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decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

「どうして緑色のアボカドを買ったの?」 子供の「なんで」から、自分の「当たり前」を疑ってみる。

こんにちは!

ハチです。

 

「どうしてすごい雨なの~?」

「なんで○○ちゃんは跳び箱が上手なの~?」

「なんでこのトマト酸っぱいの~?」

「なんで今日はパパお仕事なの~?」

「どうしてお金って触っちゃいけないの~?」

「なんでお家でお仕事するの~?」

 

最近、4歳の娘の「なんで?なんで?」攻撃が止まりません。

ずーっとこんな調子です(笑)

 

それもこれも、何でも興味関心を持つお年頃!

成長の証ですね。

似たような立場のパパ、ママも多いのではないでしょうか。

 

その一つ一つ疑問をただ聞き流すのではなく、なるべくしっかり向き合って答えてあげたり、一緒に調べてあげるたりすることが大切だと、よく言いますよね。

 

そうは言うものの、バタバタと忙しくしている時、他の人や兄弟と話している時、手が離せない時、大事な考え事をしている時は、正直向き合ってあげることが難しくなります。

 

夏休み明けでお疲れの娘は、そんな母の反応を瞬時に察し、

 

「ママ、なんでお話聞いてくれないの~!!」

 

と泣くこともしばしば・・・。

 

時間がかかりそうな質問に答えるときは腹をくくるか、「後でちゃんと話そうね」と約束をするか、このどちらかを選択しなければならないと痛感してます。

 

 

そんな先日、アボカドを二つ買ってきました。

 

一つは熟している、今日食べるもの。

もう一つは、3~4日後に食べようと思って買った、青いもの。

 

 

キッチンに立つ私がアボカドの皮を剥いていると、娘が言いました。

 

 

「アボカドの皮って、すっごく茶色いんだねー!」

 

「うん、そうだねー! 皮が茶色いアボカドは、柔らかくて美味しいんだよ。」

 

 

そう答えると、娘が言いました。

 

 

「じゃあ、ママはもう一つ、緑色のアボカド買っちゃったね!! ママ、間違いだね~!!」

 

「えーっとね、間違いじゃないんだよ~! 何日がするとね、緑色のアボカドは、茶色くなるの。」

 

「??? なんで~?」

 

 

ここで私は腹をくくりました。

汚れた手を洗い、エプロンを取って、緑色のアボカドを手に持って、娘の隣に座りました。

 

 

「今、これは緑色だよね。 ここに、目印のシールを貼っておこう。 毎日少しずつ茶色くなっていくから、見ていこうね。」

 

 

その日から毎日、彼女は朝起きると同時にキッチンの隅っこに置いたアボカドを真っ先に観察するようになりました。

2日後くらいには明らかに茶色がかってきて、娘も興奮気味です。

 

娘の通う習い事で会った他のママたちに、

「あのね!!今おうちのアボカドにね、シール貼ってね、緑だったんだけどね、茶色くなったんだよ!」

と報告。

 

ママたちが「???」だったので、私が解説をしました(笑)

 

 

そんな娘のアボカドライフ、今日で5日目。

熟しすぎました!

それも勉強なので、娘と一緒にアボカドの皮を剥いてみようと思います。

きっと柔らかすぎてびっくりするでしょうね!

 

「なんでこんなに柔らかいの~?」

と、更に聞かれそうです・・・(笑)

近々、植物図鑑も買おうと思いました。

 

 

たかがアボカド、されどアボカド。

今回、正確には、私はアボカドが熟す原因やメカニズムを答えているわけではありません。

 

でも、「どうなるのか」を身をもって感じてもらえば、彼女なりに理由の欠片を実感できるのではないかと思いました。

4歳の子供にとっては、「真剣に向き合ってくれた、という感覚」が何より大切な事かもしれません。

 

 

 

私にとっても、いつも「当たり前」で見過ごしている事や、当然のようにやり過ごしている行動も、きっと疑問に思うことで新たな発見があるんだな、とも考えさせられました。

 

「当たり前」を疑ってみると、今まで見過ごしていた人の想いや気遣いが見えて感謝が産まれたり、自分ができていなかった事や気づいていなかった事が見えてきたり、時には何かヒントが浮かんで来たりすることもありますよね。

 

 

人の心にも様々な「当たり前」があって、それを正解だと信じこむあまりに人とぶつかってしまうこともあるかもしれません。

その「当たり前」はどこから来たのだろう。

ちょっと面倒ですが、相手の心の中にある当たり前を知ろうとすることで、前向きな関係を築けることもあるかもしれません。

 

職場もそうですし、夫婦間でもそうですよね。

 

なぜ妻は、なぜ夫は、なぜ子供は、そういう行動をとるんだろう。

なぜいつもそう言うんだろう。

理解しがたい相手の「当たり前」も、考えてみると意外と面白いかもしれません。

 

4歳の娘と一緒で、当たり前を飛び越えて「真剣に向き合ってくれた、という感覚」が持てることがどんな人間関係においても大事なことなのかもしれませんね。

 

 

周りを見渡してみても、見えてくることがたくさんあります。

 

なぜいつも会社のトイレが綺麗なんだろう。

自分の働く環境が整えられていることも当たり前ではないはず。

もっと言うと、電気もガスも水も、本当は限りがあることを忘れがちですよね。

子供の誕生も、自分が生きていることも当たり前ではないからこそ、感謝することを忘れないようにしたいものです。

 

 

あなたの「当たり前」は、何ですか?