こんにちは!
「明日は、あれやってこれやって…」
とイメージしながら就寝したものの、
今朝起きたら娘が39度超えの熱を出し、
スケジュール全書き換えを余儀なくされたハチです。
さて。
少し前ですが、
アートにそんなに興味がなくても、
さほど詳しくなくても、
誰もが耳にし、目にしたことがあるのでは?
そんな稀有な存在、草間彌生。
超個性的な風貌と作品もさることながら、圧倒的な極彩色と水玉パワーに脳天から揺さぶられます。
まず、2歳の娘は会場に入るや否や、
「お腹すいたー!」
と号泣。
はい、会場内では食べられませんからね。
大体、美術館で泣くのはご勘弁!!
夫と一時退場してもらいました。
私は5歳の娘と回ってくることに。
しかし、入ってすぐの会場のアートの数々に圧倒され、怖気づく娘。
「目が怖い…」
半べそです(笑)
確かに、目、ありますねー
ポップなんだけれど、子供には怖く感じるのかも?
とはいえ、アーティスト歴の長い草間彌生氏。
彼女の軌跡やバッグラウンド、立体物など幅広く、
10年近く前に発表された暗闇中に無限に繊細なライトが光る美しいアートも再度体験・観賞することができました。
娘もキラキラなライトには「綺麗ー!!」と大喜び。
そんな幻想的な空間もあります。
(ぜひ生でご体感を!)
出口を出ると、草間彌生風のアートに参加できるブースがあり、
5畳ほどの部屋はどこもかしこも水玉のシールで埋め尽くされていました。
す、すごい…。
よく見ると、ちゃんと部屋のような作りになっていて、
机があったり、照明器具があったり、棚があったり、棚には人形やおもちゃが置いてあったり…
よくできた白地のレプリカたち。
それらも全てシールに覆われていました。
文庫本まで!!!
ページ開いても、シールぎっしり!!!
非常に周到な体験型アートです。
(初日はどうだったのかな?)
こちらはカーテン。
あっちこっち、とにかくぺたぺた。
これは、アヒル?
壁面も凝っています。
娘と共に、上から更にシールを重ねてみたり、立体的に繋げてみたり、新たな白地を探して貼ってみたり。
(天井はさすがに届かず。)
とっても楽しめました。
ぺたぺたシールが楽しかったので、家でもチャレンジ。
100円ショップのシールでできます。
1965年に発表された「happening」のような感じでしょうか。笑
★「happening」の紹介ページ
「クサマ・ハプニング」のトレード・マークの水玉模様。赤や緑や黄の水玉模様は地球のマルでも太陽のマルでも月のマルでもいい。形式や意味づけはどうでもいいのである。人体に水玉模様をえがくことによって、その人は自己を消滅し、宇宙の自然にかえるのだ。自伝「無限の網」(作品社)より
草間彌生氏、現在88歳。
ルイ・ヴィトンとのコラボや、世界中で開催される回顧展。
衰えを知らないパワーを感じますよね。
スゴイの一言です。
しかしこうして、子供でも誰でも気軽に真似したくなるという部分も、魅力の1つ。
そういえば「草間彌生」つながりで、
同じ女の子ママたちとよく共感し合ったことがあります。
●初めて女の子を授かる。
↓
●洋服選びが楽しい。
↓
●「花柄だと甘すぎるかな…」
「ボーダーだと強すぎるかも…」と悩む。
↓
●「水玉って、いいかも!!」
↓
●無意識のうちに水玉模様が増え、
手持ちの服・靴・靴下やタイツ、ドット祭り。
↓
●いざコーディネートしようとして、
「草間彌生じゃん!!」
と焦り、無地のモノ獲得に走る。
↓
●初めての女の子ママあるある。
…どうでしょうか(笑)
冬服ですが、上の子が小さかった頃の服たち、並べてみました。
じゃん!!
うーん。
ちょっと渋いけど。。。笑
もっとポップなものを並べれば良かった笑
セットアップは頂き物でしたが、やはり頂き物でも「水玉柄」はダントツ多かったです!
私自身で選んだものも、一つ一つの単品は、惹かれて買ったんですけれどね…
組み合わせまで考えていませんでした(笑)
人間、潜在的に水玉模様が好きってことなのでしょうか。
奥が深いですね…!!
アートで脳天揺るがす機会ってあまりないですよね。
クラクラ、ワクワク、ハラハラ、ザワザワしに、是非ともおススメです!
(定番カボチャ前で「写真の立ち位置」について姉妹で揉め、勝った妹。)