ヘッドホンみたいなフワフワな耳がかわいい!!
2匹いました。
葉っぱの取り合い。
めっちゃ争っていました。笑
だんだん首の下がオレンジに??
わかりますか?
首のあたり、すごい強いオレンジになった!!
【カメレオンはどうして色が変わるの?】
カメレオンは、目ではなく体の皮膚(ひふ)でまわりの色を感じています。ですから、カメレオンに目かくしをしても体の色は変わります。
カメレオンは、体の皮膚の細胞(さいぼう)の中に、白、赤、黄、黒などの色の粒(つぶ)を持っています。この色の粒は、外からの光や熱をあびると大きさが変わるしくみになっていて、大きさの組み合わせがいろいろ変わると、色が変 わるというわけなのです。※このしくみとは少し異なるしくみで、色が変わることがわかった種類もいます。
このように、体の色を変えることができるといろいろといいことがあります。まず、えものに近づくときに、まわりの色にまぎれて目立たないから、えものがとりやすくなります。またその逆に、カメレオンを食べようとする敵の目をごまかすこともできます。色が変わるのは、命を守るためのくふうなのです。
ちなみに、カメレオンはふつう、死ぬと灰色になります。本当にふしぎな動物です。
【動物学】2015年
カメレオンは格子状の皮膚細胞を能動的に調整することで、体色を急速に変化させるという報告が、今週掲載される。カメレオンの体色変化は、他の生物の場合のような色素の蓄積や分散ではなく、皮膚による光の反射に影響する構造変化に依存することが、今回の研究で明らかになった。
体色を急速に変化させる能力は、カメレオンにとって極めて重要で、カメレオンは、これをカムフラージュと社会的相互作用に利用している。今回、Michel Milinkovitchたちは、カメレオンにおいて、形状の異なる光反射細胞の2つの層が重なった状態が進化したことを明らかにした。カメレオンは、皮膚をリラックスさせ、あるいは興奮させることによって上側の細胞層の構造配置を変化させて、体色を変化させる。これは、能動的フォトニック結晶構造の挙動に似ている。また、Milinkovitchたちは、皮膚の下側の分厚い細胞層によって近赤外領域の太陽光が大量に反射されることも明らかにし、下側の層が受動的断熱の役割を果たしている可能性があるという考え方を示している。
今回の研究では、色素と構造変化の組み合わせによって体色の活発な変化が生じる過程に関する手掛かりがもたらされただけでなく、赤外線を反射する下側の細胞層の進化上の役割に関する新たな疑問も生じている。
科学者たちは何十年も前から、この仕組みを解き明かそうとしてきた。そしてこのほど、太陽の光を浴びると色が変わる新しいスマート(賢い)スキンの開発に成功した。(参考記事:「世界報道写真賞を受賞したカメレオン写真11枚」)
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こうした動物の皮膚細胞には、フォトニック結晶と呼ばれる小さな結晶がびっしり詰まっている。固有の色を持つ色素と異なり、これらの結晶は大きさや化学組成、配置によって光の反射・散乱のしかたが変わり、色が変わる。