decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

良いお母さんになりたかった彼女がリクルートの営業→専業主婦を経てバリバリの在宅ワーカーになるまで

こんにちは、tsuneです。

 

今日は社員紹介の第4弾、在宅で高橋さんのアシスタントとしてマーケティングのサポートをするhisakoさんです。

5年の専業主婦期間を経て、再び働くことにした彼女がどんな気持ちや経緯でこの道を選択したのかを紹介します。

 

このhisakoさん、実は私は大学生の頃からの付き合いでして(新卒で入社した会社の同期なのです)、客観的に紹介することなんてできないので、公私混同しまくりの紹介となってしまいますがどうぞお許しください。

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見た目はお嬢様、実は根っからの営業

彼女の第一印象は、「可憐なお嬢様」。

私たちが入社したのはリクルートグループのド営業会社だったので、最初に会った時は「営業とか無縁そうなのに大丈夫かな」と思ったことをよく覚えています。

 

見た目はお嬢様な彼女ですが、実は超負けず嫌いで、女の子同士が「これチョー可愛いー!!似合う似合う~」みたいな表面的なやりとりが苦手なサバサバ女子だと後から分かりました。

 

私が内定者時代に営業のアルバイトをするけど皆もどう?と同期内で誘ったら、すぐに乗ってくれたのも彼女でした。1日に何十件も新規の電話かけをして断られても、何度でも立ち上がる強いメンタルの持ち主です。(プライベートがうまくいかなくて落ちているときはあったけどw)

 

人の懐にすっと入って、時には相手が言われたくないことも相手のためならとズバリ言える彼女は入社後、とっても楽しそうに営業していました。私が営業から人事に異動して新卒採用していた時は、「営業怖い・・」と言う学生がいたら彼女にフォローをお願いしていたのですが、彼女の話を聞いて「営業楽しそう!やってみたい」と考えが変わった学生たちが何人もいます。

良いお母さんになりたかったからリクルートの営業に

そんな感じで、私のイメージは根っからの営業だったhisakoさんなのですが、就職活動時にはかなり迷って選んだ道だったそうです。

 

長女だった彼女は、無意識に「良い子でいたい。両親を安心させたい」という思いで選択をずっとしてきていて、その選択でいうともう一つ内定が出ていた大手銀行へ行くのが正解でした。

(ご両親は彼女に任せ、何も言ってはこなかったそうです)

 

けれど、「本当はもっと自由に、わが道を行きたい。キツイ環境に身を置いてやってみたい、成長したい」というのが本音。

 

考え抜いた結果、「自分の夢は良いお母さんになること。そのためには、色んな会社、人に会って社会を知りたい。きつい経験もして成長しよう」と腹を括り、リクルートで営業をすることを決めました。

100%子育てに専念したからこそ芽生えた、働きたい気持ち

結婚をして退職。念願のお母さんになりました。

しかし、上のお子さんが幼稚園に入って時間ができるとなんだか物足りなさを感じるようになります。

 

「このままでいいのかな?」

「もう一度、仕事がしたい・・・」

 

ただ、5年もブランクがあり、2人目を考えていたタイミングでもあったので、半ばあきらめていました。

そんな時にディーセントワークの高橋さんと出会いました。

 

嬉しかったのと同時に驚いたのは、2人目の妊娠を考えていることを素直に話したところ、「妊娠は、とてもおめでたいこと。ぜひ2人目を産んでくださいね」と言われたこと。

 

働き始めて3ケ月で2人目を妊娠。高橋さんに配慮していただいたおかげで、ほとんど寝たきりに近い位のひどい悪阻だったそうなのですが、仕事をしている時だけは忘れられたそうです。

子供がいながらの仕事のスタイル

現在、幼稚園の年中の女の子と8ヶ月の男の子の2人ママなhisakoさん。

日中は子育てに専念し、仕事は主に2人を寝かしつけてから2時間程行っています。

(ふつふつと働きたい欲求が沸いてきたので、今後は一時保育なども利用しながら働きたいと考えているらしい。どんだけ仕事が好きなんだ!)

 

仕事をしてからこんなことが変化したそう。

  1. 仕事に集中して取り組む時間があることで余裕をもって家事・育児を楽しめるようになった
  2. 仕事をする自分の姿を見て、長女が横に来て集中して勉強をしたりお絵かきをするようになった
  3. 1分1秒無駄にしたくない。限られた時間の中での成果にこだわるようになった

世の中の「また機会があれば働きたいママ」を売り込みたい!

今仕事をしていて嬉しいことは、高橋さんが支援した求職者さんの人生が変わっていく瞬間を感じられた時だというhisakoさん。

 

誰に対してもその人の幸せを本当に考え抜いてサポートしていることが、離れて働いていても伝わってくるので、自分も自信を持って仕事ができているそうです。

 

自分の周りにも、保育園に入れなかったり子育てを理由に仕事を離れていたが、機会があれば働きたい。でも子育てとの両立やブランクが気になり一歩踏み出せないそんなママが沢山いる。きっと世の中にはもっとたくさん思っている人がいるはず。

 

自分も、少し前は同じ思いだったけれど、幸いチャンスをいただいた。今度はそんなママさんたちが様々な形態で能力を活かし、企業も元気になれるような社会になる手助けがしたい。

 

転職エージェントとしてなのか、はたまた賛同してくれる企業探しなのか、まだ道は決まっていないけれど、「また機会があれば働きたい」と思っているママたちを売り込んで行きたいな・・・と画策しているそうですよ。

 

hisakoさんの今後が楽しみです!