こんにちは!
並んで歩く娘が、私の白シャツの裾で口の周りを拭いていたことに衝撃を受けたハチです。
そんな5歳の娘も、来年の4月から小学1年生。
ついこの間までバブバブ言っていたのに…
ついこの間までヨチヨチ歩いていたのに…
ついこの間までイヤイヤ騒いでいたのに…
親にとって、衝撃的な早さです。
というわけで、そろそろランドセルを買う時期に差し掛かかった我が家。
友人たちと比較検討し始めました。
見れば見るほど、わかりません…。
最近は種類が多すぎて、親も子どもも迷いますね!
困ってしまいました。
ランドセルが指定の私立小学校では問答無用ですが、その方が迷う必要がなく有難いかもしれません。
そんな折、エンジニアをしている友人とのランチ中、
「去年、人気のランドセルメーカーのサイトが落ちたらしいね。業界でも噂になってたよー」
との言葉。
そうそう、去年の初夏のこと。
某人気老舗ランドセルメーカーのサイトは予約解禁日に全国から注文が殺到し、数時間もアクセスできなかったとか。
正常に機能するまで数日かかったという話も聞きました。
こちらが去年のニュース。
どうやら去年はサーバーダウンにより、更に店舗に人が殺到し炎天下で何時間待ちの混雑だったようですね。
さて、今年はどうなるのでしょう…。
◆人気ランドセルメーカーとエンジニアとのホットな関係
しかしながら、「エンジニアあるある」ではこういう話も。
障害起きると、オールスター集合みたいにホワイトボードの前に集まって、時系列書いたりしますよね。そして大抵夜中まで対応するからみんなテンションがおかしい(笑)不謹慎ですが、システムエンジニアは障害対応をすると成長するみたいなことがあります。
「わかる!!」という声が聞こえて来るものなのでしょうか!?
歓迎したくないけれども、起きてしまったら仕方がない。
新人さんたちにとってはより知識や経験を深め、成長できるチャンスにもなるんですね。
親たちはランドセルのことしか考えていませんが、
その陰では実はこのような涙ぐましいエンジニアさんたちの仕事ぶりがあるのです。
「システム屋だからこそ、人気ランドセルを無事に買うことができた」
などという心強いパパのブログも拝見したほど。
そして、ランドセルメーカー自体でも優秀なエンジニアを欲しているというのは、こういう背景もあるのですね。
意外にもランドセルにとって身近な、エンジニア事情でした。
◆そして、今年のランドセル戦争はいかに?
昨年はトラブルに見舞われた、大人気の老舗ランドセルメーカーさん。
今年はサーバーを強化し、ランドセルの種類によってネット上の発売開始日をずらすとのこと。
そしてお店に先駆けてWEBサイトでご注文を開始することで、販売開始直後のお店の混雑緩和を図るようです。
また、WEBにて最初に販売オープンする代わりに、「ランドセルを見たり背負ったりできる先行展示期間」を長めに設けたのも工夫の一つ。
WEB販売の数日後に店舗販売をオープンするのだとか。
考えられていますね!!
おそらく、去年よりは進化したであろう、人気老舗ランドセルメーカーのWEBサイト。
期待して、パソコン前で待機してみましょうか。
職人さんが一生懸命作り、
システムをエンジニアさんたちが支え、
無事に子供たちの手元に届くよう更にまた様々なスタッフが尽力してくれるからこそ。
そう考えると、手に取るランドセルの重みもまた、違ってくるでしょうか。
有難さもまた、ひとしおですね。
◆ランドセルは6年間でお役目終了?使い道は?
子どもたちと6年間、泣いたり笑ったり喧嘩したり、苦楽を共にしたランドセル。
使われなくなったランドセルはどうするのでしょうか?
「大切にとっておきたい」という声もわかります。
リメイクでキーホルダーにするというのも増えているようで、可愛いですよね。
どうにかして取っておきたくなるのは、子どもよりも、
むしろ子どもが新1年生の時を思い出す親の方かもしれません(笑)
一方で、「寄付」という道もあります。
もう間もなく締め切りですが、例えばこちら。
(毎年開催されると思います。)
ジョイセフ
「想い出のランドセルギフト」
想い出のランドセルギフトとは、使われなくなったランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる活動です。子どもたちが学校で学び、読み書きができるようになることで、自分や家族の健康を守る知識や情報を身につけられるようになることを目指しています。
「12、13歳で結婚する女の子たち。妊娠・出産の環境は・・・」
アフガニスタンでは女の子たちは十分に教育を受けられないまま、12~13歳で結婚し、出産を始めることが少なくありません。母体が十分に発達しないままの妊娠・出産は、妊産婦死亡、新生児死亡の危険と直結しています。また文字の読めない妊産婦は、保健や衛生の知識や情報を印刷物から得て理解することができず、妊娠・出産・育児における適切な手当てができない状況にあります。夫や姑などの家族が、妊産婦が情報を得ることに対して協力的ではないことが多いことも問題です。
(「国際協力NGOジョイセフ(公益財団法人)」HPより引用)
サイトの本文にもありますが、
「読み書きができることは、赤ちゃんを安全に産み育て、自分と家族の健康を守ること」に繋がります。
★寄付の方法
寄贈するランドセルを用意し、海外輸送経費の1800円を振り込み、指定倉庫へランドセルを送るだけでOK。
思い出深いランドセルではありますが、使われなくなったランドセルがこうして誰かの役に立つのならば、素晴らしいことですよね。
また、こうやって引き継いでも簡単には崩れない、日本のランドセルメーカーの質の高さ!!
誇りですね。
上記「ジョイセフ」への寄付を目的に、企業の取り組みもあります。
「ブランド売るなら…」というフレーズで有名ですが、ランドセルもこのように回収し、寄付をする取り組みをしています。
子どもたちの「ランドセル」。
6年間、子どもたちの学びや友情の場を見守り、
健やかに育ってくれるよう、力強く暖かいパートナーであって欲しいです。
そしてその後もずっとずっと、少しでも長く、「子供たちに背負われる道」があるのならば、更に幸せなことかもしれませんね。
既に大人になった「あなた」が背負ったランドセルも、もし仕舞われていたら、再利用を考えてみるのはいかがですか。