decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

★ディーセントワークの新しいメンバーのご紹介 ーその1

こんにちは!
ハチです。
 
昨年、年末にかけてディーセントワークに多くのメンバーがジョインしてくれました。
 
メンバー1人1人が各々の生活基準を尊重しながら自立した働き方を目指しているため、全員が一堂に介することはあまりありません。
普段はチャットでのフラットな会話がほどんど。
 
 
そこで、
 
他のメンバーについてもっとお互い知ってみたい!
ディーセントワークを応援してくださる方に新しいメンバーの個性や魅力を伝えたい!
 
と思い、
今回は新しいメンバーにささやかなアンケートをとらせていただきました。
 
みなさん、キャリアやキャラクターは様々ですが、
だからこそより多様な方の悩みや相談にものれるメンバーが集っていると思います。
 
様々な価値観を尊重していきたいからこそ、関わるメンバー同士も色々な視点があってほしい。
 
もしよければ是非ご覧ください^^
 
 
 
 
 
吉澤優貴(よしざわゆうき)
 

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▶▶▶ ポジティブ、大雑把、気にしない性格です。
 
★ちょっと変わったキャリアや経験はある?
保育事業で起業した経験あり。
無認可の託児所を経営し、千葉市の「待機児童問題」を解消に取り組む。
それに伴い、女性の社会進出、潜在保育士の活躍を支援。
期間限定3年間の運営で80名近くのお子さんを預かり20名の女性社員を雇用しました。
 
★人生のターニングポイント
両親が病気で亡くなり、高校生の双子の妹を高校卒業から専門学校卒業まで生活からすべて面倒を見た事。
無事に成人させる事ができ、今では子育てがひと段落した親の心境です。
仕事よりも実生活でも学びの方が多かったと思っています。
 
★ちょっと得意なこと、自慢できること
0歳児の時から赤ちゃんモデルをし、自分のミルク代、おむつ代を時給自足していたこと。
 
幼い頃から大人に囲まれて、大人が要求する事を自然と考えて過ごしていました。
お会いする方が、どのようなお話を聞きたいのか、どのような言葉が今必要なのかを考えながら対応する事ができると思います。
 
★好きな本、思い出の本
 
幼い頃から読んでいる本。生きていく上で本質的に重要な事が書かれている本だと思います。自分に子どもがいたら、プレゼントしたいです。
 
 
★最近読んだ本、おすすめ本
いっぱい読んでいますが、面白い本と出会えていません。
昔の方が面白い本に出会えていたような気がします。
 
★今年チャレンジしてみたいこと、いま熱中していること
プロポーズ
 
 
 *
 
 
いなはし あみ
 

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▶▶▶ 真面目だと周りからはよく言われますが、自分では普通だと思っています…笑
人知りをするので、慣れるまで時間がかかります、、、
困ってる人がいたら力になってあげたいと行動するタイプです。
 
★趣味はありますか?
読書や音楽鑑賞
本屋さん巡りが好きです。音楽はK-POPとロックが好きです!!
動物がとても好きで犬をずっと飼っています。孔雀を飼っていたときもありました。
 
★人生のターニングポイント
高校生のときです。
恩師の先生と出会いました。
先生に言われた「take it easy」という言葉は今でも私の大切な言葉です。
 
★ちょっと得意なこと、自慢できること
自慢とかではないんですが、手紙を書くことや文章を書くことが好きです。
 
★好きな本、思い出の本
村山早紀先生の本が大好きでオススメです!
「コンビニたそがれ堂」というシリーズがとくにオススメしたいです!
 
コンビニたそがれ堂シリーズは普段本を読まない人にも読みやすいと思います。
温かくてやさしくて、疲れた心にそっと寄り添ってくれるような本です。
 
 
★最近読んだ本、おすすめ本
最近読んだ中では、小野寺 史宜さんの「ひと」がオススメです!
本屋大賞にもノミネートされている本で、55円とコロッケが人の縁を繋いでくれる…人のやさしさ、人に頼ったり助けてもらうことの大切さを教えてくれる一冊です。
 
★今年チャレンジしてみたいこと、いま熱中していること
韓国語と英語を話せるようになりたいです!
あと、海外旅行に行きたいです。
 
★好きな言葉を、手書きで寄せて頂きました!
 

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三村裕美(みむらひろみ)
 

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▶▶▶ 社交的でコミュ力高めに見える、隠れ人見知りです。
でも相手のお話を聞くのは好きなので、会話が始まれば質問が止まらなくなってしまいます!
 
★ちょっと変わったキャリアがあれば
前職で遊技機関連部品を扱っていたので、新卒20代前半女子にも関わらず、流通しているパチンコ台のメーカーやタイトルにやたら詳しかったです!笑
 
★人生のターニングポイント
小学生の時に英語を習い始めたこと。
得意科目が出来たことで、以降の進学先へのレールが自然に敷かれたように思います。
あの時、英語を習い始めてなかったら、確実に今の人生はなかったです!
 
ところが、何と今は全くしゃべることも聞き取ることも出来ない大人になってしまいました。。もったいない。。涙
 
 
★ちょっと得意なこと、自慢できること
子供とすぐ友達になれる!
子供たちが集まる機会には、子供の遊び担当は任せて下さい♪
 
★好きな本、思い出の本
絵本のバムとケロシリーズ(島田ゆかさん作/絵)
 
まず絵がかわいい!隠れキャラクターを見つけるのに大人も夢中になってしまいます。主人公のバムとケロ以外の小さな隠れキャラクターにまで細かい設定があると思われ、それを想像するとキュンとします♪
もちろん、物語もほのぼのとしたなかにシュールな笑いの要素もありと楽しめ、子供はもちろん読み聞かせている大人も、この世界にのめり込んでしまうこと間違いなしです!ついついシリーズで揃えてしまいました。
 
 
★今年チャレンジしてみたいことは?
自分の運転する車で高速道路をスイスイ運転できるようになりたい!
車を安全運転支援システム付きに変えたので、お力を借りながら、まずはディズニーランドが目標です!
 
★好きな言葉を、手書きで寄せて頂きました!
 

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いかがでしたでしょうか。
 
プロポーズの目標や、孔雀を飼っていた!?
三村さんは忘年会でもずっと子どもたちと遊んでくれました^^
 
次回は、4名の方をご紹介します!

尾崎えり子氏とDW代表・高橋のトークセッション&Mov市レポート◆社会の不協和も延々とアップデートを強いられる働き方改革も、教育の根本に立ち返ることで解決の糸口が見つかる?

こんにちは!
ハチです。
 
先日、渋谷ヒカリエ8階で開催された「仕事と働き方の見本市ーMov市」。
 

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ディーセントワークも例年通り、妊婦や育児を疑似体験できるブースを設け、
お陰様で盛況に終えられることができました!
 
足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。
 
 
   *
 
 
また、今回はこのブース以外に、
 
「育て方、働き方をアップデート!パパ経営者×ママ経営者のトークセッション」
 
というトークイベントが開かれました。
 

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「パパ経営者」は、株式会社ディーセントワークの代表・高橋、
「ママ経営者」は、「メルカリを使った子供の金銭教育」でも話題になった女性経営者・尾崎 えり子さん。
 
尾崎 えり子(おざき えりこ)
1983年香川県生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、経営コンサルティング会社に入社。ベンチャー企業経営者への組織人事コンサルティング営業や、大手企業へのIRコンサルティング営業に携わり、在籍4年で2度の優秀社員賞を受賞。2013年、転職。企業内起業という形で子会社の設立に参画。幼児向けのスポーツ通信教材の開発に従事。第1子の育休から復帰後、代表取締役に就任。第2子の育休を経て退職し、14年7月に株式会社新閃力を立ち上げる。地元の千葉県流山市を中心に母親たちのキャリアと子供たちのキャリア教育という二軸で事業を展開
 
高橋 秀成(たかはし ひでなり)
1979年生まれ。大手求人媒体社に入社し、中途採用媒体の企画営業に従事。その後、広告代理店に転職し、会社の創業から関わり、経営企画から実行まで広く携わる。直接雇用に関われる仕事がしたいと人材紹介会社を志望し、証券系人材会社を経て独立。株式会社ディーセントワークの代表取締役として、シングルマザーや時短で働くママワーカーの就業支援を複数行う。また、AIを駆使したベンチャー企業のアドバイザーやBARのオーナーなども兼任。社員13名中8名がママワーカーであり、在籍社員数よりも子供の数が多いのが特徴。自身も1児の娘を持つパパである。

 

主にディーセントワーク高橋が、
尾崎さんの話を聞き出すような形で対談を行いました。
 
私も子連れで聞かせていただきましたが、
考えさせられる内容だったので、レポートさせていただきたいと思います!
 
 
  *
 
 
◆ママの立場をむしろチャンスに変えて、自分の力でオンリーワンな道を切り開く
 
「子どもを産んだことで働きにくいとか、
ママとして働くことに迷いはなかったか?」
 
という問いに対し、
尾崎さんの答えはもっとずっと遡った決意表明から。
会場が驚かされました。
 
 
そもそも、
自分の自己実現のために、25歳で子供を産んでから仕事をしようと決意。
 
ママとしての立場を利用しようというと変かもしれないが、
その状態をエネルギーやチャンスにして、
 
自分にしかできない仕事(生き方)をしようと、子どもを産む前から決めていた。
 
と話す尾崎さん。
 
 
子どもはもちろん授かりものですし、
当然最初から自分の計画通り、思い描くようには人生進まないけれども、
 
いざママになってから
 
  • 「このままこの会社にいてもいいのかな?」とか、
  • 「働きたいけれど自分を雇ってくれるところはあるだろうか」とか、
  • 時間的制約や子供の体調不良などでうまく立ち回れない現状を前に、働きたいけれど働けない・・・
 
などの現状に対峙する方はとても多いですよね。
 
 
ママになった後に色々悩むことの方が多いのに、
ママになる前から
 
「ママの立場をむしろチャンスに変えて、自分の力でオンリーワンな道を切り開く」
 
と決意した尾崎さん。
 
ブレのない意志とエネルギー、強さを感じました。
 
 
半面、
 
「育児と自分の仕事で実際はいっぱいいっぱいです!」
 
という、
どんなお母さんとも同じような等身大な姿も。
 
 
尾崎さんに才能はあれど
同じような子育ての問題や体調不良で悩まされることも当たり前。
 
どんなママも意思次第で切り開ける土壌が現代には多数あるのだと
思わせてくれました。
 
 
 
◆ママはパパよりたたかれやすい?
 
いいことばかりではありません。
 
ママになって働くこと、ライフスタイルに合わせた「新しい働き方」を実現すると、
「変わったこと」として捉えられ、周りからたたかれることも。
 
 
「カフェで仕事をしている」
 
=ヒマなの?
=保育園の枠うめないでよ
=趣味程度なんじゃない?
=お小遣い程度でしょ?
 
 
などの図式が、一部の人の頭の中では自然と出来上がるようです。
 
 
もちろん金額が全てではないですが、
実際はママが家庭に数十万のお金を入れているほどの稼ぎがあっても、
パートナーありなしに関わらず「ママの仕事」は世間的にまだまだ軽視されがちな傾向があるかもしれませんね。
 
例えそれが実際お小遣い程度だろうと、
他人様にとやかく言われる筋合いはないのですが、
これが男性ならば言われにくいのに、女性なら言われやすい…
という現状も肌感でわかります。
 
 
また、
軽んじてほしくない程度に仕事の重みや価値を深く知ってもらったとしても、
今度はまた「子どもが可哀そう」などの別軸でたたかれる。
 
不思議なものです。
 
 
一方で高橋は、
 
「自分がママと同じような家事・育児をしているだけで、
ママより褒められるという現状に違和感を覚える」
 
と言います。
 
「親なんで、(やるのが)普通なんですけど!!」
 
と。
 
「ママと同じだけ育児や家事に参加することは、全く特別なことではないという感覚」が、
まだまだどれほど日本で浸透しているでしょうか…
 
 
「オレやってます感」を露でも出してしまうそこのパパ。
まずは自分の感覚を恥じましょう。
 
 
 
◆子どもがメルカリでお小遣い稼ぎをする?その先に得られるものは?
 
さて、
尾崎さんは当時1年生の息子さんに対し、
お手伝いがんばったら1週間に100円などのお小遣いを渡していたものの、
 
「結局何年たっても自分の欲しいオモチャが買えないじゃないか!」
 
ということに気づいた息子さん。
 
セブンイレブンでバイトしてもいい?いつも行ってるからできそう!」
 
いや、ダメだし、無理ですよね(笑)
 
「じゃあ、メルカリならできる?」
 
それならできるね!ということで色々調べ、
 
夏休みの自由研究がてら、
シーグラスを海で拾って加工し、メルカリで稼ぐという方法に行きついたそうです。
 
(詳しくはこちらご覧ください。)
☆「メルカリは子どもの金銭教育に最適」 尾崎えり子さん
 
 
尾崎さんにとっても、
「新しいことを生み出す」というのは得意分野であり、好きな事。
 
 
子育てや仕事が色々と大変な時に、
 
自分自身も子供に対して「新しいことを生み出す」という価値を生かそうじゃないか。
 
それが尾崎さんご自身の動機にもなったようです。
 
 
子どもが自分でお金を稼ぐというスタイルは
賛否両論分かれるところではあると思いますが、
 
誕生日やクリスマス以外で、
「自分の希望するタイミングで自分の欲しいものを手に入れる」
といった、
「選択の自由を買っている」とも、尾崎さんは話していました。
 
 
また、メルカリを通じで社会を学ぶきっかけにも当然なるようで、
 
1000円で売れたのに取り分は700円なのはなぜ?
ママちょっと取っちゃった!?
 
と疑問に思った息子さん(笑)
 
 
そもそも一緒に関わるママの人件費は請求対象にしていないということを前提に、
  • 原価とは?
  • メルカリさんはじゃあ何で儲けているのか?
  • 人件費や、郵便にまつわる代金はどうなっているのか?
などなど、
 
子どもならではの「本質を突く質問」
に応える形で社会を学ばせられているようでした。
 
 
一方、危機感を感じることもあるそうで、
 
街でおばあちゃんに挨拶をしたら、野菜をもらった
今度から野菜をくれる人に挨拶をしたら良いのではないか!?
 
などの思考回路にも驚いたようです。
 
子どもが「目先の利益」に翻弄されそうな時に、
尾崎さんもママとして、
「狭い視野で物を見ずに、挨拶のその先に得られるものへの気づき」
を解いてみたとのこと。
 
親子で試行錯誤されながらも、
 
子どもに裁量を渡すことで
子ども自身が「自分で決める力」が身についている
 
と話していました。
 
 
 
高橋もこの話を受けて、
 
子どもの頃は母子家庭だったこともありお小遣いなどまったくもらえないほどだったが、
掃除をすることでもらえるお小遣いがあったことを思い起こし、
 
綺麗なところを掃除しても価値を感じてもらえずお小遣いはもらえないことから、
「じゃあどれくらいの期間で汚れるのか?」
を考えながら掃除をしていた、と話し、
 
それら一連の負荷のかかる出来事で
一種のマーケティング力みたいなものが培われ、
今の土台になっているかもしれない 
 
と。
 
 
大人になっても、自分で考える力の弱い子は散見しますが、
いつも親が何かを決め、自分自身で考えさせてこなかったことが多いことに大きな原因があるように思います。
 
与えられるものでいつも大体満たされていたり、
あまり大きな負荷が無い状態での選択しかしてこないと、
本人も社会人になって突然どうしたら良いのか途方に暮れてしまう場面も多々あるようです。
 
 
子どもがメルカリなどでお小遣い稼ぎをするその先に得られるものは、
 
「自分で決める力」
「自分で裁量を渡された時に考える力」
「なんらかの障害や負荷のある中で工夫したり市場調査(マーケティング)したりする力」
 
などかもしれません。
 
これらの力を引き出す方法はメルカリに限らず、
当然家庭によって違ってもいいわけです。
 
 
私自身ついつい
子どもへの選択を最初から2択に絞ってしまったり、
ゼロから考え出す時間に付き合いきれず先回りしてしまうことも多々ある自分に気づきました。
 
 
 
◆「働く(社会人)」と「学ぶ(教育現場)」間における断絶状態を改善する
 
 
尾崎さんが力説していたのは、
 
「働くこと」と「学ぶこと」が断絶されている 
 
ということ。
 
 
たとえば、
 
満員電車を知らないまま突然大人になりその現状を知る、親になる、
満員電車に乗らない働き方があるんだ、ということを社会に出て初めて知る…
 
社会に出て突然と
「おまえ、なにやりたいの?」
と聞かれても、
学校で一度もそんなことを聞かれたことがなかったら、
答えられなくて当たり前!
 
などなど・・・
 
 
・教育をアップデートせよ!
・働き方・仕事をアップデートせよ!
 
このような文句が今や溢れていますが、
 
そもそもこの「働く」と「教育」の断絶が起こっている限り、
教育を受けても社会に出た時に常にアップデートを必要とする状況が起き、
 
それって延々にアップデートしなくちゃいけないよね?
 
と。
 
 
社会に出て初めて「働き方のアップデートが必要だ!」と言ってももはや気づくのが遅く、
そこから幾ら頑張ってアップデートしようしても、
また次の世代には新たなアップデートが必要になるから、
永遠に追いつけないじゃないか。
 
 
確かに!!
 
 
会社への働きかけで新たな働き方を模索したり、
実際に枠にとらわれない働き方も増えてはいますが、
 
今思えば10年以上前、いやもっともっと前からのテーマだったはず。
 
変化が起こるのはとても遅い。
 
尾崎さんはその考えから、
トリストという場を設け、
子どもと働く大人がもっと関われる場を作っています。
 
(詳しくはこちらをご覧ください)
☆ニュースなど
「Trist内でほかの働くママたちとのネットワークづくりやスキルアップもできるようしたい」と尾崎さん。(本文引用)
→2018年11月10日 テレビ朝日スーパーJチャンネル」トリスト密着取材など、メディアでも多数取り上げられています。
 
 
 
高橋も人材紹介企業を経営する中で、
「何をしたいのかも、どうしたいのかもよくわからない」
という転職相談者の方にも多数接すると言います。
 
彼らも結局、今まで生きてきた人生において、
なんとなく流れる教育過程を終え、
社会に出て受け身で過ごしてきてしまったのかもしれません。
 
彼ら自身がその状態を辛く感じているのならば、
また、それ故に選択肢や将来の幅を狭めてしまっているのであれば、
 
もっと早くに、
それこそ学校や教育現場で自分自身をアップデートできる機会が多数あれば
社会における選択肢もより広がっていたかもしれない。
 
 
だからこそ、
とにかく教育が大切だと。
 
タイトルにも書きましたが、
 
昨今の社会の不協和も延々とアップデートを強いられる働き方改革も、
教育の根本に立ち返ることで解決の糸口が見つかるのかもしれません。
 
それこそ難しいことですが、
子育てや教育に関わる多くの人、
またそれ以外の政治もからむ全ての大人たちがそのことに気づくことから始まるのでしょうか。
気づいた人から一人でも多くを巻き込んで動くことが最短なのでしょうか。
 
自分自身と子育てを重ね合わせながら考えさせられました。
 
 
   *
 
 
その他、
様々な対談での出来事や発見、
子育てや教育において大事にしていることなど、
トークセッションの話題は盛りだくさんでした。
 
 
さらに、
実は大学時代に法学部で少年法の勉強をしていたという尾崎さん。
少年院から出て今までと同じ学校や家や地域に戻っても同じことを繰り返してしまう現状も目の当たりにし、
「自分自身で生き抜く力の大切さ」を感じたとのこと。
 
子どもたちを「法律」で社会に戻すのではなく、
自分自身で稼ぐことができ、「生き抜く力」でもって社会に戻さなければ意味がない、
 
それは社会に出る教育の段階で、
子どもたちにその力が養われている必要があると。
 
 
メルカリの記事にもあるように、
尾崎さんの子育ての根底にあるのは
 
「自分がいなくても生きていける人間に育てたい」
 
というもの。
 
育て方は十人十色あれど、
どんなママもパパもその想いに共感できるのではないでしょうか。
 
先ほどのトリストの件のように、
社会で活躍する大人を身近に感じ、触れ合う機会が多ければ多いほど、
その力が広がっていくことを信じ、
尾崎さんはその仕組みを引き続き作っていきたいと語られていました。
 
 
トークセッションに漂っていたエネルギーや説得力から見ても、
ママやパパになって得られた「視野の拡がり」は
間違いなくお2人にとって、経営者としてもプラスに作用しているとのこと。
 
これからも世の中に新しい価値の提供をしつつ、
様々な切り口で現状の改善の糸口を見つけていくきっかけを更に広く深く生み出していただきたいです!
 
<追記>
→なんだかこの記事を読むと、
尾崎さんのお母様も超絶パワフルで度肝抜かれます!!

【無料】今週土曜(2月23日)渋谷ヒカリエ8FにてMov市開催◆13時半からトークイベントも!

こんにちは!

ハチです。

 

今週土曜日に実施されるヒカリエ8Fの大型イベント「Mov市」で、ディーセントワーク代表の高橋が尾崎 えり子 (Eriko Ozaki) さんとトークセッションを行います!

 

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尾崎さんは「メルカリを使った子供の金銭教育」でも話題になった女性経営者さん。

ベンチャー企業の役員や、ママワーカーにスポットライトをあてたシェアオフィスの運営、さらにはNPOの副代表も務められています。

 

「ママで起業することの大変さややりがいは?」
「育児をしつつ、時短で働きながらキャリア形成できるの?」
「二人が考えるこれからの育児や働き方のありかたとは?」

 

こんなテーマのお話が予定されています。


費用は無料です!
45分程度ですので、ぜひ休日の空いた時間にお越しください。

 

ヒカリエやstreamのランチ帰りにでも立ち寄っていただければ、トークイベント前後に色んなブースもお楽しみいただけるかと思います。

女性はもちろん、男性にも参加いただきたいので、もしご興味のある方はシェアしていただけると嬉しいです!

 

トークセッションについてはこちら

https://mov-ichi.com/exhibitor_school/1162/?fbclid=IwAR1ACT057-NCEVJW0WdjWVQuRKu6S_SaBTdkUX0yBBZLh7C1rnpLxBrb9HM

 

◆Mov市についてはこちら

https://mov-ichi.com

 

私も子連れで少し参加させていただきます。

例年通り、ディーセントワークのブースでは妊婦体験をしていただけますので、学生など老若男女問わずぜひどうぞ!

オープンなスペースになっていますので、他のブースも気軽にのぞいていただけます。

お買い物や体験などもフラリとでき、楽しいですよ(^^)

明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。
ハチです。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

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さて、ディーセントワークの代表・高橋からも、
新年におけるメッセージや抱負を寄せていただきました。
 
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採用企業の皆さんに対しては、「コミットメント型のエージェント体制」を作り、深く貢献していきたい。
人材紹介業というものは「必ず*名紹介します」ということは難しく、仮にリテーナー(前金)をいただいたとしても人が相手なので当然ながら達成が容易なものではない。
しかし、成果報酬であっても、きちんとKPIを共有し、しっかりコミットできる人材会社が存在できていたら、非常に重宝していただけると考えている。
2019年はその仕組みをより作っていきたいと思う。
 
求職者の皆さんに対しては、「全業種全職種の横断型エージェント」として様々な可能性を提示しながら、その上で「現実的で先の広がりがある転職」を実現できるようご支援していきたい。
「できることを活かして転職をする」のは基本だけれども、それでも「隣の芝生が青ければ気になる」のも人として自然な感情。そういった部分もケアしつつ、頼れるエージェントとして精度の高い支援ができる体制をより作っていきたい。
 
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転職したいな、とか、自分には他にどんな選択肢があるのかな…
と考えるタイミングや理由、温度感は、
本当に人それぞれですよね。
 
マニュアルなどないからこそ、それぞれの答えや次の道筋が、常により明るいものであるように。
「人が介するからこそできること」を今年も探りながら、真摯に向き合っていきたいと思います。
 
そして、様々な難しさも含めてこのお仕事にやりがいを感じている、
頼もしくフレッシュな「想いの強い」新しいメンバーもたくさん増えたので、
こちらでまた少しずつご紹介していきたいと思います!
 
 
我が家におきましては先日七草粥もいただき、
子どもたちの幼稚園や小学校もスタート。
 
またドタバタの毎日が始まりました。
 
とにもかくにも、
こうしてまた新たな一年を迎えられたことに感謝しつつ、
皆様におかれましても
ご健勝で幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 
冒頭にも書かせていただきましたが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ディーセントワーク、新オフィスを構えました!【京橋駅、徒歩3分です】

こんにちは!
ハチです。
 
いよいよ、大晦日ですね。
本年もあたたかく見守ってくださった方々、お付き合いいただいた皆様、関わってくださった多くの皆様、
本当にありがとうございました。
 
さて、この12月。
弊社・ディーセントワークでは新しいオフィスを構えることができましたこと、
ご報告申し上げます。
 
=================================
株式会社ディーセントワーク
〒104-0031
東京都中央区 京橋2-12-9 55-1京橋ビル2F
=================================
 
場所は京橋駅より徒歩3分ほど。
室町駅もスグですね!
 
銀座や東京駅からも徒歩圏内なので、アクセスも良いです。
 
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こちらがビルです!

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中はこんな感じ。
壁紙にもこだわりました!
 
 
ディーセントワークのエージェント陣が、
転職のご相談にいらした皆様のお話を本音でしっかりとお伺いできるよう、
 
個別のブースでご安心していただきつつ、
なるべくリラックスしていただけるような雰囲気にしております。
 
また、
先日は新オフィス祝いも兼ねて、
こちらのお新オフィスで忘年会が行われました!
 
ケータリングも頂きながら、
大人も子どもたちもワイワイ。
 
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ご飯も美味しかったです♡

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子どもたちも多く、たくさんいただきました◎

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とりあえず、カンパイ!!

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子どもたちは風船遊びに夢中。
 
 
そして、
最近は新しい仲間も続々と増えたディーセントワーク。
 
もともとママが多い弊社ですが、
今回は独身の方も含め、男女関わらず増えました!
 
既婚未婚・男性女性に関わらず、
様々な価値観の者同士が認め合い尊重し合えるよう、
ますます互いに支え合い刺激を与えながら、
 
何より転職相談者の方々の気持ちや立場に寄り添えるお仕事をして参りたいと思います。
 
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!

工作系オモチャに、まさかの『はんだごて』!?

こんにちは!
ハチです。
 
今回は、小学校高学年向けに、
またまた個人的に印象深いオモチャたちをご紹介したいと思います。
 
***
 
子どもの探求心をくすぐるオモチャをズラッと並べている「好奇心の部屋」という店舗( http://mokei-factory.com/kokishin/ )にて、
目に飛び込んできたのがコチラ。
 
6本足歩行する、ロボットの「フォロ」!!

エレキット フォロ MR-9107

 
Amazonによる商品ページより: エレキット フォロ MR-9107 )
 
なんだか愛らしい顔をしていますが、
肝心の中身は?
 
機能としてはモードが2つあり、
「たんけんモード」では赤外線センサーで障害物を探知して避けてみたり、
「なかよしモード」では目の前に現れた動くものの後を着いて行ったり。
 
多様な動きはしませんが、少し賢いロボット。
 
しかし、
このような機能が搭載されたロボット自体、
ペッパーも街中で見慣れてきた現代人にとっては
近年珍しいものではありませんよね。
 
実は、このオモチャがすごいのは、、、
 
部品がバラバラなんです。
 
なんと、
部品総数、115点!!
 
バラバラになっている部品を全て組み立て、
問題なく動作するまでの機能を自分自身で搭載させなければなりません。
(対象年齢は10歳~)
 
ちょっと複雑な「工作系のオモチャ」なのです。
 
 
 
「オモチャ」を組み立てるのに「工具」が必要
 
このオモチャの箱に入っていない、
「工作に必要なもの」には以下の3点が記載してあります。
 
  • ドライバー(プラス)
  • ニッパー
  • (あと、単4電池が4つ必要です!)
 
笑。
 
ドライバーなんて大体の家庭にあるものの、
保護者管轄下にあり子供が身近に利用する道具ではないでしょう。
 
さらに、
ニッパーって?
 

フジ矢 スモールニッパ 110mm 刃部鏡面仕上げで切れ味抜群 より線Ф2.0まで切断可能 MP4-110

↑これ。
 
私個人的にはアクセサリー作りに細いワイヤーを切ることもあるので所有していますが、
家庭に必ずしも揃っているものではなさそう。
 
 
・・・そんな、
ちょっとしたハードルがまた「本物志向」で、
笑っちゃうというか、面白いというか。
 
 
なかなか挑戦的なオモチャを提供してくれるじゃないか、
エレキット。
 
ちなみに組み立て方はコチラ!!
しかと見届けて頂きたいものです。
 
まさかの『はんだごて』を別で買ってください」なオモチャ。
 
ニッパー必須なんて、かわいいもんです。
『はんだごて』が必須な工作オモチャがズラリとあるのですから。
 
そもそも『はんだごて』って、記憶にありますか?

白光(HAKKO) 電子基板用はんだ付けセット 40W FX511-01

 
↑これ。
 
熱されたコテで金属を溶かし、配線などを接着する、あれです。
 
学校で「使うところ」「使わないところ」があるのか未確認ですが、
 
私自身は確か中学生頃に
美術の授業でのステンドグラス作成や
技術系の授業でロボット作成をするため使用したような記憶がボンヤリ。
 
私自身、お仕事も学校も電気・機械系ではないので、
『はんだごて』なんぞ、そんな遠い授業の記憶で止まっており、
半導体作りには欠かせない…くらいの知識レベルでしたが。
 
『はんだごて』が、
こんな身近に「オモチャ」として存在してくれる可能性があるなんて!!
 
衝撃でした。
 
 
『はんだごて』を使わないと作れない、
同じくエレキットの強気なオモチャたちの一部がこちら。
 
エレキット メロディー時計2 自分で作曲 はんだ付けキット AW-866

エレキット メロディー時計2 自分で作曲 はんだ付けキット AW-866

 

 

 

エレキット(elekit)はんだ付け電子工作キット ミニグランドピアノ

エレキット(elekit)はんだ付け電子工作キット ミニグランドピアノ

 

 

なんかもう、、、面白すぎます!!
 
はんだごて自体の温度は非常に高くなり火傷の危険もあるため、
子どもに安易に渡せるものではないと思いますが...
 
親の監視下で注意して扱えば、
「こんなものが作れるんだ…!!!」
という、今までのおもちゃでは感じ得なかったような壮大な感動を呼び起こしてくれるような気がします。
 
 
オトナも、、、
絶対に、楽しいですよね?笑
 
ものの仕組みが根底までわかり、
時にはうまく動作しなかったり失敗することも含め、
 
根気よく取り組む過程や、
原因を突き止めて解決しようとする作業全てひっくるめて、
とても価値のある体験になりそうです。
 
 
それで、「エレキット」って一体どんな会社!?
 
『はんだごて』を使うオモチャは、エレキットのもの以外にも、意外とたくさんありました。
 
しかし圧倒的に目立っていたエレキットのオモチャ。
決してオシャレなわけでもなく、エンジニア感満載過ぎるそのパッケージやラインナップを見ても、なかなか無視できないものがありました。
 
「エレキット」とは、
私自身不勉強で聞いたことのない社名だったのですが、
株式会社イーケイジャパンという企業のブランド名だそうです。
 
電子ホビー商品等の製造、販売を行っており、本社は福岡の太宰府
遡ると、もともとは電気販売店だったとのこと。
 
1973年には 電子工作キット5種類を開発・発売… と、
まるで電気、電子、機械工作の先駆けともいえますね。
 
エレキットは、1970年代に福岡の電気販売店「デンキのカホ」で誕生しました。創業者の柳瀬綱夫が、自らの店舗で技術本を片手にラジオを作るためのパーツを集めている子供たちを見て、もっと簡単にラジオを作れるようにラジオパーツ一式を揃えて、キットとして販売する事を思いついたのがエレキット事業の始まりです。その後、手軽に楽しめる実用的なハンダ付け工作キットや、中の基板が見えるように半透明のケースで覆われたロボットキット「MOVIT」シリーズなどを発売し、電子工作ファンの子供たちに大人気となりました。(ホームページより引用)
 
その他の情報を見ても、
国際的な賞の実績なども多数あり、相当な老舗なことが伺えます。
それでいてオモチャ市場や新たな切り口で挑戦し続ける、なかなかホットな企業。
 
最近もこのようなニュースが賑わっているようです。
このプログラミング教材も、
先述した「好奇心の部屋」という店舗でも多数売れていました。
 
余計なものはそぎ落としつつ、楽しくロジカルに。
順序だてて頭の中を整理してくれる教材としては、
文系出身の新卒学生のエンジニア入門の研修でも役に立ちそうです。
 
株式会社イーケイジャパンにおけるエレキット。
公式Facebookやホームページ自体も大変面白いですが、
「ELEKIT VOICE」というサイトも非常に楽しいものです。

ELEKIT VOICE | ELEKITの情報を発信!

(「開発よもやま話」なども非常に興味深い内容です!) 
 
次はどんな商品、オモチャを生み出してくれるのか…
裏話も含め、今後も楽しみですね。
 
 
完成後も「改良」を重ねられる!?
 
例えオモチャが完成し、
オモチャ自体で適度に遊んだその先も、
エレキットのブログでは更に斬新な提案がなされています。
 
最初にご紹介したエレキットの「フォロ」というロボットではコチラ。
改良するってことか、、、!!(驚)
 
しかも、フォロ本体では使用しなかった『はんだごて』出てきました。
 
使うんかい、っていうw
オトナの階段を上っていきますね、、、!!
 
 
本当に読むと笑います。
ちょっと頭痛くなってきちゃいますが、、笑
内容がまるっと、エンジニアだなーと。
 
この通りに改良出来たら、相当自信もつくし、ハマる人はドはまりするかも。
 
もちろん、
素人がむやみやたらに改良するのは怖いかもしれませんが、
このような実例と共に改良案をメーカー側から提示してくれるのであれば、
 
オモチャのパッケージを飛び越えた可能性も更に拡がり、
楽しさが無限大になりそうです。
 
「よくある質問」や、
Amazonなどにあるコメントの失敗談もまた、
興味深くて面白いですよ(笑)
 
***
 
話は戻りますが、
 
ロボットの「フォロ」をプレゼントされた知り合いの小6男子(工具セットと共に)。
 
箱を一瞥し、
「ロボットじゃん!」と叫び(←箱なんてまともに読まないw)、
 
しかし、
開けたら「マルっと完成されたロボットが出てくる」と思っていた小学生男子は、
 
(・・・アレ??)
 
と一瞬、固まります。
 
そして次の瞬間、
叫んでくれます。
 
すげー!!!
おもしろそー!!!
・・あー!!
なるほど、作るのか!!
だからドライバーセットもプレゼントに入ってたのか、、、そういうことか・・・!!!
 
反抗期に差し掛かっている少年も、
童心に返り嬉々として喜びを露わにしてくれました(←あげた方も嬉しい)。
 
 
複雑なレゴにもゲームにもそこそこ飽きてしまった少年たちであれば(女子も含め)、
このちょっとハイクオリティーなテクニックを要する「複雑な工作シリーズ」は、
何よりワクワクしてくれるかも。
 
サプライズトイがヒットし続けていますが、
工作系も根強く、更に進化を遂げていますね、、!!!

「うまれて!ウーモ」に隠されたちょっとした秘密と、「サプライズトイ」の今後に期待アリ!

こんにちは!
ハチです。

あっという間にクリスマスを迎えてしまい、
師走の時の速さにびびっております。

過ぎたばかりなのでクリスマス絡みのネタを。
25日朝、7歳と4歳の娘たちにはサンタさんからの贈り物が届けられ、大喜びでした。

プレゼントの種類は星の数ほどあると思いますが、
今回7歳の娘が選んだのは、

「うまれて!ウーモ」

商品情報|うまれて!ウーモ|タカラトミー

 

おもちゃ屋さん付近に行ったことがあれば、
近年一度は目にしたことがあるかもしれません。

2017年頃からメディアでも取り上げられ注目を集めています。

なぜなら、単なる人形とは全く異なり、大きな卵の内側から動物の赤ちゃんの人形が孵化してくるのですから…衝撃です。

ここまでの大ヒットに繋がったのも、
「ペットを飼いたい」
「育ててみたい」
という現代の子供たちの叶わない希望を見事、疑似体験としてでも叶えてくれるものだからかもしれません。

 

娘からも、「ペットが飼いたい」とよくねだられますが、夫婦ともに家を空けることが多すぎて不可能な話。

ならば
「うまれて!ウーモ」はハマるのかも?
となんとなく思いました。

 

しかし、

可愛くないお値段も躊躇ポイントですが、

卵の中から電子音がするとか、
原色ぎらぎらな人形が殻を破って出てくるとか、
目が光って色で希望を伝えるとか・・・

私にとってはなかなか恐怖心さえ抱いてしまうようなおもちゃ(笑)

去年のクリスマスにも「欲しい」と言っていたものの別のものにシフトし、
「今年こそは!!」

という娘の、かたい希望。

おそらくサンタさんも叶えてくれたのだと思います…!!

 

…そんな、なかなかぶっ飛んだおもちゃのウーモ(仮名)ですが、

生まれてみると意外と可愛い!!
愛着がわくではないですか!!

そんな自分にも少しびっくりしました。

 

f:id:decent-work:20181226021332j:image

まずは恐竜みたいな卵。。(恐竜見たことないけど)


f:id:decent-work:20181226021327j:image

卵をユラユラしたりなでなでしたり振動が加わると、だんだん割れてきた...(衝撃)


f:id:decent-work:20181226021322j:image

わぁああ(ビビりながら嬉しいという不思議)

 

とりあえず、盛り上がります(笑)

 

私には97歳くらいで亡くなった仲良しの祖母がいましたが、
晩年に買ってあげたかったな~…
と思うほど(笑)

 

いわゆる近年のペットロボットのような機能は搭載されていないので
全くもって学習能力はないのですが、

ただただ
「なでてほしい」
「ユラユラあやしてほしい」
「おなかがすいた」
「風邪ひいたからイイ子イイ子してほしい」
などの赤ちゃん全開の欲求が、

母性本能を適度にくすぐり
必要とされている感(?)が味わえるのではないかと思いました。

 


日本製ではない、「うまれて!ウーモ」

 

さて、
タカラトミーさんから発売されている
この
「うまれて!ウーモ」。

 

実はカナダの会社、スピンマスター社というところが作り、販売しています。

キャラクターの原色感もなかなかな海外臭がしますし
説明書やパッケージも英語表記も併記。(Amazonで買ったからかな?)

海外では「ハッチマルズ」というネーミングで売られているようです。

 

なるほど、
日本のおもちゃとは斬新さもしかり、
少し荒っぽい仕様なのもしかり(←卵を覗き込むと勢いよく割れるので危ないです!笑)、
色々とナナメ上(?)を行っている。

 

スピンマスター社こと「Spin Master Ltd」は、1994年にベンチャーで設立され、トロントに本社あるそうです。いまや16カ国で1,600人以上の従業員を擁する、15億ドル(売上)の会社なんだとか(Wikipediaより)。

Spin Master - Play Online Games, Watch Videos And More!

 

日本では馴染みのない社名ですが、
ホームページ上でもユニークなおもちゃがたくさん!!

次は日本で何が売られるのか?
何が流行るのか?


という視点で見ても、
面白いかもしれません。

 

「卵の素材」はフィリピン会社が開発

 

特に気になった、
割れた卵の殻。

これは本当によくできています。

内側の人形が動いて卵が割れていくと、亀裂が本当にホンモノの卵のよう。
それでいて、
殻自体はしっかりしつつも割れ目は手を怪我するほど痛いものではなく、
適度に脆くソフトで。
捨てやすく、かつ床にボロボロになるほどでもないのです。

割れた卵の殻の破片の裏をよく見ると、
丈夫さを出しているのかワッフル状の隆起がありました。

素材はなんだろう?

と気になり・・・

職業病かもしれませんが、
ものっすごーく調べました(笑)

普通に検索しても出てきませんが、
海外の商品名で調べていくと、たどり着いたフィリピンの会社。

「うまれて!ウーモ」および「HATCHIMALS (ハッチマル ズ)」の世界的な大ヒットのお陰で、
株価が大幅にアップしたそうです。

おお、玩具効果すごい!

ロボット「ハッチマル」(=ハッチマルズ)の卵、比企業が開発

世界で大人気の育成型ペットロボット「HATCHIMALS (ハッチマルズ)」の重要なパーツである、プラスチック製の卵の原材料を開発したのはフィリピン企業だった――。総合化学大手D&Lインダストリーズが17日、公表した。
開発したのは同社のプラスチック部門D&Lポリマー・アンド・カラーズ(DLPC)。香港を拠点とするプラスチック製品卸業トレードウオーカーに提供し、ハッチマルが殻を破って出てくる卵の原材料として用いられている。レスター・ラオ社長は「卵の質感を生み出すために試行錯誤した。子ども用のおもちゃなので毒性がなく、殻の破片でけがをしないよう配慮するなど安全性や強度に注意を払った」と話した。秘密保持のため、開発中は何に使用するのか知らされていなかったという。
ハッチマルは、プラスチック製の卵から「ふ化」した人形に、言葉やダンスを覚えさせて育成するおもちゃ。カナダの玩具メーカー、スピンマスターが2016年10月に発売して以来、世界50カ国以上で人気を博し、売り切れが相次いでいる。日本では、タカラトミーが発売元となり、「うまれて! ウーモ」の名称で販売している。

( ロボット「ハッチマル」の卵、比企業が開発 - NNA ASIA・フィリピン・化学 より、引用)

 

翻訳機能を使って、D&Lポリマー・アンド・カラーズという企業のサイトも覗いて確認してみましたが、
肝心の素材の詳細はシークレットなのか見つけきれず。。

一部ネット上に
樹脂にカルシウムが付加されているという記載もありましたが、
もっと突っ込んだ情報、秘訣を是非教えて頂きたいものです…!!

開発者のロマンや苦労、聞いてみたいですよね。

 

2018年の注目キーワード!?「サプライズトイ」枠

 

「うまれて!ウーモ」には今やいろんな種類がありますが、
生まれるまで詳細がわからないというのも楽しみの一つです。


娘が選んだものも、
生まれてくる可能性があるお人形は4種類。

「色も性別も生まれてくるまでわからない」というシロモノでした。

女の子なのか男の子なのかもわからず、
本当の赤ちゃんと同様、ドキドキが更に楽しめるわけです。

本当は女の子が欲しかった娘ですが(リボンをつけたかったらしい)、
結果男の子が生まれ、それを徐々に受け入れております(笑)

と思ったら、
「やっぱりリボンを付けたいから女の子とそして育てる」と言い出し...

こんな時代なので、生まれてきた子に選択する権利があるんだよ!
みたいな会話をしてみたり。

権利が主張できない玩具はどうしたら良いのでしょうね...
なんだか混乱してきたぞ…


とにかくも、
「何が出るかわからない」

というサプライズ的な要素のある玩具は「サプライズトイ」と呼ばれるそう。

サプライズトイ…開封が楽しめる、驚きの要素が揃っているおもちゃのこと。海外で非常に人気が高く、日本では日本玩具協会が「クリスマス見本市2018」で今年の注目キーワードとして取り上げる等注目を集めています。

流行の兆しあり!おもちゃ業界が注目する「サプライズトイ」とは - Ameba News [アメーバニュース]

 

タカラトミーさんのホームページでも、
サプライズというのカテゴリーができるほど。

タカラトミーのサプライズトイが大集合!お気に入りのサプライズを楽しもう!: おもちゃ・グッズ通販│タカラトミー公式通販サイト「タカラトミーモール」

 

今年のテーマも、「サプライズ」だったんですね!!

【クリスマスおもちゃ見本市】タカラトミーの今年のテーマは「サプライズ」 - GAME Watch

 

普通のおもちゃサイトより、大人が観ても面白いです(笑)
特にCMでも観た、L.O.Lシリーズ?
はじめギョッとするようなおもちゃですが、確かにワクワクしそうです!

 

海外で5億個販売の「サプライズトイ」は“日本人にウケるのか?” 各社に直撃 | ORICON NEWS

コチラのサイトにも書いてあるように、

何度も続く「ワクワク」が意外とコスパが良いこと、
ストーリー性や愛着を増幅させる体験価値、
最新のようで意外とアナログな点など、、、

しばらくはこのブーム、
続くのではないかと思います。


社会人向けの景品にも、男女関係なくかなり喜ばれるのでは??

クリスマスは終わりましたが、年度末に向け新たなプレゼント候補に
サプライズトイを検討してみるのも楽しいですね!