decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

記念日を侮るなかれ。家庭と社会における「記念日マーケティング」に注目してみる。

こんにちは!
最近、結婚7年目を迎えたハチです。
 
7年目…
 
だからと言って特別なことをするわけでもなく、
何か互いにプレゼントをするわけでもなく、
忙殺されるように日が過ぎ去っていきました... 笑
 
5月は私の誕生日と母の日、
6月は夫の誕生日と父の日、
と、イベントが続きます。
 
その間にひっそりとある結婚記念日。
 
そりゃあ忘れます!!
もっとわかりやすい日にすれば良かったネ!!
 
周りのママたちに、
 
「結婚記念日どうしてる?」
 
聞いてみました。
 
 
●特別ランチやディナー
 
普段は利用しないレストランやホテル、ディズニーなどで特別な食事をする。
夫婦でゆっくりと食事をする機会も、なかなかないですよね。
結婚して年月が経つほど少なくなっていくものです。
 
食事の際は互いにスマートフォンを一度バッグにしまって、じっくりと話をしてみるのは何より貴重な時間かもしれませんね。
 
 
●花のプレゼント
 
妻が大好きな花の花束をプレゼントしてもらう、というケースでは、
「ひまわり」や「バラ」の意見が多かったですね!
花は買い置きができないからこそ、「その日」を意識してくれた気持ちがより伝わりやすいかもしれません。
 
女性は幾つになっても、花をもらうことは嬉しいのだと思います。
 
 
●ケーキ
 
妻が結婚記念日ということを理由にケーキを買うという場合も多いですね!!
私もその一人ですが…笑
 
女性は大体甘いものが好きですよね。
取引先への贈り物より、妻への贈り物としてデパ地下を眺められたら、それはもう立派な愛妻家です!!
 
 
●夫の手作り料理
 
料理上手な男子も増えている昨今ですが、
私の周りの夫たちは一様にして料理は苦手です。
私の夫もしかり。
 
一度頑張って作ってくれたことがあるのですが、
夫自身が大好きなカルボナーラという難易度の高いものを突然作ったがために、
「卵そぼろパスタ」になりました。(←卵の黄身に火が通りすぎてこうなる。)
 
まあ、とりあえず得意ではなくても失敗しても、
頑張って作ってくれる行為が嬉しいですよね!!
諦めないでチャレンジしてほしいです。
(そして上手くなってほしいです。)
妻が体調不良でバタンと倒れた時に、チャチャっと子供のお弁当作れるくらいできたら、最高!!
 
 
●小旅行、トレッキングなどアウトドア
 
キャンプ好きな夫婦はアウトドア派でした。
一緒にハイキングしたり、富士山など登山をしたり。
無心に歩いていると自然と手を貸し合うことも多いですし、
達成感も得られて何より気持ちが良いかもしれません。
海が好きな夫婦ではドライブするというケースも。
 
慣れない夫婦でチャレンジするにはかえって喧嘩が増えそうですが(笑)
こういうことが自然にできる夫婦は、歳が幾つになっても楽しく過ごしていけそうですね!!
 
 
●リラックスしたい
 
マッサージやエステなど、ご褒美感覚のリラックス体験をしたい妻も多いようです。
もはや、「夫婦」の結婚記念日とは離れていっているような気がしますが(笑)
 
近年では夫婦のプランもあるので、夫婦揃ってマッサージに行くのも良いかもしれません。
ジムの珍しいプランやヨガなどのゆったりスポーツを夫婦そろって体験するのも貴重プランですね。
これを機に身体のメンテナンスや人間ドッグなどもアリなのかも…
 
 
●後に残るプレゼント
 
ネックレスや指輪、手紙まで、
これは様々。
夫婦の数だけ、夫婦それぞれの幸せの形がありますよね。
 
優劣でもなく、夫婦が仲良くやっていることが一番。
しかし逆説的ですが、仲良くやれるために「結婚記念日」を大事に考えてみるのも一案ですね(笑)
 
 
【結論】
 
とにかく。
少し特別なことなら、何でも良いんですよね!!
「記念日」に託(かこつ)けて、普段できないことを、やりたいんですよね。
 
 
そんな、妻たちの本音は…
 
夫にプランを考えてほしい。
 
という声が多数。
 
(また、その考えてくれる姿勢が嬉しい。)
※しかし、結局何もしなかったら何も考えてなかったことと同じになるので、ご注意ください。
 
とりあえず豪勢なことは良いから、
お互いに日頃の感謝を込め、手始めに結婚記念日に手紙でも書いてみたらどうでしょうか。
花やケーキは消えてしまうけれど、消えてしまわない想いを形に残せることはとても嬉しいですよね。
 
私も今更ながら手紙でも書いてみましょうか。
小言ばかりにならないように気を付けます。
 
 
◆「記念日マーケティング」とは
 
さて、夫婦の記念日ということで、「結婚記念日」に気を取られていましたが、
昨今では消費促進のための「記念日マーケティングというものが増えています。
 
記念日マーケティングを行うメリットは?
 
企業独自の記念日を設定する、すでにある記念日に合わせたキャンペーンを実施するなど、記念日を活用したマーケティングを行っている企業は多数存在します。
記念日マーケティングというと、グリコが実施している「ポッキー&プリッツの日」のようにマスメディアを大々的に活用するイメージがあるかもしれません。
ただソーシャルメディアが普及した今は、オリジナリティの高い企画を打ち出せば拡散が生まれる可能性があります。
 
とはいえ、記念日マーケティングは今に始まったことではありません。
江戸時代に旬を過ぎた鰻を売るために平賀源内が生み出したと言われている「土用の丑の日」も記念日マーケティングの一環です。
 
ポッキー&プリッツの日」や「土用の丑の日」のように、特にBtoCで単価がそれほど高くない商材を対象にした記念日を制定することで、自然と消費を促せる可能性があります。
 
拡散を生み出すためには記念日のオリジナリティや企画力が肝となります。
 

 

 なるほど。

 
確かに、ハロウィンもバレンタインデーもホワイトデーも、
私が子供の頃よりも圧倒的にイベント色が強くなりました。
 
最近では「プレミアムフライデー」というものが騒がれましたよね。
 
個人的には「ポッキー&プリッツの日」以外はどうも頭に入ってこないのですが、
どの記念日にも、企業の熱心なマーケティング戦略の様子が垣間見れます。
 
うまく浸透すれば、広告を打つよりも安価に商品も売れますよね!!
 
 
そんな「記念日マーケティング」。
 
サイト内にもありましたが、
記念日は、日本記念日協会に申請して審査を通過すれば制定できるとのこと!!
 
そんなに簡単なのでしょうか??
 
そして記念日協会のホームページ…
面白いです(笑)
 
 
なんだこの記念日!!
1人突っ込みたくなります。
 
本当に、誰でも気軽に申請ができるようで、「申請書」のダウンロードも可能です!
 
しかし、どうやら、やはり申請には審査会における審査が必要のようです。
審査が通り晴れて「合格」となった場合は、
記念日登録料が1件10万円(税別)かかるのだとか。
 
さすがに個人的な結婚記念日は、そう易々と申請はできませんね(笑)
 
何かインパクトのある、良い記念日の案はないでしょうか?
考えてみるのも面白いですね。
 
これからも「記念日マーケティング」、ますます注目度大です。
同様に、個人的には家庭における「記念日」にも進化を求めていきたいと思います!!