decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

『5歳でもオンラインレッスン!』#stayhome 参加するのか?傾聴するのか?様々なオンラインの形。

こんにちは!
オンライン飲みでは声が通らないハチです。
(通らないのはオンラインに関わらずですね。)
 
相手の方々にも申し訳なさ過ぎて、マイク付きヘッドホン(イヤホンと迷った)を買ってみました笑。
 
 
zoomを始め、オンラインが熱いですね。
本日はおすすめアイテムの紹介というより、近況報告および問題提起でしょうか。
 
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私自身はオンラインお茶会、
オンライン飲み会などを経験し、
「その場に集まっていなくともこれだけ楽しめるのね!」
と感動しています。
 
 
オンラインお茶会は、
私がリクルートにいた時の尊敬する先輩方と。
 
大先輩のさすがなファシリテーションで、
zoom上のホワイトボードなどを活用していただき、
今日の議題や各自がバランスよく近況を語れるようなシチュエーションで、
より効率よく且つ深みのある会話ができ、とても学びになりました。
 
途中お互いの子供が写りこむこともありますが、
以前なら「子どもが預けられないから今日はムリ」となっていたところが、
業務外ではオンライン上でも問題なく会合が実現する素晴らしさ。
 
予定合わせのハードルが下がり、
前日や当日でも気軽に招集できるのが最大の魅力だと感じています。
 
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オンライン飲み会は、
これまたリクルートに在籍していた時の同期や、
8年前から仲良しのママ友たちと。
 
すっぴんだろうと、
旦那が帰ってこようと、
途中抜けても問題なし。
 
女性は特に喋る生き物と言われているので、
ストレス発散でも科学的に有効なはず。
 
オンライン上で近況や悩みをぶちまけて、
「わかるわかる」と共感し合ったり、相談にのったり。
 
オンラインの気分転換でも十分楽しくリフレッシュでき、
文明の進化に感謝です。
 
===
 
小学校3年生になった長女と5歳の年長の次女は、
今まで通っていたアート教室の「オンライン授業」を体験しています。
 
先生の持ち前の素晴らしいキャラクターと、
語りやアナウンスの上手さが総じて、
なんと1時間半も子供たちを飽きさせずレッスン。
 
前から同じメンバーなので、且つ落ち着いている子どもたちばかりなので
スムーズな部分もあるのかもしませんが、とにかく楽しそうで学ぶことがたくさん。
 
先日はまた10名弱ほどで、
参加型のレッスンをしていただきました。
 

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<レッスン概要>

①この丸どうやって描いたでしょう?(先生のキレイな『◯』の絵を見せてもらいました)
②コンパスなくても家にあるもので描けるよ!(瓶の底、缶の蓋など)
③円を使った作品を“画面を共有”してみんなで鑑賞(キレイな「丸い形だけで作られた平面アートの絵」を先生が幾つか見せてくれました。)
④お家の中で『◯』を5個探してみよう!(お家の人の大事なものはやめようね、というルール)
⑤どんな『○』を集めたのか1人ずつ発表。(我が家は「じゃがりこ」やコップ、器のふたなど)
⑥大きさのちがう『◯』で自由にお絵かき(早く終わった子には隠れミッキーを仕込んでもらうように新たなミッション)
⑦最後作品見せ合って、ミッキー探し!
 
途中みんなに声をかけて途中経過を見せてもらうタイミングや、
話したい子が手を上げたり発言権を与えてあげるリズムが心地よく、
あっという間の1時間半でした。
 

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(集めた○はこんなもの)
 
私自身も学びになりました。
 
5歳の次女も、自分の作品に没頭しつつ、
みんなの発表にもちゃんと参加していてびっくり。
 
オンラインとは思えない順応性に私がビビりました。笑
 
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長女は、このような習い事とは別に、
2月から会えていない仲良しの小学校のお友達とオンラインで交流をしてみました。
 

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子どもはPC使いこなすのも早いですね。
 
デジタルなホワイトボードをあっという間に使いこなし、
○×ゲーム」や、
「絵」を当てっこしたり、絵で「しりとり」してみたり。
 
楽しんでいるのでその間家事をしていたら、
あっという間に1時間半もオンラインで喋って遊んでいました。笑
 
会えていないお友達との交流も、
オンラインでも十分楽しめるのだなーと実感。
 
ところどころ上手くいかなかったり、
下の子がお邪魔してしまうことがあっても、
お互いのフォローが良い形で生まれて微笑ましいものがありました。
 
ベストなものが提供できなくても、
それを理解し合えて補い合って気持ちや学びを高めあえる仲間は、
直接会ってもオンラインでも変わらないのかもしませんね。
 
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オンラインで共によく飲む友人も人事をしていて、
以前から海外などの面接もオンラインでこなしていたのですが、
結局その後通過して直接会っても、印象はさほど変わらないとのこと。
 
直接会うことができない分、
キャラクターを生かしきれなかったり
パフォーマンス力が落ちることは否めないかもしれませんが、
 
伝えたいこと・知りたいこと、その人の持ち味や良さは普遍的な物であってほしいからこそ、オンラインでも生かしきれるはず・・・なのかも。
 
しかし慣れは必要ですね。
(おそらく私ならば声量がないと言われるので減点です!笑)
 
自分をどう磨きどう表現し、
どんな言葉を選び、
相手をどう受け止められるか。
 
オンラインが舞台となっても変わらない、
むしろ即興性と傾聴力と集約された自己表現など、今まで以上の切磋琢磨が必要なのかも、、、とも感じました。
 
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娘たちが通っていたバレエ教室は、
動画にてレッスンを配信。
 
これはただひたすら見マネしてこなすものですが、
どこまで真面目に参加するかは家庭次第。
 
いつでも見られる気軽さはYouTube配信かもしれませんが、
拘束力は弱まりますね。
 
しかし先生の人徳でカバーしています。
 
どんなビジネスであろうとも、
オンライン前から共に歩んできた先生のお人柄や生徒さんとの関係性が、
結局はこのご時世でも乗り越える糧となるのかも。
 
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さて、
まだまだこれから熱いオンライン市場。
 
明らかにリアルタイムなオンラインレッスンならば参加型が程よいプレッシャーになりますが、自由に見られる完全に傾聴型の動画は裾野をを広げつつも見る側の姿勢で千差万別になる様子。
 
リアルタイムなレッスンであっても、
「それYouTubeでもいいよね?」
と思うような一方的なものもあるかもしれません。
でもその瞬間に参加すること自体に価値があることも。
 
一方、高学年以上の授業など、集中して傾聴する動画も必要。
 
専門の塾講師の方々はやはり動画配信に慣れているので、
「考えさせる時間」の確保や、褒めるタイミングまで押さえられていることに感心します。
 
 
オンライン自体、家庭によっては整っていないところも多々あるでしょう。
 
当たり前ですが、
知り合いのシングルのご家庭含め、
フルタイムで医療現場及び生活を支えてくださっている職場で働く保護者の子供は、日中オンラインでスムーズに授業を受けられるのか?と。
 
時間も費用も、充実した家ばかりではないのです。
 
個人的にはこちらのフォローは急務のように感じます。
 
誰もが平等に教育を受ける権利があるからこその義務教育なのであれば、
その土台を平等に提供しなくてはいけませんね。
 
期待を寄せていきたいです。