decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

「人はなぜ山に登るのか?」高尾山に登ってみた。

こんにちは!

ハチです。

 

人はなぜ山に登るのか?

そこに山があるからダ。

 

イギリスの伝説的な登山家のジョージ・マロリー氏の言葉ですが、

この時の「山」は実は「エベレスト」を指していたらしいです。

 

「(前人未到の?)エベレストに登りたくなるのは、登山家として当然のことだよ」

 

と言いたかったのかもしれない・・・らしい。

 

しかし、

「山=人生」

みたいに広く捉えられ、なんとも深そうな言葉に。

 

 

でも実際に、

 

誰にとっても困難や悩みがたくさんの人生、

本当に目の前にそびえ立つ「山」のようにも思えますし、

 

ただ一歩一歩頑張っていれば自然とゴールに近づいている、というものでもありますし。

 

今の私にぴったりだなー山登り。

 

 

実際にまた登れたら成功体験としてささやかな達成感と自信がついて、

子どもも大人も自己肯定感が少し高まりそうな気がするのも期待大。

 

 

そんなことをウダウダ考え、

この夏久しぶりに「高尾山」に登ってきました。

 

平日の昼過ぎ出発だったためか登山道はガラガラ、

のんびり登山を楽しめました。

 

 

我が家では、大人や親戚の中学生よりも、小学校1年生の次女が一番元気。

 

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坂の上から「がんばれー!」って、言っています。

先頭に立って皆を牽引してくれました。

 

 

登山ルートは一番楽な、1号路で。

 

それでも山の半分くらいまでが(私にとっては)一番きつく、ヒイヒイ。

 

 

しかし、周りに人もいないので、

マスクを外して森林の香りを嗅いで美味しい空気を吸い込むと、

生き返ったような気分に。

 

こんなご時世だからこそ森林に囲まれた雄大な自然は有難いものです。

 

 

山の中腹辺りには、ご飯屋さんなどのお店がズラリ。

 

もう14時でしたがお昼は頂上で食べようと我慢をし、

とりあえずお団子屋さんへ。

 

長女も次女もこちらで販売しているお団子が大好きで、

休憩時には毎回食べます。

 

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(おじさんに許可をいただき、撮影しました!!)

 

甘いみそだれで、あたたかくて、ホッとします。

 

食べる前に撮影しようとしたら、もう食べられていた…

 

 

私は暑さでポカリスエットを2本目飲み干していました。笑

 

山登り中は森林の下でとても涼しいのですが、

少し開けたところに出ると暑い暑い。

 

また山に入るとサアッと涼しくなり、

本当に不思議な森林のパワーです。

 

 

少し元気が出たところで、更に上を目指しました!!

 

だんだん口数が少なくなっていく一行…

 

そして、相変わらず1人ずんずん進む6歳の次女(強)。

 

下山中のすれ違う外国人の方に

「ガンバレー!」

と、これまた励まされました。

 

アリガトー!!

 

よほどしんどそうにしていたのかな笑

 

 

そして・・・

 

 

着いたー!!!

 

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雲の切れ間からは富士山も見えて、有難みも倍増。

 

そして真夏のオリンピックシーズンだったためか、

頂上には五輪のシンボルが。

 

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どーん

 

 

ガラガラだったのでパチリしてきました。

 

そして頂上でいただくお蕎麦は本当ーーーに格別。

もう15時過ぎだったので、全身に染み渡りました…!!!

 

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下山も頑張りましたが、

ルート間違えたのか膝が笑うww

 

登山よりも下山が辛いお年頃でした・・・

 

 

これからますます、紅葉が綺麗な登山シーズンがやってきますね!

 

高尾山はじめ、都心の山でも様々なルートや登り方があるようなので、

また色々とチャレンジしてみたいです。

 

なお、以前は高尾山で突然の土砂降りに降られ困ったことも。

どんなに晴れていても山の天気は侮るなかれ。

 

コロナ感染や災害に気を付けしっかり準備や対策をしながら、

登山を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

 

また、ズンズン頂上に向かって先陣を切る子供の元気と、

ゴールを前にラストスパートで走り出す若いパワーを前に、

 

大人の自分より子供の方ができることに素直に「すごいね!!」って言い続けられることがまた、清々しい時間でした。

 

他愛もないことかもしれませんが、

もっともっと日常生活の中でも「すごいね!」ってたくさん声に出していきたいなと思った登山の日。

 

次はもっと追いつかなくなるのかな。

小さなパークゴルフから「視野と心の広さ」を学んでみた。

こんにちは!
ハチです。
 
気候が良く、お天気ならば芝生の上が気持ちの良いこの季節。
子どもたちも一緒に出来る、パークゴルフにハマりました。
 

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パークゴルフとは、専用のクラブとボールさえあれば、誰でも楽しめるゴルフ風なスポーツ。

 

個人的にはゴルフを今までやったことがなかったので(ビリヤードは好き)、

全て夫に教えてもらったのですが、
 
ルールもわかりやすく、6歳と9歳の子どもたちもすぐに理解していました。
 
子供たちのお休みが来ると
 
「またゴルフやりたい!」
 
というので、
 
広々とした空間で走り回ることも子供たちにさせてあげたく、
千葉のドイツ村へ。
 

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(曇っていたけれど、暑すぎず快適な日でした)
 
とにかく今のドイツ村は、マリーゴールドが綺麗!!
一面のお花畑は癒されますね。
 

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オレンジと黄色に元気をもらえます!!

 

 

パークゴルフは普段着のままで、
全て道具をレンタルし、気軽なものです。
 
9つのコースを回りました。
 

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譲り合いや、気遣い、姉妹で数を数え合うのもちょっとした学び。
 

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次女は何回も外しますが、それもご愛嬌。

 

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長女は真剣!

 
ゴルフしている方にとっては当たり前かもしれませんが、
 
待っている間はどんな風に振る舞うべきか、
上手くいかなかった時はどんな姿でありたいか、
誰かが上手くいかなかった時にどんな声をかけるか、
逆に自分より相手が上手く行った時はどんな姿勢であるべきか...
 
などは、
幼い子どもたちにとっても人間的な勉強の場になりました。
 
 
当たり前な話ですが、
ちょっとしたことですねたり、相手の成功を喜べなかったり、
待てなかったり、上手くいかずイライラしたり、
自分中心な行動ばかりだと良くないですよね。
 
あとは、レンタルと言えど、
道具の大切さやゴルフ場の使い方のマナー、
手入れされた芝生の扱い、理解など。
 
そんな端々のことに対する語りかけを子供たちにしながら、
結局口うるさい母となっていました。笑
 
 
つまりは、
プレー内容だけではなく、
周りの人や自分自身を俯瞰して見られる「視野」の広さや、
 
どんなメンタル、環境、状況下でも、
安定し落ち着いて親切に対応し得る人間力=「心」の広さみたいなものが問われなと。
 
子どもたちにもそれらを学ばせる機会にもなるのかなと感じました。
 
どんなスポーツもそれらの側面はありますが、より待ち時間含め時間をかけるスポーツだからこそ、人間性が表面化しやすいのかもしれませんね。
 
「ゴルフって性格出るよね」
とは良く聞きますが、なるほど。
 
 
家族みんな下手っぴですが、
なかなか一緒にできる趣味のようなものが今までなかったので、
 
世代問わず自然に触れながらのんびりできるゲームとして
パークゴルフは楽しいですね。
 
何より、
密とは無縁と思えるような、広ーーーいドイツ村。
 

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ターザンみたいな遊具も、ガラガラ。
 
平日だからか人も少なく、とても快適でした!
 
何より芝生の手入れが行き届いているので、
パークゴルフエリア外も、とにかく気持ちの良い芝生ゾーン。
 
次回来るときはピクニックがイイ!!
 
帰り際には家族みんなで芝生に横になり、
緑と太陽と空気をチャージしました。
 

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ずっとこうしていられる…
 
ところどころ丘のようになっているので、
ゴロゴロと転がるのも楽しい。
(半袖だとちょっとチクチクするけれど笑)
 
虫もあまりいないし、踏み荒らされていなくて、とにかく綺麗です。
 
子供たちの筋力や体力もやっぱり落ちているなあと感じる今日この頃、
パークゴルフしてから思いっきり外遊び、どうでしょうか。

キリンに餌をあげてみた。

こんにちは!
ハチです。
 
医療や飲食、その他多くの「それぞれの苦労」を切に感じながら、願い、祈り、気を付けて、感謝の毎日。
 
一方で、
小学校1年生の娘はいよいよ学校に行くのが億劫になってきて、
「しゅくだいやだ」
「つぎのお休み、いつ?」
と聞いてくるようになりました。
 
みんなとワイワイ学ぶ、
みんなで音読をする、
みんなと歌ったり遊んだりする毎日、
分からないなりに他のお友達の様子を見て話して学ぶ・・・
 
こんなことから遠ざかり、
「楽しい」よりも「たいへん」という気持ちが上回り始めている娘に、
危機感を覚えます。
 
他にも、
身近な親戚の中学生や、
小学校高学年の子たちも、
それぞれ心の葛藤が更に膨らんできました。
 
一番多感な時期にどうやって「今」と向き合ったらいいのかと悩み、
多くの問題が更に増えていて心苦しく思います。
 
withコロナで学業は表面上なんとかできても、
withコロナで心や身体の育成や仲間との絆や喧嘩や話し合いでの学びは得られにくいですね、
どうしても。
 
コロナさえ、なくなれば・・・
 
 
なので今日は、明るい話題を。
 
少し前ですが、
那須サファリパーク へ行ってきました。
 
車移動なので、コロナ禍でも行きやすいサファリパーク!!
(とはいえ油断禁物、消毒や距離感大事)
 
入り口で
「もし車に傷がついても仕方ないのでご了承ください」
みたいなことをお伝えいただき(実際はもうちょっと言い方違ったかな?笑)、
 
車のチェックがされた後、
 
ガイドが流れるタブレットを一台貸していただきます。
 
そして、「餌の袋」もこちらで購入し、車に持ち込みます!
 
「餌の袋」。
けっこうズッシリな袋でした。
1袋1000円くらい?
なかなかの金額。
 
中には牧草のようなものが固まった3センチくらいの円柱の餌がゴロゴロたくさん、
それ以外にビスケットが3枚ほど入っています。
 
一般的な消費量を聞くと、「2袋くらいはお買い求めになります」とのことなので、
とりあえず2袋。
(この後、途中エリアで1袋追加購入)
 
 
・・・サファリパークで、
車内に動物の餌を持ち込むってどゆこと??
 
 
実はこちらの那須のサファリパークでは、
草食動物のエリアだけ、
窓を10センチほど開けて餌をあげられるんです!!
 
たのしみ♡
 
なお当然ですが、肉食動物のエリアでは窓を開けることは禁止です。
貸し出されるタブレットでもしっかりアナウンスされます。
 
どきどき。
 
 
いざ、肉食動物のエリアに入ると、
大きなライオンがノソノソと道路を横断中。
 
しかし車は停まってはいけないと言われているため、
めちゃめちゃ難しい運転となりました。笑
 
確かに囲まれたらだいぶ怖い~
(周りに警備の車はちゃんとあります)
 
 
そして、草食動物のエリアへ。
 
ここでの一番の醍醐味は、
車の窓からキリンに直接餌をあげらること!!
 

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ぬっ・・・
 
キリン!!
 
車の窓は10センチほどの狭い隙間ですが、
キリンが舌を出してくるので運転手(=夫)は軽く悲鳴。笑
 
我が家は既に汚れているファミリーカーなのでなんてことないですが、
高級車の方は現地でのレンタカーなどがおすすめです笑
 

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あー、、、

 

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ん。

たべた!
 

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5回目くらい。
もう、舌は車内に入っている・・笑
 
 
子供たちがワーキャー言いながら、
餌をあげていました。
 
とにかくドアップになるキリンの顔が優しくて、かわいい!!
癒されました。
 

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(こんにちは♡)

 
柔らかそうな口元も、
長い舌も、
ふさふさのまつ毛も、間近で見られます!
 
 
なお、
キリン以外の草食動物は全て、
餌は窓から投げるよう指示されています。
 
顎が強く、手で直接あげるには危ないのだそう。
餌も小さいからでしょうね。
 

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めちゃめちゃかっこいい角のシカが堂々と歩いてきたり、
美人なシカがやってきたり、
かわいいヤギが寄ってきたり、
気性の荒いシマウマが餌を取り合ったり。
 

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窓を開けて餌を投げてあげると
とにかくどんどん食べてくれるので、車の発進が難しいくらいです。
 
とても楽しめました!!
 
 
しかし、キリンって不思議な生き物ですね。
 
どうやら、普段は引っ込んで見えないものの、
舌も50cmほどあるのだとか・・・!!
 
木の上の葉を舌でからめとって上手に食べているんですね(感心)。
 
一日のうちに18時間も食事に費やしているとか、
歩く時はゆっくりでも走ると時速60kmにもなるとか、
首が長い分血液を回すために巨大な心臓があるとか・・・
 
意外にも知らないことばかり。
いやあ、すごい。
 
 
 
キリンまでは難しくとも、
最近の「餌をあげられるサファリパーク」と言えば、
 
サファリパーク内の鉄格子のようなものに覆われたバスに10~20人前後乗り、
ライオンなどに長いトングでお肉を挙げられるプログラム。
 
一度こういうものにも乗ったことがあるのですが、
肉動物の迫力にビビりっぱなしでした笑
 
あと外から見たら非常に滑稽な図な気がして(人がオリに入り肉食動物に囲まれている)不思議な気分に、、、
 
というか私たち人間が餌に見えますよね…
子供と一緒だとどうにも笑えなくてあれから参加はしていませんが、
 
未体験の方には面白い内容だと思います!
 
 
思うがままに生きる動物たちと、ちっぽけな人間たち。
自由がないのか自由なのか。
視点を変えたり視野を広げるのに、サファリパークはよりいいかも??

普通じゃないことが、むしろ普通!! みんな障がい者であり、みんな健常者。

こんにちは!
ハチです。
 
少し経ちましたが、
パラリンピックとても良かったですね。
 
 
弊社、ディーセントワークがスポンサーとして応援させていただいた
稲葉将選手の出場する「馬術」という競技もありました。
 
もしよければ。
こちらのYouTubeをぜひ観ていただきたいです。
 

稲葉 将 YouTube - Bing video

 

先天性の脳性麻痺からくる両脚の麻痺を抱えている稲葉選手。

 

馬のウォームアップや鞍付けなどをしてくださるグルームさんやコーチの助けがあり、

それらのサポートがあってこそ競技ができるのだと。

 

チームワークも含めての競技なのですね。

 

何よりも、カサノバという馬と交流している稲葉選手の姿が本当の兄弟のようで、馬との強い絆を感じました。

 

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いい映像!!

 

馬と心を通わせるにはただただ毎日乗りこなすだけではなく、
その裏で日々、本当の家族のような付き合いが必要なのだなとつくづく感じました。

 

 

馬術」とは、
華麗な技でも披露するのか?
乗り方の技術を競うのか??
などの疑問・イメージがあるかもしれませんが、
 
人の技術よりももっともっと奥深く、
「人間と動物の心の通い合い」が奏でる競技。
私も初めて知りました。
 
音楽やリズムに合わせ、
馬と動物が一体となって駆ける姿に見ている側も共鳴していく。
 
とてもアーティスティックな競技で
もっと多角的で繊細なカメラワークでも観たいなあと思ったので、
今後のパラリンピックにも更に期待したいです。
 
 
オリンピックの歴史をたどると、
意外にも非常に古くは「スポーツと芸術」の祭典だったのですね。
 
パラリンピックにおいても、
ハンデを超え輝く姿はスポーツのみならず、
 
確かに芸術という分野でも活躍の場がたくさんありそうですね。
 
オリンピック規模の芸術の祭典・・・
 
なんだか想像したらわくわく。
美しさを競うスポーツもとても多いので、コンセプトとしても繋がるところが多々ありますね。
 
 
パラリンピックでは、本当にお人柄も頑張りも一層輝く選手がたくさんいらっしゃいます。
それらに惹かれ、選手のSNSや多様なインタビューをついつい見て回りました。
 
時には異議や、疑問を呈することも。
声を挙げることは大切です。
 
発信するツールがメディアだけではなく、
個人のSNS中心になったこともとても良い傾向ですね。
 
曲げられることなく、カットされることなく、
自分の言葉、気持ちを語れる場所。
 
SNSは常々リスクもあり、
透けてしまう人間力も磨いていく必要がありますが、
 
上手に付き合い利用すれば理解者が増え、新しい意見や味方の価値観が広がり、
時には大きな変化をもたらすことも。
 
 
そんな選手たちのメッセージや時代を追いかけるメディアを観て
私個人が感じたことがあります。
 
---
 
人はシーンや内容によって、
「多様」という言葉の外側にいるのか内側にいるのか無意識に判断してしまうことがあり、それがズレている時もある。
 
場合によっては、
とても遠いところで多様性を説きすぎて、当事者から違うと感じられていることもある。
 
時には多様性そのものを都合よく捉えたり発してしまったりする時があり、独りよがりな視点も生まれてしまうかもしれない怖さもある。
 
「みんないい」は、何をしてもいいという意味でないし、そう誤解する子供や大人も増えているのかもしれない。
 
多様性を語るとき、
そして自分自身が内側にいるのか外側にいるのかも含め、
何事も想像力が欠けると、傾いてしまう。
 
でも、もちろん、
遮断するよりよほどいい。
 
どちらにせよ、想像することから始まる。
 
その、想像の深さと幅で、
いくらでも自身の立ち位置やできることや理解が変わる、ということ。
 
ハッ
 
と気づくこと。
 
その積み重ねが大事なのかもしれないな・・・と。
 
---
 
そんな中で、
 
リオで活躍した一ノ瀬メイ選手の言葉だったか、
 
視力が悪く眼鏡やコンタクトで矯正するのが当たり前な人だって
矯正がない状態だったら「障害」を感じるし、
言葉が通じない国に飛び込んだら言葉の壁や不便さを感じそれも「障害」を感じる。
 
というようなものがあり、とても共感しました。
 
また、イギリスでは、「個人モデル(個人的な能力としての問題)」と「社会モデル(社会的な障害)」という2種類の障害が定義されているのだとか。
社会が障害を生み出している...
 
「社会に障害をもたせられていると感じる」
というようなフレーズががつんときました。
 
とても簡単には語れないですが、一ノ瀬氏のInstagramなどもぜひ、一度ご覧になってみてください^ ^
 
 
そもそも、
 
物理的なもの・こと以外にも、
コミュニケーションの世界でも、
仕事の技術でも、
精神面でも、
体質的な事でも、
 
頑張ってもどうしてもうまくいかないことは誰もが「障害」と感じる。
 
ただ、シーンや内容によって助けやツールが充実している場合は、
今更疑問に思わずそれらを使いこなしていることが多いだけで。
 
むろん、
何らかの助けやツールを借りたり誰かの手や技術を借りたりすることは
誰しもあるわけで。
 
よくよく考えたら、
人生、他の人よりできないことなんてゴマンとあるし、
自覚していない自己の障害だって物理的なものだけでなく大小様々、ゴマンとあると思う。
 
 
政府に援助してもらいたいくらいだわ・・・
とつい思う花粉症だって、
慢性的な肩こりだって、
不眠だって、
高所恐怖症だって、
視力の悪さだって、
日本語しか喋られないことだって、
見方を変えれば十分、「障害」と言える。
誰にも溢れています。
 
一人ひとり、みんなそれぞれ様々な種類の課題や障害やコンプレックスを抱えていて、
そもそも普通じゃないことが、むしろ普通。
 
 
そうすると、
 
「おや、誰もがそれぞれ多様な障害を持っていて、それがむしろ普通で、それ前提で誰もが健常者だよね」
 
という結論を勝手に自分の中で出してみました。
 
みんな障害の種類や内容がそれぞれ違うだけで、
 
同じように持っている魅力もできることも強みもそれぞれ違うから、
 
魅力やできることはみんなが出し合って、高め合って、
 
困っていたらお互い助け合い、想像して、学び合う。
 
当たり前だけれど、みーんな、多様性の一部。
 
なんだか勝手にすっきりな私です。
 
 
そうそう、
馬とのスキンシップは心のリハビリにもなるそう。
 
最近は乗馬も流行っているようで
コロナ禍でありながらもなかなか予約もとりづらいかもしれませんが、
ゆっくり乗馬するのはとても良さそう。
 
馬自身も、
「蹄は第二の心臓」と呼ばれており、
脚が心臓のポンプの役目になっているので、歩いたり走らせることはとても大事なこと。
 
人と馬がもっと交わる世の中もいいですね。
 
 
からしたら、
 
なんで人間は4つ足で歩けないのかしら
なんで人間はたてがみがないのかしら
なんで人間は人を背中に乗せられないのかしら
なんで人間は生まれてからすぐに歩けないのかしら
 
人間って、大変ねえ。
 
みたいな感じでしょうか。
 
 
そうそう、人間はみんな普通じゃないんだよ。
それぞれ頑張ってるんだけどね。
 
違いを超えて理解し合って寄り添えば、新しい世の中のより良い価値観と新しい幸せの形は様々に作られていく。
ここでもいつも、当事者意識を持っていたいですね。

水族館深い。「ホッキョクグマ」から自分の傲慢さを知る、そしてまた考える。

こんにちは!
ハチです。
 
以前の水族館レポの続きです!
 
 
水族館でありながら外にも広ーーい敷地が広がっていて、
密を避けながら遊びやすい水族館。
 
私の子供たちも幼稚園の時、更に小学校の時も、
こちらで遠足がありました。
 
芝生や石畳の敷地も多いので、
団体さんでもレジャーシートを広げてお昼も食べやすいのが好まれる理由とも思いますが、
 
このコロナ禍ではとにかく広々としている遊び場は良いですね。
 
 
当時まだとても暑かったので、
暑さ対策をしながら遊園地のような外のアトラクションも幾つか楽しみ、
合間に水族館の館内に入るという流れを繰り返しました。
 
更に、子供たちが何より楽しみにしていたのがこちらの釣り。
 

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手ぶらで行ってもちょっとした海釣りエリアでアジなどを釣ることができ、
それをフライなど調理してもらえて食べられます。
 
ささやかな釣りの楽しみと、
実際の調理の場を見学し、出来上がった料理のおいしさに子どもたちは大満足です。
 
何より大事なのは、「海育」というコンセプトで、
生き物を感謝していただくという一連の体験が気軽にでき、学べること。
 
ただ食卓やスーパーに並ぶ食材を見るだけでも得られない感覚、貴重です。
 
 
そしてようやく館内で、
子供たちが大好きな「シロクマ=ホッキョクグマ」のエリアへ。
 
ホッキョクグマっていつもゆったり寝ているか、
ウロウロ歩いているだけのイメージがありましたが、
 
その日のホッキョクグマはとてもダイナミックに泳いでいました。
 
なかなかの迫力!!
 

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ずーっと同じルートでサービス精神旺盛に泳いでくれるので
お客さんもみんな大喜び。
 
あちこちで歓声が上がっています。
 
こんなに泳いでいるホッキョクグマが見られるのも珍しいので、
とても可愛くてずっと眺めてしまいました。
 
20…30往復くらい??は見たかもしれないです。
 
「元気だね!」
「すごいね~」
 
と感心してエリアを後にしました。
 
 
その後もまた外に出て遊んだり、
イルカショーなども観たり。
 
そろそろ帰ろうか…という時間に、
 
「最後にもう一度泳ぐホッキョクグマ見たいね。まだ泳いでるかな?」
 
と気になり、家族でホッキョクグマのブースへ。
 
いました!!
 
 
・・・あれ?
さっきと同じルートでまた泳いでる???
 
 
えー!ほんと??
 
すごいね。
 
 
凄いんだけど・・・
 
良く見れば見る程、
本当にルートが細かく一緒なんです。
 
この位置で潜りはじめ、
この窓ガラスでこのポーズでUターンして、
この窓ガラスの辺りでこの向きに顔を動かして、
この窓ガラスにこっちの足を必ずこの位置にトンと押して一瞬背泳ぎになってこの角度で陸の方に行き、
この岩のこの位置に、こっちの足を一瞬乗せてまたこの足でこう蹴って水の中へ…
 
と、まるでずっと録画映像を観ているかのようなシーン。
 
 
ふと、ホッキョクグマの上のモニターを今一度観たら、
ホッキョクグマの紹介がされているのですが、
 
その映像も同じルートと同じ泳ぎ方。
 
 
でも、LIVEじゃない。
 
前に撮影したものに字幕が入っている様子。
 
 
え・・・ この撮影時からずっと同じ動きってこと?
 
なんだかそれって変ですよね??
 
 
どうにも違和感があって、調べてみると。
 
なんと、動物園や水族館で動物たちが同じ行動を繰り返すのは「常同行動」というものらしく、ストレスからくるものだとか。
 
なんだかすみません…な検索になってしまいました。
 
確かに、
いつもああやってお客様を楽しませてくれるホッキョクグマくんですが、
 
広大な自然の中でのびのび仲間と生きるのと、
たった1頭で狭い空間に閉じ込められて生きるのと、
そりゃあ違いますよね…
 
 
水族館や動物園を楽しんでおきながら、
とても都合の良い感覚に溺れていたのだなと
申し訳ない居心地の悪い気持ちに。
 
こうした施設やエンターテインメントがある以上、
足を運ぶ人がいることで、
今いる動物たちにとってもhappyな側面もあるでしょうが、
 
一方で、
人間のニーズに応えようとするばかりに多くの弊害も生まれているのだなあと改めて考えさせられました。
 
能天気に眺めていた自分を反省。
 
 
更に調べてみると、
この現象は珍しいものではなく、
水族館の生き物のほとんどが「常同行動」をしているのだとか。
 
群れを成して泳ぐ魚たちもその傾向があるそうです。
確かに。
 
自然環境では日差しも水流も気温も湿度も潮の満ち引きも常に変化があり、
餌だって取れる時取れない時があり当たり前な環境ですが、
 
水族館では全てが一定であり餌の時間も決まっているからこそ、
「常同行動」が更に生まれやすいのだとか。
 
それらを防ぐためには、
飼育上は何らかの変化を日々加えることで、
水槽の生き物たちが活性化され行動範囲やレベルが上がったり、繁殖活動にも影響があるようです。
 
(とはいえ私もまだまだ勉強不足なので生半可な知識しかないですが)
 
 
しかしながら!!
 
自分が飼育員の立場だと、
勝手に飼育環境を変化させるというのは間違いや失敗も起きやすそうで、
怖いですよね…
 
できれば避けたい…
 
ルーティンや絶対的なルールがしっかりあった方が飼育責任もきちんと負えそうですし…
 
理想は色々言えますが、
背景にはまた難しい問題が潜んでるのでしょうね。
 
 
そして更に、しかし!!
 
鮭がたくさん泳いでいました。
 
他の水族館(私が知る限り)ではホッキョクグマの水の中に鮭なんて入ってないような??
食べられちゃうしね??
 
もしかしたら、
ホッキョクグマの野生感を少しでも呼び起こせる環境を魚たちが作ってくれているのかも。
 
常同行動やストレスを軽減させるための、水族館側の工夫だったのかな??
 
などとも感じました。
 
意図された工夫だとしたら、何もしないよりずっと優しい水族館だなと。
鮭たちも頑張っておくれ。
 
もはや誰の目線で何を語るのが正解なのかもわからない沼。
 
またホッキョクグマに会いに行きたいな。
 
 
さて、更にユニークな余談ですが。
 
私の運営する油絵教室の生徒さんに教えてもらった驚愕の(←私にとって)事実。
 
ホッキョクグマの毛は白くなくて「透明」!!
・皮膚は黒い!!
 
ということ。
 
知っていましたか!?
すっかり、全部真っ白だと思っていました。
 
 
断熱効果のあるストロー上の透明な毛で覆われているホッキョクグマは、
光の反射で白く見えるようです。
 
更に、外側の毛と内側の毛と2層構造になっていて、
外側の毛は濡れると互いにくっついてレインコートのようになるのだとか。
 
黒い皮膚も、熱をよく吸収できるような仕組みになっています。
 
さすが極寒の地に暮らしているだけありますね。
すごいなあ。
 
極寒の地で暮らすホッキョクグマの身体は機能満載なのですね。
 
調べれば調べる程、面白い事実がもりだくさん。
是非詳しく検索してみてくださいね!
 
「なんで」「どうして」というふとした疑問をクリアにしていくと、
時に思いがけない発見になります。
 
 
温暖化も深刻ですね。
 
何かを守るにも声を上げるにも、
「知る」ということをしないければ進めないことばかり。
 
自分の中にある当たり前の軸でばかり子供に何かを語るのも、
偏りがあり危険であるように感じます。
 
自分が無知であるという自覚から。
 
何を見ているかじゃなくて、
まず自分がどこに立っているのか・立っているつもりなのか。
 
何事もそうですね。
 
ホッキョクグマの姿から、様々なことを考えさせられました。

初!企業CM完成🎉「私は会社のために働かない」篇

こんにちは!清野です。

 

なんとなんと!

この度、ディーセントワーク初!の

企業CMを制作いたしましたーーー!!!!

パチパチパチパチ👏

 

高橋の

「うちの会社の宣伝ではなくて

 ”ディーセントワーク”という考えを広められるようなことをしていきたい

という考えのもと、

オウンドメディア?You Tube

など、いろいろ考えていたところに出会った

 

まさかのテレビCM!!!!!

 

テレビ東京さん、制作会社さんと

「弊社が大切にしていること、伝えたい想い」

「実際の求職者さんの転職の話」

「どういう未来になって欲しいか」

を話し合いに話し合いを重ねまして、やっとできたCMです!!!

 

www.youtube.com

 

気になるストーリーは…

 

主人公は、妻と5歳の息子を持ちながら、会社に懸命に働く男性。

家族を養うため、休日返上で会社に身を捧げ、そのお陰で昇進しましたが

帰宅後の妻から差し出されたのは

離婚届と外された結婚指輪と「こんなの家族じゃないよ」と妻からの一言…。

家の中を見渡すと、自分のいない家族写真、自分のいない息子が描いた親子の絵。

 

「家族のため」と思って働いてきたが

自分は家族になれていなかった事を思い知らされます。

 

そして、転職。

最後には、家族で楽しく食卓を囲むシーンと、家族3人が描かれた息子の絵が壁に飾ってあります。

 

・・・・・・・・

こちら、実際に求職者さんであった話だそう…

想像するだけでも泣けますし、撮影現場でもグッとくるものがありました…

 

さて、そんな当日の風景をちらっとご紹介!

f:id:decent-work:20210821151110j:plainこちらが当日の台本!

 

真剣にモニターを見つめる高橋。

f:id:decent-work:20210821151117j:plain

 

まず、オフィスで働く風景から。

真っ昼間だけど、遮光してまるで深夜のオフィス…

ここには写ってませんが、手作りのカップラーメンや缶コーヒー、家族写真など、細部までこだわりいっぱいでした!

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オフィスの上の階に行くと、お家の風景に早変わり!!!

撮影スタジオっておもしろーい!!!

ここから、離婚が切り出されるシーンが始まります・・・

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打って変わって、こちらは転職後のオフィス。

めっちゃオシャレーーー✨

ですが、こちらは実は、弊社の取引先であるノースサンドさんのオフィス!

CMでは、実際に広報担当者の方にも、チラッと出ていただきました(感謝!)

northsand.co.jp

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最後に、役者さんと一緒にパチリ📷

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夫役の満田伸明さん(ビジナスマンからパパの顔まで幅広い演技、さすがです!)

www.j-clip.co.jp


妻役の秋定里穂さん(離婚届のシーン、グッと来ました…!)

www.j-clip.co.jp

 

 

息子役のりゅうせいくん(サッカーを誘う表情が可愛かったです😄)

みなさまありがとうございました!!!!!

 

CMはテレビ東京の土曜日と日曜日の朝の6:50〜7:00くらいの時間に放送予定!

 

他、WEBでも公開するので、ぜひチェックしてみてください!!!

 

本当に・・・・泣けますよ・・・・・

色変わったー!!「カメレオン」からフォトニック結晶と構造色を学んだ『カワサキ水族館』レポ

こんにちは!
ハチです。
 
少し前ですが、
カワサキ水族館」と「八景島シーパラダイス」にそれぞれ、子どもたちと行ってきました。
 
カワサキ水族館」は初めての訪問。
昨年オープンしたそうです!
 
レストランやショッピングモールなどが並ぶビルの上に入っていて、
まさに都心の水族館。
 
コンパクトなようで、淡水魚の水族館としては大きな規模らしく、
川崎市にとっても身近な多摩川の河川についての知識も深まります。
 
イルカなどの大きな生き物はいませんが、
プロジェクションマッピングを用いたワクワク楽しい壁や、
タッチパネルで魚の詳細やライブを見られる場所も多数あり、親子で楽しめました。
 
特に、
個性的なサル「コモンマーモセット」やくちばしがオレンジ色の「オニオオハシ」、
背中が甲羅のようなアルマジロ
 
そして
「グリーンイグアナ」と「カメレオン」を間近で見ることができ、
とても面白かったです!!
 

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イグアナ・・・ かわいい。
私は結構恐竜好きなのでたまらないです。
 
他の動物園よりも至近距離にいたので、ガラス越しにずっと眺めてしまいました。
 
なお、
個性的なサル「コモンマーモセット」はこちら。
 

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ヘッドホンみたいなフワフワな耳がかわいい!!

2匹いました。

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葉っぱの取り合い。

めっちゃ争っていました。笑

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勝者が食べる。
そして幾つかの葉っぱが零れ落ちて・・・
 

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こちらのカメさんが後で食べに行っていました。
 
そしてこちら、カメレオン!

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わかりにくいんですが・・・
最初はこちらの写真の姿でした。↓

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だんだん首の下がオレンジに??

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わかりますか?

首のあたり、すごい強いオレンジになった!!

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 一気にオレンジに変化したのを動画撮影したのですが、そのスクリーンショットです。
私が子供以上に感嘆していました笑
 
あとはこんな種類のカメレオンも。

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目の色がイエロー!!
形もトリケラトプスみたいですね。
 
絵本で見たことあるかも。
こちらも可愛い♡
 
* 
 
しかし、カメレオンはなぜ色が変わるのでしょうね??
思わず検索。
 

【カメレオンはどうして色が変わるの?】

カメレオンは、目ではなく体の皮膚(ひふ)でまわりの色を感じています。ですから、カメレオンに目かくしをしても体の色は変わります。

カメレオンは、体の皮膚の細胞(さいぼう)の中に、白、赤、黄、黒などの色の粒(つぶ)を持っています。この色の粒は、外からの光や熱をあびると大きさが変わるしくみになっていて、大きさの組み合わせがいろいろ変わると、色が変 わるというわけなのです。※このしくみとは少し異なるしくみで、色が変わることがわかった種類もいます。

このように、体の色を変えることができるといろいろといいことがあります。まず、えものに近づくときに、まわりの色にまぎれて目立たないから、えものがとりやすくなります。またその逆に、カメレオンを食べようとする敵の目をごまかすこともできます。色が変わるのは、命を守るためのくふうなのです。

ちなみに、カメレオンはふつう、死ぬと灰色になります。本当にふしぎな動物です。

 
 
私が撮影した時はカメレオンが移動中に赤いライトが当たっていたので、
それを皮膚が感じ取って首筋が赤く変化したのでしょうか??
 
死んでしまうと灰色になるとは・・・
本当に不思議です。
 
少し大人向けの記事を拝見すると、、、
 

【動物学】2015年

カメレオンは格子状の皮膚細胞を能動的に調整することで、体色を急速に変化させるという報告が、今週掲載される。カメレオンの体色変化は、他の生物の場合のような色素の蓄積や分散ではなく、皮膚による光の反射に影響する構造変化に依存することが、今回の研究で明らかになった。

体色を急速に変化させる能力は、カメレオンにとって極めて重要で、カメレオンは、これをカムフラージュと社会的相互作用に利用している。今回、Michel Milinkovitchたちは、カメレオンにおいて、形状の異なる光反射細胞の2つの層が重なった状態が進化したことを明らかにした。カメレオンは、皮膚をリラックスさせ、あるいは興奮させることによって上側の細胞層の構造配置を変化させて、体色を変化させる。これは、能動的フォトニック結晶構造の挙動に似ている。また、Milinkovitchたちは、皮膚の下側の分厚い細胞層によって近赤外領域の太陽光が大量に反射されることも明らかにし、下側の層が受動的断熱の役割を果たしている可能性があるという考え方を示している。

今回の研究では、色素と構造変化の組み合わせによって体色の活発な変化が生じる過程に関する手掛かりがもたらされただけでなく、赤外線を反射する下側の細胞層の進化上の役割に関する新たな疑問も生じている。

 
更にこの現象を利用した新素材や新ビジネスの開発も。
 

科学者たちは何十年も前から、この仕組みを解き明かそうとしてきた。そしてこのほど、太陽の光を浴びると色が変わる新しいスマート(賢い)スキンの開発に成功した。(参考記事:「世界報道写真賞を受賞したカメレオン写真11枚」

こうした動物の皮膚細胞には、フォトニック結晶と呼ばれる小さな結晶がびっしり詰まっている。固有の色を持つ色素と異なり、これらの結晶は大きさや化学組成、配置によって光の反射・散乱のしかたが変わり、色が変わる。

引用元: 光で色が変わる新素材 カメレオンの原理で開発|NIKKEI STYLE

 
そして「構造色」。
初めて聞きました。
 
更に詳しくはこちらなど。
 
科学の世界ですね・・・!
 
しかしまだまだ解明しきれていない点もあり、
ビジネスへの活かし方も途上という感じなのでますます面白そうです。
 
ビジネスへの繋がりを探していたら、千葉大学の記事にも。
インク開発とは!!
 
 
 
とてもわかりやすく、面白ですね。
 
「素材そのものは色を持たない」・・・
 
なるほど。
CDのディスクなどがキラキラ光って色が見える、あれですね。
 
構造色を人工的に作ることができるのか?
作ることができたら何に役立つのか??
 
頭が追い付かないのでここら辺にしておきますが、
とにかく「へー」の連続です。
 
個人的な話ですが大学時代に色彩を学んだもののこのようなことは知らなかったです…
どうやら2015年あたりから解明された事実のよう。
 
カメレオンから色々な発見がありました。
カワスイ(=カワサキ水族館)ありがとう。
 
 
さて、いくら母がカメレオンの色変化に興奮しても、
子供たちはフーンという反応。
 
帰りには、水族館を出てすぐにあるゲームセンターで少しお遊び。
滅多にやらせてもらいない我が家の子どもたちなのでとても喜んでいました。
 
あれ、何しに来たん。
 

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魚の写真も一枚もないし… 
 
もはや水族館に行ってきたのか不明な内容になっていますが。笑
 
一応「カワサキ水族館」のレポでした!
 
次回は、「八景島シーパラダイス」についてレポートしてみます。