こんにちは!
まだまだ不安定な世の中、常に癒しを求めているハチです。
最近、花屋さんに行ったのはいつですか?
特別なことがないと足を運ばない人も多いでしょうか。
でも、
お花屋さんって、前を通っただけでも綺麗でワクワクしますよね。
中に入ったらますます、自分自身が纏う空気も潤って変化する気がします。
綺麗なお花には思わず手を伸ばしたくなるけれど、
お花屋さんのお花はどうも気軽に触れられないイメージ。
子供の頃から
「お花屋さんのお花は触っちゃダメ」
と刷り込まれているんでしょうね。
花瓶を倒してしまうと危ない・・・
繊細な茎を折ってしまうかもしれない・・・
花や花びらを落としてしまうかもしれない・・・
バラなどの棘が刺さってしまう危険もあるでしょう。
大切な商品に損害が出ないよう、
そして怪我をしないよう、
親としても子供に「触らないでね」「気を付けてね」と伝えています。
そして大人の私でさえ、花を買う時は勝手にお花を取っていいのか躊躇します。
既に束になっていたり、フィルムで覆われているものは掴んでレジに行きやすいけれども、むき出しの生花たちはどうも触りにくい。
でも本当は、そんな緊張感でお花屋さんに行くのもちょっとつまらないですよね。
ズラッと色とりどりに並んだお花が目に飛び込んできた瞬間のワクワクを、
本当は選ぶ時もずっと持っていたい。
きっと私だけではないはず…
そんな希望と反する「当たり前の緊張感」をお花屋さんにずっと抱いていましたが、
最近お花を「野菜のように」語ってくれるお花屋さんに出会いました。
その名も「ハナナヤ」=(hana-naya)さん。
納屋をイメージして名付けられたのだそう。
常に新鮮なものを置いておくイメージだったり、
お花が主役というよりは誰かのそばに当たり前のようにそっと寄り添っている印象を受けますよね。
生のモノは、触らないとわからないんですよ。スイカだって、叩いて確認するでしょ。野菜もヘタの部分とか、棘があるなあとか、触ってみると新鮮さがわかるし、より良いものを選ぶことができる。お花も一緒。触っちゃいけないなんて、本当はおかしいんですよね。
なるほどーーー
ものすごく納得。
そしてその懐の深さと、花との向き合い方に感銘を受けました。
こんなお花屋さんなら、緊張しないかも!!
また、逆説的に言うと、
触られてもすぐに壊れたりしないお花=新鮮なお花を揃えている自信も感じられます。
(ハナナヤさんは非常に謙虚な方ですが。)
そんな(hana-naya)さんは最近武蔵新城へと移転したのですが、
移転前に子どもたちにお花レッスンをしていただきました。
最初はお花を触るのにためらいがちだった子どもたちも、
徐々に優しく花に触れながら、お花を選び始めました。
(茎が思ったより長いものもあるので、床にバケツを並べてくださいました!)
種類にも寄りますがお伝えくださった本数を自由に選び、
次はお花のお掃除。
束ねる部分をイメージしながら長さを整え、
邪魔になってしまいそうな葉や枝を少しづつ取り除いていきます。
茎が綺麗になったらお花を床にずらりと並べ、
比較的茎が太いしっかりしたものを支柱にしながら1本ずつお花を束ねていきます。
茎の下の方を持ちながら組んでいくと、
手が動かしやすくお花が配置しやすいのだとか。
大人よりも思い切りが良くて、さくさく進みます。
テンポやスピードも大事。
お花もその方が嬉しいそうです!!
そして、
出来上がったのがこちら。
上手にできました!!!
初めての経験でしたが、
経験やスキル関係なく、それなりに形になり、きちんと個性が生きています・
同じお花もたくさんあるのに、こんなに雰囲気が違うのって面白いですよね。
お花、深いです・・・
また、
切り落とした葉っぱも、子どもたちにとっては工作の材料に。
香りを嗅いでみたり、ちぎってみて葉っぱの面白さを体感してみたり、
束ねて折り紙と組み合わせたり、無限大ですね。
(髪飾りを作っていました)
「フラワーレッスン」
というと敷居が高く感じられるかもしれませんが、
「野菜のように気軽に花を選びながら束ねるお花レッスン」
と言われると、よりチャレンジしたくなるかも!!
実際に生のお花に思いっきり触ってみるのも、
流行りの瞑想に次ぐ一つのセラピーになるなーと思います。
ウイルスに自然災害にと不安定な世の中ですが、こんな時こそ家庭内でもいいから2000円分くらいお花を買ってきて、親子でお花を束ねる遊びもいかがですか。
絵も描けるし、理科の実験や観察にもなるし、
絵日記のネタにもなり、吊るしたらドライフラワーにも。
なお、(hana-naya)さんのYouTube はこちら。