decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

どこぞの「神様」と電話してコロナの現況を確認する5歳のムスメ。

こんにちは!
ハチです。
 
5歳の次女が、テレビのリモコンを耳に当て、
何やら誰かと電話で話しています。
 

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「もしもーし! かみさま??」
 
 
えっ
かみさま??
(※ちなみに特別何かの宗教にこだわっている家庭ではなく天国やお米1粒にも神様がいるよ、みたいな教育方針)
 
 
「ねぇ、かみさまー。
きょう、コロナは、なんこ(=何人)いるー?」
 
 
一人芝居中。
 
 
「うんうん・・・
 えーーー!!そんなにいるのーーー!!(絶叫) 
 たいへんじゃーん!!!! ←軽
 
 
「コロナはー、何月になったらおわるの??」
 
 
あー、それ私も知りたい、、笑
 
 
「うんうん。 おわるのは、わかんないの(ね)ー、、、」
 
 
「かみさまでも、おわるのがわかんないの??
 えー、たいへんじゃーん!!!!(2度目)」
 
 
「じゃあ~・・・
わかったら、電話してくれる?」
 
 
どういう関係。
 
 
「うんうん。
何月になったらコロナがおさまるのか、わかったら電話してねー」
 
「ばいばーい、あとでねー。」
 
 
また後で話すんだ?笑
 
 
===
 
幼い子どもに、目に見えないウイルスについて説明する事は非常に難しいですね。
 
コロナ前も手洗いの時は「バイキンをバイバイしようね」、などと話してきたと思いますが、「まあ少しくらいの菌やウイルスは免疫にもなるし・・・」なんて緩く考えていました。
 
しかし、突然と広がったこのコロナウイルスに対し、
今までと違う神経の尖らせ方が必要となったため、温度感も含め説明が難しい。
 
悩みながら向き合う毎日ですが、
子どもの方が親の心配をよそに順応していたり、
彼らなりの解釈をして気を付けているのかな?
とも気づかされます。
 
そして、迷っているなと感じることもあります。
 
今までだったら、ランドセルの中に上履きが入っていてもお友達に「開けてー」って頼めたのに、今はソーシャルディスタンスをキープしなくちゃいけないからダメなのかな?
 
とか。
 
 
お友達が消しゴムを落とした時にサッと拾ってあげたいけれど、近づきすぎると先生に注意されちゃうのかな?
 
とか。
 
 
大人にとっての「不要不急」の概念が難しいように、
子どもにとっての許容されるスキンシップのボーダーは当然ぼやけていて、
真面目な子ほど判断に迷うのかもしれません。
 
ウイルスはもちろん怖いけれど、
当たり前のように手が出る親切や気配り、
そんなものが消えてなくならない学校生活であってほしいな…と思いますね。
 
健康だけでなく心も守れる教育機関であり、社会であってほしいものです。
 
 
===
 
 
先日、日本感染症学会のシンポジウムにて、
 
「新型コロナの実態は、この半年でかなりわかってきた。クラスターが見つかったことは不安ではなく、制御できる機会の発見で安心につながると考えてほしい。」
 
と同時に、
国に対し、医療機関への人的、財政的な支援を迅速に行うように求めたことや、
 
「リスクゼロはなかなか難しい。」しかし、
「新型コロナを正しく評価し、どこまでリスクを許容するかについて社会のコンセンサス(同意)を得ていくことが必要だ。」
 
などという指摘がされたようです。
 
 
正しい評価もまだまだ難しく、今までなかったリスクの許容範囲の同意を得ることもスムーズにはいかないでしょう。
でも、そういった心構えを持ち始める時期なのかもしません。
 
何よりも、ここまで多くの命をつないでくださった医療従事者の方々には感謝ですね…
悔しい命の現場も多々ある中で、奮闘し続けてくださった方々。
本当に頭が下がります。
 
でも、この半年で多くの方が亡くなられました。
その数ばかりでなく、その方々の家族やお知り合いの方々を含めたら、
どれほどの人が辛い気持ちを抱いたことか、、、
 
心よりご冥福をお祈りいたします。
そしてまだまだ闘病されている方々、後遺症に苦しんでいる方々が、早く良くなりますように。
 
 
そして今はコロナ以上に、熱中症で亡くなる方が激増している今日この頃。
私も、少し外に出ただけで頭痛。慌てて冷たい飲み物を買いました。
 
水筒一つではとても追いつかない暑さです。
 
頭や身体を適度に冷やしながら、
そしてウイルスにも引き続き気を付けながら、
なんとかこの厳しい暑さを乗り越えましょうね。