こんにちは!
ハチです。
以前のブログで、不思議な虹の絵を娘と描いたものをアップしましたが、
私が運営している油絵の教室でも生徒さんたちが今、
揃って「不思議な絵」を描いています。
本当にジャンルもアイデアも幅広いので、
たくさんの本を見て研究。
「錯視芸術図鑑」は、見ての通り有名な錯視の名画がずらり。
一つ一つが面白すぎて、ページをめくるのにとても時間がかかります。
ここにはないですが、エーッシャーの本も面白いですよね。
もう数学の世界です。
そして右下のファッショナブルな本は、
アートディレクターとしてご活躍中の「吉田ユニ」さんの画集(写真集?)。
昔からある錯視などの面白さを、
現代のアーティスティックな写真にポップに楽しく、そしておしゃれに取り入れています。
本当にナイスな写真がたくさん。
頭の柔らかさにただたただ、感服です。
表紙からして斬新で面白いもん。
トリックアートの概念も変わるというか、
「こんなアートもあるのだ」と、子どもたちにも刺激があるようです。
また、
昔から有名な絵本作家の「安藤光雅」さんの絵本も外せません。
実はこの「ふしぎなえ」がデビュー作だったとか??
ヨーロッパを感じさせるような優しさと落ち着きがある画風でありながら、
どれも細部までこだわりを感じます。
愉しませようという気持ちが絵本から伝わってくる姿勢がまた、好きです。
2年前に94歳で亡くなられたんですね。
偉大な絵本作家さんです。
生徒さんの不思議な絵はたくさんお見せしたいのですが、
完成作品を載せたい、、、!!
なのでいったん途中経過の娘のものですとこんな感じ。
この絵は額縁の中から外に水が溢れてきてしまっているちょっと不思議な絵。
中には海のようなものが広がっていますが、
その中にも瓶が浮かんでいるという不思議ポイントがもう一つ。
周りの壁のような質感を出すのにスポンジを多用したり、
この後は額縁に影を描き入れたりと更に工夫していました。
実際にはあり得ないけれどあり得るかのように作品に表現していく作業は、
工夫して頭を使いますし、何より面白いですね。
何事も「当たり前」を疑うことで新たな気付きや発見、感謝が生まれると思うのですが、
どんなこと・ものも、少し視点を変えて見ることは大切。
それは絵などのアートに限らず、文章や、人に対しても、
そしてビジネスにおいても。
脳の特性や普通を客観視して理解しつつ、どうすればユニークに切り込めるか?
どうすれば真に新しく必要なものが生み出されるのか?
一見無駄なことにヒントがあるんじゃないか?
今見ているものは本当なの?
その当たり前はなぜ当たり前だと思っているの?
ディーセントワークがお世話になっている企業を調べるお仕事をしていても、
「なるほど、そこに商機が!」
と感心することばかりですが、
きっかけは「あったらいいのに」という子供のような柔らかい頭で浮かぶアイデアみたいなものが多いような気がしています。
歳を重ねたせいかすっかり頭が硬くなっている私。
みんなの作品や想像力に色々気づかされるハチなのでした。