こんにちは、魚骨です。
究極のディーセントワーク、「旅をしながら働く」スタイルをご紹介したいと思います。
結論からいいますと、私はうまくいきませんでした!!
というわけで今回は教訓です。旅ワークに憧れてる皆さんはこれらを心得て旅に出てください。
教訓① インターネットがちゃんと繋がる国へ行こう
私はWEB系のお仕事をいただいてやっているのですが、大前提としてネットが繋がらなきゃ何もできないわけです。
最近では途上国でもだいぶネットができる地域が増えてきました。
その国のSIMを購入しスマホに挿し込み、PCにテザリングすることも可能です。
だがしかし!重いファイルをやりとりしたりだとか、大きい画像を表示させるとか、そんなことは話は別!!
とりあえず途上国系の国々はかなり厳しいです。
最近では南米を旅したのですが、南米の「wifiあるよ」マークは兎角あてにならない。ギリギリテキストが表示できるレベル。あとついでに南米の「Hot showerあるよ」もあてにならない。
私の南米旅路で、ファイルのやりとりができそうなまともなネットに出会えたのはチリの首都、メキシコのカンクンといった都会のみ。
南米旅ワークの結果は、チリの首都から砂漠に入った瞬間に終了。
その時仕事をくれてた元上司に、砂漠の宿の主人から借りた携帯で送った「ネット通じず仕事できません。。」の一言だけダイイングメッセージを残し、その後2ヶ月消息不明となりました。
ちなみに社会主義国家キューバでネットが使えるのは、政府が認定した公共の公園や超高級ホテルのみ。
さらにネットを使う為のプリペイドカードを買う為に通信会社に2時間ほど並んでやっと公園でよぼよぼのネットが使えます。キューバでネットを頼りにするなかれ。
【結論】
仕事しようと思ったら秘境的なところにいっちゃダメ。
教訓② 治安の良いところで仕事をしよう
ジャマイカで財布強奪、フィリピンで昏睡強盗にあったことのある魚骨です。
PCもしくはスマホを持ったちっこいアジア人なんて、完全に鴨ネギ。
おしゃれにカフェでPC開こうもんなら、鴨ネギが鍋になって提供してるようなもんです。
スタバで席にPC置いてトイレに行けるのは日本だけ!!
マリファナくさい安宿のドミトリーなんぞ同部屋の人ですらむやみに信用してはいけません。バックパックごと持ち去られる可能性があるので、バックパックをベッド等の動かないものにワイヤーロックして眠ります。
一見、そこそこいいホテルでも貧困国では従業員に盗られることもあります。
持ち歩くだけでも、やっぱ見せびらかしちゃいけませんね。
結局、安心してPCが広げられるそこそこのホテルの個室だけです。
ちなみに人気窃盗品はApple製品です。やはり。
【結論】
商売道具を盗られたくなければ、セキュリティのちゃんとした三ッ星ホテル以上に泊まろう。
教訓③ ゆるい国民性のところは危険…!
何が危険かって、、働く気なくなるよね!!
旅ワークではありませんが、オーストラリア近くの南国、フィジーでホームステイしながら英語学校に通うことした魚骨。
登校二日目に大寝坊。リビングにいるフィジーママに「大変!寝坊しちゃった!!」と大慌てで叫ぶと、
フィジーママ「Don’t worry, it’s Fiji time~♪(心配しないで、これがフィジータイムよ♪)」
これはカルチャーショックです。遅刻しちゃダメなんて日本だけの価値観。のんびり人生を楽しむことこそフィジー。郷に入れば郷に従え。
ということでママとのんびり朝食を楽しみ、午後から登校。
三日目は時間通りバスに乗るも、乗るバスを間違えて_、すっかりやる気なくなり海に直行。結局、次に学校に行ったのは卒業式の日なのでした。
これは学校でしたが、間違いなくフィジーで仕事しろと言われても無理でしょう。
比較的治安のいいフィジーで外で仕事しようもんなら、その辺のフィジー人が話しかけてきて仕事にならないこと間違いなしです。何より南国の晴れた日中に仕事するなんて…なんのために生きているのか!
夜に部屋に篭ろうとしても、星を見せてやる、パーティーにいこうと誘われるでしょう。(フィジーは南十字星が見えます)
【結論】
働くなら働き者の国で☆
【まとめ】
これらをまとめますと、旅ワークは
「働き者の、治安のいい、先進国でしろ」
え、それって日本じゃない…?
というのはおいておいて、
魚骨が唯一まともに旅ワークができた国はシンガポールです。
日本に近しい感じですね。
やっぱ旅してる時は旅を存分に楽しみたいよねー!という信念の私は旅ワークほぼ失敗しました。PCすら開くのも億劫になり、旅のブログすらつけられませんでした。
でも世の中にはそれでも旅ワークを続けてる方がいらっしゃるので、きっと真面目な方なら旅ワークできることでしょう!
さぁ、今こそPC一台持って、旅に出ましょう!!(働き者の治安のいい先進国で!)
キングオブ仕事にならない国は圧倒的にジャマイカ。