こんにちは!
ハチです。
年末、
初めて、お知り合いの「お花屋さん」のお手伝いをしてみました!
エプロンをお借りし、
ダウンベストとマスクを身に着け、青空の下。
お花がズラリと並んでいるだけで、
気持ちの良い職場です…!!
今まであまり意識していませんでしたが、
年末は年越しに向けお花屋さんは大忙し。
アレンジメントの注文以外にも、
松や菊、枝物など、ご近所の方々が立ち寄っていかれます。
そして、華やかで色とりどりのお花たちも。
本当に、きれい!!!
思わず立ち寄りたくなりますよね。
*
私は見習いどころか「素人すぎる」ので、
とりあえず市場帰りの花束を解いたり、
床のお掃除をしたり。
でも草花のお掃除って、気持ち良いですね。
掃除なのに幾らでも箒が掃けるような気分。
るんるんです。
あとは、
徒歩圏内のご近所の配達!!
とりあえず大人として挨拶だけはちゃんとできるので(そこ?笑)、
少し道に迷いながら(ダメですね)なんとかお届けできました。笑
*
そしてほんの20分程度、たまたま1人でお花番をしたところ、
素敵なお花たちに吸い寄せられるように次々とお客様がご来店。
選んでいただいたお花を組みながらお手伝いするのですが、
お花のお値段を暗算するのが本当に苦手で、
300円のお花が3本、
200円が2本、
1300円が2本…
…えーっと?? ←心の声
涼しい顔をしながら軽くパニック。笑
自分の頭の悪さと脳の劣化に苦戦しながら、
きちんと電卓を使いました。笑
*
枝物も、
フワフワした花も、
大輪の花も、
それぞれ力加減や扱いが違い、
私にとってはとても難しい。
アネモネも、小さなお花と大輪のモノでは全く種類が異なって見え、
お値段も違うのでお客さんと「あれ?笑」となったり、
枝物もぜーんぶ一緒に見えたり。
「丁寧に持たないと…」とゆっくりしていると
それはそれで鮮度も落ちるようで、
長く握っていると手の温度が植物に伝わってしまうこともある様子。
茎を切るときもものすごく慎重に位置を決めてみたけれど、
慣れてる先輩たちはパンパンパンと軽快に弾むように切っていて、
経験の差をひしひしと感じました。笑
本当に、どんな種類でもササっと自在に扱うお花屋さんの職人技には惚れ惚れします。
しかし、
お客さんと一緒にアネモネの花を10本選んだり、
お花をまとめて「簡単でいいわよー」と持ち帰ってくれるお客さんとの触れ合いや、
凄いスピードの車に「びっくりしましたねー!」なんて語り合うささやかな時間はとても楽しいものでした。
何より「扱うもの」にこちらも元気をもらえるって、
とても素敵ですよね。
わからないことはたくさんあるけど、たのしい。
体験してみた、率直な感想です。
お花屋さん人口も増やしたいですね~
*
小学生に、
将来なりたい仕事は?
と聞くと、
「お花屋さん」は2位など上位に食い込むそうです。
でも、
夢のままで終わってしまうケースが多い様子。
その裏には様々な理由があるようですが、
お花屋さんの素晴らしさを聞く機会がなかったり、
4時に市場に行くなど朝が早いことが障壁となったり、
そもそも花の値段の高騰で流通や店舗にも影響が出ていたり(給与が低かったり)…
などなど。
「人材」という切り口でも勉強になります。
消費者のお花に対する意識はもちろんですが、
そもそももっと手に取りやすい価格になるように、
そしてお花屋さんがもっと働きやすくなるように、
花を提供する仕組みや売り方、
店舗の構え方などがもっと他業界を巻き込んで柔軟になれば、
世の中がもっと変わっていくのかもしれませんね。
色々と考えさせられる機会となりました。
*
お仕事(ほとんどお手伝いにならなかったと思いますが笑)の帰りは、
私も新年に向けてお花を購入しました!!
私の希望でいつも付いてきてくれる子どもたちにも
お花を選ばせてみました。
長女は「トルコキキョウ」という、
1本1300円もする美しくてリッチな花をチョイス!!
(お目が高いな!!笑)
次女は「プロテア」という、
これまた1本1500円の豪勢な珍しい超絶リッチな花をチョイス!!
(こちらもお目が高い、、、笑)
(白いのがトルコキキョウ、下の大きなピンクがプロテア)
ズラリと並んでいるお花は100円や200円のモノもたくさんあるのに、
その中でこの2種類は一番高級なツートップだったかも。。。笑
まあ、お正月だしね!!
今年はどこにも出かけられないし、
家の中に素敵なお花があるなんて良いじゃない。
と、
他には松とマム(丸い菊)、枝物(猫柳)を合わせて買って帰りました。
年末に買った植物たち、10日ほど経ちますがまだまだ元気。
自分へのご褒美や人への贈り物も様々かもしれませんが、
自然の香りや色は本当に元気が出ていいですね。
私自身はプライベートで油絵制作や油絵レッスンをしているのですが、
その空間を利用するのにも、子供たちのアート的な感性としても多大にお世話になっているお花屋さん。
今後もお花屋さんのお仕事も少し体験していく予定なので、
またレポートします!!