decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

『ママペイ!?しよう!』「やってほしいこと」への取り組み方にひと工夫。...そして親も学ぶのです。

こんにちは!

昨日の敵は低気圧、なハチです。
 
 
さて、
 
社会人になると、
あれをしてはいけない、
それをしてはいけない、
あれすべきそれすべき、
それこそ様々なルールがありますが、
 
義務ではない「推奨されること」を推進させることは、職場でもなかなか難しいことです。
 
 
チェックボードを作ってみたり、
評価基準にしてみたり、
それこそ多くの試行錯誤がなされていますよね。
 
 
家庭においても、例外ではありません。(←本題)
 
あれやって、
これやって、
あれ手伝って、
これに気づいて、すぐ動いて、、、
 
なーんてことに、だいたい母はずっとピーピー言いながら、
子どもや夫の育成も日々の課題です(うちの場合)。
 
母の健康と心の安定なくして、平和な家庭は訪れません。(←めっちゃ名言だと思う。)
 
 
さて、そこに追い打ちをかけるような休校の世の中、
放っておけば永遠に遊んでいられる子どもたちですが、
 
生活リズムを保つことももちろん、抜け落ちた勉強や習い事の練習なども、
ときにはきちんと組み込まなければなりません。
 
 
 
これ・・・
計画的に、且つしっかり当人と話し合って整え、決めないと、
 
 
「なんでまだやってないの!?」
 
となり、母は血圧が上がって倒れます。(私の場合。)
 
 
ついつい、やるべきことや約束したことができていないと
とりあえずすぐに動いてもらうために
 
「おやつ無しになっちゃうよ!」
「お友達に会うのなしね!」
 
などとペナルティー的な発言になってしまいがち。(私が。)
 
 
お互い楽しくないし、
この会話そのものの生産性の低さに辟易してしまいます。
 
その場しのぎはいけませんね。
 
 
 
どうやって工夫したら、お互い楽しめるだろうか??
 
 
 
そんなことを考えていた矢先、
ママ友がシェアしてくれたこちらの「ママペイ」。
 
 

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なるほど、画期的!
 
(そして子供たち3人のママ、めちゃめちゃ頑張ってる!尊敬!!シェアさせてくれてありがとう!!)
 
 
「やってほしいこと」をポイント制ならぬ、〇〇Payというシステムに置き換え、
溜まったらお金以外も含め変換できるシステム。
 
どうやら、SNS上で話題になっているようです。
 
 
たしかに、ゲーム感覚なのが楽しくてウケるのかも!!
 
課題や変換できるご褒美の詳細については、
やはり家庭ごとに違うと思いますので変更しつつ、アレンジは無限大です。
 
 
 
しかし、
我が家でこの話が出ると、
夫は「うーん」と悩ましげでした。
 
基本的なお手伝いやマナー、優しさにたいして「ご褒美」となりうる形式に、
どうも納得しきれないようです。
 
わからなくもない側面ですね。
 
 
 
ただ、
身につけさせたいけれども「なかなか身についていないこと」に対し、
「やった方が気持ちがイイな」と納得感を得て、且つ自発的・継続的にできるようになるには、やはり何か工夫が必要かもしれません。
 
 
しかし、
 
「ご褒美のため」
「ペナルティをもらわないため」
 
と、「思考が止まってしまう」のは確かに良くない!!
 
 
”きっかけ”
として、このシステムを導入する際は、
ウルサイかもしれませんが、
 
 
・なぜそれをする必要があるのか(理由・背景・根拠など)、
・それをすることで誰が喜ぶのか(ご褒美をもらえる自分ではない)それに対して何を感じるのか、
・それをすることで自分にとってどんな(内外問わず)メリットや、魅力創出につながるのか。
 
一方で、
・それをしないとどんなデメリットが短期的・長期的に生じ、
・やらないとどう困るのか、誰が悲しくなったり残念に思うのか、それを知ってどう思うか、
 
更には、
・どんな自分になりたいのか?
 
 
こんな会話が、できると良いのかもしれません。
 
 
これは・・・
 
まるで企業の新人育成ですね!笑
 
 
でも、
子供は大人が思っているよりも賢いもので、
 
「なぜこれをリストに書いたと思う?」
 
と問いかけると、
それなりの答えが返ってきたり、
説明すると理解してくれます。
 
わからないなりに、会話が生まれることにも意味もあるかも。
 
そして、大人と同じで、
そこに潜む背景や理由、
自分にとってキラキラした納得感のあるイメージに共感すると、
前よりずっと動けるようになったりするもの。
 
 
新人育成も育児も、
教える側も学びになりますね。
私も日々勉強です。