こんにちは!
ハチです。
ハリーポッターツアー東京こと、
「ワーナーブラザーススタジオツアー東京」に家族で行ってきました。
昨年、家族で体調不良で家に引きこもっていた時期に、改めて「ハリーポッター」と「ファンタスティック・ビースト」の本や映画を全制覇した我が家。
だからこそ、子どもたちも映画のキャラやストーリーを全て知っているからツアーも楽しめるかな?と期待しつつ、
「ワーナーブラザーススタジオツアー東京」にはアトラクションもなくUSJのような遊園地ではないため、
はたして子どもたちがしっかり楽しめるのか少し心配でした。
また、滞在時間の口コミを参考までに読むと、
3-4時間という人もいれば、5-6時間という人も。
「ツアー」という名ではありますが、
ルートは決まっているものの、自分たちのペースで回ることができるとのこと。
短い滞在時間を書いている人もいるので1日費やす感じではないのかなー?と想像しつつ、とりあえず余裕をもって挑みました。
結果、
映画のセット以上に「制作の裏側」が思った以上に面白く、なんと7時間も滞在していました。
(11時近くに入場したので、ほぼ閉館時間になっていました)
さらに驚いたのが、外国人の方の多いこと。
あちこち飛び交う外国語。
ここは日本じゃないのでは?と錯覚したくらい。
ちょっとしたショートトリップ気分も味わえました。
写真や動画を撮りまくっていたら、スマホは中盤で電池切れ。
ツアーの後半の写真が少し物足りませんが、いくつかご紹介していきますね。
いやあ、すごい。
本当に、映画の中に入ったような感覚になります。
メディアでも紹介されているので既視感はありましたが、
実際の見上げるような一つひとつの精巧な制作物は本当に素晴らしかったです。
そして、天気が良いと尚、ありがたいですね。
外の撮影が映えます!!
中でも私が感激したもの・ことを紹介します。
◆人形使い
ハリーポッターもそうですが、特に映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズに欠かせない、魔法生物たち。
当然、実際には存在しない動物なので、人形使いの人が模型を操って、よりリアルな動きを模索した作業があったことを、初めて知りました。
特に上記写真の、植物みたいなボウトラックルという魔法生物がとっても可愛くて、数々の説明や動画紹介をずっと観ていました。
二フラーというモグラみたいな子たちも可愛かったです…!!
アニメのクリエイターの世界でも、動きを滑らかにするだけでは感動は生まれないという内容を目にしたことがありますが、
このような映画でも、コンピューターと睨めっこするだけでは生まれないコミカルな動きや愛嬌のようなものがあって、人の手による制作の奥深さを感じました。
◆動物の役者たち「タレント動物」
ハリーポッターシリーズ全編通して重要な役の1匹のシロフクロウが、実は4匹も変化し出演していたことも知りませんでした!
他にも重要な役どころの猫や犬たちも、「タレント動物」としてどんな子たちが活躍していたのかが紹介されていて、とても面白かったです。
一匹一匹の「本名」や、性格や得意なことなど。
動物たちも大事なキャストとして紹介されていることに感銘を受けました。
◆「バタービール」とごはん
バタービールって何ぞや・・・という感じですよね。
特にハリーポッターの本の中では定番の飲み物です。
見た目とは異なり子供も飲めるソフトドリンクで、
本当に名前の通りバターっぽさのあるクリームが乗った美味しいソーダでした。
1杯1000円と少し高いのですが、カップを洗って持ち帰ることができます。
専用の洗うところがズラリとあるので、思い出のお土産になりました。
カップは厚みのあるプラスチックでなかなか丈夫。
かわいいです。
ほぼみんな買っていましたが、1日に幾つ売れるのだろうか・・・
それから、4つの寮をモチーフにしたごはん。
とりあえず、映え。
謎だったのが、黄色いプレート(レイブンクロー)の上に乗っている、植物もどき。
こちら。
鉢植えの植物...みたいですよね。
上はライスコロッケのようで娘が食べましたが、その後、その下は…
土??
そんわけないけど、そんなことある?笑
土にしか見えない。笑
「これは何ですか?」と
スタッフの人に聞いたら、教えてくれました!
ご興味ある人は是非行った時に聞いてみてください♪
◆「マンドレイク」という魔法植物の制作物
先ほどのライスコロッケに通じる映画の登場植物?キャラ?の制作物がこちら。
さり気なくレストランの上の棚に飾ってありましたが、なかなかなインパクト。笑
ちょっと放っておけなくて撮ってきました。
怖い。笑
訳あって、横にヘッドホンも置いてあります。
ストーリーを知っている人はやはりこういうネタが面白いですね。
◆大道具や美術の素晴らしさ!!
正直、このエリアが大興奮だったのですが、途中でスマホの電池が切れてしまいました…。
写真、全然足りませんが。
「大理石の作り方」というのもとにかく面白く、いかに映画のセットに重厚感を出すか、コストを押さえつつ短い時間でうまく作り上げるか・・・
非常に興味深く面白かったです。
この写真の中央右寄りにある柱にも、
大理石を模した紙が貼ってあるのですが、
その紙を作っている様子が左側のモニターで放映されていました。
巨大な「マーブリング」の技術を施した後、
更にそこにツヤを消す塗料を塗ったり、筆で描きこみをしていたりと、
本当に本物の大理石のように変化していく様子がとても面白かったです。
すごい。
とにかくすごい。
美術チームと大道具チームのタッグ。
予算を組み、建材を調達し、作り上げてから修正まで、、、
どれほどの人と技と時間と道具、資材が費やされているか... 思い知ります。
数々の模型も、楽しい!!
建築や空間デザインに興味がある人も、絶対面白いと思う。
◆5万円のチェス!!
チェスにハマっている長女、
お土産屋さんで一番欲しがったものがこの5万円のチェスです。
もちろん、買えません!!
が、本当に駒の一つ一つが芸術作品で、欲しくなる気持ちがわかりました。
いやあ、これはすごい。
我が家にあるのはAmazonでポチった1000円のチェスです。笑
◆杖
5万円のチェスは買えませんが、ハーマイオニーの杖を買いました。
この場所にくると、手にしなきゃいけないと思わせる杖たち。
めちゃめちゃ種類が豊富で、それぞれの特徴やデザインを見るのも楽しいです。
こんな風に、
主要なキャラクターの杖は全てその特徴を生かし細かく杖がデザインされているんですよね。
衣装の一部のようにしっかりと設定され作りこまれていて、これをじっくり眺めるだけでもかなりの時間を要します…
個人的には「ファンタスティック・ビースト」の主人公「ニュート・スキャマンダー」の杖が欲しかったです。笑
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他にも、箒に乗って撮影する「特撮」や「視覚効果」などのエリアもとても面白かったですし、体験できるものも色々ありました。
一番下の絵画、ちゃっかり次女と私(長女は撮影したくないとのことで笑)。
これはハリポタの魔法の世界のように「動く絵画のように見える効果」が施されているので、ビデオじゃないと面白さが全く伝わりませんが!!
何度でも撮影できるので、行った方は是非チャレンジしてみてください♪
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まだまだ話したいことや感激したことはたくさんありますが、
私の独断と偏見で一部をご紹介してみました。
本や映画を知らないと確かに面白さが半減かもしれませんが、映画制作の裏側や「ものづくり」に興味がある人ならば、また違う視点で思い切り楽しめる気がしました。
そして思った以上に、
本当に様々な業種や職種の人たちがワンチームで働いて、壮大な制作に関わっていることがわかり、その仕事ぶりやこだわりの数々にひたすら感銘を受けます。
「仕事」という軸で見ても、親子でものすごい社会勉強になりました。
「芸術の秋」ということで、各地でアートの作品展も多い今日この頃。
アート巡りにハリーポッター東京のツアーが選択肢になかった人も、もしよければ検討してみてくださいね!!