こんにちは!
ハチです。
休校中、どのご家庭も様々な知恵と子供たちなりの柔軟さで
ストレスもあると思いますが健康に留意し頑張ってこられたことと思います。
私自身も、普段手を付けなかった様々なことをやってみました。
中でもクローゼットの片付けや冷蔵庫内の整理整頓。
ゴチャゴチャしている「モノの場所」を明確に決めないと、
家族に手伝ってもらうのも骨が折れますよね…
色々考えた結果、片付けの仕上げに
ラベル印刷機の「テプラ」でシールを作り、ラベルを貼ってみることにしました。
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昨今、テプラもあまり目にしなくなりましたか?
ご家庭にある方も、もう少ないでしょうか。
「古いものならある」という方もいるかも?
「テプラ」は元々、株式会社キングジムという企業が製造・販売するラベルプリンター。
近年では
自分の持っているスマホやパソコンなどの端末からデータを飛ばせるハイクオリティのラベルプリンターや、お洒落でスマートな最新機器もたくさん。
他にもブギーボードという電子メモパッドなど、様々なオフィス用品を手掛けているようです。
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我が家に眠っていた「テプラ」はそんな最新のものではなく、以前からある王道なもの。
スマホやパソコンからの通信機能もありません。
親がササっとスマホを介してラベル作りができず不自由さはあるのかもしれませんが、
その分機械は触らせやすい。
子どものお手伝いチャンスです。
そこで、
8歳の娘にシール作り担当をしてもらうことにしました。
ただ一つだけ条件をつけて…
それは、
『ローマ字入力』縛り!
子どもですし、普通に「カナ入力」したいですよね。
そこをあえてさせず。
特に英語が喋れるわけでもなく
アルファベットA~Zくらいは把握できる程度の8歳に、
「ローマ字入力のみ」で日本語のラベルを作る
というミッションを課しました。
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最初はかなり難しいので、
aiueo(あいうえお)
と、
k(か行)、s(さ行)、t(た行)、n(な行) …
などをメモ用紙に書き、
「aiueo」と組み合わせて様々な言葉が作れることを説明。
「k + a」 で、「か」 だよ。
というように。
そして実際に作ってほしいラベルの名前のメモと共に、
難しいものはローマ字の答えを一緒に記載。
アルファベットはやはりフォニックス読みをなんとなく理解しているとスムーズですね。
<フォニックス読み>
A を、 「エー」じゃなく 「アー」
K を、 「ケー」じゃなく 「クッ」
などと読みます。
ラベルを打ち込んでいくうちに、
伸ばす棒「ー」や小さな「っ」が難しくて手が止まります。
濁点や「じゅ」「でぃ」とか… 本当にややこしいですよね。笑
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色々とうなりながら、少しずつ作ってくれました。
一番のヒット賞がコチラ。
トップツ!?
トップツ…
突沸?? 笑
依頼したのは、「トップス」です笑
まあこんなミスはありますが、
楽しみながらお手伝いをしてくれました。
先日のこちらも娘作。
漢字変換もできるようになり、
キッチンのカトラリーの「子ども用スプーン」というラベルなども作ってくれまして、感謝感謝。
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成長につれ、パソコンのローマ字入力はみんな使えるようになりますが、
それまでは学校などで「キーボード練習のゲーム」をした記憶が。
最初は面白くても、だんだんレベルが上がって苦になるやつです。笑
最近の子たちはタブレットの扱いには慣れていても、
キーボード操作はまだですよね?
適性に応じたキーボードゲームの学習も良いですが、
キーボード操作はあくまでも「学び」というよりツールや手段のようなもの。
そこに学習の時間を費やすよりは、
「フォニックス読み」の学びとして、
テプラのような気軽な機械で実践的に「ローマ字入力」に触れてもらうのは、
お手伝いにもなりイイかも。
もしもご自宅にテプラがあったら、是非引っ張り出してお子さんに触らせてあげてみてください。
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さて、先日のブログでも書かせていただきましたが、
引き続きzoomで友人と「オンライン宿題タイム」や「○×ゲーム」にチャレンジしている8歳の長女。
先日はお友達のママがネット情報を参考に、
エクセルのスプレッドシートでオセロ
を作ってくれまして!!(最先端!!)
「シートを共有して友人とオセロゲームができる」という、
画期的な時間を過ごせるようになりました。
やり方はいたって簡単。
「コピペ」を覚えてもらいました。
スプレッドシート内のオセロ盤の横に
コピペ用の白い丸『○』と黒い丸『●』 を用意しておき、
自分の番の人がコピーし、
置きたいところ・裏返したいところにペーストすれば良いだけ。
コピペの方法はマウスではなく、
・コントロールキー(Ctrl) + C =コピー
・コントロールキー(Ctrl) + V =ペースト
でやってもらいます。
(対戦時間は平均40分くらいかと。)
「オセロなんて無料アプリでもあるじゃん」…って思うかもしれませんが、
やはりゲームは家族やお友達とワイワイしながらやるのが楽しい。
負けそう!やばい!
しまった!!
えーどうしよう!!
と、相手の喜怒哀楽を目にしながら、
自分も喜んだり落胆したりして、
充実感の得られる時間が過ごせます。
会えていないのに会えているかのような、良い面での錯覚。
自分や家族以外の「個」の認識。
「家族以外の刺激」があるのは、
子どもの成長面においてもメンタル的にも大事なことだと再認識しました。
コピペを覚えれば、
エクセルであれば1マスをとても小さくして色を塗る「点描画」のようなこともできそうですね。
他にも盤面を使った様々なゲームがオンラインでできそう。
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知恵を出し合い楽しみを見つけながら、
子どもにとっても今後も役に立つかもしれない『ローマ字入力』と『コピペ』の活用。
新生活も始まり、新しい持ち物も増えていますよね。
増えた持ち物の「場所」も、色々と再設定が必要かも。
シール作りを子ども自身でしてみるのもなかなか良いものです。
そして、
分散登校でも大人の気遣いは子供にも伝染しています。
お友達と思いっきりお喋りできない学校生活が続きます。
オンラインでもいいからお喋りできる機会、
オセロなど通じ作ってあげるのも良いかもしれません。
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今がどんなに不安定で混沌とした世の中であっても、
これからの未来を作っていくはずの子供たち。
育児面でも「彼ら」と「世界」にとってプラスのことはなんなのか…
小さなことからも模索が続きます。