decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

「絵本×算数」のオススメをご紹介します!

こんにちは!
先日ディズニーシーにてNEWアトラクション『ソアリン』に感激したハチです。
 
 
今回は久しぶりに、絵本の紹介をさせていただきます!
 
もう下の子も5歳になりますが、
下の子が生まれるまでは個人でベビーマッサージやサインの教室を開いていたこともあり、未だにオススメ絵本を聞いてくださる方もいらっしゃいます。
 
 
色彩豊かなものや、メリハリやリズムを楽しんだり、
単純に面白かったり心を育むような話も未だに大好きですが、
 
私自身の娘たちも成長してきたので、
絵本の内容も少しずつ複雑化してきました。
 
 
特に最近は「算数」と「絵本」との関係性の深いものが親自身も楽しく、つい手に取ってしまいます。
(算数が得意なわけではないです笑)
 
今回はそんな算数につながる、おもしろ絵本を少しご紹介したいと思います。
 
 
* 
 
 
まずは軽快なリズムでとっつきやすい、
「ウラパンオコサ」。
 

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ウラパン、オコサ・・・
 
これだけでは謎なタイトル・言葉ですが、
実は「2進法」を楽しく学べる絵本になっています。
 
下の子は指を指しながら2歳の時から楽しんでいましたが、
今でも「読んで」とせがまれます。
 
慣れてくるとサッと数を把握できるようになるため、
スピードを上げスラスラと口に出して「ウラパン・オコサ」が言えるようになるとちょっとした自信にもなるかも。
 
大人の方がテンポが遅れることも多々あり(私だけかもしれませんが笑)子ども達の方が勝ち誇って楽しんでくれます。
 
 
 *
 
 
「はじめてであう すうがくの絵本」
 

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こちらは昔からある、定番の算数絵本。
自分自身の幼少期にも家にあったかもしれません。
 
長らく親しまれてきたにもやはりワケがあり、
算数の基本となる「仲間分け」「順番」などに、楽しく触れられます。
 
一方「仲間はずれを探せ」という概念が、この時代受け入れられるのかわかりませんが、言葉が一人歩きしがちな昨今こそ、文字の少ない絵本ほど実は会話が増えたり、親自身の言葉選びが試されるような気がします。
 
文章の多い絵本は文脈や人物・情景描写などから想像力や語彙力を学べますが、言葉を補う必要がある絵本にもまた読み聞かせる側と読まれる側の距離感が縮まるような効果がありますよね。
 
使い切りの知育ドリル1冊買うなら、コチラを1冊買ってみるのが個人的にはおススメ。
ボリュームもあり、何度でも繰り返し楽しめます。
また、有名な安野光雅さんのこの独特な繊細な絵の丁寧な描写が好ましく、素敵です。
 
 
 
 
「1つぶのおこめ」

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ズシッと重厚な絵本、「1つぶのおこめ」。
 
こちらはストーリーもとても素晴らしく、
ゴールドのインクの使用や途中見開きもあり、贅沢な絵本です。
 
「お米」が訳あって二乗で増え続けるという、二乗の概念や数値そのものも学べる内容なのですが、
二乗の底力?みたいなものを改めて認識させられます。
読み応えがあるので大人も楽しく読めます。
 
A4のペラペラの紙でさえ、「42回折り畳むと厚さが月に届く」という話、聞いたことありますよね?
 
実際の紙は9回も折れませんが、、、
まさにそれです。
二乗、すごいですねぇ。
 
 
 
 
「フィボナッチ」
 

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先日までお茶の間を賑わせたドラマ「あなたの番です」。
私も観ていたのですが、フィボナッチ数列も話題になっていましたね。
 
この本は3年前くらいから我が家にあるのですが、
自然の中に隠れた数を見つけた「フィボナッチ」の探求そのものと、人生を絵本としてまとめたものです。
 
私は描画が趣味で好きなのですが、有名な絵画にはこのフィボナッチ数列が隠れ美しいバランスをとっていることが多いので、そんなことも含めて興味深く買ったのがきっかけ。
絵自体もあたたかく親しめるので、子供たちにもよく読んでいます。
 
最後に「見つけてみよう!」というのがあり、身の回りのものからフィボナッチ数列を見つける体験クイズのようなものがまた、面白くて盛り上がります。
 
 
 
 
今回は以上4冊をご紹介しました!
 
優れたドリルやタッチパネルで算数を学べる方法も多数増えているかもしれませんが、
絵本の中で創造力を働かせながら算数に触れることができるってやはりいいものですね。
人とかぶらない出産プレゼントにも喜ばれるかも。
 
絵本という枠を超えて、大人同士の会話でも立派に題材となれる内容ばかりです。
奥深い「絵本×算数」の世界、是非手に取ってみてください^^