こんにちは!
ハチです。
ご進級やご入学の方、
そして新社会人の方、
おめでとうございます!!
3月の後半、
ハチが運営している油絵教室と、
お友達のアトリエの先生と共に、
生徒さんたちの作品展を開催しました。
作品数は140点以上。
油絵だけではなく、工作などの立体作品、デッサン、繊細な水彩画など、
見ごたえのある作品がずらり。
近所の方々やお友達、保護者の方々200名以上に見て頂くイベントになりました。
ワークショップもやりました!!
既存の私の古い油絵作品の上から、自由に絵を描き入れてもらうという新しい内容。
高校生のライブアートもありました!
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!!
ここまでの作品数に対応するには、
飾り付けやお片付けは勿論、
運営している期間の受付や監督など、
スタッフの手が必要になります。
それぞれの教室の講師2名だけでは、なかなか賄いきれません。
そこで毎回、私たちの作品展では、
大人の生徒さんや子どもたち、
そして生徒さんたちの保護者の皆さまが任意でお手伝いしてくださっています。
やはりアート好きな方々は親子でセンスの良い方や愉しんでくださる方が多く、
ただ決められたとおりに飾るだけではなく、
それぞれの壁面や空間をバランス含めプロデュースしていただいているような感覚。
空間を更に彩る装飾品も楽しんで作ってくださるのでとても有難く、
まるで文化祭です。
本当に本当に有難いサポートの数々に
いつも頭が上がりません。涙
また、
展示期間中は更に、子供たちの「キッズ学芸員」も会場をサポート。
会場の簡単な説明や受付、
作品を作った側でしかわからない作品のポイントや魅力を
来場者の方々にご案内するのが役目です。
緊張してうまくしゃべることができなくても、
それも含めて良い経験。
油絵を描くときもそうですが、
自分の中の理想に近づいたり上手にできたーと実感できたらもちろん嬉しいけれども、
それ以上に、
エラーや上手くいかないことも味方につけて愉しむことができたり
「まるっと良い経験だったな」と感じられたりすることは大事なマインド。
「チャレンジが怖い」
「失敗したくない」
と慎重な子も多いので考え方にも新しい変化があったらいいなと思いますし、
そう声を掛けられる大人がたくさんいたらいいなーと思います。
同時に、
子供たちの前で大人もたくさん失敗して
それをカバーしたり明るくフォローしたり考え方を前向きに変化させるシーンを
たくさん見てもらえたらいいなと思っています。
あっという間の1週間。
一言でいうと
「みんなで作品を作って作品展を開催しました」
なのですが、
多くの方々とともに空間や時間そのものを作り上げたような感覚。
デジタルではない明らかに人の手によって生み出された作品たちと
それらを空間の中につなぎ合わせて集い合う人の想いや会話が全て
作品展の一部であり、豊かさとなっていました。
こういう場に関わっていると、
「職」という視点でも、子供たちを見ていてもつくづく、
アートの仕事に就くという事に限らない繋がりの広さを感じます。
相手の意図をくみ取る事、よく聞く事、
考えること、
思ったことを伝えること、
自分なりの言葉を紡ごうとすること、
自分自身を見つめたり、悩んだり、
自分の好きを再確認する事、
諦めずに取り組むこと、
バランス感覚やセンス、
色彩感覚力や表現力、
協調性やリーダーシップ、
世代を超えたコミュニケーション、
自分とは違う個の認識や理解、
周りの人の良いところを見つけること、
新しい発見や学びの数々。
いつかみんなが
どんな仕事に就いたとしても、
きっとどこかで繋がっているし、
何かの糧になると思っています。^^