decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

企業のリーダーに絵を描かせてみる、「リーダーは描く」が面白い。 大人も子供も、もっと自由にアートを楽しんでみませんか?

こんにちは!
娘たちとお絵描きをすることが大好きなハチです。
 
「魔の2歳児」には仰天なお絵描きをされましたけれどね…!!
 
 
惨事①  上の子が2歳の時 → テレビの液晶画面にクレヨンでお絵描き(黒板かと思ったのか!? 落ちない…)
 
惨事②  もうすぐ2歳の下の子 → ダイニングテーブルに幅1メートルにかけ、真っ青なペンでアート(水性で良かった...)
 
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これから2歳になるお子さんがいるご家庭では、くれぐれもご注意ください。
どんなに気を付けていても起こるものです!!
 
 
芸術の秋、ということで。
 
我が家は先日、家族で初めて「彫刻の森の美術館」に行ってきました。
 
「美術館」というと敷居が高いイメージですが、こちらは箱根に位置する大自然いっぱいの美術館。
遊具もあって身体いっぱい遊べますし、走り回りたい盛りの子供と行くのにはぴったり。
 
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広々!!
 
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丘を下ると遊具が。
 
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こちらもアート作品です。
 
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有名な塔。
 
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中から見るとステンドグラスが綺麗です。 
 
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至る所に作品があります。
 
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こちらは外国の方にも人気者。
 
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屋内にはこのような遊具がありました。
 
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ピカソ館。
館内では「なんかちょっとつまんないね~!」と娘に言われましたけれど…
 
子供はそんなものですかね~
 
 
 
 
芸術とビジネスについて軽く調べていたら、「EGAKUプログラム」 という面白い取り組み、ページを見つけました。
 
 
「EGAKUプログラム」
自己と向き合い、他者の想いを認め、未来を自ら創り出すために絵を描く
 
EGAKUプログラムでは創作(描く)と鑑賞(見る)を通じて、さまざまな「対話」「発見」「表現」を体験するように設計されています。その循環は、個々の創造性を見い出し、育んでいきます。
創造性は特別な人だけの才能ではなく、筋肉を鍛えるように高めることが出来るのです。それは自ら進んで物事の本質や課題を見抜き、その発展や解決のために経験や常識にとらわれない柔軟な発想、新たな枠組みを創り出す能力の基礎となります。
 
(ホームページ引用)

  

どういうこと!?
 
という感じかもしれませんが。
 
 
一言でいうと、
 
「アートを通じて、より組織や個人を深く知り、高めあっていくプログラム」 といったものでしょうか。
 
 
面白いのが、アートをただ参加者に見せるのではなく、説明や指導後に、参加者たちに実際に描かせている、という点です。
 
今まで様々な企業の研修を聞いてきましたが、このようなプログラムは初めて知りました。
 
誰かに評価される絵ではなく、どういう想いで、どう表現していくのか。
言葉ではなく「絵」によって初めて伝わること、「絵」をきっかけに見えてくるもの。
 
とても興味が湧きました。
 
 
「リーダーは描く」
 
こちらはこのプログラムで、実際に企業のリーダーが描いたものたちが、インタビューと共に載っていました。
ヤフーや星野リゾートの代表、今勢いのあるベンチャー企業の代表まで。
とても面白いですよ!!
 
 
これを見て、読んでいると、当然ながら美術が得意な人ばかりではないようです。
 
「絵をかくのが苦手。」
 
私の周りにもそういう人はたくさんいます。
子供の頃から苦手意識を持っている人って意外と多いものです。
 
美術はそもそも正解なんてないですし、それはとても勿体ないことかもしれません。
 
ただ、少しでも他人に見せても恥ずかしくない絵にしたいな、という心理はわかります。
パステルは「ぼかす」テクニックが使いやすく、誰でも取り入れやすそうですよね。
 
絵が苦手な大人たちが 絵を描いている。
 
それだけでも、何だかすごく創造的で楽しい気持ちになりました。
そして、どの作品も本気が伝わってきて、とても素晴らしいと感じます。
 
 
「EGAKU for Kids & Youth」
 
こちらは、小学生から大学生・院生までも対象にしたプログラム。
たまたまですが、私の母校も参加していたので驚きました!
 
学校や地域、企業、その他の団体とのコラボレーションによって行なっているようです。
 
「何かを見て描く」のではなく、「こころ」で描く というのは子供たちにとって新しい視点かもしれません。
何かを見て描く練習も大切ですが、時には形や色にとらわれず、
頭の中や気持ちを開放して、もっと自由に描く機会も大切だよなあと思います。
 
幼い子供たちの方が、「こころ」で描くのが得意ですよね。
我が家の娘たちもその点ではプロだと思います(笑)
 
魔の2歳児の落書きも、とっておけば立派なアート作品ですね^^;
 
EGAKUはアートによる創造性回復プログラムです。
創造性は特別な人だけの才能ではなく、筋肉を鍛えるように育み、
高めることが出来ます。
また、アートならではの非日常的な時間は、あなたの中に眠る未知の自分を
目覚めさせるかもしれません。
創造性回復の場として、またはアートに触れ、アートを楽しみながら
自己と向き合う場としてぜひご参加ください。
(「White ship」ホームページより) 
 
「創造性は特別な人だけの才能ではない」というフレーズに、つくづく納得します。
 
日々忙しいと、アートとは無縁の生活を送ってしまうかと思いますが、
企業で、個人で、学校で、このようなプログラムにチャレンジしてみるのも面白そうですね!
 
 
面接で、面接官と求職者が一緒に絵を描いてみるのはどうですか(笑)?
すぐに本音で語り合えるような気がするんですけれどね^^
 
 
そして少し心を開放したくなったら......
大自然いっぱいの彫刻の美術館、オススメです。
 
座卓の研修も良いですが、こんな場所で企業の研修旅行も良いかもしれませんよ!
 
「White ship」ホームページ