こんにちは!
キャンプ帰りのハチです。
初めて野生のシカを目撃するなど、自然にどーっぷり浸かっていましたが!
都内近郊に戻ってくるや否や、世の中は新しいポケモンゲーム、『Pokémon GO(ポケモンゴー)』で大騒ぎ。
頭の中を都会にシフトするのに一時的に時間がかかっていましたが、ようやく少し追いついてきたところです(笑)
とにかく、私のfacebookのタイムラインもインスタグラムも『Pokémon GO』だらけです。
(※「Pokémon GO」は、私たちの住む世界すべてが地図のような舞台となり、出没しているポケモンを捕まえたり、戦ったりして遊ぶことができるゲームのアプリです。)
今日は用事があり、溝の口、あざみ野、たまプラーザ、自由が丘に立ち寄ったのですが、先日まで見かけなかった不思議な行動をする人たちが街に溢れていました!!
スマホを宙にかざしたまま、写真を撮るわけでもなく、とりあえず何かに集中している人。
歩道の真ん中で店舗の壁に向かって中途半端な角度でスマホを真剣に見ている親子。
私の夫は用賀神社で異様な人だかりを目撃し、みんな宙にスマホをかざしていて、さながら「世にも奇妙な物語」だったとか。
タモリさんの解説が聞こえてきそうですね。
すでに海外では派生ビジネスも出てきているとか。
ポケモンを代わりに見つけに行く代理業(!)や、大きなmeetupイベントも多数開催されるなど......
ここまで社会現象、いや世界現象?になるとは。
勢いにただただ驚愕です。
そんな風に、連日ニュースやワイドショーを賑わせていますが、一方で事故やトラブルも多く報道されていますね。
今日だけでも正直、「ちょっと危ないなぁ」と思う人も多数いました。
歩きスマホ問題と同じで周りが見えなくなってしまいがちですよね。
私自身はあまりゲームをしないタイプで、結婚前にニンテンドーDS(3Dではありません…笑)でマリオや桃鉄などをパートナーと楽しんだ程度でした。
(マリオカートは走行コースをはみ出し、逆走もしていたのでゲーム音痴でもあります。ゲームセンターのワニ叩きだけは得意なんですけれどね・・・)
しかし、やり出すとハマるのがゲーム!!
クリアするまで、絶妙な駆け引きがプログラムされています。
よく出来ていますよね。
私自身は今回の『Pokémon GO』も及び腰だったのですが、実際にダウンロードして体感してみました。
子どもが生まれる前までは軽い気持ちでやっていたかもしれませんが、ママたちにとっては少し慎重に考えてしまう題材なのではないでしょうか。
周りのママたちにも話を聞いてみました。
◆あなたは賛成派?反対派?
良し悪し聞くけれど、とにかく大ブームのポケモン。
ママたちの中では意見が割れるというより、『Pokémon GO』を見る角度もそれぞれ違いました。
反対派と賛成派の2つに分けづらいのが正直なところです。
「少し抵抗はありつつ好意的に見ても良い人」と、「抵抗があって好意的には見れない人」、という2種類に分けられるように感じました。
◆そもそも、なぜ『Pokémon GO』に抵抗を感じるのか。
「抵抗」の根源はこの2つ。
- 中毒性があり、スマホ依存を助長する。
- その結果、事故やトラブルも増え危ない。
みなさん、ニュースなども見ているのでよりそう思いますよね。
特にママ達は「子どもたちの危険」に敏感なので、より抵抗を感じやすいのかもしれません。
「自宅の通信ゲームならまだしも、これはリアルに外を歩くものなので、子どものやるものではないなぁ」
「ハードルが低いから課金も簡単にしそう。」
「親としては課金にヒヤヒヤ」
などの意見も。
確かに、課金は怖いですね......
◆好意的に見てもよい人、それはなぜ?
私はどちらかというと抵抗感が強いタイプでしたが、ここまでブームになると「どうやって受け入れていくか」も考えどころ。
抵抗のある人こそ、良いところも見つけたいですよね。
好意的な視点を探すのが得意なママたちからは、『Pokémon GO』に対してこんな意見も。
- スマホと睨めっこではあるものの、家にこもりがちな夏休みに外に遊びに行く良いキッカケになるかも。
- 実際に引きこもりの人も外に出たいという気持ちになるのでは?
- 新しいビジネスのきっかけになる。
好意的な実話も集まりました。
- 親子で公園に来てるママ達が、みんな小学生の男の子と楽しそうにポケモンを探していた。
- 子供がポケモンを捕獲するのをママが楽しんで見守っていて、ママは子供とポケモンを一緒に撮るのが楽しい!とインスタグラムにアップされていた。
- 子ども達が大好きなスタンプラリー。『Pokémon GO』もバーチャルなスタンプラリー感覚かも。
- 友人同士でランニングしながら行うのは運動にもなり楽しかった。
- 引っ越したいと思うくらい退屈していた町で、『Pokémon GO』のおかげで子どもとの散歩がキラキラするものに変わった。宝探しをしている感覚で、ポケモンを探しながら見過ごしていた自然にも目を配れるようになった。(退屈な町ってピンと来ない方もいるかもしれませんが子育てで缶詰なママ、結構います。当事者にしかわからない気持ちってありますよね)
- 60歳前後の祖父が散歩しながらやっていた。孫とやるのも楽しいかも。
- 普段あまり共通の話題がない取引先の方と盛り上がることができた。
- 長距離移動中にたくさんゲットでき、退屈しがちな移動も楽しいかも!
- 閑散としていた公園に人が集まっていて街にも活気が出たようで、うれしかった。
などなど。
こんな話を聞いていると、かなり魅力的に思えてきました。
親子や、孫とやるケースも見受けられますね。
子どもとやる、という意見も新鮮でした。
ママ達に単刀直入に
「子どもに『Pokémon GO』をやらせたい?やらせても良い?」
を周りに聞くと、大半が「NO!!」だったのですが、ここでNGとされる「子ども」は小中高生くらいが多かった様子。
つまり、「1人で外を歩けない程度の幼児」から、「親子で付き合ってくれる小学校低学年くらい」までならば、比較的ママ達も寛容なのかもしれませんね。
親子一緒ならば受け入れやすいんでしょうね。
◆大切なのは、「使い方」。間違いなく楽しむには?
車の運転中の検挙や事故、夢中になった女子大生がひったくりに合うなど…正直怖いです。
「内閣サイバーセキュリティーセンター」はこのような危険を避けるため、早々に以下を発表しています。
一度必ず目を通しておくといいですね。
http://www.nisc.go.jp/active/kihon
伊勢神宮の粋な対応や出雲大社のスピーディーな対応も話題になっていますが、行う場所も配慮が大切ですね。
この時期ではお祭りなどの人混みで行うなどもNGです。
やはり車でも電車でも便利なものは使い方を誤ると事故につながるのと同じで、このゲームも大切なのは「使い方」ですね。
本当に真剣に気を付けることができるのであれば、誰もが気軽に楽しめる娯楽になるのかもしれません。
◆『Pokémon GO』に期待したいことは?
『Pokémon GO』をきっかけに外に出てみることはとても良いですよね!
<良い意見まとめ>
- 世代に関係なく、異なる世代同士でも楽しめる。
- 長距離移動や長期間の居住空間において退屈を紛らわすツールになる。
- 仕事でもプライベートでも話すきっかけになり得る、盛り上がる。
- 今まで寂しかった場所に人が集い活気が出ることもある。(=集客の一つのツールになるかも。)
いろんな角度から『Pokémon GO』を見てみると、最初よりは抵抗感が減っている自分に気がつきました。
『Pokémon GO』やりながら散歩やランニングしようよ!!
と、友人同士集まるきっかけになるのも楽しそうですね。
しかし、念を押しますが、大事なのは「使い方」!!
<注意点まとめ>
- お子さんがいたら、ポケモンよりお子さんを注意深く見てあげましょう。
- お子さんの有無にかかわらず、周囲の人やものに気を付けましょう。
- 今後も予想もしなかったトラブル、集客を逆手に取り悪質に誘導される事件もあり得ます。気を付けましょうね。
強い?キャラクターが出たというデマで街が大混雑になるなど、もうすっかり私の想像の域を超えた騒ぎも続出しているようです。
というわけで、
★単に興味本位で乗っかるのは意外と危ない(特に女性や子ども)。
★注意点を確認し、たまーに適度に楽しむのであれば、良いものだな。
と思いました。
そんな人たちは、外に出て風を感じて、ポケモンをゲットして少しうれしい気持ちになったとき、ポケモンをゲットしてからでいいので少し顔を上げてみてください。
もっともっと、空や木など鮮やかな世界が広がってるのを感じてみるのも更にいいですよ。
聞き逃していた風や虫の音も聞こえるかもしれないですよ。
木の裏にカブトムシやセミがいるかも。
道に松ぼっくりが落ちてるかも、蟻の巣があるかも、季節外れのタンポポが咲いてるかもしれません。
そして知らない人と出会ったら、ちょっとした会話で盛り上がってもいいかもしれませんね。(もちろん変な出会いには気を付けてください)
そして、スマホを一度ポケットにしまって、
「友人の意外な一面」を見つけてみたり、
「この人はこんな風に笑うんだなぁ」
「自分と服の好みが似ているな」と楽しんでみたり、
「兄弟やお子さんたち同士の会話の内容」をコッソリ聞いてみるのもいいですね。
『Pokémon GO』をきっかけに外に出て、広がること。
そんな、「良い輪」と「新しい発見」が広がっていく「間違いのない使い方をしたユーザー」による『Pokémon GO』の在り方と、より危険度が下がる進化に、今後は期待したいと思っています。