decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

東京2020オリンピックと、多様性に通じる絵本のご紹介。

こんにちは!
ハチです。
 
東京2020オリンピック、始まりましたね。
 
混沌とした背景や様々な懸念も多々ありますが、
いざ始まったら各国のアスリートの皆さんを応援するばかりですね。
 
こんなにも不安定で不透明な世の中の動きがありながら、
今まで何年もかけて準備や試合を重ねてきたアスリートの皆さま。

特にこの1年は目標や目的さえ見失いかけそうだった中で、
ただひたすら自分自身と向き合い鍛錬し続けられてきたことと思います。
 
裏方で支えてくださっている多くの方々も同じく、
想像もできないほどの厳しい戦いがあったのではないかと察します。
 
そんなアスリートの方々や、大変な準備や医療に関わってくださっている方々に敬意を表しながら、あとはラストまで熱中症やコロナによる被害が最小限である事を祈ります。
 

 
さて、東京2020オリンピックの開会式では、
200か国以上の人々が続々と入場するシーンを私も子どもたちとテレビ鑑賞。

改めて、多様な民族が一堂に会する貴重な機会のシーンに圧倒されました。
 
全く把握できていない絵柄の国旗の国や、
なかなか見たこともない民族衣装の数々。
 
これらは子供たちにとっても非常に多くの発見があったようで、
以前から持っていた絵本を広げて熱心にテレビと見比べていました。
 

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30分ほど頑張ってテレビと本を見比べていましたが・・・
もう21時半は限界ですね、いつの間にかソファで寝ていました笑
 

 
また、オリンピック・パラリンピックこそ世界へ目を向ける一つのチャンス。
 
国境や外見、ジェンダーに関わらず「多様性」の大切さが叫ばれる昨今ですが、
子どもたちが手にしていた絵本にもヒントが。

良かったものをシェアしますね。


【せかいのひとびと】

せかいのひとびと (児童図書館・絵本の部屋)

 

こちら、少し古い絵本ですが、まさに世界における多様性。

 

時代の変遷で少し不適切な日本語訳も一部あるように思いますが、

それ以上に子供たちにわかりやすく具体的な描写がなされ、視野が広がります。

 

【みえるとか みえないとか】

みえるとか みえないとか

 

 

こちらはすっかり定番図書ですね。

 

国やジェンダーを超えた「多様性」から、

「地球人」という視点を再発見させてくれます。

 

共に入っている解説書のような「しおり」も、私は大事に取ってあります。

 

自分にとっての当たり前が、周りの人にとっての「当たり前」とは限らない。

「普通」とか「当たり前」の概念を明るく覆してくれる、

とても分かりやすくて楽しい絵本です。

 

相手を理解するという更にそのもう一歩先に、

「今の自分が全然【当たり前=ふつう】じゃないのかも」

と、きちんと当事者としても目を覚まさせてくれるような、

潜在的な傲りや勘違いを優しくたたき起こしてくれる気がします。

 

多くの人に読んで欲しいなと感じます。

 

【MAPS】

マップス: 新・世界図絵 (児童書)

 

 

こちらも有名ですね!!

イラストも色彩も楽しい世界地図、インテリアにも。

 

そんなお洒落な絵本ですが、

今まで当たり前のように接してきた「地球儀や地図の向き」がどうでも良くなってくるような「多様性」を問いかけてくれる気がしています。

 

こららの表紙の裏側には「世界中の国旗」の絵が描いてあり、我が家の子供たちが開いている冒頭の本の写真はこちらでした。

 

単なる国旗の絵本も持っていますが、やはりこちらはテンションも上がるのかも??

私にとっても、こちらはとてもお世話になった方にいただいた絵本なので、なお大切にしています。

 

 

せっかくの東京2020オリンピック。

 

新聞やニュースとも違う視点で、絵本を併用してみるのもどうでしょうか。

 

我が家もオリンピック・パラリンピックを機により視野を広げ、視点を変え、

良い悪い・勝ち負けにとらわれず、

親子ともどもより世界や人への多様な理解を深める場にしていきたいです。