最近、友人によく婚活相談をされます、魚骨です。
私はデキ婚だったので、的確なアドバイスができるわけでもなくて差し出がましいのですが、暇な妊婦は自分の恋話ネタがないもんで、それに大ノリ。
友人妊婦も後輩の合コン服をプロデュースしたりしておりました。
人の恋路に首を突っ込みたがるのが妊婦の悲しきサガ。
そして東京タラレバ娘のドラマがスタートしたのも相まってアラサー婚活女子、阿鼻叫喚の大変な事態に陥っている模様。
婚活中友人ちゃん、叫んでおりました。
焦っている婚活女子は基本迷走してます。
自分の好みがわからないし、自分はどんな人から好かれるかもわからないし、そもそも自分が結婚したいのかもわからない。
そんな定まってない状況なのに、世間の風潮及び周囲の圧力がそれを許さないのが現状。
「30過ぎてひとりってなんかヤバい」
「一生独身って人として何か欠陥がありそう」
とか思われちゃうんじゃないかって、わかる!わかるよ!!;ω;
何とかしないとタイムリミットが近づいているからどうにかしなきゃいけない!!
とりあえず行動しよう!!出会いアプリに登録して、合コンいこう!
確かにいろんなところにいっていろんな人に出会うってのも大事だと思います。
でもゴールが定まってないのに、どこに向かって走ってるのー!
まずは落ち着いて、自分を掘り下げることをオススメしたい…!
結局は自分が今後どう生きたいか、そこを考えずにがむしゃらに走っても迷子になるぞー戻ってこーい!
ちょいとコンサルをかじった左脳的なお話になりますが、私が婚活友人によく話す内容をまとめました。
とりあえずは落ち着いて、順序をおって考えることが大!切!
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1.ゴール設定
ゴール設定とは、結局は自分がどう生きたいか、どう生きたら幸せか、ここに向き合わんことには何も答えは出ないと思います。
結婚はゴールではないので、「ゴール設定=結婚」にしたら絶対ダメ!
自分がどう生きたいか、に結婚が最適解でないこともあると思うのです。
それでも結婚したい!となれば、何を求めて結婚するのかが明確になってきます。
これが結婚の目的です。
パートナーとの安らぎの生活を求めるとか、切磋琢磨してより成長を求める環境作りとか。
そうすると自分が求めるパートナー像(相手に求める条件)が自然と浮き彫りになります。
※ここでわぁー!!って大混乱してしまう人は、過去や今、自分が何をしてる時が一番幸せかを思い返してみるといいと思います。
夢を持て!とかそんなたいそうな話ではありません。あくまで日常の話。
2.ターゲット設定
なんとなくふわっと出てきた自分が求めるパートナー像をより具体的に落としていきます。
具体的にするために条件を洗い出して優先順位付けをします。
・条件を細かく出しすぎてはダメ
例えば「食べ方が汚い人はNG」って、それ以外が理想的でもそれでNGにするほどのことか?ってことを見極めた方がよいです。
条件が細ければ細いほど、それで足切りをしてしまい、チャンスを逃すことになります。
一回全部書き出して、その後それは枝葉のことなのか、譲れない太い幹のことなのか仕分けをするべし。
譲れない条件3つ!!くらいに確定できると、自分が楽です。
いろんな人に出会っても基準が明確なため、自分がぶれないで済みます。
・形容詞は逃げ
例えば一言に「優しい人」といっても沢山あります。
誰に対してどういう時にどういう心理でどういう行動をする人があなたにとって優しい人なのか、ここも掘り下げねばなりません。
・高飛車になっても、卑屈になってもダメ
相手に求める条件を上げるとキリがなくなる人がいます。
逆にどうせ自分なんか、と自信がないから誰でもいい、となっては絞りきれません。
自分が出した条件が妥当なのかは、「こういう人紹介して〜」と友人にポロリと話してみるといいかもしれません。
「そんな奴いねーよ!」って言われたら高飛車になってる証拠、「え?結局どういう人?」と聞き返されたら具体的に絞りきれてない証拠です。
※ここでわぁー!!って大混乱してしまう人はもう一度ゴール設定に戻りましょう。
どうしてもゴール設定がうまくできない人は、どんな人と一緒にいる時の自分が一番好きだったか、考えてみるのもありかもしれません。
それは自分が無理をせずに一番自分らしく幸せな状態であったと思います。そのお相手がどんな特徴を兼ね備えていたか、洗い出しを。
3.マーケティング
ターゲット設定した相手に対して、果たして自分は需要があるのか、どこへいったら出会えるのかを考えます。
・自分の需要がどこにあるか
この答えを出すために、東大卒コンサルパイセンが編み出した考え方をご紹介。
「自分が過去に好かれてきた人を思い出して、その特徴をカテゴリ分けする」のです。
「お調子者」とか「リーダー格」とか「本が好きな人」とかそんな感じでいいです。
3つくらいあげられると、これもなんとなく自分を好いてくれる人像が出来てきます。
※ここで大事なのが「自分が好きになった人」ではなく「自分を好きになってくれた人」です!
告白されてなくてもOK。結構ここはごっちゃになってしまうので冷静に。
・需要と供給のギャップがある場合
そのターゲットの需要に自分が当てはまるように自分を変えるか、ターゲットを変えるか、ここでまずは見極めです。
極論の例えば、麻布で合コンするような外資系企業戦士と結婚したいならば、そのような合コンに参加できる自分にならなきゃいけないわけです。サブカルが好きでパッツンボブでボーダーのシャツを着てても呼ばれないわけです。そのリュックをサマンサタバサに持ち変えて、白ワンピを着て髪を巻けるかどうか、今一度ご検討を。
それができないなら、ターゲットを変更した方が吉です。
ここは自分に対して客観性が求められるところなので友人に相談する方がベターです。
でも褒め合うだけの女子会はくそくらえです。えぐい現実を突きつけてくれる外部監査的役割を担ってくれる怖い友人を選びましょう。
同情と共感と慰めは失恋の時で十分!
4. もうにっちもさっちもわからんってなったら、コンサルに外注せよ!!
その役割が婚活サービスだと思うんです。
カンタンに答えが出ない問題であるからこそ、一人で悩むよりも客観的に手伝ってくれる人に金を出すのは全然いいと思うのです。
映画のような運命の恋になんぞ期待して待ってはいけない!!
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と、ここまで偉そうに語ってきましたが、正直なところ、別にみんながみんな結婚しなくてもいいと思ってます。
去年まで、30歳住所不定無職独身金髪だった私なので、先の見えない不安さはよくわかるし、会社のおっさんに結婚しなよみたいなセクハラ受けたこともあるから、この結婚至上主義の世間のクソ圧力もようわかる…!
でも基本は ”自分がどう生きたいか” に尽きると思うのです!
私は自分の人生的に結婚した方がいいな、というタイミングでたまたまエイリアンが降臨したので勢いで結婚することができました(でもエイリアンがこなければ踏ん切りがつかなかった可能性もある)
でもそれまでのタイミングだったら、同じ条件でも結婚しなかったと思います。
だってやりたいことやりきってなかったから!
子供ほしいが一番にくるなら優先順位は変わってきますが、アラサー女子達は自信を持ってまずは自分のやりたいことをやりきっていただきたい!
世間のクソ圧力に負けて無理して結婚しても不幸になるだけよー!
そんなもんに負けずに人生楽しむんだー!!