  • 1人目で世界が変わり、2人目で肩の力が抜け、3人目で子供たちに振り回されずようやくこちらが主導権を握れるようになった! ただただ可愛い!!
  • 1人の時は遊び相手が親だったが、兄弟ができたことで(喧嘩も多いがそれも勉強)兄弟同士遊んでくれるようになって、楽に思える。
  • 上の子の成長が感じられる。
  • 親が手が貸せなくなる分、着替えやお手伝いなど1人でできることも増えて頼もしい。
  • 兄弟の関係や性格で、育児の仕方も柔軟に変化し、肩の力が抜けた。
 
 
Q. どうして2人目を作ろうと思った?
 
  • 喧嘩したり、助け合ったり、遊んだりする相手を作ってあげたかった。
  • 自分自身も2人兄弟で良かったなぁと思い、夫も4人兄弟で楽しそうだった。
  • 上の子も社会性が身につくと思ったから。
  • 小さい頃から、時には思い通りにいかないことがあることを味合わせてあげたかった。
  • 自分自身が親しくなった人には兄弟がいるか、一人っ子でも身近に兄弟のように遊べる友人がいた人たちだった。結局学校などの環境にも影響されるのでわからないが、似たような友人たちに囲まれて楽しい人生を送ってほしいな、と思った。一つのとっかかりとして、兄弟は作ってあげたいと思った。
 
 
Q. 2人目のタイミングはどうした? 夫婦の話し合いは?
 
  • 夫婦共に兄弟がいたこともあり、「兄弟はいつか欲しいね」と話していた。
  • 授かりものであることは重々承知の上で…最初から2人は予定していた。
  • 長子の性格がマイペース過ぎたので、兄弟がいた方が社会性が身につくのでは?と思っていた。
  • 2人目が増えたら「もっと大変になるんじゃない?」「もっと余裕なくなるんじゃない?」と夫に心配されるのは違うと思った。そこはお互いに助け合いカバーしつつ兄弟が増えたらいいね、という結論に至るよう話し合った。
 
 
Q. 大変さ、お金、仕事、時間などの負担は?
 
大変なところ
  • 上の子の予定に合わせて動いているので、下の子に我慢させる場面が多いこと。
  • 下の子がいることで上の子もお友達と遊ぶことや習い事を我慢させたりもしていること。
  • 単純に子供が増えるにつれ体力、免疫力が減っていく。
  • 保育園、病院、習い事の送迎。
  • 習い事、看病など含め、やはり物理的に忙しくなるので体力勝負ではある。
  • 妊娠中は、上の子の抱っこがしんどい、できない。
  • 妊娠後期、かがめない(上の子の靴の着脱きつい)。
 
でも、思ったより2人目の子育ては「楽!?」
  • 兄弟の年齢が少し離れていることもあり、お金が掛かる時期が重ならず、負担などはあまり感じない。
  • 上の子が面倒をよく見てくれているので、1人目の頃の半分以下の負担に感じる。
  • 子供が1人だけの時よりはメリハリついた生活でき、逆に気楽。
  • 上の子が下を構ってくれていろいろ助かることが多く、1人だけの時よりは断然楽!
  • 2人が大きくなると2人で何かしてくれることが増えたのでむしろ、拍子抜けするくらい持て余す時間が出た。(3歳差でわりと空いてるので、楽だったかもしれない。)
  • 最低でも2人と考えていたのでお金の負担は特に感じない。
  • 習い事などは2人以上になると増えるため、負担に感じるかもしれない。でも、やみくもに考えずにより吟味したり取捨選択できたり、本人に一番合うものを考えてあげられるきっかけにも。
 
結局、環境によって負担は変わる?(保育園のあり方、パートナーや職場の理解の大切さ)
  • 保育園にとっても入りやすい地域なので、好きなタイミングで仕事できるから出産に影響せず有難い。(未満児で途中からほぼ希望した園に入れる、希望通りのタイミングで入れられ仕事始める。)
  • パートでも仕事も上司、夫の理解が大きく、とても助けてもらっている。
  • 職場の上司、同僚の理解があり、子供の体調と自分自身の仕事をやりたい気持ちを両方尊重してもらえる。それがあるから、会社にも同僚にもより貢献したいと思うし、家族にも優しくなれる。
 
Q. 兄弟が増えたことで、幸福に感じるときは?
  • 兄弟で遊んだり、笑いあったりしていると、兄弟を作ってあげてよかったなと幸せな気持ちになる。
  • 喧嘩は本当にうるさいが、本気でぶつかり合える相手が側にいるっていいなぁと心から思う。
  • なんだかんだ兄弟同士のやり取りをみてると幸せ!
  • 一緒に並んで手をつないで歩いていたり、慰め合ったり助け合ってる姿を見てると幸せに感じる。
 
Q.  仕事や社会から離れてしまう時間も増えるのでは、という不安は?
 そこを越えて「2人目を産もう」と思ったきっかけはある?
 
  • 2人目を作るか、仕事を始めるか悩んでいた時に社長に出会い、「子供を産むことは喜ばしいこと。働き始めてもぜひ2人目を考えて」と言っていただき、安心して両立することが出来た。
  • 仕事によるかもしれないが、バリバリ働いた経験もあるが仕事より子育てが大変だと心から思う(←ちなみに、彼女は本当に過酷な営業を経験している女性)。
  • 自営だからか社会から離れた感はあまりなかった。
  • 総祖父母や祖父母も、まわりのおばちゃんたちも地域柄かバリバリ働いてたので「仕事人生は長い!仕事はいつでもできる!むしろ出産、育児は今しかできないなぁ」と思った。
  • 「自分で稼いだお金を手にしたい」という感覚はあったが、これは実際に少し働いて手にしたら「これも先々またできるな」と実感し、第三子の妊娠へ。
  • キャリアを考えると2人目の妊娠はしり込みするが、仕事は何だかんだブランクがあってもきっとまた追いつくことができると思えた。チャンスやご縁も運命だと思って、数年後の自分を信じてみるのも良いなと思った。子育ては「今しかできない」という思いが強い。
 
Q. 迷える立場だけれど「兄弟はいらない」という人へ。
 2人目、3人目もありだよって伝えるのに何かポイントはある?
 
  • おそらく幼い頃から子供同士にしか分からない感情があって、それを家族の中で共有できるのはとても良いことだと思う。
  • 2人目が産まれてから、家族が協力する機会が増え、家族全員の笑顔が増えた。
  • 兄弟が一緒に遊ぶようになり、1人の頃よりも親の負担が減った。
  • 1人目の時よりも2人目、2人目の時より3人目の方が、意外にも自分に余裕ができる。
  • 自分で手が足りないところは兄弟がカバーしてくれるし、その分上の子は成長して頼もしい!
  • 2人目は1/2、3人目は1/3くらいのパワーでやっていける(1人目に対して)。
  • 教育費など兄弟に応じて増えることは否めない。しかし、教育現場では学びきれない兄弟間の複雑なやり取りによる学びがあるかもしれない。そう考えると兄弟がいることで一番安価で複雑な教育(笑)が受けられているのかもしれない。親も含め…
 
 
妊娠・出産の大変な時期って、永遠に続くわけではありませんよね。
 
もちろん、子供の成長・年齢によって「大変なことの種類」は変わってきますが、
身体が乗っ取られているかのような妊娠期間は10か月以内で終わるし(お腹は愛おしくもツワリは何とも耐え難い)、
子供の成長と共にまた人並みに睡眠時間はとれるようになるし(30分おきの授乳とか、寝落ちできたのが夜中4時とか、あるある)、
必ずまた、自分のペースを取り戻せる時が来るんです(と、思っています)。
 
2人目以降、また全ての負担がゼロスタートかと思いきや、それは違うということがわかりました。
1人目に対し「2人目は1/2、3人目は1/3くらいのパワーでやっていける」と言うのも、なんだかとても頷けますよね。
 
大人の手が足りなくても、小さな兄弟の手が増えてくれるのも嬉しいですね。
 
 
◎(ここでの)結論
 
2人目の妊娠・出産は、
「お金や時間の負担」というより「体力勝負」。
 
免疫力も落ちているので、ママの身体的負担は当然ながら増えてしまいます。
しかしそこは、パートナーや職場の人など、周囲の理解と支えがあれば、大きく改善できるもの。
 
迷えるのなら、親が1歳でも若いうちにとりあえず2人目検討しちゃうのは大いにアリ。
(いざ欲しいと思っても、できるとも限らないわけです。)
 
同時に、妊娠中と出産後に向けての数年間、パートナーとしっかり強固な協力関係を築く。せめて2歳になるまで期間限定の「夫婦強化同盟」的なもの!?
(いや、勿論その後も継続が大事ですよ!!)
 
 
 
職場の上司が
「子供を産むことは喜ばしいこと。働き始めてもぜひ2人目を考えて」
なんて言って採用してくれることがあったら、
どんなにかママは元気づけられ、楽しく仕事に向かい、笑顔で育児ができることでしょう。
 
そんなハッピーなママが増えれば、ママもより優しい気持ちになれるし、
パートナーも会社も結局はうまく回っていくような気がします。
 
 
やはり、単身赴任中や出張が多いパパの家庭では、2人育児は過酷を極めている様子。
(逆に言うと、パパが傍にいるご家庭でママを倒れさせてはいけませんよー!!)
 
そこは少しでも身近な友人や近所の人のママ同士、「お互い様」で助け合い、乗り切れたら良いですよね…!!
そうでないと、ママが倒れる・寝込んだケースが多発しています。
 
 
本当に、育児って1人だろうと2人だろうと3人だろうと、何にしても1人だけでは乗り切れないのです。
身近に守っていくのは勿論親ですが、子供は社会全体で育てていくものなんだなーと、しみじみ思います。
 
 
「子供が増えることを何の不安もなく検討しようと思える世の中」
になることが、きっと今よりも良い社会になっていることになるのかもしれませんね。
 
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助け合って頑張っていこうね。

負けるな、婚活女子!!戦略的婚活思考法

最近、友人によく婚活相談をされます、魚骨です。

私はデキ婚だったので、的確なアドバイスができるわけでもなくて差し出がましいのですが、暇な妊婦は自分の恋話ネタがないもんで、それに大ノリ。

友人妊婦も後輩の合コン服をプロデュースしたりしておりました。
人の恋路に首を突っ込みたがるのが妊婦の悲しきサガ。

 

そして東京タラレバ娘のドラマがスタートしたのも相まってアラサー婚活女子、阿鼻叫喚の大変な事態に陥っている模様。

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婚活中友人ちゃん、叫んでおりました。

 

焦っている婚活女子は基本迷走してます。

自分の好みがわからないし、自分はどんな人から好かれるかもわからないし、そもそも自分が結婚したいのかもわからない。

そんな定まってない状況なのに、世間の風潮及び周囲の圧力がそれを許さないのが現状。

「30過ぎてひとりってなんかヤバい」

「一生独身って人として何か欠陥がありそう」

とか思われちゃうんじゃないかって、わかる!わかるよ!!;ω;

 

何とかしないとタイムリミットが近づいているからどうにかしなきゃいけない!!
とりあえず行動しよう!!出会いアプリに登録して、合コンいこう!

 

確かにいろんなところにいっていろんな人に出会うってのも大事だと思います。

でもゴールが定まってないのに、どこに向かって走ってるのー!

まずは落ち着いて、自分を掘り下げることをオススメしたい…!

結局は自分が今後どう生きたいか、そこを考えずにがむしゃらに走っても迷子になるぞー戻ってこーい!

 

ちょいとコンサルをかじった左脳的なお話になりますが、私が婚活友人によく話す内容をまとめました。

とりあえずは落ち着いて、順序をおって考えることが大!切!

 

ーーー

 

1.ゴール設定

ゴール設定とは、結局は自分がどう生きたいか、どう生きたら幸せか、ここに向き合わんことには何も答えは出ないと思います。

結婚はゴールではないので、「ゴール設定=結婚」にしたら絶対ダメ!

自分がどう生きたいか、に結婚が最適解でないこともあると思うのです。

 

それでも結婚したい!となれば、何を求めて結婚するのかが明確になってきます。
これが結婚の目的です。

パートナーとの安らぎの生活を求めるとか、切磋琢磨してより成長を求める環境作りとか。
そうすると自分が求めるパートナー像(相手に求める条件)が自然と浮き彫りになります。

 

※ここでわぁー!!って大混乱してしまう人は、過去や今、自分が何をしてる時が一番幸せかを思い返してみるといいと思います。

夢を持て!とかそんなたいそうな話ではありません。あくまで日常の話。

 

 

2.ターゲット設定

なんとなくふわっと出てきた自分が求めるパートナー像をより具体的に落としていきます。
具体的にするために条件を洗い出して優先順位付けをします。

 

・条件を細かく出しすぎてはダメ

例えば「食べ方が汚い人はNG」って、それ以外が理想的でもそれでNGにするほどのことか?ってことを見極めた方がよいです。
条件が細ければ細いほど、それで足切りをしてしまい、チャンスを逃すことになります。
一回全部書き出して、その後それは枝葉のことなのか、譲れない太い幹のことなのか仕分けをするべし。

譲れない条件3つ!!くらいに確定できると、自分が楽です。
いろんな人に出会っても基準が明確なため、自分がぶれないで済みます。

 

・形容詞は逃げ

例えば一言に「優しい人」といっても沢山あります。
誰に対してどういう時にどういう心理でどういう行動をする人があなたにとって優しい人なのか、ここも掘り下げねばなりません。

 

・高飛車になっても、卑屈になってもダメ

相手に求める条件を上げるとキリがなくなる人がいます。
逆にどうせ自分なんか、と自信がないから誰でもいい、となっては絞りきれません。
自分が出した条件が妥当なのかは、「こういう人紹介して〜」と友人にポロリと話してみるといいかもしれません。
「そんな奴いねーよ!」って言われたら高飛車になってる証拠、「え?結局どういう人?」と聞き返されたら具体的に絞りきれてない証拠です。

 

※ここでわぁー!!って大混乱してしまう人はもう一度ゴール設定に戻りましょう。

どうしてもゴール設定がうまくできない人は、どんな人と一緒にいる時の自分が一番好きだったか、考えてみるのもありかもしれません。

それは自分が無理をせずに一番自分らしく幸せな状態であったと思います。そのお相手がどんな特徴を兼ね備えていたか、洗い出しを。

 

 

3.マーケティング

ターゲット設定した相手に対して、果たして自分は需要があるのか、どこへいったら出会えるのかを考えます。

 

・自分の需要がどこにあるか

この答えを出すために、東大卒コンサルパイセンが編み出した考え方をご紹介。

「自分が過去に好かれてきた人を思い出して、その特徴をカテゴリ分けする」のです。

「お調子者」とか「リーダー格」とか「本が好きな人」とかそんな感じでいいです。
3つくらいあげられると、これもなんとなく自分を好いてくれる人像が出来てきます。


※ここで大事なのが「自分が好きになった人」ではなく「自分を好きになってくれた人」です!
告白されてなくてもOK。結構ここはごっちゃになってしまうので冷静に。

 

・需要と供給のギャップがある場合

そのターゲットの需要に自分が当てはまるように自分を変えるか、ターゲットを変えるか、ここでまずは見極めです。

極論の例えば、麻布で合コンするような外資系企業戦士と結婚したいならば、そのような合コンに参加できる自分にならなきゃいけないわけです。サブカルが好きでパッツンボブでボーダーのシャツを着てても呼ばれないわけです。そのリュックをサマンサタバサに持ち変えて、白ワンピを着て髪を巻けるかどうか、今一度ご検討を。

それができないなら、ターゲットを変更した方が吉です。

 

ここは自分に対して客観性が求められるところなので友人に相談する方がベターです。

でも褒め合うだけの女子会はくそくらえです。えぐい現実を突きつけてくれる外部監査的役割を担ってくれる怖い友人を選びましょう。

同情と共感と慰めは失恋の時で十分!

 

 

4. もうにっちもさっちもわからんってなったら、コンサルに外注せよ!!

その役割が婚活サービスだと思うんです。

カンタンに答えが出ない問題であるからこそ、一人で悩むよりも客観的に手伝ってくれる人に金を出すのは全然いいと思うのです。

映画のような運命の恋になんぞ期待して待ってはいけない!!

 

ーーー

 

 と、ここまで偉そうに語ってきましたが、正直なところ、別にみんながみんな結婚しなくてもいいと思ってます。

去年まで、30歳住所不定無職独身金髪だった私なので、先の見えない不安さはよくわかるし、会社のおっさんに結婚しなよみたいなセクハラ受けたこともあるから、この結婚至上主義の世間のクソ圧力もようわかる…!

 

でも基本は ”自分がどう生きたいか” に尽きると思うのです!

私は自分の人生的に結婚した方がいいな、というタイミングでたまたまエイリアンが降臨したので勢いで結婚することができました(でもエイリアンがこなければ踏ん切りがつかなかった可能性もある)

でもそれまでのタイミングだったら、同じ条件でも結婚しなかったと思います。

だってやりたいことやりきってなかったから!

 

子供ほしいが一番にくるなら優先順位は変わってきますが、アラサー女子達は自信を持ってまずは自分のやりたいことをやりきっていただきたい!

世間のクソ圧力に負けて無理して結婚しても不幸になるだけよー!

そんなもんに負けずに人生楽しむんだー!!

超お手軽な結婚パーティーのやり方

今年の1月にデカッ腹の妊婦ではありますが、結婚パーティーをしました、魚骨です。

 

私は大学時代に結婚式場でバイトをしており、毎週末何件もの結婚式を見ているうちに、結婚式への憧れというものがほぼなくなりまして。

夫もそんなに結婚式に興味なく、両家の親も「やりたくなきゃやらなくていいわよ」スタンスだったため、全く何もやらないつもりだったのですが、

敬愛する先輩が

みんなが自分のために集まってくれる時なんて、もう結婚式か葬式しかないよ?

と言ってくれたため、友人だけ呼んでささやかな1.5次会的なパーティーをやりました。

しかもインドカレー屋でw(地元の広い会場がそこしかなかった)

 

結論としては、やってよかったです!!

 

私たちが東京から愛媛に引っ越して、なかなか東京の友人達と会うチャンスがないってのもありますが、
自分たちの大事な人たちがこぞって集まってくれるということは、たいそうプレシャスな空間と時間でありました。

特に話には上がるけど、お互いに会ったことのない友人や仕事関係の人に会うチャンスはこの時くらいしかないのではないでしょうか。

 

結婚式やるかやらないかで迷われてる方がいたらこんな方法もあるよってことで、
私たちが行った超カンタンでものすごく手軽な結婚パーティーの方法をご紹介します。

 

 

基本は二次会業者に任せる

これに尽きます。

私たちは遠方に住んでいたので、業者とは打ち合わせ一回、衣装合わせ一回、その後メールと電話でやりとりという感じでした。

レストランなどの会場を自分で決める必要はありますが、こだわらなければ二次会業者さんに紹介してもらったとこに適当に決めるのもあり。

招待状も業者さんが、参加可否をきくWEBページを作ってくれるので、そのURLをゲストに送ればOK。自動でゲストリストが作成されます。

 

当日は司会者さんを用意してくれて、流されるがままに乾杯~ケーキカット~ゲームと進めてくれるので、一通りの結婚パーティーっぽいことができます。

 

 

予算は持ち出しゼロも可能

やはり結婚式をちゃんとやるとなったらそれなりにかかりますが、会費制の結婚パーティーならほぼ持ち出しなしでもできます。

私たちはゲストの会費を安くしたかったのと、景品やらプチギフトを用意したので、ちょいと足が出ましたが、それでも普通に結婚式やるに比べたら天と地の差の金額です。

 

 

衣装はレンタル

衣装は二次会業者傘下のレンタルドレス屋でレンタルしました。

今だともはやレンタルよりも安いドレスもネットで売ってるのですが、所有しても後が大変、処分するのも大変ってことで、やはりレンタルがお手頃かなという感想です。

着付けも自分たちなので、そこだけ手惑いますが、前日に送られてくるので練習すればOK。

終わったら会場で脱いで翌日宅配業者が取りに来てくれるので楽チンでした。

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実はドレスの下は、腹巻とマタニティレギンスだった妊婦花嫁。
冷えは大敵ですから!(履けるストッキングがなかっただけ)

 

 

小物はメルカリで調達

どうせこれっきりしか使わない、ブーケ、ブートニア、花冠はセットでメルカリで調達しました。意外とこういうもの小物はレンタルだと高い。

終わった後、ちょっと値引いて売りに出したら、即売れて無事次の花嫁の元に旅立っていきました。

購入したというより実質レンタルした感じ。これぞシェアリングエコノミー!

 

 

制作物はこだわりがある方が担当、なければ業者任せ

うちは夫が、音楽とプロフィールムービーにこだわりがあったので任せました。

音楽は選んだものをiPodでプレイリスト作るだけだし、
ムービーはそこまでこだわりがなければ、iMovieに適当に写真を突っ込めばいい感じにiMovieさんが仕上げてくれます。Appleさまさま!

私は 新郎新婦クイズのスライドを作ったりとか、景品を調達したりとか。
あと
ウエルカムボードも100均のフォトフレームとミニイーゼルを購入し、適当に中身を描いて完成。

どれもこれもこだわりがなければ、全部業者任せにすることもできます。

 

 

景品はMOKUROKU戦法

景品は軽いものだけ現物を準備。

私たちが愛媛在住ってことで「みかん10kg」とか「愛媛地酒」も景品にしたのですが、かわいい封筒と便箋を用意してMOKUROKUと書いて渡すだけ。

後日、当たった人に住所を教えてもらって配送しました。持ち込みする手間も、ゲストが持ち帰る重さも軽減です◎

 

 

近場の居酒屋でいいので二次会はやった方がいい

ほんとに主役は次々来てくれるゲストと話して、写真を撮って、ワァーってしてる間に一瞬にして終わってしまいました。

なので、記憶にあってガッツリ楽しめたのは二次会であります。ちょっと人数が絞られて程よい感じに、近場の居酒屋で。

違うコミュニティのゲスト同士が仲良くなれるのも二次会の醍醐味です。

 

ーーー

 

こだわればキリがない結婚式ですが、人生で(おそらく)一回キリのことなので、迷っている人はこのくらい手軽にやってみるのもありかと思います。

特に妊婦花嫁さんは出産準備もあるし、ホルモンバランス崩れてイライラもするし、もうこだわらずにちゃちゃっと簡単にやっちゃえ!

それでも思い出はプライスレスです^ω^

 

でもこんなカンタンなパーティー準備でも夫とケンカはしました。

準備のケンカで、お互いの譲りどころ、さじ加減がつかめるってのはありますが、それでも普通に式・披露宴をやるカップルはどんだけ大変なことか。。偉いよ、ほんと尊敬します;ω;

 

今回私たちは家族・親戚は呼ばなかったのですが、家族・親族向けにやる意義も十分あると思います。

じゃないとお互いの親戚に紹介するチャンスがない!!

うちは親戚向けの結婚式をやらなかったために、後日、親戚ご挨拶巡りツアーを実施し、これが意外と大変でありました。

結婚式はお互いの親戚に紹介するって意味もあるんですね。教訓。

 

ちなみに情熱があれば弊社代表高橋みたいにこんなステキなパーティーをすることもできます。

http://zexy.net/contents/wedding/wonderful/case/2016_05.html

これはほんとにステキ!!ご参考あれ!

妊婦パートナーへオススメの読みもの

里帰り出産につき、絶賛夫を放置中の魚骨です。

ドラマ・東京タラレバ娘でも妻が里帰り出産中なのに、「別居」といって小雪と不倫する丸山さん。。
まさに同じく里帰り中なので夫に聞いてみたところ「愛媛に大島優子はいないから大丈夫」とのことでした。確かに!

とはいえ妻が妊娠中に夫が浮気するパターンって結構あるらしいです。
ちょくちょく芸能ニュースでも見かけますが、夫の職場の先輩もそれで離婚したとか。。

 

そんなパートナーはさっさと別れちまえ!とも思いますが、妊婦とパートナーですれ違いが起きやすいのも事実。

妊婦は否応なしに体が変化していくので、徐々に心の準備もされていく感じがありますが、男性は普通に今まで通りの生活が送れてしまうので、置いてきぼりにされてしまうのかもしれません。

 

そこで妊婦のパートナーを持つ男性陣にぜひ読んでいただきたいオススメの記事やらアプリをご紹介します。

実際に私が夫に送りつけて、理解を仰いだり、ケンカ修復に役立たせていただきました。

ほんとこれらには感謝です。

 

 

妊婦爆発を起こした後にどうぞ

allabout.co.jp

私が初の妊婦大爆発を起こした後に、夫にそっと送った記事です。

この妊婦爆発がなぜ起こったかも私自身もわからず、自分でどう説明していいかわからず、検索をしていたらたどり着きました。

男性ライターさんならでは視点で面白くわかりやすく心得が書いてあり、読みながら頷くと首がもげます。

カノジョさんへの愛が溢れてるところもステキ。

 

特に刺さったのはコレ。

ーーー

スタンス1:「オレ」の意見は聞かれていない!

この状況では、正しいか正しくないかよりも、心の異物を吐き出すことを優先すべきなのです。

ーーー

 

うん、夫ごめんよ、でもほんとそうなんです。

がんばって腹で人間育てるから、パパもちょっとだけ付き合ってくれ!

 

 

このアプリで徐々に夫をパパモードに

eversense.co.jp

「ninaru [ニナル]」という妊娠~出産まで妊婦向け情報を無料配信してくれるアプリのパパ版。

私がninaruを入れた時に、夫にも一緒にインストールしてもらいました。

実際にパパ版の画面を見せてもらったことはほとんどありませんが、赤ちゃんの日々の様子とママの体の状態が解説されたり、それに対するパパへのアドバイスが書かれているようです。

これを入れてからは、ちょくちょく「もう500gもあるんだね~」とお腹を見つめたり、足の関節が痛いと嘆けば「今きっと骨盤が広がってるんだね」とわかってくれたり、

知識も身につけてくれて、私の状態を理解してくれて、本当にありがたかったです!

 

 

出産後の心得を本業コンサルマンが解説

www.nisiwako.net

私の前々職のコンサル先輩のブログ。

実体験に基づいた新米パパのための人生戦略記事。

もう納得せざるえないくらい理にかなっていて、改めてプロのコンサルすげぇって思いました。

女性がキー!と感情的に言っても通じないような、特に論理的彼にぜひ。

 

 

言わずと知れた名作漫画

morning.moae.jp

言わずと知れた名作!!ドラマ化もされましたね!

これは私が里帰った後に、暇になった夫が自らレンタルして読んでおりました。

それ以降、夫は「もっと早く読んでればよかった!」と「赤ちゃんが順調に育ってくれてるのは奇跡だし、それは君が頑張ってくれてるおかげでもある、ありがとう」としきりに言ってくれるようになりました。

妊婦からすると別に普段と変わらずゴロゴロしてるだけで、逞しく育ってくれてありがたいのはエイリアンちゃんの方なのですが笑

でもこれはいずれ親になりたい人だけじゃなくても、必須科目の教科書にしてもいいくらいだと思います。泣いちゃう;ω;

ただし妊婦が妊娠中に読むと不安と心配が一気に襲ってくる場合もあるので、できれば女性は妊娠前に読むことをオススメします。

 

 

手前味噌ですが私も以前書いてました

decent-work.hatenablog.com

実体験です。

「妊婦守り」が「子守りの第一歩」です。がんばってくれ、パートナーのみなさま。

 

ーーー

 

実際に体が変化している妊婦と、今まで通りのパートナーが完璧に同じ目線になることは難しく、
当事者が涙ながらに訴えても、客観的でないためただのケンカに終わってしまう場合もあります。

たまにはこういう他者目線を引用させてもらうと、「あ、みんなそうなんだ」と少しずつ理解が生まれてくるかもしれません。

特に男性目線からのものは、同じ立場のものなので親近感があって、妊婦が100回嘆くよりも理解しやすいのではないでしょうか。

先人たちの知恵は存分に使わせていただきましょう!!

 

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夫がどんなにパパモードになっても、触られると胎動を止めるツンデレ胎児。

母になるにあたって心の底から母を尊敬する

里帰り出産のために実家に帰ってきている魚骨です。

前回ちらっと登場したまんまる母と完全に腹が同じになりました。

decent-work.hatenablog.com

 

今私が履いているスエットも母のスエット。

妊娠9ヶ月になった今、腹回りがぴったりです。

今までは部屋着として旦那のスエットを借りて履いてたのがそれもだんだんきつくなってしまい、母のを借りることに。

「そのお腹の子(脂肪)早く産んじゃいなよ~」とあんなにからかってた母のスエットをついに借りる時がくるとは。。

 

母と私は顔も髪型も背丈もそっくりだったのですが、唯一違ってたのが体型。

私は胃下垂の父に似たのか、幼少の頃から華奢でした。母は昔こそスリムだったものの三人の子の出産を経てまんまるに。

 

そして私が妊娠し、ついに体型まで似てしまったのでクローンの完成です。

同じような腹を抱えて、二人してコタツから立つ度によっこらしょよっこらっしょ言う日々。

母は「デブの大変さがわかるでしょ?」とニヤニヤしております。

いや、本当に毎日毎時間この腹と共に日常生活を送るのはすげえわ、と無駄にまんまる母を尊敬。

そして意外と身軽に動く。

 

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嬉しそうにしきりに夜中のおやつを勧めてくるまんまる母。

でも悔しいのが妊婦の私より母の方がボイン(死語)なこと。ちきしょう。

 

 

私のデキ婚に、最初こそショックを受けていたまんまる母ですが、なんだか最近は嬉しそうです。

そして私も最近母と話すことが楽しい。

 

親子で旦那の愚痴、出産・子育ての話、それに纏わる世間の出来事。

結婚して妊娠しなければ、こんなに共通の話題はがあったであろうかと思います。

そしてこんなに母の偉大さを身を持って知ることはなかったでしょう。

 

既に一人の妊娠だけでヘトヘトなのに、母は三人もやってのけてる。

いろいろ苦労もしたはずなのにあっけらかんと「妊娠も子育ても何も苦ではなかった」と言ってのける。

そして今では

「今こうやって対等に話ができる相手ができただけでも、子育てしてよかったわよ」と。

 

母という存在は昔も今も最大の味方。

自分もこんな母親になりたいと、コタツでさらにまんまるになっている母を眺めながらそう思うのでした。

 

結婚してよかったことはいろいろありますが、母娘の距離が近づくってのもまた結婚のメリットかも。

 

余談ですが、まんまる母は関ジャニのことを「セキジャニ」、Kinki kidsのことを「キンキンキッズ」と呼んでおりました。

お母ちゃんの絶妙な間違いってすごい。

抱っこ紐でパニック。赤ちゃんを「上から入れる」って!? 誰でも「妊婦体験&育児体験」イベントレポート!

こんにちは!
ハチです。
 
先日渋谷ヒカリエで開催された、「MOV市(モブ市)」!
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お陰様で、大盛況のうちに終わりました。
 
(イベントをご紹介したブログはコチラ)
 
弊社、ディーセントワークは、去年に引き続き2回目の参加。
 
私、ハチにとってMOV市は初めて。
どのような方にお会いできるのか、どんなイベントなのか、楽しみにしていました!
 
 
当日は少し早めに集合し、掲示物を作ったり、模造紙や段ボールを工作したり。
文化祭を思い出しました(笑)
 
イラストを描いていたら、通りすがりの外国人の方が、
 
「コレハ ナニヲ カイテルンデスカ~?」
「OH! イツカラ カイテルンデスカ~?!」
「ナルホド~ イイデスネ~」
 
なんて絡んできてくださったり、
謎のコスチュームの方がヒョッコリ参入してきたり……
 
「・・・なんだか、開かれている!!」
 
と思いました(笑)
 
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(誰!?)
 
 
そんな私たち、弊社ディーセントワークでは、
 

●妊婦体験

妊婦さんの恰好になれる妊婦ジャケットを使って「どのくらい体に負担がかかるか」を体感できる
 
●育児体験
リアルな新生児の人形を使って「赤ちゃんを抱っこしながら仕事や家事」を体験できる
 
という2つのプログラムをご用意しました。
 
 
こういったものは、妊娠初期頃に区役所が開催する「両親学級」などというイベント(自治体にもよります)に参加することで、初めてパパになる予定の男性が「妊婦ジャケット」を着てみたり、新生児の人形に触れたりする機会があります。
つまり、区役所に来ることかできた一部の「パパ候補」にしか、そのチャンスはないのです。
 
しかし、「それだけでは足りないのでは?」と思ったことが、
弊社ディーセントワークが今回のイベント内容を決めたきっかけでした。
 
 
<目的>
 
「ディーセントワーク」という言葉は
  • 働きがいのある人間らしい仕事
  • 権利が保護され、十分な収入を生み、適切な社会的保護が供与される生産的な仕事
などという意味。
その根底に必要なのは「多種多様な立場や異なる価値観」をまずは互いに認め合うこと。
 
今回は、いずれ妊娠や育児を体験する人もそうではない人も、既婚未婚、男女問わず、そして社員を抱える経営者の方までも
「妊娠」や「育児」を体験している方の身体の負担を少しでも体感し、知ってもらいたい!
という目的がありました。
 
 
<来てくださった方>
  • 既婚男性、ご夫婦(妻が妊娠中の場合が多かった)
  • カップル
  • 独身男性
  • 独身女性(ご友人同士)
  • 大学生(男性・ご友人同士)
  • (その他、通りすがりで立ち寄ってくださった方々)
思っていた以上に、嬉しいことに男性のご参加が多かったです!
 
 
<妊婦・育児体験の参加理由>
  • 妻が妊娠中(臨月など、後期)だから(既婚男性)
  • 周囲の友人が妊娠・出産を体験し、どのような感じなのか興味があったから(独身女性)
  • 働き方を研究している、将来の奥さんを大事にしたい(学生)
勉強熱心な学生さんには感銘を受けました!!
 
 
【妊婦体験】
 
◆内容
 
大きさ:妊娠8ヵ月~9ヵ月の妊婦に相当するサイズ
質 量:約6.8kg(胴衣 約0.5kg、ウレタンフォーム 約3.3kg、鉄袋 1kg×3個)
 
このような「妊婦ジャケット」を装着し、日常生活にどのような身体的影響があるのかを体感します。
 
 
◆方法
 
まずは体験者の方には椅子に腰かけていただき、スタッフが2人がかりでジャケットを着せます。
(かなり太いベルトが肩や腰に5本もあり、身体に密着させるように装着するのも強い力が必要です!)
 
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装着が完了したら、突然立つのではなく、ゆーっくりと両手でお腹を支えるようにして立ち上がります。
 
そうすると、途端にズシッと、身体全体に重みが圧し掛かります。
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◆体験者の方の反応・感想
 
「へ~ これは大変ですね…」
「こんなに重いんだ~」
「しんどいですね」
「しゃがめない~」
「肩や腰が痛くなりますね」
「これって、いつくらいの大きさですか?これよりもっと大きくなりますか?」
 
実際はもっと長時間体験していただきたいのですが、短時間でも身体全体が
「今まで体験したことのないような重みと不便さ」
を体感していただけたようです。
 
 
◆「妊婦体験」ポイント
  • 靴が履きにくいこと
  • 落としたペンが拾いにくいこと
  • しゃがむ、かがむという動作が大変なこと
  • 階段やエスカレーターなど、足元が非常に見えにくいこと
等を、似たような動きをして感じていただきました。
 
とにかく「しゃがむ」「かがむ」という動作が大変な妊婦さん。
もちろん体調によって適度な運動も大切と言われる昨今ですが、
お腹を圧迫する動作は良いものではありません。
 
風呂掃除、トイレ掃除などは勿論のこと、
脚の爪切りだって一苦労!
 
腹筋に力が入るのも良くないので、ゴミ捨てや荷物持ちもフォローが必要です。
洗濯物をヨッコラショと運ぶ時も、濡れた衣類の重いこと重いこと…
私もお腹が張って辛かった記憶があります。
 
Q. そもそも「お腹が張る」って、どういうこと?
 
おなかの赤ちゃんを守る子宮は筋肉で出来ています。
普段、この筋肉はやわらかくゆるんでいますが、動いたり何らかの刺激によって、筋肉が緊張して、「キュッ」とかたくなることがあります。
これを医学的には子宮収縮といい、一般的には「おなかの張り」といっています。
(出典 佐藤クリニック - クリニック新聞 Vol.26 )
 
お腹が張るタイミングはさまざまですが、いずれにしても胎動に伴ってお腹が張ったり、約30分以内に張りが治まるときは心配いりません。
ただし30分以上張りが続いたり、痛みや出血を伴う場合は、
1.早産や流産の兆候がある切迫流・早産
2.胎盤が剥がれて母子ともに危険な状態になる常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)などの可能性があるため、すぐに病院に連絡しましょう。
(出典 知っておこう!お腹の張り基礎知識 gooベビー)

 

とにかく!!
お腹が張った場合はしばらく安静にしなくてはなりません。
 
一番身近なパートナーが是非率先して手伝ってあげてくださいね。
 
 
 
【育児体験】
 
◆内容
 
エルゴベビーというメーカーのベビーキャリア(抱っこ紐)を使用し、約3キロの赤ちゃんの人形(首が座っていない)を抱っこします。
 
その状態で、パソコン業務や家事の一端をシミュレーションし、
「赤ちゃんをあやしながら仕事や家事をこなさなくてはならない状況」
を体感します。
 
実際の赤ちゃんは最大約100デシベル(=パチンコ店内とほぼ同じ)で泣くのでもっと大変ですが…
 
その他、新生児の人形のオムツ替え、肌着の着替えを行いました。
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(名前、検討中!?) 
 
 
◆方法
 
抱っこ紐の腰ベルトを装着した状態で、
赤ちゃんを新生児用のインサート(首が座っていない時期の赤ちゃんを包み込んでくれるもの)に包み込み、
それをそのまま丸ごと抱きかかえ、赤ちゃんを片手で支えながら、もう片方の手で両肩の肩ひもを両腕に遠し、首の後ろ周辺のバックベルトを止めます。
 
 
◆体験者の方の反応・感想
 
「頭がグラグラして怖い!」
「どうやったらいいのか、わからない…」
「これは…難しいですね(抱っこ紐の装着)」
「一人じゃ、できないです」
「泣いてたらユラユラするんですね」
 
テキパキ慣れているママたちを見ると簡単そうなのに、初めての時はかくも難しい抱っこ紐!!
 
 
◆「育児体験」ポイント、わかったこと
 
抱っこ紐の装着体験では、
腰のベルトを装着した直後に、本来最後に掛けるはずの肩ひもを先に装着してしまうというケースが圧倒的に多かったです。
 
そして体験者の顎の辺りにできた空洞部分から、
「赤ちゃんを滑り込ませる・上から入れてもらう」
という風に思ってしまうようです。
 
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そうですよね…
そりゃ~、わからないですよね!!
 
 
体験者にとってもスタッフにとっても、お互いに
「そうか、その点がわかっていないのか!」
と知る機会となりました。
 
今現在、一番スタンダードな抱っこ紐のタイプは、今回利用したメーカーとほぼ同じ形。
「装着が難しい」「一人じゃできない」という声は非常に多く、
もしも装着するママの傍に夫や友人がいるのならば、
「抱っこ紐を付けるときはベルトのお手伝いをしてあげよう」と思っていただける機会にもなりました。
 
私たちママスタッフも、すっかり慣れ切ってしまった抱っこ紐の装着ですが、初心にかえって丁寧に説明する事をより心がけようと思いました。
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もうすぐパパになるという体験者の方。
とても真剣に体験してくださいました。
ユラユラしていると、本物の赤ちゃんを抱っこしているみたいですね!
 
 
また、赤ちゃんの肌着というものも、着せ替えは大混乱です。
赤ちゃんの肌を守るため、肌に触れる部分にスナップボタンやマジックテープは使われていません。着物のように左右を合わせながら、6か所にある短い紐を全て結び合わせます。裏表もわかりにくく、紐の位置も初めての方だとサッパリわからず、混乱します。
 
苦労して着替えさせたのに、すぐにオムツを替えなければいけないことも。
更には、着替えた直後なのにまた汚されてしまうことも。
真夏は汗もあり、合計で一日に10回以上着替えさせたこともあります。
 
「赤ちゃんは着替えだけでこれだけ時間がかかるんだな」
と知っていただくことで、ママへのフォローや理解もより深まるのではないでしょうか。
 
妊婦体験と同様、短時間ではありましたが、
「自分一人の都合で動けない、赤ちゃんの都合で行動しなければならない」
という様子の一端を感じていただけたのではないでしょうか。
 
 
私たちにとっても様々な気づきもあった、ディーセントワークの妊娠・育児体験イベント。
次回のブログでは、今回のイベントの更に突っ込んだエピソードをお送りします!
 
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今回のMOV市の様子!

クレイジーな街・キングストンの遊び方

こんにちは、今は大人しい妊婦生活を送っていますが、ほんとはいつだって旅に出たい魚骨です。

 

今日は旅の思い出の小話でもひとつ。
一番、独自のカルチャーを感じた国はどこ?と聞かれると「ジャマイカのキングストン」と答えます。

大概、海外旅行で、それも治安の悪いところにいくと、昼間明るいうちに観光をして、夜はホテルでおとなしく、というパターンが多いと思うのですが、キングストンだけは違います。
夜が主役の夜遊びの街でした。

ちょうど2年前、一週間ほどジャマイカに遊びにいったのですが、
私が過ごしたとある一日のスケジュールがこれだ!

 

・PM12:00【起床】
宿の朝食の時間が10時〜13時っていう設定の時点で何かがおかしい。

 

・PM13:00【ちょいと観光】
明るいうちはそんな危なくないので市内散策とか、車を出してビーチにいったりとか。
市内散策といってもキングストンは普通に都会なので、ボブ・マーリーの生家くらいしか観光スポットらしいとこはありません。なのでオススメはちょっと遠いけどカリブ海のビーチ!海の美しさといったら!
そしてもちろんビーチでもレゲエが流れており、地元のダンスチームが踊っています。
あと街中では本場ブルーマウンテンコーヒーを嗜めます。これもおいしいのでオススメ。

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地元民しかいないめちゃくちゃきれいなカリブ海のビーチ。

 

・PM18:00【宿に帰る】
暗くなってくると街をうろうろするのは危ないので一旦宿に戻ります。宿でテイクアウトした夕飯を食べたりとか。
オススメはやはりジャークチキン。ジャマイカは結構お米文化だし、味付けも日本人に合う感じ。

 

・PM19:00【仮眠】
きたる夜遊びに向けて仮眠をとります。既にこの時点でどこかからレゲエが聞こえてきている。

 

・PM23:00【ダンスホールにでかける】
宿のお客さんで集ってタクシーに乗り込み、街中のあちこちでやっているダンスホールと言われるレゲエパーティーに繰り出します。みんなおしゃれして、飲んだり、踊ったり。レゲエもジャンルを細分化すると様々なようで、パーティーごとに全然音楽も雰囲気も違います。

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ラスタマンが多いダンスホール

 

・AM5:00【宿に帰る】
明け方、パーティーも終わるので、またみんなでタクシーにのって帰宿。帰って泥のように寝ます。


生活サイクルが!おかしい!
でもこれがキングストンの日常のようです。

ダンスホールと言われてもパッと想像つかないと思うので、魚骨なりのカルチャーショックを並べてみました。

 

ここがびっくりだよ、キングストンダンスホール

ダンスホールの場所
もちろんクラブで行われるのもありますが、本当に普通の住宅地の路上で、巨大スピーカーを設置して爆音でパーティーが行われます。どのくらい爆音かというと日本のクラブの中と同じくらい。耳元で話さないと聞こえないレベルです。近隣住民は寝ないのか??
たまに警察もきますが、そんな大事になるわけでもなく、ちょっと注意されてもパーティーは普通に続行されます。警察はなんだ。

 

ダンスホールの開催日時
普通に平日もお構いなし開催。毎日どこかしらで朝までやっている。
ジャマイカ人は仕事をしているのか??

 

・集う人は観光客じゃなくてガチのレゲエ人
さすがに治安が心配なので日本人宿に滞在したのですが、私の滞在時は普通のバックパッカーはおらず、お客さんがレゲエダンサー、レゲエDJ、レゲエレコードマニアと、ガチのレゲエ好きしかおりませんでした。
みんなこの毎晩のダンスホールのためにはるばる日本からやってきているのです。
しかもみんな長期滞在。レゲエダンスの修行に来てる子やDJで自分のミックスを録音?しに来た子なんかは数ヶ月単位で滞在するみたいです。

 

・レゲエってのんびりばかりじゃないのね
レゲエといえばボブ・マーリーのちょっとのんびりした曲調を想像してましたが、全然そんなのジャンルのごく一部であることを知りました。
ダンスホールの中にはボブ・マーリー的なラスタマン(ラスタファリ運動 - Wikipedia)ばかりが集うゆったりしたものもありましたが、

私がいった多くは激しい曲調で、男性はチームでぴったり揃ったキレッキレのダンスを踊り、女性は大胆な衣裳でお尻を振ったり逆立ちしたり、やたらセクスィーなワイニーというダンスを踊りまくり、それはそれは衝撃的でありました。レゲエってこういうものか!

ちなみに雰囲気としてはこんな感じ。この動画も後半やばい。

www.youtube.com


・昼と夜のギャップが半端ない
暑いからなのか、ほんとに昼間はけだる〜く、何もしない感じです。街に人も活気もあまりありません。ていうか昼間はほとんど人がいない。
ですが、夜になった途端、街が人が様変わりします。息吹を吹き返し、街の鼓動のようにレゲエが聞こえてきます。

 

クラブが観光資源になっている街はイビザ島とかもありますが、キングストンの唯一無二なとこはキングストン人によるキングストン人のためのキングストン人のパーティーということです。
地元の人が貧しくてもこの時ばかりはばっちりおしゃれしてキメて、楽しみにやってくる。ほんとにレゲエがこの国の人たちの日常であり、活力であることを目の当たりにします。

もちろん観光客もちょっとはいますが、滞在している外国人もレゲエの修行にきてる人ばかり。
ここまで音楽がメインの国・街ってジャマイカのキングストンくらいじゃないでしょうか。

 

普通の観光なんぞ飽きた、何か刺激が欲しい、そんな人はぜひジャマイカ・キングストンへ!
他の国では味わえない、なんかちょっとぶん殴られた衝撃を持って帰国できること間違いなしです。

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ダンスホールにいるマリ◯ァナ売りのお兄さん。
頭に枝をくくりつけて、飴やガムと並列に売られている。
(一応)ジャマイカでも違法だから軽い気持ちで買っちゃダメ!!