decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

「腐海の森」に行ってきた

こんにちは!

ハチです。

 

久々にジブリの沼にハマったこの夏。

 

先日、

天王洲まで「金曜ロードショージブリ展」を観に行ってきました。

 

事前に

風の谷のナウシカ

もののけ姫

この映画2本をおさらいしてから。

 

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今まで子どもたちが怖がっていたのですが、ようやく楽しんで観ることができました!

 

せっかくなら、ちゃんと内容わかった状態で行きたいですからね。

 

 

今回の展示は、

金曜ロードショー」と「ジブリ」の繋がりは深く、共に歴史を歩んできた関係...ということで。

 

ジブリ映画の歩みと共に、屋内のジブリの世界を視覚的かつ立体的に切り取りながら体感できる展示内容になっています。

 

 

ジブリ映画ポスタースタジオ」!!

 

入り口も萌えます。

 

特に、私が大好きな「風の谷のナウシカ」のポスター。

 

 

年齢的にもリアタイでは映画館で観られてないのですが、このポスターが生で見られるなんて...

 

感動ものです。

 

 

各所に撮影スポットがあり、

映画のポスターの主人公のようなカットが撮れます。

 

係の方が撮ってくれるのも有り難く、かなり並んでいてもサクサク進みました。

 

 

魔女の宅急便」での、

キキのパン屋さんの店番のシーン。

 

かわいい、、、!!

 

キキは13歳の魔女。

親元を離れて知らない街に来て、

仕事や人間関係に悩む普通の思春期の女の子。

 

キキが不貞腐れ気味のこのシーンも、

あれだけ印象に残るカットとして変わらず人々の共感を呼び続けること自体、すごいことですよね。

 

主人公らしくキラキラ笑顔満点の姿じゃなくて、

悩みも失敗も含めて魅力的。

本当に人間らしい凸凹な豊かさが満載。

 

キキの年齢にはもう戻れないけれど、

魔女の宅急便」の世界観は自分自身の子供の頃の友達に会うような不思議な錯覚がして

パン屋さんの前でちょっとウルッとしてしまいました。笑

 

 

もののけ姫」のエリアは

巨大な山犬のモロがアシタカに威嚇しているシーン。

 

 

このモロ、、、

すごい迫力!!!

 

巨大で、壁からめっちゃ飛び出ています。

 

来場者の2−3歳の女の子が、怖くてギャン泣きしていました。

そりゃそうだ、怖いもんね。笑

 

我が家の小3の次女も、今年ようやく「もののけ姫」の映画全体を観られるようになりました。

 

以前は「怖い!!」と言って絶対に観ようとしなかったので、、、

ものすごい変化です!!

 

 

風の谷のナウシカ

のストーリーは、観るたびに深さに感動するというか、

世界観も全てまるっと、ジブリの原点のような良さをしみじみ感じます。

 

今回の展示のラストには「腐海の森」が。

 

 

王蟲の目が青から赤に変わる時があり、やっぱり青い時に写真を撮りたいので、展示の王蟲のご機嫌を伺ってパチリ。

 

実在しないはずなのに、

実物大のような王蟲に会うと厳(おごそ)かな気持ちになったり、

スマホをかざすことで動く王蟲と撮影しすることができ少しお茶目な様子が楽しめたり。

 

実際の虫や菌はただただ不快で苦手なものですが...

物語の力ってすごいですね。

 

 

他にも色々なエリアがありました。

 

 

ステンドグラスとオルゴール が合わさったかのようなエリアも、可愛くて美しかったです!!

 

お土産屋さんもじっくり見て回り…

 

もののけ姫」のトランプも買ってしまった。

裏表紙がシシガミ様。

 

 

余談ですが

私が怒っていると夫に「しずまりたまえ」と言われます。

 

私... シシガミ??

 

 

 

ジブリ映画の鑑賞後は必ず、

 

「なんで?なんで??」

 

と、とにかく子供からの質問が多い。

 

ディズニーや他のアニメ映画は展開や善悪わかりやすいものが多く、あまり「なんで?」と聞かれないのですが、

ジブリだけは毎回質問責めにあいます。

 

でもそれこそがまた魅力というか、さすがな作品であることなのかも。

 

本来世界は複雑なんだなよなぁと改めて感じます。

 

何が善で何が悪なのか。

物事の理由や背景はそんなにいつも綺麗に割り切れるものじゃない。

でもそこに大事なもの・ことで揺るがないものを探し求めたり、

より正しくあろうと答えを見つけようとしたり、

それでも思うようにならないことの方が多かったり。

 

映像の美しさと文化や歴史、人間味溢れる登場人物たちが、映画全体で観る人のそばに何十年も寄り添ってくれるんですね。

 

私の子供たちも大きくなったら私のように、「魔女の宅急便」のキキが幼い頃の友達のような感覚になっていたら面白いなぁと思います。

 

まだまだ私にとってのジブリ月間は続きます!