decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

妊婦の至高の贅沢は胎動

そろそろ妊婦生活が終わります。臨月に入りました魚骨です。

臨月に入ると赤ちゃんが大きくなって胎動が鈍くなると聞いていたのですが、そんなことはどこへやら。

うちのエイリアンちゃんは毎日毎日激しく暴れております。

 

NSTノンストレステストhttp://www.meg0405.com/nst-962)と言われる胎児の元気度を計測するテストでは、先生にも看護士さんにも笑われるくらい元気にニョコニョコ動いておりました。

最近では毎朝の目覚ましとして、踵でゴリゴリと私のアバラを削りに来ています。

 

不思議なものでちっさな人間が腹の中にいるのがありありとわかります。

明らかに自分の意思とは違う動きがそこにあるのです。

自分が人間を生成できるとは思ったことなかったんで、不思議でしかない。

 

一足早く産んだ友人は「胎動がなくなって寂しい」といっており、今ならその気持ちがわかる。

 

 

ほんとに経験してみないとわからない、胎動のこの感覚って忘れてしまうものらしいので、ちょっと覚書としてどんなものか記しておこうと思います。

男性には味わうことのできないこの感覚が、ちょっとでも伝われば幸いです。

 

思えば最初の胎動はほんとに胎動かどうかわからなかったものです。

腸の中でガスが動いた?くらいのもんでした。

「胎動かも!胎動かも!」と騒いでたのも、今思うともしかしたら違う疑惑もあり。

 

それがそっと触られるような感じになり、

 

トン、トントン、みたいな感触があり、

 

ヘソの下の方でポコン!って明らかに動くようになり、

 

今では座ってようが寝てようが、思いっきりドドン!!と体が揺れるくらいの衝撃の蹴りをかましてくれるようになりました。

そうだよね、もう2000gを超える生物が動いてるんですもの、体も揺れるわ。

 

一番痛いのが、先述したアバラ攻撃。

背中を丸めて座ってたりすると、ゴリゴリと踵でアバラを攻めてくるのです。「せーまーいー!」みたいな感じですかね、きっと。

 

ポジションチェンジもあります。腹の中がグリン!とグルン!と揺れるのです。これが一番ダイナミック。

 

何故か腹の奥、脇腹など4カ所くらいで同時にグリグリ動いたりもして、一体どんなポーズを取っているのか謎になります。

 

ぐをんぐをんと左から右にかけてウェーブをしてみたり、服の上からでも何かが動いた様子がわかります。

 

特にご飯を食べ始めると胎動フィーバータイムが始まり、胃にも衝撃が走り、軽く戻しそうになる時もあります。

 

逆子の時は膀胱を蹴られて辛かったのですが、逆子が治っても尚、ぐいーっと頭を膀胱に押しつけられるような時があり、どうしようもなくトイレにいきたくなります。
この間は明け方に二時間近く膀胱攻撃があり、全然眠れませんでした。

 

ぐいーっと足を伸ばしているのか、足と思われるサイズの突起が横っ腹から突き出したりします。コチョコチョとくすぐってやると引っ込みます。

 

横になると重力に合わせて、母体の下の方に移動して来る感じで、お腹が奇妙な形になります。

 

体の奥底でトン!トン!トン!と一定間隔で弱い衝撃があるときは、しゃっくりらしいです。

こんなに等間隔でリズムを刻むなんて、うちの子リズム感がいいのかしら!と私は早速親バカ勘違いをしておりました。

 

静かな時にはどうやら寝てるらしく、自分が妊婦ってことを割と忘れがちになるのですが、いきなり思い出したようにドゴーン!と自己主張してきます。ごめん、忘れてたわ。

 

前面に出てくる日もあれば、奥に潜んでる日もある。

人に注目されたり、触られると急に動きを止める。

 

悲しいことがあって、しょげて泣いていると「俺がいるぜ!!」と言わんばかりにゴンゴン動いてくれたり、

 

どうしようもなくイライラしてる時も、もにょもにょっと動いてくれるとはっと我に返り「ごめんね、イライラして」という気分にさせてくれる。

 

 

胎動を感じていると、赤ちゃんに早く会いたくなるものでありまして。

胎動というと「一心同体」感があるかもしれませんが、実際に体験してみてそれは違うなと思いました。

同体ではあれど、完全に別心です。

完全に私の意図を無視して動くので、こいつはこいつですでに立派な個体の人間であるなと思います。

こんなに近くにいるのに、顔も見たことなく、声も聞いたことがないから不思議です。

 

二人産んだ子の証言だと、やはり胎動の激しい子は生まれても落ち着きがなく激しい。

生きてるのか心配になるくらい胎動を感じられなかった子は、生まれてからも大人しい。とのこと。

 

果たしてどうなることやら。生まれてからのお楽しみ♪

 

去年の今頃の私と言えば、無職で地球の裏側のガラパゴスでイグアナを追いかけてたとは思えないくらい、気持ちは変わるものです。

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兎にも角にも無事に生まれてきてくれ、エイリアンちゃん!

怒り心頭!? 「妊婦体験」が響かなかったパパ候補から学ぶこと。

こんにちは!
ハチです。
 
先日のブログで、「妊婦体験」「育児体験」を行ったイベントについて、レポートさせていただきました。
 
レポートしたブログはコチラ
 
気づき、発見も多かった内容となりましたが、
ブログを読んでくださった友人(3人の子持ちママ)が、
「3人目は、楽だからもう抱っこ紐の上から赤ちゃんを入れちゃってるよ(笑)!」
なんて教えてくれまして!驚!
 
まだまだ私も知らない・わかっていない世界がたくさん広がっているのだなぁと、つくづく思いました!笑
 
 
スタンダードな抱っこ紐は、
 
①腰ベルト
②赤ちゃん抱え
③両肩紐とバックベルト
④微調整
 
の順序での装着が普通ですが、
なんならメーカーさんが新しく、
 
「慣れないママ・パパでも上から赤ちゃんを簡単に挿入でき、その後しっかりホールドできる抱っこ紐」 を開発してくれて、
 
①腰ベルト、両肩紐とバックベルト
②赤ちゃん抱え、上から挿入
③微調整
 
のステップでできる仕組みができたら、大きな反響があるかもしれません!!
メーカーさんに期待しています(笑)
 
 
さて。
 
「類は友を呼ぶ」
 
ではないですが、
やはりディーセントワークのお仕事をしているメンバーやお付き合いのあるクライアントさん、またその友人たちというのは、
「妊婦」や「赤ちゃん」に対する思いやりを当然持ち合わせていて、理解しようと努めている人が多いものです。
 
 
しかし、今回の「妊婦体験」「育児体験」イベントでは、当たり前ですが不特定多数の方が来場され、
ディーセントワークとは全く異なる思考を持った方や共感ポイントが違う方もいらっしゃったようです。
 
単純な良し悪しではなく、それもディーセントワークとしては発見の機会。
 
そのエピソードをご紹介します。
 
 * * * 
 
何人か、真剣に体験してくださる体験者の方の後に、
ご夫婦が通りかかりました。
 
奥様はもう、お腹の大きな妊婦さん!
臨月間近のようです。
 
それまでも何度かご夫婦で訪れてくださった方々もあり、
特に奥様が妊娠中だというご主人の体験は多いものでした。
 
 
その流れで、私たちスタッフも、ご主人の体験をお勧めしました。
 
奥様も、
「是非!! やってほしいです!!」
 
ご主人は、
「えー…?」
 
まあ、やはり妊婦体形になるというのは気恥ずかしかったり、キャラによって受け付けない方もいらっしゃいますよね。
 
(そもそも女性だって好きで体形が崩れているわけではないですが!)
 
私たちも、ご主人の反応は一般的な返事としては多いのでそんなに気にはしていませんでした。
それでも実際に体験されると、思った以上の負荷に驚かれるものです。
 
奥様のススメもあり、体験されることになったご主人。
 
 
妊婦ジャケットを装着し、いざ椅子からゆっくり立ち上がります。
 
スタッフ「どうですか? ズシッときますよね~」
ご主人 「ああー…。まあ」
 
(この時点で関取のように腹を叩く男性も多い。
 赤ちゃん入っていますから!そしてこの体形をちゃかさない!)
 
スタッフ「これで、しゃがんだりするの大変なんですよね、靴紐とか結べないですし」
ご主人 「あー… そう、ですかねぇ~?」
 
(そうっすか!?という反応で、いきなりしゃがんだりかがむパフォーマンスをする男性も。
 そういうプログラムじゃないから!! お腹に赤ちゃんいますからー!!)
 
スタッフ「奥様も今、ご妊娠されていますから、大変だと思いますよー」
奥様  「そうなんですよー、もっと言ってください!」
ご主人 「あー。んー、はあ。(そう?という表情)」
 
スタッフ「……(響かないなー)」
ご主人 「……」
 
スタッフ「階段とか、見えにくいんですよね。足元がお腹で隠れちゃうんです。」
ご主人 「あー… そう、ですかねぇー…?」
 
スタッフ「転んだら危ないですし、気を付けてあげないといけないですよね」
ご主人 「んー…はぁ…」
 
スタッフ「お腹も重いですし、重いものは持ってあげてた方がいいですよ」
ご主人 「はぁ… 」
 
スタッフ「○▽■※◎▲なんですよ~」
ご主人 「はぁ… 」
 
スタッフ「▽■※ ○◎▲ ▽※◎なんですよ~」
ご主人 「はぁ…… 」
 
スタッフ「◎▲ ○▽■※▽■※ ◎▽■ なんですよ~」
ご主人 「はぁ………  」
 
 
・・・。
 
 
終始一貫して、「納得していない表情」のご主人。
ご不満そうな奥様と共に、そのまま帰られました。
 
 
私たちの力不足も否めませんが、何よりも悲しいこの現実。
 
独身男性ならばまだしも、奥様が臨月間近だというのに。
これは一体どういうことだ!?
 
 
スタッフ一同、この一連の出来事を目の前に半ばポカン。
 
「自分たちが思っていた以上に、世の男性は困ったことになっているぞ・・・」
 
やり場のない切ない気持ちと共に、ショックを受けておりました。
 
 傍から見ても、
  • 「俺の家にどうやら子供が生まれる、らしい。」という他人事でしか捉えられない。
  • 茶化す人には照れ隠しもあるかもしれないが、その域を超えている。
  • 子供のまま親になるという恐れ。
などの、色々な問題点が背景にあるのかもしれないと話題になりました。
 
 
「畑を耕そうとしても、まずは土壌作りから始めないとダメだ・・・」
 
と、落ち込んだ弊社の高橋も、
 
これはもっと、妊婦さんのためにも赤ちゃんのためにも、
世の中をより良くしていくためにも、
もっともっとこのイベントの活動をしていかなければ!!
 
と使命感に燃えておりました。
 
ディーセントワークとして、これからも挑戦していきたいと思います。
 
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赤ちゃんは、未来。

30越えたら、もう恋なんぞしようと思うな

同世代から婚活相談を受ける、暇な妊婦の魚骨です。
婚活女子からの相談をネタにする記事第二弾。

今日もちょっと辛口でお送りします。

 

30越えた婚活女子と話していると、彼女たちこそ何故か恋を崇め、恋に期待し、恋をしたがっている現象を発見しました。

 

”恋”をどう定義するかにもよるところではあるのですが、ここで彼女たちが憧れている”恋”とは、一目見た時からキュンッと恋に落ち、相手からのお姫様扱いにさらに胸キュンし、いろいろ苦難はあったけど君しかいないと結婚する、っていうような少女漫画みたいなアレだと思ってください。

 

いやいやいやいやいや、

できねーから!!!!

30過ぎてそんな恋なんてもうできないから!!

 

何年生きてきたと思ってるの。

男を見る目も肥えていて、無意識に男を査定し、

彼の良い一面にのめり込むほどピュアさもなく、それに対応する悪い一面も自然と経験値から割り出してしまい、

十分傷ついた経験もあるから、恋に捨て身で飛び込む度胸もなく、

仕事や趣味が恋よりも優先順位高くなってしまい、そうでもないかと恋の情熱にブレーキをかけているのに

何故かまだ恋に憧れているのです。

過去にした恋愛の胸キュンをもう一度と思っているのです。

憧れの先輩が部活してるのを教室の窓から目で追いたいわけです。

 

まだね、ディズニーランドに早朝オープン前から並んでファストパスを取りに開園と同時にダッシュするということができる、そのぐらい気持ちが若くてアグレッシブな人はきっとそういう恋もできることでしょう。

でもできないでしょ、むしろアフターシックスくらいがちょうどいいと思ってるでしょ、なんなら帰り混むから最後のショーは見ずに帰るでしょ。

もう若い時にした胸キュン恋はできないんです。

良くも悪くも年をとったということだ。

 

ですが、それを熱望し、肥えたお眼鏡に適うのは、刹那的にお姫様扱いしてくれる百戦錬磨のヤリチンか、遊びたい既婚者、女を口説くのがご挨拶な外国人くらいなので、30越えて恋をすると往々にしてセフレか不倫かワンナイトのみっていうロクなことが起きないのです。

あれ、まさにタラレバじゃないの。って自分で思いましたが、実際に私の周りでも平然と起こっているので This is 現実。

 

ただし、もうこの先、一生胸キュンすることなんてないの。。って絶望することはありません。

大人の女性が持っているものはなんだ、

それは ”自由” と ”お金” だ!

 

ときめきに満ちた恋心は金を出して調達すべし!

ジャニーズや韓流やアーティスト、二次元はそのためにある!!

 

ちなみに私も結婚後にものすごく胸キュンする事態が一回だけ発生しまして。

それは友人の結婚式でのこと。

20代前半の時に好きだったバンドマンと数年ぶりに再会しました。

私の中で彼はもうほんとに音楽も声も顔も所作も佇まいも、まさに完璧な理想のロックスターで当時からキャアキャアいってた存在。

久しぶりー!とお互いの近況を話し、デカッ腹を見せて「妊婦なのー♪」と伝えると

ロックスターはスッとしゃがんで、ニヤリと笑い「ハロー」と(いい声で)話しかけてくれたのです!

きゃーー産まれるーーーー!!!♡♡♡ってくらい胸キュンしました。

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絵にすると陳腐だが、ほんとはもっとかっこよかったのだよ。

 

既婚の妊婦が何言ってんだって感じですが、もう数年分の胸キュンをいただきました、ごちそうさまです、ありがとうございます。

 

でもね、別にこのロックスターと結婚したいとか微塵も思わないわけです。

それとこれとは別。それを混合して楽しむのは20代前半まで。

憧れと、自分が自分らしく過ごせる相手は違う。

 

婚活女子と名乗るくらい結婚したいならば、
もうその辺を棲み分けた方が本人も楽になれると思うのです。

 

仮に憧れの君と結婚できても、その後地獄ですよ、きっと。

共に生活するって、自分も相手も弱いところや汚いところをさらけ出すようなもの。

憧れの君相手に寝起きで目やにつけたまま「おはよー」なんて言えないし、
憧れの君だって生身の人間、お腹が空いたら不機嫌にもなるし、おならだってする。

徐々に幻想が暴かれ始め、期待は幻滅に変わり、こんなんじゃなかったと思うのではないでしょうか。

 

最初こそズキューンというような恋心がなくとも、結婚する相手は徐々に加点方式になっていく方が絶対幸せだと思うのです。

それはもう彼のいいところを意図的に見つけて、自分で自分を徐々に恋する方向にもっていくのです。

初対面で胸キュンできないからって足切りしてったら、誰も残らないよ!

残るのは、胸キュンさせるテクをしっているヤリチンだけよ!それはあくまでも技術だから!

 

そして安心してほしいのは、結婚したからといって夫に一切キュンとしないかというと、そうでもありません。

変な寝顔に萌えキュンしたりとかあります。

でもたぶんそれは、壁ドン!からの「お前が好きだ!!」というキュンではないのです。

別種のキュンではありますが、それはそれで幸せなキュンではありますよ。

 

アラサー婚活女子のみなさまは今一度冷静になり、

恋ができていた若い頃の自分の亡霊を捨て、

こちらの手法をお試しください。

decent-work.hatenablog.com

 

そして激しい胸キュンの恋は存分に金を払って調達しよう!!そこは自由だ!!

妊婦に席を譲ってあげて損することはないよ

しばらく田舎にいたため、すっかりおのぼりさんの魚骨です。

 

久しぶりに東京に帰って来て、東京の冷たさに悲しくなる時があります。

マタニティマークを付けていて優先席付近に立っていても、ほとんど席を譲ってもらえません。

コートを着ちゃうと妊婦かわかりにくいせいもあるし、見た目にはわからなくても具合が悪い人が優先席に座ってる可能性があることもわかります。

 

でもね!特にそこの!

優先席にドカッと座って足を組み、鋭利なヒールをこちらに向けて、チラッチラッとデカ腹とマタニティマークを確認した上でスマホに戻った、左手の薬指に指輪はないが

手首に恋愛運アップのパワーストーンをつけてる綺麗系女子!!

そんな石っころに頼る前に、目の前の人に優しくした方が幸せくるぞ!!

そんなハイヒール履いていくら足を綺麗に見せていても、あなたのその態度をみたらどんな男性の100年の恋も冷めるわ!

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足が長いせいでめっちゃ絵が縦長になってしまうやん。

 

ちょっとここで誤解もあるかと思うのですが、
妊婦は腹がでかくて重いから座らせてくれ!ってわけだけじゃないんです。
腹はじわじわ重たくなっていくから、重さはむしろそこまで辛くはない。

 

何が問題かって、

腹の中の別の生命体を生かし育てるために、母体の心臓はフル稼働。

脈拍が倍、血流が1.5倍になって優先的に胎児ちゃんに血を持っていかれ、自分の心臓以外の心臓を動かしているわけです。

そりゃ常に貧血気味になるし、

何もしてなくてもものすごい勢いで心臓がバクバクしてきたりするし、

ちょっと動いただけですぐに息は上がるし、めまいはするし、

人によっては血圧も上がるし、

普通に生きているだけで疲労困憊になるわけです。

 

その上、エイリアンちゃんが大きくなればなるほど、

内臓の位置は上に押し上げられ、

胃は圧縮されて食べたものが逆流しがちになるし、

肺も圧迫されて呼吸は浅くなるし、

アバラも骨盤も広げられて、体の節々が痛くなり、

揺れる電車で、重心がお腹にきてしまうのに踏ん張って立っていると、眠れないくらい腰が悲鳴をあげたりする。

 

妊娠は病気じゃないっていうけれど
その辺の病気の人よりも、よっぽど正気の沙汰じゃないわ!!

 

初期のツワリの段階は、これはこれでツライ理不尽な終わりなき二日酔いだと思ってください。

胃が空っぽでも吐きそうなんてよっぽどではないか。

 

妊婦は病気じゃない、好きで妊娠してるんだろ、妊婦なら電車乗って遠出するな、

そんなしょうもない屁理屈考える前に、自分より体調が悪い(可能性がある)人に席譲ってあげても悪いことなんてなんもないぜ?

あなたは感謝されて徳を積み、立つことによってカロリーが消費されて足の筋力がつく、いいことだらけ!

 

そんなたまに現れる、席を譲ってくれる天使(意外と若いお兄さんだったりする)

譲ってもらった妊婦は「ありがとうございます」と言う100倍も、心の中で感動して感謝してます。

それはもう顔を覚えちゃうくらい。どこかでもう一回あったらお礼をもう一度言いたいくらい。

この都会砂漠に天使が現れたと、あとで夫に報告しちゃうくらい。

 

妊婦でも元気だったら優先席付近に立ちません。

何かしら理由があって助けてほしいから、所在なさげに優先席付近に佇んでおります。

それだけ心の片隅に置いておいてもらえば、妊婦からあなたは天使と崇められることでしょう。

幸せになりたければパワーストーンを買う前に、ぜひ目の前の妊婦に優しくしてもらえるとうれしいです☆

(妊婦だけでなくお年寄りや赤ちゃん連れにもぜひ!)

「2人目考えたいけれど、実際のところってどうなの?」

こんにちは!
日々、2人の育児に奮闘中のハチです。
 
 
自分の人生をふと振り返った時に、一番大きなイベントは何でしょうか。
 
 
幼少期~学生時代までも遡り、山あり谷あり。
 
仕事や結婚における大イベントは要所要所ありましたが、
私にとって、やはりそれら全てを揺るがすほどの一番の大きな出来事は
「妊娠・出産」
でした。
 
自分の体調・身体を、思った以上に自分でコントロール(自己管理とか思っていたのに)できないことを思い知り、
自分一人ではどうにもならないことが山(エベレスト並み)のように増え、
自分一人の都合では動けないことや予想を遥かに超えてくる事件が日々(時には数分おきに)訪れ、
時には自分の無力さを痛感すると同時に、
「自分をここまで必要としてくれる第三者(=子供)」の存在に自分の新しい一面を見出し、
生きていくことの困難さと充実感を「これでもか」と味合わせてもらっています。
 
失敗も後悔もたくさんするし、
自分の小ささや不甲斐なさに目をつぶりたくなることも、
言い訳したくなることもあります。
 
理想的な落ち着きはどこへやら…の、異常に感情的な自分が現れ、
落ち込んだり、泣いたり、怒ったり、笑ったり、
とりあえず常に心も身体も忙しい。
 
 
特に、1人目の妊娠・出産は右も左もわからず、ひたすら手探り。
 
ネットや友人の話も参考になるものの、結局目の前の赤ちゃんは唯一無二なので自分で導き出さなければならない解決策も多々必要となります。
 
 
さて、
そんな1人目の子育てに少しずつ慣れ始め、ようやく自分のペースが掴めてきた時。
 
やっと、仕事に復帰した時。
子育てしながらスタートしてみた仕事に慣れてきた時。
 
 
「2人目も欲しいけれど、どうしようか・・・」
 
 
迷いますよね。
 
だって、またあのカオスな時期(数年間)を、
ゼロから始めるんですよ。
 
 
 
ゼロから…!!(叫)
 
 
 
二度と味わいたくない地獄のような悪阻も(個人差あります)、
異常なまでの「母親の睡眠削減マシン」と化すギャン泣きベビーシーズンも、
全くのゼロから再スタートですか。
まじですか。
 
 
例えば、(個人差はあるが)1人目を育てながらの悪阻(ツワリ)
  • 気持ち悪い、吐き気がする
  • 実際に吐いてしまう
  • 同じものが食べられない(極度の偏食や意味不明なこだわり発生)
  • ごはんが作れない(自分の身体じゃないかのような不調・匂いに対する嫌悪感)
  • 何かに乗っ取られているかのような眠さ(仕事疲れの眠さとはまた違う生命の危機を感じる程の睡魔に襲われる、という究極さ!)
 
こんな時、いったいどうすれば!?
 
しかももう1人、まだ手のかかる幼子がいるわけですから。
どんなにママの身体が辛くても、世話しなきゃいけないのです。
 
 
ゼロから…ゼロから……ゼロから……
 
(考えただけでフラフラ)
 
 
 
2人目妊娠、尻込みあるある
 
なんですよね。
 
 
 
前提として、そもそも赤ちゃんは授かりもの。
1人目が無事に生まれ、母になれたことはこの上ない嬉しいことです。
ましてや、2人目を悩むことができるなんて、本当にありがたい話。
 
 
けれども、産み育てるのは結局自分。
悩む権利は当然あります。
 
 
2人目タイミング、悩めるならば一体どうする?
 
 
1人目を産んだ後、少し社会復帰してから「2人目・3人目」を妊娠・出産したママたちに、話を聞いてみました!
 
 
 
Q. 2人育てるのって、実際のところどう?
 
  • 2人になってもっと大変になるかと思っていたが、精神的には逆に余裕が出来た。
  • 1人の頃は「~しないと」「~した方がいいかな」など、自分で自分の首を絞めていたところがあったが、2人目ができると物理的に無理なことも多く、諦めたり周りに頼ったりなど上手く選択できるようになった。
  • 1人目で世界が変わり、2人目で肩の力が抜け、3人目で子供たちに振り回されずようやくこちらが主導権を握れるようになった! ただただ可愛い!!
  • 1人の時は遊び相手が親だったが、兄弟ができたことで(喧嘩も多いがそれも勉強)兄弟同士遊んでくれるようになって、楽に思える。
  • 上の子の成長が感じられる。
  • 親が手が貸せなくなる分、着替えやお手伝いなど1人でできることも増えて頼もしい。
  • 兄弟の関係や性格で、育児の仕方も柔軟に変化し、肩の力が抜けた。
 
 
Q. どうして2人目を作ろうと思った?
 
  • 喧嘩したり、助け合ったり、遊んだりする相手を作ってあげたかった。
  • 自分自身も2人兄弟で良かったなぁと思い、夫も4人兄弟で楽しそうだった。
  • 上の子も社会性が身につくと思ったから。
  • 小さい頃から、時には思い通りにいかないことがあることを味合わせてあげたかった。
  • 自分自身が親しくなった人には兄弟がいるか、一人っ子でも身近に兄弟のように遊べる友人がいた人たちだった。結局学校などの環境にも影響されるのでわからないが、似たような友人たちに囲まれて楽しい人生を送ってほしいな、と思った。一つのとっかかりとして、兄弟は作ってあげたいと思った。
 
 
Q. 2人目のタイミングはどうした? 夫婦の話し合いは?
 
  • 夫婦共に兄弟がいたこともあり、「兄弟はいつか欲しいね」と話していた。
  • 授かりものであることは重々承知の上で…最初から2人は予定していた。
  • 長子の性格がマイペース過ぎたので、兄弟がいた方が社会性が身につくのでは?と思っていた。
  • 2人目が増えたら「もっと大変になるんじゃない?」「もっと余裕なくなるんじゃない?」と夫に心配されるのは違うと思った。そこはお互いに助け合いカバーしつつ兄弟が増えたらいいね、という結論に至るよう話し合った。
 
 
Q. 大変さ、お金、仕事、時間などの負担は?
 
大変なところ
  • 上の子の予定に合わせて動いているので、下の子に我慢させる場面が多いこと。
  • 下の子がいることで上の子もお友達と遊ぶことや習い事を我慢させたりもしていること。
  • 単純に子供が増えるにつれ体力、免疫力が減っていく。
  • 保育園、病院、習い事の送迎。
  • 習い事、看病など含め、やはり物理的に忙しくなるので体力勝負ではある。
  • 妊娠中は、上の子の抱っこがしんどい、できない。
  • 妊娠後期、かがめない(上の子の靴の着脱きつい)。
 
でも、思ったより2人目の子育ては「楽!?」
  • 兄弟の年齢が少し離れていることもあり、お金が掛かる時期が重ならず、負担などはあまり感じない。
  • 上の子が面倒をよく見てくれているので、1人目の頃の半分以下の負担に感じる。
  • 子供が1人だけの時よりはメリハリついた生活でき、逆に気楽。
  • 上の子が下を構ってくれていろいろ助かることが多く、1人だけの時よりは断然楽!
  • 2人が大きくなると2人で何かしてくれることが増えたのでむしろ、拍子抜けするくらい持て余す時間が出た。(3歳差でわりと空いてるので、楽だったかもしれない。)
  • 最低でも2人と考えていたのでお金の負担は特に感じない。
  • 習い事などは2人以上になると増えるため、負担に感じるかもしれない。でも、やみくもに考えずにより吟味したり取捨選択できたり、本人に一番合うものを考えてあげられるきっかけにも。
 
結局、環境によって負担は変わる?(保育園のあり方、パートナーや職場の理解の大切さ)
  • 保育園にとっても入りやすい地域なので、好きなタイミングで仕事できるから出産に影響せず有難い。(未満児で途中からほぼ希望した園に入れる、希望通りのタイミングで入れられ仕事始める。)
  • パートでも仕事も上司、夫の理解が大きく、とても助けてもらっている。
  • 職場の上司、同僚の理解があり、子供の体調と自分自身の仕事をやりたい気持ちを両方尊重してもらえる。それがあるから、会社にも同僚にもより貢献したいと思うし、家族にも優しくなれる。
 
Q. 兄弟が増えたことで、幸福に感じるときは?
  • 兄弟で遊んだり、笑いあったりしていると、兄弟を作ってあげてよかったなと幸せな気持ちになる。
  • 喧嘩は本当にうるさいが、本気でぶつかり合える相手が側にいるっていいなぁと心から思う。
  • なんだかんだ兄弟同士のやり取りをみてると幸せ!
  • 一緒に並んで手をつないで歩いていたり、慰め合ったり助け合ってる姿を見てると幸せに感じる。
 
Q.  仕事や社会から離れてしまう時間も増えるのでは、という不安は?
 そこを越えて「2人目を産もう」と思ったきっかけはある?
 
  • 2人目を作るか、仕事を始めるか悩んでいた時に社長に出会い、「子供を産むことは喜ばしいこと。働き始めてもぜひ2人目を考えて」と言っていただき、安心して両立することが出来た。
  • 仕事によるかもしれないが、バリバリ働いた経験もあるが仕事より子育てが大変だと心から思う(←ちなみに、彼女は本当に過酷な営業を経験している女性)。
  • 自営だからか社会から離れた感はあまりなかった。
  • 総祖父母や祖父母も、まわりのおばちゃんたちも地域柄かバリバリ働いてたので「仕事人生は長い!仕事はいつでもできる!むしろ出産、育児は今しかできないなぁ」と思った。
  • 「自分で稼いだお金を手にしたい」という感覚はあったが、これは実際に少し働いて手にしたら「これも先々またできるな」と実感し、第三子の妊娠へ。
  • キャリアを考えると2人目の妊娠はしり込みするが、仕事は何だかんだブランクがあってもきっとまた追いつくことができると思えた。チャンスやご縁も運命だと思って、数年後の自分を信じてみるのも良いなと思った。子育ては「今しかできない」という思いが強い。
 
Q. 迷える立場だけれど「兄弟はいらない」という人へ。
 2人目、3人目もありだよって伝えるのに何かポイントはある?
 
  • おそらく幼い頃から子供同士にしか分からない感情があって、それを家族の中で共有できるのはとても良いことだと思う。
  • 2人目が産まれてから、家族が協力する機会が増え、家族全員の笑顔が増えた。
  • 兄弟が一緒に遊ぶようになり、1人の頃よりも親の負担が減った。
  • 1人目の時よりも2人目、2人目の時より3人目の方が、意外にも自分に余裕ができる。
  • 自分で手が足りないところは兄弟がカバーしてくれるし、その分上の子は成長して頼もしい!
  • 2人目は1/2、3人目は1/3くらいのパワーでやっていける(1人目に対して)。
  • 教育費など兄弟に応じて増えることは否めない。しかし、教育現場では学びきれない兄弟間の複雑なやり取りによる学びがあるかもしれない。そう考えると兄弟がいることで一番安価で複雑な教育(笑)が受けられているのかもしれない。親も含め…
 
 
妊娠・出産の大変な時期って、永遠に続くわけではありませんよね。
 
もちろん、子供の成長・年齢によって「大変なことの種類」は変わってきますが、
身体が乗っ取られているかのような妊娠期間は10か月以内で終わるし(お腹は愛おしくもツワリは何とも耐え難い)、
子供の成長と共にまた人並みに睡眠時間はとれるようになるし(30分おきの授乳とか、寝落ちできたのが夜中4時とか、あるある)、
必ずまた、自分のペースを取り戻せる時が来るんです(と、思っています)。
 
2人目以降、また全ての負担がゼロスタートかと思いきや、それは違うということがわかりました。
1人目に対し「2人目は1/2、3人目は1/3くらいのパワーでやっていける」と言うのも、なんだかとても頷けますよね。
 
大人の手が足りなくても、小さな兄弟の手が増えてくれるのも嬉しいですね。
 
 
◎(ここでの)結論
 
2人目の妊娠・出産は、
「お金や時間の負担」というより「体力勝負」。
 
免疫力も落ちているので、ママの身体的負担は当然ながら増えてしまいます。
しかしそこは、パートナーや職場の人など、周囲の理解と支えがあれば、大きく改善できるもの。
 
迷えるのなら、親が1歳でも若いうちにとりあえず2人目検討しちゃうのは大いにアリ。
(いざ欲しいと思っても、できるとも限らないわけです。)
 
同時に、妊娠中と出産後に向けての数年間、パートナーとしっかり強固な協力関係を築く。せめて2歳になるまで期間限定の「夫婦強化同盟」的なもの!?
(いや、勿論その後も継続が大事ですよ!!)
 
 
 
職場の上司が
「子供を産むことは喜ばしいこと。働き始めてもぜひ2人目を考えて」
なんて言って採用してくれることがあったら、
どんなにかママは元気づけられ、楽しく仕事に向かい、笑顔で育児ができることでしょう。
 
そんなハッピーなママが増えれば、ママもより優しい気持ちになれるし、
パートナーも会社も結局はうまく回っていくような気がします。
 
 
やはり、単身赴任中や出張が多いパパの家庭では、2人育児は過酷を極めている様子。
(逆に言うと、パパが傍にいるご家庭でママを倒れさせてはいけませんよー!!)
 
そこは少しでも身近な友人や近所の人のママ同士、「お互い様」で助け合い、乗り切れたら良いですよね…!!
そうでないと、ママが倒れる・寝込んだケースが多発しています。
 
 
本当に、育児って1人だろうと2人だろうと3人だろうと、何にしても1人だけでは乗り切れないのです。
身近に守っていくのは勿論親ですが、子供は社会全体で育てていくものなんだなーと、しみじみ思います。
 
 
「子供が増えることを何の不安もなく検討しようと思える世の中」
になることが、きっと今よりも良い社会になっていることになるのかもしれませんね。
 
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助け合って頑張っていこうね。

負けるな、婚活女子!!戦略的婚活思考法

最近、友人によく婚活相談をされます、魚骨です。

私はデキ婚だったので、的確なアドバイスができるわけでもなくて差し出がましいのですが、暇な妊婦は自分の恋話ネタがないもんで、それに大ノリ。

友人妊婦も後輩の合コン服をプロデュースしたりしておりました。
人の恋路に首を突っ込みたがるのが妊婦の悲しきサガ。

 

そして東京タラレバ娘のドラマがスタートしたのも相まってアラサー婚活女子、阿鼻叫喚の大変な事態に陥っている模様。

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婚活中友人ちゃん、叫んでおりました。

 

焦っている婚活女子は基本迷走してます。

自分の好みがわからないし、自分はどんな人から好かれるかもわからないし、そもそも自分が結婚したいのかもわからない。

そんな定まってない状況なのに、世間の風潮及び周囲の圧力がそれを許さないのが現状。

「30過ぎてひとりってなんかヤバい」

「一生独身って人として何か欠陥がありそう」

とか思われちゃうんじゃないかって、わかる!わかるよ!!;ω;

 

何とかしないとタイムリミットが近づいているからどうにかしなきゃいけない!!
とりあえず行動しよう!!出会いアプリに登録して、合コンいこう!

 

確かにいろんなところにいっていろんな人に出会うってのも大事だと思います。

でもゴールが定まってないのに、どこに向かって走ってるのー!

まずは落ち着いて、自分を掘り下げることをオススメしたい…!

結局は自分が今後どう生きたいか、そこを考えずにがむしゃらに走っても迷子になるぞー戻ってこーい!

 

ちょいとコンサルをかじった左脳的なお話になりますが、私が婚活友人によく話す内容をまとめました。

とりあえずは落ち着いて、順序をおって考えることが大!切!

 

ーーー

 

1.ゴール設定

ゴール設定とは、結局は自分がどう生きたいか、どう生きたら幸せか、ここに向き合わんことには何も答えは出ないと思います。

結婚はゴールではないので、「ゴール設定=結婚」にしたら絶対ダメ!

自分がどう生きたいか、に結婚が最適解でないこともあると思うのです。

 

それでも結婚したい!となれば、何を求めて結婚するのかが明確になってきます。
これが結婚の目的です。

パートナーとの安らぎの生活を求めるとか、切磋琢磨してより成長を求める環境作りとか。
そうすると自分が求めるパートナー像(相手に求める条件)が自然と浮き彫りになります。

 

※ここでわぁー!!って大混乱してしまう人は、過去や今、自分が何をしてる時が一番幸せかを思い返してみるといいと思います。

夢を持て!とかそんなたいそうな話ではありません。あくまで日常の話。

 

 

2.ターゲット設定

なんとなくふわっと出てきた自分が求めるパートナー像をより具体的に落としていきます。
具体的にするために条件を洗い出して優先順位付けをします。

 

・条件を細かく出しすぎてはダメ

例えば「食べ方が汚い人はNG」って、それ以外が理想的でもそれでNGにするほどのことか?ってことを見極めた方がよいです。
条件が細ければ細いほど、それで足切りをしてしまい、チャンスを逃すことになります。
一回全部書き出して、その後それは枝葉のことなのか、譲れない太い幹のことなのか仕分けをするべし。

譲れない条件3つ!!くらいに確定できると、自分が楽です。
いろんな人に出会っても基準が明確なため、自分がぶれないで済みます。

 

・形容詞は逃げ

例えば一言に「優しい人」といっても沢山あります。
誰に対してどういう時にどういう心理でどういう行動をする人があなたにとって優しい人なのか、ここも掘り下げねばなりません。

 

・高飛車になっても、卑屈になってもダメ

相手に求める条件を上げるとキリがなくなる人がいます。
逆にどうせ自分なんか、と自信がないから誰でもいい、となっては絞りきれません。
自分が出した条件が妥当なのかは、「こういう人紹介して〜」と友人にポロリと話してみるといいかもしれません。
「そんな奴いねーよ!」って言われたら高飛車になってる証拠、「え?結局どういう人?」と聞き返されたら具体的に絞りきれてない証拠です。

 

※ここでわぁー!!って大混乱してしまう人はもう一度ゴール設定に戻りましょう。

どうしてもゴール設定がうまくできない人は、どんな人と一緒にいる時の自分が一番好きだったか、考えてみるのもありかもしれません。

それは自分が無理をせずに一番自分らしく幸せな状態であったと思います。そのお相手がどんな特徴を兼ね備えていたか、洗い出しを。

 

 

3.マーケティング

ターゲット設定した相手に対して、果たして自分は需要があるのか、どこへいったら出会えるのかを考えます。

 

・自分の需要がどこにあるか

この答えを出すために、東大卒コンサルパイセンが編み出した考え方をご紹介。

「自分が過去に好かれてきた人を思い出して、その特徴をカテゴリ分けする」のです。

「お調子者」とか「リーダー格」とか「本が好きな人」とかそんな感じでいいです。
3つくらいあげられると、これもなんとなく自分を好いてくれる人像が出来てきます。


※ここで大事なのが「自分が好きになった人」ではなく「自分を好きになってくれた人」です!
告白されてなくてもOK。結構ここはごっちゃになってしまうので冷静に。

 

・需要と供給のギャップがある場合

そのターゲットの需要に自分が当てはまるように自分を変えるか、ターゲットを変えるか、ここでまずは見極めです。

極論の例えば、麻布で合コンするような外資系企業戦士と結婚したいならば、そのような合コンに参加できる自分にならなきゃいけないわけです。サブカルが好きでパッツンボブでボーダーのシャツを着てても呼ばれないわけです。そのリュックをサマンサタバサに持ち変えて、白ワンピを着て髪を巻けるかどうか、今一度ご検討を。

それができないなら、ターゲットを変更した方が吉です。

 

ここは自分に対して客観性が求められるところなので友人に相談する方がベターです。

でも褒め合うだけの女子会はくそくらえです。えぐい現実を突きつけてくれる外部監査的役割を担ってくれる怖い友人を選びましょう。

同情と共感と慰めは失恋の時で十分!

 

 

4. もうにっちもさっちもわからんってなったら、コンサルに外注せよ!!

その役割が婚活サービスだと思うんです。

カンタンに答えが出ない問題であるからこそ、一人で悩むよりも客観的に手伝ってくれる人に金を出すのは全然いいと思うのです。

映画のような運命の恋になんぞ期待して待ってはいけない!!

 

ーーー

 

 と、ここまで偉そうに語ってきましたが、正直なところ、別にみんながみんな結婚しなくてもいいと思ってます。

去年まで、30歳住所不定無職独身金髪だった私なので、先の見えない不安さはよくわかるし、会社のおっさんに結婚しなよみたいなセクハラ受けたこともあるから、この結婚至上主義の世間のクソ圧力もようわかる…!

 

でも基本は ”自分がどう生きたいか” に尽きると思うのです!

私は自分の人生的に結婚した方がいいな、というタイミングでたまたまエイリアンが降臨したので勢いで結婚することができました(でもエイリアンがこなければ踏ん切りがつかなかった可能性もある)

でもそれまでのタイミングだったら、同じ条件でも結婚しなかったと思います。

だってやりたいことやりきってなかったから!

 

子供ほしいが一番にくるなら優先順位は変わってきますが、アラサー女子達は自信を持ってまずは自分のやりたいことをやりきっていただきたい!

世間のクソ圧力に負けて無理して結婚しても不幸になるだけよー!

そんなもんに負けずに人生楽しむんだー!!

超お手軽な結婚パーティーのやり方

今年の1月にデカッ腹の妊婦ではありますが、結婚パーティーをしました、魚骨です。

 

私は大学時代に結婚式場でバイトをしており、毎週末何件もの結婚式を見ているうちに、結婚式への憧れというものがほぼなくなりまして。

夫もそんなに結婚式に興味なく、両家の親も「やりたくなきゃやらなくていいわよ」スタンスだったため、全く何もやらないつもりだったのですが、

敬愛する先輩が

みんなが自分のために集まってくれる時なんて、もう結婚式か葬式しかないよ?

と言ってくれたため、友人だけ呼んでささやかな1.5次会的なパーティーをやりました。

しかもインドカレー屋でw(地元の広い会場がそこしかなかった)

 

結論としては、やってよかったです!!

 

私たちが東京から愛媛に引っ越して、なかなか東京の友人達と会うチャンスがないってのもありますが、
自分たちの大事な人たちがこぞって集まってくれるということは、たいそうプレシャスな空間と時間でありました。

特に話には上がるけど、お互いに会ったことのない友人や仕事関係の人に会うチャンスはこの時くらいしかないのではないでしょうか。

 

結婚式やるかやらないかで迷われてる方がいたらこんな方法もあるよってことで、
私たちが行った超カンタンでものすごく手軽な結婚パーティーの方法をご紹介します。

 

 

基本は二次会業者に任せる

これに尽きます。

私たちは遠方に住んでいたので、業者とは打ち合わせ一回、衣装合わせ一回、その後メールと電話でやりとりという感じでした。

レストランなどの会場を自分で決める必要はありますが、こだわらなければ二次会業者さんに紹介してもらったとこに適当に決めるのもあり。

招待状も業者さんが、参加可否をきくWEBページを作ってくれるので、そのURLをゲストに送ればOK。自動でゲストリストが作成されます。

 

当日は司会者さんを用意してくれて、流されるがままに乾杯~ケーキカット~ゲームと進めてくれるので、一通りの結婚パーティーっぽいことができます。

 

 

予算は持ち出しゼロも可能

やはり結婚式をちゃんとやるとなったらそれなりにかかりますが、会費制の結婚パーティーならほぼ持ち出しなしでもできます。

私たちはゲストの会費を安くしたかったのと、景品やらプチギフトを用意したので、ちょいと足が出ましたが、それでも普通に結婚式やるに比べたら天と地の差の金額です。

 

 

衣装はレンタル

衣装は二次会業者傘下のレンタルドレス屋でレンタルしました。

今だともはやレンタルよりも安いドレスもネットで売ってるのですが、所有しても後が大変、処分するのも大変ってことで、やはりレンタルがお手頃かなという感想です。

着付けも自分たちなので、そこだけ手惑いますが、前日に送られてくるので練習すればOK。

終わったら会場で脱いで翌日宅配業者が取りに来てくれるので楽チンでした。

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実はドレスの下は、腹巻とマタニティレギンスだった妊婦花嫁。
冷えは大敵ですから!(履けるストッキングがなかっただけ)

 

 

小物はメルカリで調達

どうせこれっきりしか使わない、ブーケ、ブートニア、花冠はセットでメルカリで調達しました。意外とこういうもの小物はレンタルだと高い。

終わった後、ちょっと値引いて売りに出したら、即売れて無事次の花嫁の元に旅立っていきました。

購入したというより実質レンタルした感じ。これぞシェアリングエコノミー!

 

 

制作物はこだわりがある方が担当、なければ業者任せ

うちは夫が、音楽とプロフィールムービーにこだわりがあったので任せました。

音楽は選んだものをiPodでプレイリスト作るだけだし、
ムービーはそこまでこだわりがなければ、iMovieに適当に写真を突っ込めばいい感じにiMovieさんが仕上げてくれます。Appleさまさま!

私は 新郎新婦クイズのスライドを作ったりとか、景品を調達したりとか。
あと
ウエルカムボードも100均のフォトフレームとミニイーゼルを購入し、適当に中身を描いて完成。

どれもこれもこだわりがなければ、全部業者任せにすることもできます。

 

 

景品はMOKUROKU戦法

景品は軽いものだけ現物を準備。

私たちが愛媛在住ってことで「みかん10kg」とか「愛媛地酒」も景品にしたのですが、かわいい封筒と便箋を用意してMOKUROKUと書いて渡すだけ。

後日、当たった人に住所を教えてもらって配送しました。持ち込みする手間も、ゲストが持ち帰る重さも軽減です◎

 

 

近場の居酒屋でいいので二次会はやった方がいい

ほんとに主役は次々来てくれるゲストと話して、写真を撮って、ワァーってしてる間に一瞬にして終わってしまいました。

なので、記憶にあってガッツリ楽しめたのは二次会であります。ちょっと人数が絞られて程よい感じに、近場の居酒屋で。

違うコミュニティのゲスト同士が仲良くなれるのも二次会の醍醐味です。

 

ーーー

 

こだわればキリがない結婚式ですが、人生で(おそらく)一回キリのことなので、迷っている人はこのくらい手軽にやってみるのもありかと思います。

特に妊婦花嫁さんは出産準備もあるし、ホルモンバランス崩れてイライラもするし、もうこだわらずにちゃちゃっと簡単にやっちゃえ!

それでも思い出はプライスレスです^ω^

 

でもこんなカンタンなパーティー準備でも夫とケンカはしました。

準備のケンカで、お互いの譲りどころ、さじ加減がつかめるってのはありますが、それでも普通に式・披露宴をやるカップルはどんだけ大変なことか。。偉いよ、ほんと尊敬します;ω;

 

今回私たちは家族・親戚は呼ばなかったのですが、家族・親族向けにやる意義も十分あると思います。

じゃないとお互いの親戚に紹介するチャンスがない!!

うちは親戚向けの結婚式をやらなかったために、後日、親戚ご挨拶巡りツアーを実施し、これが意外と大変でありました。

結婚式はお互いの親戚に紹介するって意味もあるんですね。教訓。

 

ちなみに情熱があれば弊社代表高橋みたいにこんなステキなパーティーをすることもできます。

http://zexy.net/contents/wedding/wonderful/case/2016_05.html

これはほんとにステキ!!ご参考あれ!