decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

子育ては修行〜ウンコがかわいくなってから一人前〜

※今回のお話はかわいいウンコのお話です。お食事中の方はお食事を終えてからをオススメします。

 

言ってたんです、二児の母の先輩が。
「我が子ならウンコすらかわいい」って。

 

その当時、まだ新生児育児だった私は、我が子は超絶かわいいけどさすがにウンコまではかわいいと思っていませんでした。

 

なんつったって新生児期のウンコは頻回です。
どうやら腸に溜めるという機能がまだ未発達らしいので、オムツ替える度にウンコしてます。
オムツとおしりふきの消耗が早いこと早いこと。
1日10回くらいウンコの処理をしていた時もありました。

 

そんでもって母乳だと、ウンコがほぼ液体です。
これがまた厄介。
飛ぶんです、ウンコが。オムツ変えてる最中に。
私の足の上に。真新しいオムツの上に。床に。なんなら絨毯に。

以前書いた通り、新生児期なんて特に不眠不休の戦いの真っ最中でございます。

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そんな微かで貴重な睡眠時間をウンコに奪われるなんて、他人のウンコだったら殺意のわくとこです。

しかしそこは我が子かわいいパワー、殺意も怒りもわきません。
なんなら睡眠不足で常にランナーズハイ状態なので笑えてしまいます。
そして無心でウンコのついた赤子の服と自分の服を洗います。
恐るべし我が子かわいいパワー。


草木も眠る丑三つ時、足癖の悪い我が子が暴れるのを取り押さえ、
ギャン泣きするもんだから虐待してるんじゃないかと、ばぁばが心配して覗きにきたりしながらも、
ケツをピカピカに仕上げ、さぁ新しいオムツにチェンジ!の時に
追加ウンコを飛ばされ、子の服も自分の服も床も汚れ、
なんなら子が自分の足をウンコオムツに突っ込み、
再度新たにケツも足もピカピカにし、服や床の飛ばされたウンコを処理、
ウンコのついた子の服と自分の服を洗い終わり、一仕事終えた!と思って我が子を抱き上げたら

ぶりぶりぶりぶり・・・(初めに戻る)

まぁ修行の一貫でございます。


しかし我が子が三ヶ月になった今、腸にウンコを溜める機能が備わってきたので、なかなかウンコに出会える機会も減りました。
今まで毎日何度も会っていたあのウンコに、今では2~3日会わないこともザラです。
頻回ウンコも困りますが、出ないのはもっと困ります。

3日会えないと「お願い、ウンコ出して;;」と懇願してウンコに会いたくなります。

 

そんな時は子育て界では常識の必殺☆綿棒浣腸!!
綿棒を赤子のお尻の穴に突っ込んでグリグリするのです。初めて知った時は衝撃でした。
しかもYouTube保健師さんが我が子のケツとウンコを全世界に晒して、綿棒浣腸のやり方を説明してくれる動画まであります。
赤子とはいえ他人のケツとウンコをこんなに食い入るように観る日がくるとは思わなかった。でもこの動画でとても助かりました。

 

この綿棒浣腸、子は嫌がりますが、意外と効きます。
むしろ最近では、さぁ綿棒浣腸しよう!と綿棒を用意し、肛門を傷つけないように綿棒をオイルに浸して、いざ準備万端!とオムツを開けたらみっちりウンコをしていたりします。
綿棒浣腸が嫌で、雰囲気を察知して出すのではないかと親バカな我らは考えます。賢いね〜!

 

そして、そんな三日ぶりにウンコに会えた日にはもう!小躍りして「よく出したね〜!立派だね〜!偉いね〜!」と我が子を褒めちぎり、愛おしきウンコを写真にとって、仕事中の夫に送りつけるくらいのことをしてしまいます。

一体何人の大人があなたのウンコを待ちわびたことでしょう。両親だけでなく、ジジババやママ友だってあなたのウンコを心配してたわけです。

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仕事中に送られてくるウンコ写真に喜ぶ夫。はたからみたらヤバい人。

 

まさにウンコすらかわいい。

この気持ち、今なら首がもげるくらいうなづいて理解できます。

私の母は私が赤子の時に綿棒どころか指を突っ込んだといいますし、義父はストローで吸い出そうとしたとかしないとか。

親にとって我が子のウンコは汚いものじゃない!尊いものなのだ!
ウンコがかわいくなってから一人前!!


・・・我が子かわいいパワー、恐るべし。