decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

「赤ちゃんのお人形の抱っこ体験」から、より良い想像の輪を広げたい!

こんにちは!
ハチです。

さて、以前ご紹介した、イベントで開催した「妊婦体験」に引き続き、
「赤ちゃん抱っこ体験」のお話がまだでした!

今更感もあり恐縮ですが、
弊社ディーセントワークの取り組みを知っていただきたいので、以下書かせていただきます。


改めて書きますが。

「ディーセントワーク」という言葉は、

◎働きがいのある人間らしい仕事
◎権利が保護され、十分な収入を生み、適切な社会的保護が供与される生産的な仕事

などという意味。
その根底に必要なのは「多種多様な立場や異なる価値観」をまずは互いに認め合うことだと考えています。


以下レポートも、そんな価値観に基づいて行われたもの。
「ディーセントワークってこんなこともやってるんだ~」
と知っていただければと思います。

 

◆「赤ちゃん(人形)の抱っこ体験」の目的


自身や身近な家族に赤ちゃんが誕生するまで、
赤ちゃんを抱っこするという経験が非常に少なくなっている現代。

平屋の時代などは近所の赤ちゃんをひょいっと抱っこするのも当たり前、
兄弟が多かった団塊世代以上は従兄弟なども多く
「赤ちゃん」がもっと身近な存在だったと思います。

少子化の影響で兄弟も少なくなり、
また核家族が主流となっていますので赤ちゃん抱っこの機会も減るのは必然ですよね。

並行するように、赤ちゃんを抱っこするママたちの気持ちや身体的な負担を想像するのも難しい時代だと思います。

そんな現代の人たちに、

もっと「本当の赤ちゃん」を抱っこしてもらえる機会があればそれに越したことはないのですが、
なかなかそうもいきません。

 

そこでディーセントワークでは、
「赤ちゃんと同等の重さのお人形」をご用意し、
「抱っこ」や「赤ちゃんを伴う日常的な動き」をほんの一部ですが体感していただき、

「重さ」や「不安定さ」などの物理的な負荷を実感していただくことから
世の中の(主に)ママたちの気持ちをより理解し、且つより助け合える社会にしていこーじゃないか・・・

というのがねらいです。


プレママやプレパパだけにとどまらず、
むしろ若い独身男性や年配の男性も含め、
老若男女、多くの世代に体感してもらいたいと思い取り組んでいます。

 

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(イベントでもなかなか人気者の赤ちゃんのお人形。実際の赤ちゃんだったら泣くレベルのピエロさん登場。首が据わっていないのでソーっと!!)

 

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(子どもたちは対面するとキョトンとします。顔もリアル過ぎないので割と親近感が湧くようですね~)

 

◆体験内容

<ご用意したもの>
・抱っこ紐
・約3キロの赤ちゃんの人形(首が据わっていない)
・オムツなどの着替え
・その他ブースのもの(パソコンや段差や椅子など)を利用

 

①日常のお世話体験
首の据わっていない新生児の人形のオムツ替え、着替えの体験。

<ポイント>
そもそも紐で結ぶタイプの赤ちゃんの肌着はすべて重ねた状態で広げておき、
その上に赤ちゃんを寝かして着替えさせるという、首が座らない赤ちゃんならではの着替え法を知っていただく。
仰向けの赤ちゃんのおしりを持ち上げる角度の難しさや、
細くて柔らかい赤ちゃんの腕を袖に通すときの緊張感を感じていただきます。


②抱っこ紐の装着体験
エルゴベビーというメーカーのベビーキャリア(抱っこ紐)を使用し、
抱っこ紐をまず自身の腰に固定してから赤ちゃんを抱っこ紐に抱き入れ、装着完了まで1人で体験。

<ポイント>
抱っこ紐の腰ベルトを自身で装着した後に、
「首が据わっていない赤ちゃん(人形)」を新生児用のインサート(首が据わっていない時期の赤ちゃんを包み込んでくれる専用の船型の布団のようなもの)に包み込んでから、それをそのまま片腕で丸ごと抱きかかえ、
もう片方の手で両肩の肩ひもを両腕に通し、首の後ろ周辺のバックベルトを止めるという・・・
かなり離れ業のように見える動作。
初めての人にとっては非常に難しい作業になります。


③抱っこ紐をした状態で日常生活・家事・仕事体験
上記同様、抱っこ紐で赤ちゃんの人形を抱っこしたまま、
階段見立てた段差を上下したり、椅子に座る・立つ、歩く、靴を履く・脱ぐなどの動作を体験。
また、「赤ちゃんをあやしながら、仕事や家事をこなさなくてはならない状況」
の一部を、パソコン業務や家事の一端とともにシミュレーション。

<ポイント>
妊婦体験の時と同様、足元が非常に見えづらくなるため、
階段や食事、靴の着脱などの日常的な動作にも不具合が生じます。
仮に赤ちゃんが泣き止まなかった場合や抱っこ紐のまま寝かしつけたい時、
抱っこ紐ごとゆらゆらとあやしながら家事やパソコン業務をこなすため、
同時に幾つもの動作と体力を要する様もイメージしていただけます。

 

体験してくださった方々のご感想の一部を以下ご紹介します。


「赤ちゃん抱っこ体験」をしてくださった方々の感想

〇女性
「親戚や周りに赤ちゃんがいないから、抱っこをしたことがない。
実際に抱っこしてみて、赤ちゃんの首が座ってないとこんなに抱っこが難しいんだと思った」

〇女性
「妊娠中で抱っこ紐の使い方を知りたかった。出産が楽しみになりました」

〇男性
「首の据わらない赤ちゃんを一人で抱っこ紐にいれるのは大変ですね。特に後ろのホックを留めるのが大変なので
、これからは手を貸したいと思います」

〇男性
「首の据わらない赤ちゃんを片手で抱っこして家事をしている女性を尊敬します」

 

赤ちゃんのお人形であっても、多くの発見や気づきを得ていただけたようです。

一つ一つの動作ごとに、ほぼすべての体験者の方々から
「うわっ」
「大変!!」
「難しい…」
という声があちらこちらで出続けました。

 

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(インサートに入れる時も手首に負担がかかり、赤ちゃんを置く位置も難しい!!)

 

◆他の動物より危機管理能力が欠落した「人間の赤ちゃん」の扱いの難しさを知ることで広がるもの


人間の親が、初めて親になるその時。
赤ちゃんが初めて無防備な状態で目の前に横たわっているその時。

動物のように本能のまま育てられるかというと・・・


まったく違います。

 

抱っこの仕方も、オムツもおっぱいも、お風呂も、
もう、とにかくすべて、
本当に一つ一つのやり方がわかりません!


私自身も思い返すと、初めての赤ちゃんのお世話ではオロオロしたことばかり。

重さもさることながら、
首が座っていないという状況をどう対応したら良いのか戸惑いました。


たとえば赤ちゃんと退院する直前、
初めて沐浴(首が座っていない赤ちゃんのお風呂)のやり方を看護師さんが実演してくれた時も、

「ムリムリ!! 毎回看護師さんにやってほしい!!」

って思っていました(笑)←実際に言ってたかも。

とにかく、扱うのが怖いんですよね。


赤ちゃんを水の中に落としそう!滑りそう!!
洗い方が合ってるのか、石鹸はこんな量で良いのか。
泣いたら焦るし、泣いたらどうしよういう不安。

暑いのか寒いのか。
お湯は熱くないかな、冷たくないかな。
水圧はこれくらいでいいのかな。
せっけんは全部落ちたのかしら・・・


洗う方の手と、頭を支える方の手と、
両方の手で極度に緊張し続けた数分間。

この、たかだか数分の沐浴で

汗だく&疲労度MAX。

 

たとえ無事に沐浴が終わりホッとしたのもつかの間、
洋服を着せるのに手間取り、泣かれ、
また余裕なし。


すべてのお世話において、
医者や看護師さん、実母や、先輩ママたちに知恵を貸してもらいました。

とてもじゃないけれど、教えてもらわなければ何もわからなかったですし、
1人では乗り切れませんでした。

 

それくらい、「扱いのわからない」人間の赤ちゃん。

実際に親になった人でさえそんな状態なのに、
それ以外の方々には大変さが伝わりにくくて当然かもしれません。


もっとも、人間以外の動物の方が、
よっぽどスムーズに育児をしているように見えますね!

テレビで動物の育児風景を見ると、ただひたすら尊敬のまなざしで見てしまう自分がいます(笑)

 

多くの動物には生まれながらにして高い危機管理能力が備わっているようですが、
人間の赤ちゃんはとても低いようです。
危険なもの・こと、高さや空気に対しても察知する能力が低く、身を守る術は殆どないに等しいのでしょうね。

人間の子どもは、さして外敵もなくあたたかな家族に守られているためか、未熟に生まれ成長もゆっくりであると。
それは産まれた瞬間から敵に襲われるか襲われないかの違い、なのかもしれないそうです。

人間の赤ちゃんには危機管理能力は無いに等しく、ただただ「全面的に守る存在」だと言えます。

そんなに無防備な赤ちゃんを、親だけで守り切れるでしょうか。
たくさんの目と、さしのべる温かい手が必要です。

「守ろう」とする存在や気持ちが多ければ多いほど、安全で健全な成長を遂げていけるのでしょうね。

他の動物より危機管理能力が欠落した「人間の赤ちゃん」の扱いの難しさを知ることで、より良い想像の輪が広がってくれたら良いなーと思います。

 

当然、赤ちゃんのお人形は生身の赤ちゃんとはもちろん異なりますし、
先ほども記載しましたが、
生身の赤ちゃんに触れること以上に赤ちゃんへの理解が深まることはありません。

しかし、
赤ちゃんの重さやそれにまつわる動作の一部、抱っこしているママの状態だけでも体験することで、
もっともっと赤ちゃんやママの気持ちを身近に感じてもらう貴重な機会にはなります。


妊婦体験同様、赤ちゃんの抱っこ体験も、
プレママ向けの自治体だけではなく、
学校や企業における研修、それこそ政府内などでももっと取り入れていただけたら嬉しいです!

夏だ!0歳児の子連れ夏フェス!!

東京は梅雨が開けたそうで、もはや夏ですね。夏フェスの季節です。
こんにちは、魚骨です。

 

私は毎年夏フェスに行っておりまして、
息子が4ヶ月になったその日に夏フェスデビューさせてしまいました。

生後4ヶ月で夏フェス!!暴挙!!英才教育!!

行く前は、こんな小さな子を連れて行って大丈夫か?熱中症にはならないか?不機嫌になってしまわないか?むしろ虐待と思われるのではないか?

等々、心配事だらけだったのですが、案ずるより生むが易し。
結果、

全然平気でした。

息子が少しでもしんどそうになったら即帰宅!!の心持ちで挑んだのですが
意外や意外、全くのへっちゃらのすけ!
むしろ大好きな抱っこ紐で、ずっと抱っこされててご満悦!
あとは不思議そうにキョロキョロするか、寝るか。
その晩、夜泣きがひどくなるとかもありませんでした。

 

特に生後4ヶ月のねんね時期ってことが絶妙にいいタイミングでした。

・寝返り前だからホテルのダブルベッドでも落ちずに寝てくれた。
・一日の寝る時間が長い時期だったので、車での長距離移動もほぼ寝てくれてた。
・抱っこ紐大好きなので、むしろずっと抱っこしてもらえてご機嫌。
 動く時期じゃないので動きたがることもなく、首も座っていて、体重もまだそんなに重くないので抱っこする側も楽。
・離乳食前だったので、食事も授乳でOK。(フェス会場には建物内に授乳室がありました)

行く前は不安でしたがやってみるもんですな。

ほぼ唯一泣いたのは、抱っこ担当の夫がカキ氷を食べるために座った時。
揺らしてほしい息子とかき氷が食べたい父親の仁義なき戦い

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我が家のフェススタイル。 抱っこ担当の夫。荷物持ち&うちわ担当の私。小脇にはいつでも装着できる様にイヤーマフを常備。

とはいえ、気をつけたこともありました。

 

・大音量から耳を保護する防音イヤーマフは常備

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これはもちろん必須アイテム!
事前にネットで購入して装着。嫌がらないかを試しました。
もちろんフェス中はステージには近づかずに後方にいるわけですが、それでも赤ちゃんの耳には大音量です。
赤子の鼓膜を傷つけるわけにはいきません。
暑いのでずっとつけているわけではないですが、音が大きくなってきたらサッとつける!を徹底しておりました。

 

・子どもは抱っこ紐で
フェスによってベビーカーOKなとことそうでないとこがあるみたいですが
基本は抱っこ紐がいいと思います。
人混みは避けるにしても避けきれないのがフェスなので、他のお客さんに当たってしまいそうで危ないです。
抱っこ担当のお父ちゃんは筋トレをして長時間抱っこ紐に備えるべし。

抱っこ紐は暑さを考えて、通気性の良いメッシュタイプの抱っこ紐にしました。

・暑さ対策は万全に
夏フェスなのでもちろん暑いです。
私たちが行ったフェスは屋内で冷房が効いているところもあったので逃げ場があったのですが、屋内会場がないフェスもあるので気をつけたいところ。
背中と脇に保冷剤を当てられるアイテムを買ってつけておりました。
近頃は赤ちゃんの肌に当てられるように、冷えてもカチコチにならずに柔らかいままの保冷剤もあるのでオススメです。

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予備の保冷剤はアイスボックスに入れて待機。

あとはうちわも常備。そよそよ扇いであげるだけで違うものです。

 

・雨対策も万全に
野外夏フェスといえば雨。
もちろん我々が行った時も、後半に雷鳴ってステージ中断するくらいの土砂降りになりました。

ですが、そこはジャングルに2ヶ月篭って蝉を食ってた夫。
雨対策に関してはプロフェッショナルです。

雨具には出発前に撥水スプレー。リュックにはレインカバーを装着。
レジャーシートに置いておく荷物も常にゴミ袋にin。それに撥水カバーをon。
抱っこ紐で子を抱える場合は、子の酸素確保のために前が少し開くポンチョがオススメ。
息子は土砂降りの雨の中、このポンチョに包まれて程よく暗くなり、爆睡しておりました。

雨が降ってきたという時にどれだけスムーズに雨バージョンに切り替えるかは、もはや慣れなので最初はビショビショになりながら頑張るしかありません。

 

・水分補給も忘れずに
出発前に息子の水分補給対策にいろいろ試したんです。
当時、完全母乳だった息子はミルクも飲まなくなっており、赤ちゃん用スポーツ飲料や麦茶も拒否!
結局、母乳だけで乗り切ったのでした。むしろ水分補給をこまめにしたのは私の方でした。

飲んでくれる赤ちゃんは、赤ちゃん用スポーツ飲料なんかあってもいいかもです。

 

・オムツ替えもこまめに
暑くて蒸れてしまうので、オムツ替えも忘れずに。
昨今のフェスではだいたい授乳室とオムツ替え場はありそうなので、事前に調べておくといいと思います。

 

あとは赤ちゃんファーストで行動するのみ!
ステージ前方にはいかないし、なるべく人混みは避け、こまめに授乳し、たまにレジャーシートでゴロゴロさせてリフレッシュ。

観たいステージが始まる時に限って、ウンコするとかザラなので、
もう子連れフェスはアーティストを見に行くというより、
家族で祭りに参加してたまにアーティストが見れるかも?くらいのノリが良さそうです。
というかそうならざるを得ません。
が、それでも何故か子どもがいると楽しいので子どもマジックです。

 

というわけで0歳児と共にフェスに行こうか迷っている方は、意外と大丈夫なのでぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

夫婦で共にミッションを達成すること(この場合は子連れフェスを無事に乗り切ること)は夫婦の絆を強くしますし、楽しかった思い出は家族の糧になるでしょう。

 

思いのほか、フェス会場に子連れはいます。
恐らく息子が生後4ヶ月で最年少でしたが、抱っこ紐で参戦している親子も多数みかけました。


我々はもちろん今年も参戦予定ですが、去年よりも修羅の予感。。
息子はもう1歳。あまり昼寝せず、自我が芽生え、よちよちしか歩けないくせに自分で動きたがる。。
うーん、全然生後4ヶ月より大変な予感しかしない。

1歳児の子連れ夏フェス参戦記はまた追って書きたいと思います。

子育ては修行 〜子育て生活で買ってよかったものシリーズ〜

こんにちは、魚骨です。
子育ては毎日戦いなんですけど、
そんな中、心強い味方になってくれたものたちを紹介したいと思います。

どれもたかが数千円くらいで生活が劇的に改善しました!!

生み出してくれたアイデアと技術の進歩に心の底から感謝!

記事中、なんども最高!と連呼してしまうくらい最高!
なので同じ悩みを持っている方はぜひお試しください!


【抱っこや抱っこ紐での寝かしつけは体への負担が大きい問題】

*バランスボール

ダイエットのためではありません。
寝かしつけに最強のツールとはバランスボールだと思います。

やり方はかんたん。
子を抱っこ紐で抱っこし、バランスボールにそのまま座り、
TVでも見ながらびょんびょん揺れるだけ。

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これがほんとに最の高。
我が家に遊びにきた3人の0~1歳児も、数分間これをするだけで全員寝てくれました。

私自身が小柄なくせに子は大きめベビーというのもあり、
抱っこ紐寝かしつけで足腰を痛めてたのが、本当に軽減されました。
バウンサー上で大暴れするようになったらオススメです!

今、寝かしつけは添い寝トントンで寝てくれるので、
最近は息子のおもちゃとして生まれ変わって活用されております。

 

【風呂場が戦場と化す問題】

*シャワーラック

動き回るようになった息子。
お風呂の度に、シャンプーラックをなぎ倒し、石鹸を食おうとし、
風呂場は戦場と化しておりました。
自分のシャンプー中も目を閉じれたもんじゃありません。
そんなわけでシャンプーなどバスアイテムを届かないところへ置くことを検討。

そして出会ったのがこれでした。

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シャワーラック(SSR-2350) | ニトリ公式通販 家具・インテリア・生活雑貨通販のニトリネット


もう完全勝利です!!絶対届くまい!!
息子が恨めしげにシャンプーラックを見上げている間に、
自分がシャンプーできるの最高です!

これを考えた人は神様じゃないかしら?

 

【食べこぼしがすさまじい問題】

*液体も吸い取れるハンディ掃除機

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これは食べこぼし処理に最高。
子の椅子の下にレジャーシートなど敷く必要なし。
ごちそうさまをした瞬間に子の周辺をガーッと掃除機をかけてしまえば、最小限の被害で済みます。

しかも液体も吸い込めるの最高。
いくらこぼれにくいストローマグだって、怪獣にかかれば全こぼしなんてしょっちゅうです。
雑巾何枚あっても吸い取れない被害も、
ざっとハンディ掃除機で吸ってしまって、残りを雑巾で拭けばスッキリ♪

 

【掃除機をかけると追いかけっこが始まる問題】

*自走式コードレス掃除機

普通、赤ちゃんは掃除機怖がると思ってたんです。
ところがどっこい、息子は果敢に掃除機に戦いを挑む子でした。
掃除機をかければウロチョロついてきて、
なんとか撒いても後ろでコードを引っこ抜かれて強制終了。

掃除機かけるだけでも面倒なのに、息子の邪魔が入るともう億劫の最高潮。

ルンバも検討したのですが、引きこもり生活をしている我々はルンバが活躍する時間(留守時間)がほぼないため断念。

ですが、コードレス掃除機に変えたら、掃除機かけよかなと思った時にサッと取り出せて、息子が足元に来ようともサッと逃げられて最高にストレスが軽減しました!

しかも自走式はそうでないものと比べるとめちゃくちゃ軽い!!
電気屋さんで実際体験してみるとその違いに感動すら覚えるよ!

 

ーーー

 

以下は吹聴していいかわかりませんが、
通常の用途とは違う使い方を独自に編み出したもの。
安全は保障されないので、やってみたい方は自己責任でお願いいたします。


【ベビーガード、次引っ越したらサイズ合わないかもしれない問題】

*ベビーガード代わりのつっぱり棚

ベビーガードって大きめのものになればなるほど結構お高いんですよ。
我が家はリビングとキッチンの間の幅が1.5mほど。
しかもうちはいつ引っ越しになるかわからない転勤族。
せっかくベビーガードを買っても次の家で使えるかどうかはわからないのです。

といわけで買ったのがトイレなどに取り付けるポールつっぱり棚。

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ポールつっぱり棚(P73-112) | ニトリ公式通販 家具・インテリア・生活雑貨通販のニトリネット

※実際はこれより大きいサイズのを購入しました。

これを横に取り付けるという暴挙。
しかし耐荷重20kgということもあり、10kg近くの息子が全体重をかけようとも今のとこびくともしません。

少し成長すると足を隙間に引っ掛けてよじ登ろうとしてきたので、
百均の網を取り付けて、足をかけらないようにしました。
これで我が家のキッチンの平和は保たれました。

いずれベビーガードとしての役割を終えても、
いつかトイレの棚として活躍してくれることでしょう。


【風呂場が戦場と化す問題 その2】

*お風呂代わりの衣装ケース

前述の通り、お風呂で動き回る息子。
ベビー用バスチェアを導入したこともありました。
しかし固定されれば、さらに激おこの息子。
バスチェアごとひっくり返り、断念。

寒くなってきたのものあり、息子専用風呂としてプラスチックの衣装ケースを導入しました。

私が自分を洗っている間は、おもちゃと共にこれに入って温まっててもらいます。

もちろんこの中で立ち上がってすっ転んで溺れかけたり、飛び出したりしたこともありましたが、「マジで死ぬからお願い、風呂の中では立たないで」と目を爛々させて説き伏せたところ、大人しく座ってくれるようになりました。

危ないことはバスチェア同様ありつつも、固定されてないとリラックスするのか
おもちゃで遊んでてくれるので息子との相性はよさそうです。

しかし実は先人たちも既に考えられており、友人からこのような商品があることを教えてもらいました。

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商品ラインナップ | Swimava Japan/スイマーバジャパン公式サイト


確かにこちらのが安全。見た目もきゃわわ。

バスチェアで暴れ狂うお子さんはぜひこちらを試してみては!

子育ては修行 〜優先順位の3番目は自分のため〜

こんにちは、魚骨です。

子育てって毎日毎日ものすごいデイリータスクの嵐です。
何が忙しいのかよくわからないうちに、いつの間にか日が暮れています。
またタイミングがこちらの思う通りにいかないことも多く、
逐一、子の対応しているうちに自分のことはだいたい後回しになってしまいます。
なので夜になる頃にはぐったりぽん。

 

”子どもを死なせない”最低限のレベルにこなせばいいならまだしも、
我々人類は社会の中で文化的な生活を営んでいます。

”健康的な、それ相応の人間らしい生活習慣を身につけさせる”
となると殊更やることも増えます。

 

世の中、これを子どもにやってあげたらいい情報だらけで吐きそうになります。

子育てブログを見れば、片付けられた部屋で、バッチリメイクをしたお母さんが、朝からきれいに盛り付けられた離乳食をあげてるキラキラ記事ばかりなのです。

育児書には規則正しい生活は朝の習慣から〜とかのたまってるわけです。

根が真面目な我々日本人は、できない自分自身を責めてしまうのです。

できるかっての!!そんなお母さん、ツチノコか!?

 

というわけで日々疲弊しているお母さまの子育てハードルを下げるために、
我が家の朝一番の日課をご紹介しましょう!

 

子の気がとられるようにTVをつけ(脱走防止)

その前のローテーブルにつかまり立ちさせ(着替えさせやすいスタイル)

ちぎった食パンを勝手に食べていただきながら(すぐに準備ができる朝食)

子の体の保湿&オムツ替え&着替えを行う。

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で、私の作業が終わってから、朝食の続きでバナナやらヨーグルトを与えます。

 

やーひどい。生活習慣上よくないことだらけですねー。
保健師さんにバレたら怒られるわー。
でもなぜこのスタイルに落ち着いたかというと子と私の要求の折衷案です。

 

朝の優先順位としてはこんな感じ。

ーーー

優先度1 : 子どもの空腹(朝ごはんをあげる)
優先度2 : 子どもの肌の保湿(クリームを塗る)
優先度3 : 私の体力温存(子を脱走させない)

ーーー

なぜのこの優先順位かというと、
朝6時。子は10時間寝続けて腹ペコで私を叩き起こしにきます。
子の空腹は手に負えないので最優先。

そして夫婦揃ってアレルギー体質、特に私は子どもの頃にアトピーで苦労したので、
なんとか子どもはアトピーにさせたくない。
乳幼児期に保湿をしっかりしていればアトピーになりにくいらしいので、
一般的には優先度の低いであろう ”肌の保湿” の優先度が高くなっています。

くわえて私は最高血圧が2桁の超低血圧なので、寝起きでフルパワーで動いたら倒れる。
俊敏に動く子どもを朝から追いかけてたら、それだけで体力ゼロになります。

というわけで全てを同時に満たす、合理的なこのスタイルに落ち着きました。

 

そりゃね、朝起きてからTVもつけずに保湿や着替えを終わらせて、
朝ごはんはきちんと座らせて、栄養バランスのよい出来立てのものを
一緒に食べるに越したことはないでしょう。

でも子はおとなしく待ってはくれないし、私が倒れたら生活が全て破綻してしまうがな!!

 

朝ごはんは座って食べるものっていつかはわかるはず。
ちょっと待ってねが通じる日もいつかはくるはず。
野菜やら肉やらはお昼や夜に食べれば1日の栄養素的には大丈夫。

と世間の ”やらねばならない” 圧力にたまに押しつぶされそうになりながらも、
こう自分に言い聞かせてます。

 

 

1年間子育てを経験してみて、毎日の生活を平和に過ごすためには
いかに自分の体力を温存させ、自分の機嫌がいい状態を保つかということだと気づきました。

朝の日課一つとっても、何を優先させるかは家庭によって違うと思います。
うちでは子を空腹で待たせないことと、アトピーのリスクを軽減させることが
私なりの愛なのであります。

でもやってあげたいことはたくさんあれど、優先順位の三番目には”親の楽さ”をいれちゃう。
息子よ、ごめん。でもその代わり、1日ご機嫌でいるから許しておくれ。

 

というわけで今日もインスタに全くあげられないようなひどい生活を
子と機嫌よく過ごすことを目標にがんばるのでした。

子育ては修行 〜おっぱいはエロではない〜

こんにちは、魚骨です。
先日、1歳になった息子は卒乳いたしました。

 

男性もお読みになるこの記事で、おっぱいのことを書くのもどうかと思ったのですが
本記事は全くエロいものではありません。

 

子供を産むと”おっぱい”という言葉は全くエロい言葉ではなくなります。
言葉どころか存在も別にエロくない。

もはや恥ずかしいものですらなくなり、
ママ友同士ともなると公共の場でおっぱいトーク

なんならその辺でペロンと出して授乳したいくらい。
産むまでは両親の前で胸を出すなど、思春期以降全くなかったのに、
授乳期は平気でペロンと出して授乳してしまいます。

だっておっぱいは子どものライフライン!!
恥も外聞もへったくれもないよね!

 

そんな(本来の意味での)おっぱい冥利につきた日々も、卒乳と共におしまい。

出産するまでは授乳って、すごいほんわかした何だか尊いものだと思ってたんですよ。

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まぁ現実はまったく違いますよね。
卒乳した今、この一年間のリアルなおっぱいライフを振り返ってみたいと思います。

 

*授乳激痛期(新生児のころ)

冷静に考えりゃ当たり前なんですけど、

乳首吸われるってクソ痛いんですよ!!

吸われるんですよ、乳首を。

皮膚として全く丈夫でない場所を。

赤子も生きるために必死ですから、ダイソンばりの吸引力で。

吸われすぎて赤くなった乳首をケアするために馬油を塗ったり、
さらには乳頭保護器という乳首を保護するカバーもあるし、
友人は乳首が切れて血が出て、治りかけのかさぶたも吸われて剥がれてまた血が出て、の繰り返し。
オカン共はみんな最初泣きながら授乳しているのです。

授乳の大変さをお父さんにご理解いただくためにも、乳首を吸われるという体験を両親学級のカリキュラムに加えていただきたい。
各自治体よ、頼む。


*授乳腹ペコ期(生後1〜3ヶ月)

それも慣れてくると痛くはなくなりますが、全くもってほんわかでもありません。

子が生きるために必死におっぱいを吸うなら、母も供給するために必死。ものすごくお腹が空きます。

だから与えながら食う。

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よく育児書には「授乳はお母さんと赤ちゃんの肌と肌が触れ合うコミュニケーションの時間。授乳中は赤ちゃんに話しかけながら与えましょう*:・'゚☆ 」

なーんてことが書いてあるのですが、

実際(特に新生児期は)赤子ほぼ寝てるわ!
なんなら寝ながら、ウンコぶりぶりしながら、おっぱい飲んでるわ!

この後、いつぐずり魔人に変貌したり、ウンコ漏らしたりするかわからないから、オカンだって食える時に食わねばなりません。
それに食べないと母乳出なくなりますから、マジで!

まさか食べながらおっぱいあげるなんて思ってもみなかったよー。
育児書はほんとのこと書けよー。


*授乳倦怠期(生後3〜9ヶ月)

子が3ヶ月になった頃はこちらを見ながら、手で服を触ったり握ったりしながらおっぱいを飲むようになったので、ここまでくると上記の育児書の意味もわかります。
なかなか我が子かわいいです。 

さらに少し成長すると、授乳中に胸ぐら掴む、殴る、蹴るなど動きも激しくなってまいります。
暴行してきながらも、おっぱい吸ってる、という最高にかわいいツンデレを見ることができます。

 

が、子育て疲れも蓄積して疲弊してくる時期。
そして一日も授乳回数も5~8回だったりして、もう何百回したのか授乳、あと何百回あるのだ授乳という気分にもなってきます。

要するに飽きてきます。尊いどころか超日常。

 

というわけでしちゃうよねー、スマホ授乳。

世間ではスマホ授乳は赤子に悪影響だ!!なんてことも聞かれましたが、
むしろ私はスマホある時代に出産してよかった!と思いました。

まだまだあまり外出もできず家の中で一人子育て奮闘することが多いお母ちゃんが唯一、他の大人とコミュニケーションできるチャンス。息抜きです。

スマホなかった時代は一体どうやって息抜きしてたのでしょう。。

 

そして赤子が起きて遊んでる時にスマホをいじるよりもよっぽどいいと思うのです。
授乳が終わったらスマホをしまって一緒に遊んであげれば、きっとおっぱいの時にスマホをいじられたことなんて忘れてることでしょう。

 

ちょっと大きくなってハイハイできる頃になっても私はスマホ授乳してました。
なぜなら授乳してない時にスマホを出すとスマホを強奪されるから。

その代わり授乳が終わったら、抱っこして、高い高いして、くすぐって、二人でゲラゲラ笑うことにしてました。

スマホ授乳で育った我が子ですが、1歳過ぎた今、ものすごい笑いのハードルが低いお調子者に育っているのできっと大丈夫です。

 

*授乳は寝かしつけ用 期(生後9〜10ヶ月)

息子は食欲だけは旺盛だったので、離乳食が3回食になった途端に日中の授乳回数が激減しました。

むしろ寝かしつけするためにあげてたようなもんです。

 

そしてこの授乳で寝かしつけをしていたがために、息子の眠りが浅いことが先人たち(意識高いママ友)の教えで発覚。
10ヶ月で決死の夜間断乳したため、もうほんとにおっぱい不要説がでてきました。

 

*授乳惰性期(生後11〜12ヶ月)

夜間断乳に成功すると、泉のように湧き出ていた母乳が枯渇してきました。

大して出てないだろうし、もうほんとにおっぱいいらなくね?ってなったのですが、
この頃から言葉がわかるようになり

「おっぱいいる?」と声をかけると

「あーっあーっ!」と目を爛々させ、よこせよこせとこっちに寄ってきたので

それが面白くてあげてた節もありました。

 

むしろ「おっぱい」と声をかけないとおっぱいのことを忘れているようでした。

 

そしてこの時期、前歯が生え揃ったのです。

歯でおっぱいを噛まれると!死ぬほど!痛いのです!
歯が生えたらおっぱい卒業システムに今すぐ変更しろ!!

 

ということで子が大しておっぱい欲しがらなくなったのと、
噛まれる恐怖におののき、1歳になって授乳をやめました。

 

3歳くらいになっても授乳してるお母さんほんとすごいわ…尊敬しゅる…。

 

ーーー

 

かくして息子とのおっぱいライフが終了したわけです。
一年間吸われ続けたmyおっぱい、おつかれ。。ほんとよくがんばったよ。。

 

まぁオチとしましては、

授乳前よりもおっぱい、しぼんだんですけどーー!!??
もう用済みということか!?

じゃぁ男女平等にみんなぺったんこで、
授乳期だけで出てくればいいじゃないー!!

と声高に叫びたいと思います。

子育ては修行 〜子は自動アップデートするからお前ら必死についてこいよ〜

こんにちは、魚骨です。

息子がいつの間にか1歳になっていました。
あの壮絶な出産から既に一年なんて、どこかで時空が歪められたとしか思えません。

一年間子育てをやってみての感想は、
まっったく ”子育て” してねぇ」です。

子世話は毎日してるんですけど、育ててる意識はなく、
どちらかというと「子による親育て」な感じです。

なぜなら奴らは勝手に自動アップデートするから。

 

1歳1ヶ月の息子に、つい最近起こった自動アップデートです。

・昼寝が一日二回から一回になった
・三歩ほど歩くようになった
・ボタンを押せるようになった

こんなこと親から教えてできるようになったわけではありません。
周りを観察して勝手に学んでいったり体が成長したのです。

 

一番大変なのが、昼寝が一回になった事件。もはや事件。
それまで、昼寝は午前10時頃と午後2時頃という生活ペースをやっっっと掴み(このペースを掴むのだって大変だったんだ)、
やっっっと家事がうまい具合に回せるようになった矢先です。

全てを帳消しにされました。

いきなり午前に寝なくなり、昼12時に昼飯をあげようとすると眠いーーー!!と泣き出しました。そして14時くらいまで寝ました。

初日はたまたま機嫌悪かったのかな?と思っていたら、午前寝ずに昼間に寝るという日が3日続きまして。

もしや…これは…自動アップデートか…??

ピコーン💡

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   ■■ [自動アップデート <仕様変更> のお知らせ] ■■

   お昼寝仕様を一日に一回から二回に変更しました!
   本変更に伴い、生活ペースを立て直してください。
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せめて事前に告知してよぉぉぉ。知ってたら前夜もっと早く寝てたよぉぉぉ。夕飯も作り置きしてたよぉぉぉ。

もうこのせいで家事やら食事のタイミングやら生活が全てめちゃくちゃです。
私自身も午前に一回寝ることにより一日の体力を持たせるよう調整してたのに、もう一日の体力がもたん。
そして午後も寝ないので、時間がもたない。部屋の中のおもちゃじゃ飽きたー!とグズるか、イタズラするか。

改悪だー!カスタマーサポート出てこーい!アプリストアの評価に苦情かくぞー!

特にこの睡眠に関する仕様変更は新バージョンリリースレベルです。突然、夜寝なくなったりね。

アップデートに気づきにくいし、日常生活全ての変更を余儀なくされます。
それでも親は歯を食いしばって、このアップデートに合わせて自分が変わるしかないのです。

 

 

歩くようになったのは喜ばしいことです。

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   ■■ [自動アップデート <新機能追加> のお知らせ] ■■

   二足歩行機能を追加しました!
   本変更に伴い、転倒が増えます。転倒防止に尽力してください。
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しかし息子は生後5ヶ月からハイハイ、6ヶ月から掴まり立ちと伝い歩き、7ヶ月には自立するというかなりハイスピードで機能追加してきました。

その割にはこの二足歩行アップデートだけが遅くないか?
ずいぶん前から床には転倒しても大丈夫なようにマットを敷いているぞ?

私がちゃんと育てて教えるのならば、ハイハイスタートをもうちょっと遅くしたかったし、もうちょっとペース配分うまい具合にするわ!と思うのですが、
それも彼自身の自動アップデートによるもの。

私にはなす術がございません。

 

 

ボタン押すのも必要な進化の一つですが、勝手に空気清浄機やら家電のボタンを押しまくるのでろくなことではないです。
叱ってもアボーンという擬音語が似合う変顔をかましてきます。

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   ■■ [自動アップデート <新機能追加> のお知らせ] ■■

   ボタンを押す機能を追加しました!
   本変更に伴い、押されて困るものは全て部屋から撤去してください。
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私だったら、どうせなら言葉の理解機能を先に持ってきてから、ボタンを押すという機能を搭載したいところです。

 

 

もしかしたらこれから言葉を教えるとか、着替えを教えるとかし始めたら子育て感が出てくるのかもしれません。

しかし初年度は”子世話” と ”子自動アップデート” でした。

毎日毎日、子の世話をしながら、いきなりくる自動アップデートに翻弄されてたら一年経っていました。

息子が私たちを親として育ててくれてる感じです。天使の顔をした鬼コーチです。

私たちちゃんと親になれてるかな。ちゃんと息子は幸せを感じているかな。

 

なーーーんて思いにふける暇なんぞなく!

オムツ替え脱走機能の処理スピードを早くするという軽微な修正が地味に追加され続けているので、今日もフルチン逃亡者を追いかけて一日が終わります。

 

鬼コーチどころか鬼軍曹だわ。めちゃくちゃかわいいけど。

「おおっ・・・」と思わず声が漏れるほどの重さを体感。メディアも注目の「妊婦体験」!!

こんにちは!
ハチです。
 
先日2月24日(土)、渋谷ヒカリエにて開催された「MOV市(モブイチ)」。
「働く=楽しい」を実例で紹介する企業や団体、個人が集い、イベントやブースが多数集結しました。
 
「MOV市(モブイチ)」とは、渋谷ヒカリエ8階のワークラウンジCreative Lounge MOVが主催する別名「仕事と働き方の見本市」として開催されたイベントです)
 
私たちディーセントワークも前年に引き続き、【妊婦体験&育児×仕事の両立体験】を実施しました!
 
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(大盛況!)
 
(★イベントの紹介ページ https://mov-ichi.com/exhibitors_schools/1231 )
 
少子高齢化も進み、身近に妊婦さんや赤ちゃんと触れる機会が少ないとされる日本。
 
生き方や働き方はますます多様化する中で、
妊娠女性しか体験しない「妊娠」という幸福ながらも圧し掛かる身体的負荷の実態は、
周囲の理解や協力が不可欠であるものの、想像するだけではなかなか理解しにくいのも事実。
 
ディーセントワークではこのイベントを通じ、
妊婦ジャケットやリアルな新生児の人形を使って物理的な「妊婦さんの負荷」や「新生児の重さ」を実感・体感していただき、
 
老若男女、そして独身既婚問わず様々な立場の方々に「妊娠」や「育児×仕事」を身近に感じていただくことを目的としています。
 
お陰様で今年のイベントでも、非常に多くの方が体験してくださいました。
メディアでもいくつか取り上げて頂くなど、注目度は前年に増して高まっているように感じました。
 
★こちらでも取り上げて頂きました。
 
ご参加いただいた方々、ありがとうございました!!
 
弊社のデキル女子・hisakoの協力を得て、多くの写真と感想が集まりましたので、
掲載の許可をいただいた体験者の方の写真と共にレポートさせていただきます。
 
 
【妊婦体験】
 
妊婦さんの体型。
 
ある日突然、このようなお腹の大きな身体になるわけではありませんが、
数か月かけ「ズシン」という重みと共に前にせり出してくるお腹との生活は、未知の世界。
 
装着に手を貸していた弊社のスタッフが「妊婦ジャケット」から手を離した瞬間、
ほぼすべての方が
 
「おおっ・・・」
 
と思わず声を漏らします。
 
この声が物語っているように、
それだけ「予想以上の重さ」を実感するということですね。
 
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無意識に、ジャケットを手で支えたくなるんです。
お腹を守りたい意識もあるかもしれませんが、予想だにしない重みをサポートしたくなります。
 
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男性もチャレンジ!
「しゃがむ」「かがむ」を体感していただきました。
 
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椅子に座るだけ、なのに、気合がいります。
「よっこらしょ」
と、だいたいの方が声を出してしまいます。
普段と違いすぎて思わず笑ってしまうくらい。
 
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男性がジャケットを着ている姿はご自身でもびっくりされます!
インスタなどSNSでも注目していただけるようです。
 
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寝る時も、「重い」ということが共感していただけました。
重みに圧迫されるので仰向けでは寝れないことや、起き上がる時も手をついて体重移動しながら行うことを説明させていただき、
 
「全く想像してませんでした!」
「寝て起きるだけで、こんなに疲れるんですね...」
「これは男性は体験すべきですね!」
 
などの言葉をいただきました。
 
 
<感想まとめ>
 
・男性
「自分にも幼い子供はいるが、妊婦体験はしたことがなかった。こんなに重くて大変なんですね。いろいろと反省しました」
 
・男性
「じわじわと身体全体に重みがきました。膝にきます!」
 
・男性
「仰向きで眠れないんですね。寝て起き上がるだけでこんなに大変だと思わなかった」
 
・男性
「こんな体験を出来る場所は、なかなかない。男性こそ体験した方がいいですね。やってみないと分からない」
 
女性
「下が見えなくて怖くて、階段を登れないです。揺れる乗り物で立ってるのが怖そうですね」
 
・女性
「年子や2歳差だと、このお腹で上の子供を抱っこしたり子育てしてるんですよね。すごいですね」
 
 
…なるほど。
 
  • 重い
  • 大変
  • 恐怖
  • 苦痛(膝など)
 
このあたりの率直な感想がストレートに、多く上がりました。
まさに、物理的な身体の負荷や苦労を実感していただけたようです。
 
 
このイベントで体験している10分足らずでも、
 
落ちたものを拾ったり、
かがんだり、しゃがんだり、
座ったり立ったり、
段差を昇り降りしたり、
寝そべってみたり、
家事やパソコン作業を想定してみたり、
更に上の子に見立てた幼児を抱っこしなければならなかったり…
 
それだけで、皆さんヒイヒイになります。
 
さらに、
実際のこのまま電車に乗って帰宅するとなると…
帰宅して寝るまでの生活を考えると…
これが何ヶ月もずっと続くとなると......
 
普段の生活とのあまりの違いから、思わずわずらわしく思えてしまうほど。
ジャケットならば当然、すぐにでも脱ぎ捨てたくなるような心境になりますよね。
 
そこに命の灯があるから、実際は愛おしいのですが。
それにしても大変な身体的変化です。
 
 
私が今でも大きな苦痛として覚えている日常の作業が、
「食器を洗うこと」でした。
 
お腹がせり出してくると、どうしてもお腹がシンクにつっかえるので、
腕一杯伸ばしてもお腹が邪魔して、蛇口まで手が届きにくいんですよね。
 
仕方なく上半身を少し前傾姿勢にして食器を洗うのですが、
食器を洗う10~15分ほど、
お腹の重さと背中から腰にかけての「耐え難いしんどさ」。
 
妊娠前は予想だにしない負荷でした。
頻繁にのけ反って上半身を伸ばさないと、息が詰まるようでした。
 
おそらく傍から見たら、ただ以前よりも前傾姿勢で食器を洗っているだけのように見えるかもしれません。
 
しかし、お腹にスイカのような重みがあるのに前傾姿勢で15分間その体勢をキープしなさいと言われたら…
アスリートでもない限り、男性でも音を上げると思います。
 
「食洗機」も主婦を助けてくれる夢のような機械ですが、
備え付けの食洗器に食器を入れるのも前傾姿勢キープなので、しんどいという声も多いようです。
やはり人の手が手伝ってあげることが一番、有難いのかもしれませんね。
 
 
もちろん、
このような物理的な重さに耐えることだけが「妊娠中の大変さ」ではありません。
 
 
まるで、
自分の身体なのに、「自分」ではないように感じる違和感。
 
ツワリでの気持ち悪さや食の変化、
だるさや今まで味わったものとは異なる疲労感。
 
何処かが痛かったり、スッキリしなかったり、
温泉やスポーツを我慢することが出てきたり。
 
涙もろくなったり、怒りやすくなりイライラしたり、
そんな自分が嫌に思えたり。
 
カフェインやアルコールなどの我慢やストレス、
免疫が落ちて普段以上に体調が悪くなりやすいのに
風邪をひいても薬が飲めなかったり。
 
思ったように家事ができなかったり、働けなかったり、
そんな自分が情けなく思えたり、
周囲に頭を下げることがしんどくなったり……
 
 
ちょっと思い浮かべただけでも、
物理的な重さ以外で制限されたり大変に感じることはもちろん、たくさんあります。
(もちろん、喜びも!!)
 
 
しかし、
せめて物理的な身体の負荷の体験を少しでも多くの方に実感していただくことで、
 
きっと想像力の幅が広がったり、考えもしなかった新たな発見があったり、
助け合いや思いやりなどの配慮、それらを表現する選択肢、手段が増えるように思います。
 
 
次回は、「赤ちゃん抱っこ体験」についてもレポートしたいと思います!