decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

避けたいLINEのトラブル! ついていかねばならぬ、「チャットの問題と対策」とは?

寒い。
寒い。
寒いです。
 
こんにちは、ハチです。
 
毎日何度「寒い」と言っていることか。
 
こんな真冬の寒い夜、小さな子供は便利です。
冬はホッカイロになり、ぬくぬくと布団を温めてくれます。
 
子供たちが巣立ったら、また冷たい布団の冬がやってくるんですね・・・
想像したら泣きそうになるので、やめます。涙。
 
 
昨今、どんどん進化し続けるSNS事情。
 
器用に使いこなす人。
少し疲れ気味の人。
とにかく詳しいことはよくわからないけれど何とかやっている人。
 
 
 
特に、チャットでリアルタイムに会話が進行していく「LINE」は、急速に浸透しましたよね。
 
夫との連絡、友人との待ち合わせ一つ。
ちょっとした相談。
 
「今から行くよ」のご近所の会話まで、LINEなしでは生活がしにくいレベルの今日この頃。
 
 
一方で、言葉足らずや誤解が生じ、正しく意図が伝わらずに慌てた経験がある人も多いはず。
 
大人になると、
「あ!ごめん、それは違うよ!」
とすぐに解決することが可能なことも多いです。
 
しかし、
例えば多感な時期の子供たちが同じトラブルに合うと、勘違いが独り歩きしたり、真相がはっきりしないままモヤモヤを抱え続けたり、不必要なもめ事や仲間はずれが生じてしまうようです。
 
 
子供がいる身としては、それが何より「怖い」と思っています。
 
 
自分の子供が思春期になる頃には更にどんなSNS事情に進化しているのか未知数ですが、
どちらにしても、誰かを不用意に傷つけてしまったり、傷つけられたりすることは起こりそうで、
「ついていけない!」
と放棄することもできず・・・
 
「ちゃんと事情がわかるように、ついていかなければ!!」
と思い、背筋を伸ばす今日この頃。
 
 
 
 
以下、複数人のグループチャットを想像してください。
 
 
A子「映画、10時からだよね」
B太「いくいく」
C男「おれもー」
D香「私も」
E美「いくー」
A子「なんでくるの?」
E美「・・・」
 
 
 
こちら、実際に合ってネットで話題になったトラブルを、一部引用してみました。
 
 
 
「なんでくるの?」
 
 
 
この一言って、どう捉えましたか?
 
相手との関係性。
相手のタイプ。
話の流れ。
受け手側のその時の心の持ち方や、コンディション。
 
これらにも、よるかもしれません。
 
 
この時の「なんでくるの?」は、「どんな交通集団で来るの?」という意味だったようです。
 
バスなのか、電車なのか、自転車なのか、徒歩なのか。
 
 
 
しかし受け手側は、
 
「なぜ、あなたが来るの?」
 
と捉えてしまったようです。
 
 
 
「どうやってくるの?」
 
と聞けば良かったのでしょうが、チャットではその辺り省かれることはよくある事。
 
うーん、ありそうですよね。
 
 
「LINE、誤解、トラブル」
 
などで調べると、たくさんの例が検索で引っかかってきます。
 
いじめなど意図的なものは論外ですが、
面と向かって話していたら生まれなかったはずの誤解が生じてしまうのは残念ですよね。
 
 
 
では、どのように心がけたらチャットでのトラブルは最小限にできるのでしょうか。
以下、5点を考えてみました。
 
 
 
<チャットのトラブル対策>
 
 
◆想像力!!
 
「何か予定があるのかも」「忙しいのかも」という、相手の状況をくみ取ってあげる想像力。
気長に待つこと、焦らないこと、想像と同時に忍耐力もつくものだと思います。
 
また、常に第三者の目がある、スクリーンショットなどでいつでも外部に漏れる内容なんだ、と認識することも大切。
想像力は、自分を守ることにも繋がるのです。
 
 
◆予防線を張る
 
「返事が遅れたらごめんね」と、最初に断っておくことで互いの気持ちが落ち着く。
プロフィールに書いておくという手もあるそうです。
 
【記載例】
◎自己紹介のところに「たまにお返事が遅れます、ごめんね^^」などを書いておく。
◎家庭のルールでスマホの時間が決まっている人は「21時以降は返事ができないよ~」などを書いておく。
 
 
◆スピードよりも、正確さ
 
誤字脱字が極力ないよう気を付けることはとても大切です。
笑えるような誤字ならば全然OKなのですが、実際起きた「笑えない例」がこちら。
 
「服のセンス良くない?」(褒めたつもりが)
→「服のセンス良くない 」(否定したようになってしまった)
 
「それは関係ないしね」
→「それは関係ない死ね」
 
恐ろしいですよね・・・
 
誤字によって、いじめさえも起こり得てしまうんですね。
 
 
◆主語・述語が何か、心がける
 
「誰が」「どうした」
ということが抜けるだけで、とんでもない文章になっていることがあります。
「例えば、今のこのチャットの一画面だけ抜き取ったら、第三者にはどのように読み取れるのか?」
と自問すると、おのずと文章も丁寧になります。
実際にスクリーンショットは誰でもできてしまいます。
 
最初に書いた「なんでくるの?」というトラブルも、もう少しだけ主語・述語に心がけていれば起きなかった誤解ですね。
 
 
◆大切な事は、会って言う
 
そりゃそうだ!!
ですね。
 
やっぱり物事には、ちゃんと会って話してもらいたいこともたくさんあります。
顔を合わせないと伝わらない気持ち、誠意や真心もありますよね。
すべてチャットで済ませよう、という子供にはなってほしくないものです。
 
 
 
<まとめ>
 
便利なものほど、「使い方」が大事。
 
ネット事情、SNS事情は急速に進化し、もはや規制が追い付かない昨今、親が「使い方」を根気よく伝えていくしかありません。
 
私自身も学んでいるところです。
間違いも誤解も起こします。
 
日々、身をもって体感し反省しつつ、なるべく大きなトラブルに巻き込まれないよう、子供と共に精進していきたいと思います。
 
 
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娘がアート教室で作ったスマートフォン
しばらくはこのスマホで十分です♡笑
 

子供から大人まで盛り上がるパーティーグッズ!? 親睦を適度に深めよう。

こんにちは!
ハチです。
 
さて、クリスマスに忘年会など、パーティーシーズンですね。
 
小さなお子さんのいらっしゃるママたちは飲みに行けない人も多いかと思いますが、
仲の良いママ同士で家で盛り上がるのもまた楽しいですよね。
 
会社勤めの方は、何度となく色んなメンバーと集まる機会も多いもの。
時には行きたくなくても参加しなくちゃならないことも。
お疲れ様です。
 
そんな今回は、どんなメンバー・どんな集まりでも、ちょっと楽しめるグッズ、遊びを3つご紹介。
 
親睦を深めるって意外と時間がかかるけれど、これさえあれば(やれば)一気に距離が縮まるかも?
 
 
 
◆あるある!!定番「ロシアンルーレット」
 
コンビニでも売っているプチ・シュークリーム。
その裏に穴をあけ、ワサビorからしを仕込みます。
 
<失敗談>
納豆パック付属のからしを使ったときは、まろやか〜すぎて誰も気づかず終了。
 
<コツ>
  • 2つ仕込むとより盛り上がります♡
  • ワサビorからしを入れると、少し重くなります。持ち方が大事。
  • 穴から漏れてしまって、ばれることもあります。すべてのシュークリームの底に穴を開け、マーブルチョコやアポロチョコなどで全て蓋をしておくと、バレにくいです。
※食べ物は大事にしましょう。
 
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カンパーイ!
 
......
 
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「!!!!!!」
こうなります。笑
 
 
 
◆ただのUNOじゃない!「UNOアタック」
 
UNOって、大人になるとやらなくなりますよね。
娘の習い事を待っている間に小学生の子に交じる機会があり、すっかりハマりました。
UNOって楽しい!!
 
そして友人ママから聞いた、「UNOアタック 」の存在。
友人同士でワンコイン出し合って購入しました(笑)

 

(在庫切れのページですが、他でも扱っていると思います。通常2000円ほどでした。)

 

 <どんなもの?>

 
電池式の機械で、ボタンを押すとカードが入り口から勢いよく出てくるのですが、
その数は「1枚」とは限りません。
ボタンを一度しか押していないのに、3枚も5枚も、時には7~8枚もカードが飛び出てくることもあります。
逆に、ボタンを押しても「ピコン」と鳴るだけで、1枚も出てこないこともあります。
 
通常、UNOでは次の番の人に「2枚とらせる」「4枚とらせる」などのカードがあります。
 
UNOアタックでは、通常のカードとは少し異なる特殊なカードがついていて、
「カードを取らせたい人に向けてボタンを2回押す」
などが書いてあり、例えばすぐ1位で抜けそうなメンバーに向けて発射し、抜けるのを阻止することができます。
しかし、阻止しようとしたはずが、1枚も出ないこともあるので、まったく予想がつきません。
 
 
<面白さのポイント>
  • カードが大量に出たり出なかったり、それ自体予想がつかず盛り上がる。
  • カードの飛び出てくる勢いに面くらい、盛り上がる。
  • 単純にUNOとしてのゲームも楽しい。
  • UNOが弱い人でも十分逆転が可能。
  • 大人も子供も楽しめる。
 
 
 
◆まさかの芸人ノリ 「Pie Face!(パイフェイス)」
 
こちらのパーティーグッズは、先日の子連れクリスマス会で仲良しママが持ってきてくれた最強グッズ。
ついでにチューブの生クリームまで持参。
Coastline パイフェイスゲーム おもちゃ Pie Face Game

Coastline パイフェイスゲーム おもちゃ Pie Face Game

 

 

<どんなもの?>
 
その名の通り、パイ投げゲームです。
指定の場所に顔をはめ、サイドにあるバーを、ルーレットが出た数字の数だけ回転させます。
 
カチカチカチ(回転する音)・・・ホイップ ベチャ!!
 
パイがホイップクリームになっているので量が調整できます。
 
 
<コツ>
  • メイク崩れるのが嫌な人にはクリーム少なめに。
  • 顔にクリームが当たるシーンを見ると、ビビッて泣いてしまう子がいます(それも面白いけど)。
 
 
うちの次女はビビってしまい、私が代わりにやることになりました。
 
ママの顔にクリームが当たった瞬間、大号泣のムスメ。

 

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あ~ 面白かった。
 
いつもはママのことなんて見向きもしないくらい好奇心旺盛なのに、ママのために泣いてくれました。
 
 
<効果>
「♡親子愛♡」が確認できた。
 
 
 
以上、すべて「楽しいこと大好き!!」なママたちと実践済みです。
 
「UNO!!」
の声が大きすぎて、娘の習い事まで響いているとか、いないとか。
 
ちょっとアホなご紹介でしたが、笑う門には福来る!!
 
大人も子供も楽しめるので、みんなでワイワイやってみてくださいね。

健全なプチ家出!? ママだけれど、都心で1泊1人旅~!!行っちゃいました。

こんにちは!
4歳と1歳の子育てをしているハチです。
 
「ごめん、今週休みないわ・・・」
 
なんて夫から言われた月曜日。
 
ディーセントワークの推進に共感している昨今、まずは身近な夫の仕事こそどうにかしたいものです。
しかし、どんなに激務だろうと「仕事が楽しい」というのが夫の良いところでもあり、厄介なところでもあり。
 
やりがいがある以上、安易に転職を進めるわけにもいかず…
 
ただ確かなのは、嫁(=私)の疲れが溜まるってことです(笑)
たまーに爆発寸前になるけれど、同じような境遇のママの気持ち、わかる!!!
 
 
 
そんな我が家。
 
私の夫はただでさえ平日休みなので、週末は子供と私だけで過ごしています。
実家も遠く、仕事をしている義父母もあまり会えず、夫はとにかく忙しい。
 
そんな毎週末、娘のお友達と遊ぶことも多いのですが、
子供2人と朝から晩まで休日をずーっと一緒に過ごすのは更に疲れます。
 
雨さえ降らなければ外に連れ出すのですが、最終的には平日の何倍も疲れて帰ってきます(笑)
そしてまた月曜日……
 
 
このような怒涛の9月が過ぎ、だいぶ目が回っていた私。
 
夫も大変な9月だったかもしれませんが、「子供と接する体力の限界」「何一つ自分のスケジュールが思ったようにこなせないフラストレーション」はママ特有かもしれません。
文字通り、爆発寸前!!
 
私の場合、疲労とストレスが溜まると家族にも優しくできなくなってきます。
ごめんなさーい!!
 
 
 
そして10月頭の夫の久々の連休を前に、ついに。
 
「ちょっと私、横浜あたりに1泊してきます!!」
 
と宣言してみました! 笑。
 
 
最初は
 
「えーー!!」
 
と仰天していた夫も
 
「まあ… いいけど~!?」
 
と承諾してくれました(させた?)。
 
 
 
「で、俺のご飯は?」
 
知らーーーん!!
 
(とか言ってカレー作っておきましたよ。→不要な優しい嫁アピール。)
 
 
 
とはいえビビりなので、子どもたちのいる家からそんなに遠く離れたくないのも正直なところ。
 
都内近郊で「女子一人プラン」のホテルを探したところ、結構ありました!
マッサージ付きとか、ロクシタンアメニティのプレゼントとか、カフェ利用が無料とか、ワインが付いてくるとか…
 
こんなにあるんですね!
(でも本当はビジネス女子向け? まあいいんです笑)
 
 
意気揚々と荷物をバッグに詰め、小さい子がいると避けがちな白いシャツを着て、いつも履けないちょっと高いヒールの靴を履き、ルンルン出かけていきました。
(これ不良主婦ですか?大丈夫かな? 仕事用のパソコンもちゃんと詰めましたよ!笑)
 
 
 
家族ではよく横浜に来るのに、一人で来るのは何年ぶりだろう。
ソワソワしてしまいます。
 
いつもは子供の笑い声が響いて柔らかな景色に見えるのに、一人だと凛とした大人の街に見えるんですね。不思議。
 
 
 
フロントで手続きをしたら、空きがあるからと無料で広い部屋にグレードアップしてくれました。
角部屋…広い……落ち着かない………笑
 
 
ほどなく親友が来てくれて、夕ご飯に付き合ってくれました。
 
いつもなら「味がわかんない」と言いながらバタバタと焦って食べる外食も、今日は特別。
普段なら子供が食べることを視野に選ぶ料理も気にせず、お酒も飲めるし、久々にゆっくり親友と話すことができました。
 
その後2人で少しだけホテルのバーに寄って(ワイン無料♡)、結局冒険もせず部屋に戻り、また女子トーク。
 
 
明日は仕事という親友が帰った後はマッサージもしてもらい、眠りにつきました。
そして誰にも起こされることなく好きなだけ寝てみました。
 
朝ご飯は作りたくない!!(毎朝5時半起床だった。)
食べるのも面倒くさいから朝は食べない!!笑
(でも、いつもと同じくらいの時間に目は覚めるものですね…笑。)
 
昼ご飯は一人でゆっくり(こちらも無料♡)。
でもこの頃にはワイワイ騒がしい食事が懐かしくなっていました^^;
 
何をどうくつろいだら良いのかわからなくなり、コーヒーを飲んだらさっさとレストランを出ていました。
 
 
 
気を取り直し、普段行けない場所に行こう!!
と思い、横浜美術館へ。
 
もう、これはものすごーく楽しかったです。
 
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一人で美術館は本当に久しぶりで、心躍りました。
子供がいると流し見ることもままならないのでじっくり見ることに。
 
しかし、そのせいで少し不審人物になりかけました。
 
 
惹かれた作品を更に間近で観ようと近づき、接写していたら…
 
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複雑な色使い。
 
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彼の心の中にある、建物。
 
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これは何だろう・・・?
 
などと撮影しているうちに、 
 
「すみません、ちょっと作品に触れそうなので…」
 
と、警備員さんに止められました。
(もちろん気を付けてますよー!)
 
 
でも、彫刻など、角度を変えて見たいですよね。
 
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まるで人物。
 
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天井を見上げているようなので…
 
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「顔」の角度から天井を見てみたい。
 
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こんな感じに見えるのか… (近い。)
 
しゃがんだり覗き込んだりして写真を撮ってみました。
この、顔に見立てたところから、どんな世界が見えるんだろうって思ったのですが。
 
(警備員さん近づいて来る。)
 
 
そそくさと次のエリアへ。
 
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でも、こちらも迫力ある写真が撮りたくて、下から上手く覗いてみようと思って撮ってみました。
 
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よく見ると二枚の作品。
 
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迫力がありますよね!
 
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それぞれの違いを間近で見ると面白いです。 
ふむふむ・・・
 
(また、警備員さん近づいて来る。)
 
 
でも、やっぱり、絶対に触らなければ好きな角度で見たいし!!
 
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何でできているのでしょうね。
 
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先ほどの作品も映り込むとまた違って見えます。
 
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光や景色の歪みがユニークです。
 
(またまた、警備員さん近づいて来る。)
 
 
 
そんなこんなで警備をかわし熱中していたら、夫からお迎えの電話。
展示室を出て通路を抜け、吹き抜けのホール2階で電話に出ました。
 
「もしもし…」
 
はい、また警備員さん登場。
 
「こちらでは電話ができないので……」
 
ごめんなさい!!
 
 
 
最後は売店で、子供たちが喜びそうなものを選んでいました。
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1泊したって、ママはママ。ですね。
 
たまにはこんな気分転換の仕方、ママにさせてあげるのはどうですか?
いつもより優しいママが帰ってくるかもしれませんよ♡
 
 
家族に、いつもありがとう。
そんな気持ちがより強くなって帰ってきました。
家の中は結局のところ、激しく散らかっていましたけれどね・・・
 
 
追記:調子に乗って高いヒールを履くべからず。(足が痛くなり、リフレッシュしたことが帳消しになります。)

愛媛でノマドカフェ探し

スタバでコーヒー片手にMacBook開いてるノマドワーカーなんてしゃらくせぇ。

 

なーんて思われたり、思ったりしておりましたが、もれなく私もそのうちの一人です。
一旦”ノマド”という言葉も流行が終わり、案外当たり前になってきている昨今ですね。

 

都心のスタバといえば、多少おしゃべりする人はあれど、基本的には本を読んだり、勉強したりするソロワークな方々が多いかと思います。
ネットも電源もあり、落ち着いたBGM、サイズの大きいドリンク、適度に人の気配があり、ノマドワークに最適なわけです。
しゃらくせえけどそこでノマドしてしまう理由があるわけです。
そしてデカフェのコーヒーがあるのも妊婦にはうれしい。

 

だがしかし、今私は愛媛に暮らしているのですが、こちらでスタバ事情は少々違います。

基本的にスタバはおしゃべりする場所です。
おばちゃんグループはショートサイズのコーヒーを片手に、女子高生グループは新作のフラペチーノを片手に、ママグループは子供にオレンジジュースとパティスリを与えながらお喋りに興じます。そしてそのうち赤ちゃんは泣き出し、子供達は椅子の取り合いのケンカが始まったりします。
ここは…!イオンのフードコートか…!というくらいのカオスっぷりです。

 

まぁしかしそれに眉間をひそめる人がいるわけでもなし(ここが田舎のいいところ)、それがこの地域の当たり前になっているならそれもそれでひとつのスタイルなのであります。郷に入ったら郷に従え。 

高知出身の先輩の証言でも、どこも同じような感じらしいので、地方のスタバはノマドの拠点には不向きということがわかりました。

 

お馴染みの拠点を失った私は「スイーツパスポート」をゲットし、ノマド拠点を求め、カフェを巡る旅にでております。ノマドジプシーみたいな、頭痛が痛い状態です。(ノマド遊牧民という意味だそうです)

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いろんな地元のカフェにワンコインでいけるのは楽しいもんですが、愛媛のカフェというか喫茶店?は無駄にほっこりしておるので、こちらもまた仕事が進まない。

特筆すべきはモーニングが激安、ドリンク代+150円くらいでトースト・サラダ・フルーツまでついてきたりします。そしてなんと15時くらいまでやっています。モーニングじゃないじゃん!

そうすると馴染みの紳士淑女の方がよくいらっしゃるようで、つられてほっこりしてしまい、気づくと電源がないため、PC充電死亡。今日も仕事にならなかった〜まぁいっか〜みたいな。ほっこり危険。
今もカフェというより喫茶店でこれを書いているわけですが、ご婦人方の「◯◯さんとこの孫が畑継がないっていうのよー」という話が気になって集中できておりません。

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こんな環境で仕事ができるわけがない。

結局、ノマド拠点に必要なのは電源でも落ち着いたBGMでもなく、ちょっとしたピリッと感なのです。完全にリラックスするでもなく、無関心な雰囲気が漂いつつ、誰かに見られているかのような、背筋が伸びるような、ゆったりしたように見せかけてちょっぴりスパイシーなあの空気。
そしてそれは同じソロワークの方々がお互いに発するものであります。
だからじいさまばあさまに囲まれてほんわかしてしまったら、家でパジャマのまま「あー集中できなぁーい」とソファーでゴロゴロしてるのと大差ないわけです。

 

と難航しているノマド拠点探しの旅ですが、ひとつだけノマド的当たりが出ました!
初めて愛媛のカフェでPCを開く同人種に出会えた奇跡のカフェがAmanda Coffee’s!!

http://amandacoffees.com/

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愛媛内にしかないコーヒーチェーン店らしく、スタバほどトレンディではないので人もほどほど、チェーンならではのほっといてくれる感、電源もネットもあり、ドリンクメニューも豊富、なんなら愛媛ならではのみかんジュースもある!(これがまた美味しい)

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コーヒー屋にもみかんジュースとは愛媛のみかん愛ハンパない。

そしてなんといっても同じソロワークの方が見張ってくれるというありがたい環境であります!ピリっとするね!

愛媛でこれからノマドワークを試みたい方はぜひAmanda Coffee’sをお試しください。
間違ってもスタバに行っちゃダメだぞ。

「ツリーなんて、もう見たくない!」 なんて思った、昔の話。 イルミネーションを飾った方々に感謝を込めて。

こんにちは!
いよいよ12月、そわそわしているハチです。
 
我が家の娘たちは2人とも12月生まれ。
お誕生日、クリスマス、大掃除、年賀状・・・考えただけで目が回ります。
ぐるぐる。
 
 
ジョージアのCMにて。
 
 
ヘルメット姿の山田孝之さん(イルミネーションを作り上げた現場の人の役)が、
 
「大変だったなぁ・・・」
 
と言って、イルミネーション見上げる。
 
「どいてよー!」「見えない~!!」
 
とカップルに愚痴られたかと思ったら、
 
「これ作った人、すごいね~!!」
 
と知らない女子たちが褒めている。(という姿を目にして、孝之さん喜ぶ。)
 
「あ、俺っす(小さな声で)」
 
(缶コーヒー飲む。)
 
 
 
私はすごく共感してしまう、ツリー制作の現場です(笑)
 
 
 
私が以前勤めていたのはブライダルだったのですが、
ゲストハウス型の結婚式場でした。
 
大きな会場やホテルではおそらく外部の業者さんがクリスマスの飾りつけをすると思いますが、私が勤めていたゲストハウスではスタッフの手によって全ての装飾が飾りつけされていました。
 
3メートル近い巨大ツリーは3本。
スタッフ総勢15人ほど、丸2日かかりました。
 
 
完成した時には、
 
「もうクリスマスツリーなんて見たくない・・・」
 
と、心底思うくらい!!
 
本当に大変でした。
 
 
 
 
まず、プランナーのスタッフ全員、2日間の休日返上。
(以前、1日しか飾りつけの日を確保しなかった時は真夜中までかかるという事態に…)
 
倉庫を開け、みんなで力を合わせて巨大段ボールを幾つも運び出し、ツリー設置場所までひたすら運搬。
 
(この作業は更に前日の夜にやっていたような…?)
 
 
エレベーターや荷物カートを駆使し、力作業です。
(なんと言っても女性の就業率も高いですからね!ファイト!!)
 
 
脚立も準備し、巨大な幅まで広がるツリーをひたすら積み上げ、枝と葉を広げる作業。
 
軍手は必須!!
 
痛いんですよ・・・
 
 
そして軍手は付けたまま、ここから一番大変な「電飾を巻いていく作業」に入ります。
 
 
ブライダルに勤めるまで、私はこのイルミネーションの大変さを全く分かっていませんでした…
 
 
 
電飾のコードって、ただツリーに引っかけながらクルクルと巻けば良いと思いますよね?
 
私もそう思っていました。
 
クルクルやって、終わりでしょ。
 
 
あまーい!!
 
 
それは大間違いです。
もう、本当に。
 
 
電飾のコードを、なんと、枝の一本一本に、丁寧に。
さらには枝から分かれている針葉樹の葉の一つ一つにまで、丁寧に巻き付けていきます。
 
枝の奥(木の幹)の方から出発して、葉先まですべて巻いたら、また幹に戻り、隣の枝に。
 
気が遠くなる作業です。
 
 
永遠にも感じられるような、電飾の飾りつけ。
コードは何十本もあり、下から上からと、数か所から同時に巻き付けていきます。
脚立も当然使います。
 
 
巻き付け終わったら、ガラスでできた繊細なオーナメントの一つ一つを包装紙などから取り出し、バランスをみながら吊るしていきます。
 
この時点ではもう、スタッフはほぼ無口。
 
 
ゴールは見えてきたものの、吊るしても吊るしても減らないような気がする、山のようなオーナメント。
 
そして、高価なオーナメントは繊細すぎて、あっちこっちで
 
 
 
パリーン・・・
 
 
 
割れます。
 
塵取りと箒は欠かせません。
 
掃除しながらも、ひたすら飾り付けます。
 
 
 
でもまた、パリーン。
 
パリーン。。。
 
 
 
なんとか全てのオーナメントを飾り終えたら、残骸の撤収作業と大掃除が待っています。
 
段ボール、包装紙、色々な箱、壊れたオーナメントに故障した電球。
 
まだまだラメや樹木のクズが山のように落ちていて、ひたすら掃除機をかけ、綺麗に整えなければなりません。
 
 
疲労困憊です!!
 
 
 
すべてやり終え、ピカピカの会場になった時。
 
達成感はありつつも、もう、本当にツリーなんてお腹いっぱいです。
 
夜寝るときはツリーの悪夢を見るんじゃないか、というくらい。
 
 
 
そしてまだ疲労感ただよう次の日。
 
会議のため本社から偉い方来て、エントランスに入ってきました。
 
 
スタッフ渾身のエントランスのツリーを一瞥して、一言。
 
「これ、全部やり直して。」
 
 
 
・・・ハイ?
 
 
 
その場の空気が凍り付いたのは言うまでもありません。
 
 
 
どうやら、オーナメントは木の枝の先っぽの方に吊るし、ユラユラと揺らぐのが「美しい」のだとか。
 
 
ついつい、繊細なオーナメントが落ちないように深く引っかけてしまう私たち。
 
ダメだしを食らいつつ、また脚立を引っ張り出してオーナメントを付け直すのでした。
 
 
 
もう、ツリーなんて・・・  嫌いだ。
 
 
 
 
いや、でも。
 
待ってください。
 
ブライダルから離れて3年。
 
結婚して、子供が生まれ、上の子は4歳。
 
 
急に、あの、ものすごく手間のかかる「面倒くさいツリー」を、何故か作りたくなる衝動に駆られました。
 
軍手をはめて、痛いシンドイと言いながら、気の遠くなるような電飾を巻きたい!!!
 
 
 
そして、ついに去年の12月に購入したのです。
 
ネットで口コミをひたすら調べ上げ、夫に相談なく勝手に購入。
 
届いた180cmのツリーを組み立て、4時間ほどかけて仕上げました。
(オーナメントは子供もいるので簡易的なもの。)
 
 
 
帰宅した夫。
 
 
夫「・・・」
 
私「・・・」
 
夫「・・・でかいね。」
 
私「そうかなー。」
 
夫「今日、用賀の駅前にこういうツリー、あったわ。」
 
私「ふーん。」
 
夫「・・・でかくない?」
 
私「そうかなー。」
 
夫「・・・」
 
私(笑顔でごまかす)
 
 
 
 
こちら、今年も飾られた、我が家の「自己満足」ツリー。
 
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......デカイですかね^^;
 
今年もこのツリーが作れたので私は心から満足です!!
年に一度だけ、私の気合が入るインテリアということで・・・。
 
 
補足しておきますが、予算の関係上、電飾は300灯。
当時の結婚式場の要領で真面目に巻いたら4分の1しか巻ききれず、まったく足りませんでした。
かなりすっ飛ばしてやり直したので、私的には少し寂しいんです。
本当は1200灯くらい欲しいです!!
 
←どうでもいい
 
 
 
さて。
 
会社の入り口に、ツリーを飾る企業も多いかと思います。
 
単なるクリスマスシーズンの飾りだからと、侮るなかれ。
 
時間をかけて丁寧に電飾を巻いた「本気ツリー」も良いものですよ。
なんとなく、その会社の「本気」が垣間見れるツリーが飾ってあったら、
なんだか共に楽しいビジネスがしたくなりませんか!?
 
もしくはその企業の底力や可能性が。キラキラ溢れているように見えませんか??
 
私は思いますけれど(笑)
「すごい!ツリーも本気だ!!」って。笑
 
 
 
ご家庭のパパも、ツリーは「ママと子供たちだけの仕事」ではありません。
 
ぜひ、介入してみてください。
今から電飾を買い足すのもアリ!!
電飾巻きこそ、パパの腕の見せどころ!!
 
どんなに小さなツリーだとしても、イルミネーションを枝の一本一本に丁寧に巻き付けたツリーは、もはやプロ級。
内側からキラキラ輝いて、温かな光を感じさせてくれます。
 
パパすごい!!
なんて、子供たちからも言ってもらえるかも!?
 
 
 
そして何よりも。
 
街を彩るイルミネーションの数々、巨大なツリー、これらを作った全ての方々に心から
 
「お疲れ様です!!!」
 
と言いたくなります。
 
 
作るのも大変、片付けるのも大変。
 
休日返上、寝る時間も削って作ってくださっている方々がきっといるはずです。
 
そんな人たちに感謝してイルミネーションを見てみると、ライト一つ一つがもっともっと有難い灯りに見えてきますよ。
 
 
作った人たちの気持ちを少しでもわかるようになったこと。
当時のブライダルでのツリーの制作に感謝感謝ですね^^
 
 

妊婦は左脳が消滅したと思え

こんにちは、現在妊娠7ヶ月、空気を吸っても太るレベルになってきました、魚骨です。

前回、いかに妊婦の心と体がいかにエイリアンに支配されていくかを書きましたが、今回は妊婦の脳みそのお話。
※これまた魚骨の肌感覚の個人的な話なので、医学的な話では全くありません。念のため。

 

そう、エイリアンは妊婦の脳にも変化を与えます。
よくパートナーの皆様が困惑するのが、妊婦が突如として感情的になり、怒る、泣く、何を言っても受け付けようとしない。今までとは人格が変わっちゃったのかと戸惑うでしょう。そして戸惑っているのは妊婦自身でもあります。なんでこんなイライラするのかわからないし、なんで今泣いてるのかもよくわからない、だけど涙が止まらない。私はこれを妊婦爆発と呼んでいます。 

 

どちらかというと私は今まで旦那とケンカして泣くどころか、ケンカすればするほど、どんどん左脳が研ぎ澄まされていく派でした。相手が言われて嫌なことを確実に、且つ反論できないように突き詰めていく、コンサルど根性の嫌なやつだったわけですが、妊婦の今は違います。

相手が怒ってる風になるだけで「怒らせてしまった」と思い込んで、感情が揺さぶられて涙腺が崩壊するのであります。

最近起こったとんでもない妊婦爆発の大号泣は「誕生日の朝一にお誕生日おめでとうって言ってくれなった」です。冷静になればとんでもなさすぎる。旦那、ごめん。

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こんな突っ伏して泣くのは赤子だけかと思っていたら妊婦もでした。

 

もう人格変わったもいいとこです。妊婦の泣き虫レベルは赤子と同等なのではないでしょうか。
これはホルモンのせいと言われてますが、いうても見たこともないホルモンのせいにされてもいまいちピンときません。
それでもパートナーの皆さんはいつ妊婦爆発するかわからない地雷のような情緒不安定妊婦と、根気よく付き合っていかねばなりません。心中お察しします。

なんでこうなってしまうか、そんな妊婦とどう付き合えばよいか、考えに考えた結果、ひとつの結論に辿り着きました。


それは
「妊婦は左脳が消滅すると思え」
です。

 

もうこう思えば簡単です。
左脳の論理的思考能力がサクッとなくなっているので、「怒られたっぽい→私否定された→もうだめだ、離婚だ」って軽く思考がジャンプします。
文字にして書くとこれもとんでもないですね。でも妊婦の脳みそでは簡単にこんなことが起こり得るのです。なんで相手が怒ったかとか考える間もなく、感情が全て支配してしまいます。

ついでに特につわりの時期は、私は論理的思考を必要とする仕事が一切できなくなりました。作業的な手を動かす仕事ならできるのに。今考えると妊娠初期の方がひどそうですね。

 

今までホルモンのせいと言われたけど、どこまでホルモンのせいかわかんねー!って感じだったのが、もう諦めもつくことでしょう。というか諦めましょう。
左脳がないんだから、いくら正しいことを説いても伝わらない、もう感情しかないから感情で喜ばすしかない、そう割り切ればいいのです。

 

妊婦爆発の地雷は妊婦自身もよくわかりません。妊婦爆発が起こってしまったら、「ごめんね、辛かったね」といってよしよししてあげてください。ただひたすらよしよしして落ち着くのを待つ。原因究明と課題解決は二の次。爆発中に至極まっとうな正論を話されてもただの油。余計に泣くだけです。

言語の伝わらない赤子と一緒です。どうせ数ヶ月後には赤子の子守りがスタートするんですから、妊婦守りも子守りとほぼ一緒だと思って、プレ子守りに勤しむのが、妊婦と円満につきあう秘訣かもしれません。

 

これを書いてる私もつくづく妊婦とつきあうって大変だなぁと思います。パートナーたち、みんなえらいよ!!いつもありがとう!!

企業のリーダーに絵を描かせてみる、「リーダーは描く」が面白い。 大人も子供も、もっと自由にアートを楽しんでみませんか?

こんにちは!
娘たちとお絵描きをすることが大好きなハチです。
 
「魔の2歳児」には仰天なお絵描きをされましたけれどね…!!
 
 
惨事①  上の子が2歳の時 → テレビの液晶画面にクレヨンでお絵描き(黒板かと思ったのか!? 落ちない…)
 
惨事②  もうすぐ2歳の下の子 → ダイニングテーブルに幅1メートルにかけ、真っ青なペンでアート(水性で良かった...)
 
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これから2歳になるお子さんがいるご家庭では、くれぐれもご注意ください。
どんなに気を付けていても起こるものです!!
 
 
芸術の秋、ということで。
 
我が家は先日、家族で初めて「彫刻の森の美術館」に行ってきました。
 
「美術館」というと敷居が高いイメージですが、こちらは箱根に位置する大自然いっぱいの美術館。
遊具もあって身体いっぱい遊べますし、走り回りたい盛りの子供と行くのにはぴったり。
 
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広々!!
 
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丘を下ると遊具が。
 
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こちらもアート作品です。
 
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有名な塔。
 
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中から見るとステンドグラスが綺麗です。 
 
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至る所に作品があります。
 
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こちらは外国の方にも人気者。
 
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屋内にはこのような遊具がありました。
 
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ピカソ館。
館内では「なんかちょっとつまんないね~!」と娘に言われましたけれど…
 
子供はそんなものですかね~
 
 
 
 
芸術とビジネスについて軽く調べていたら、「EGAKUプログラム」 という面白い取り組み、ページを見つけました。
 
 
「EGAKUプログラム」
自己と向き合い、他者の想いを認め、未来を自ら創り出すために絵を描く
 
EGAKUプログラムでは創作(描く)と鑑賞(見る)を通じて、さまざまな「対話」「発見」「表現」を体験するように設計されています。その循環は、個々の創造性を見い出し、育んでいきます。
創造性は特別な人だけの才能ではなく、筋肉を鍛えるように高めることが出来るのです。それは自ら進んで物事の本質や課題を見抜き、その発展や解決のために経験や常識にとらわれない柔軟な発想、新たな枠組みを創り出す能力の基礎となります。
 
(ホームページ引用)

  

どういうこと!?
 
という感じかもしれませんが。
 
 
一言でいうと、
 
「アートを通じて、より組織や個人を深く知り、高めあっていくプログラム」 といったものでしょうか。
 
 
面白いのが、アートをただ参加者に見せるのではなく、説明や指導後に、参加者たちに実際に描かせている、という点です。
 
今まで様々な企業の研修を聞いてきましたが、このようなプログラムは初めて知りました。
 
誰かに評価される絵ではなく、どういう想いで、どう表現していくのか。
言葉ではなく「絵」によって初めて伝わること、「絵」をきっかけに見えてくるもの。
 
とても興味が湧きました。
 
 
「リーダーは描く」
 
こちらはこのプログラムで、実際に企業のリーダーが描いたものたちが、インタビューと共に載っていました。
ヤフーや星野リゾートの代表、今勢いのあるベンチャー企業の代表まで。
とても面白いですよ!!
 
 
これを見て、読んでいると、当然ながら美術が得意な人ばかりではないようです。
 
「絵をかくのが苦手。」
 
私の周りにもそういう人はたくさんいます。
子供の頃から苦手意識を持っている人って意外と多いものです。
 
美術はそもそも正解なんてないですし、それはとても勿体ないことかもしれません。
 
ただ、少しでも他人に見せても恥ずかしくない絵にしたいな、という心理はわかります。
パステルは「ぼかす」テクニックが使いやすく、誰でも取り入れやすそうですよね。
 
絵が苦手な大人たちが 絵を描いている。
 
それだけでも、何だかすごく創造的で楽しい気持ちになりました。
そして、どの作品も本気が伝わってきて、とても素晴らしいと感じます。
 
 
「EGAKU for Kids & Youth」
 
こちらは、小学生から大学生・院生までも対象にしたプログラム。
たまたまですが、私の母校も参加していたので驚きました!
 
学校や地域、企業、その他の団体とのコラボレーションによって行なっているようです。
 
「何かを見て描く」のではなく、「こころ」で描く というのは子供たちにとって新しい視点かもしれません。
何かを見て描く練習も大切ですが、時には形や色にとらわれず、
頭の中や気持ちを開放して、もっと自由に描く機会も大切だよなあと思います。
 
幼い子供たちの方が、「こころ」で描くのが得意ですよね。
我が家の娘たちもその点ではプロだと思います(笑)
 
魔の2歳児の落書きも、とっておけば立派なアート作品ですね^^;
 
EGAKUはアートによる創造性回復プログラムです。
創造性は特別な人だけの才能ではなく、筋肉を鍛えるように育み、
高めることが出来ます。
また、アートならではの非日常的な時間は、あなたの中に眠る未知の自分を
目覚めさせるかもしれません。
創造性回復の場として、またはアートに触れ、アートを楽しみながら
自己と向き合う場としてぜひご参加ください。
(「White ship」ホームページより) 
 
「創造性は特別な人だけの才能ではない」というフレーズに、つくづく納得します。
 
日々忙しいと、アートとは無縁の生活を送ってしまうかと思いますが、
企業で、個人で、学校で、このようなプログラムにチャレンジしてみるのも面白そうですね!
 
 
面接で、面接官と求職者が一緒に絵を描いてみるのはどうですか(笑)?
すぐに本音で語り合えるような気がするんですけれどね^^
 
 
そして少し心を開放したくなったら......
大自然いっぱいの彫刻の美術館、オススメです。
 
座卓の研修も良いですが、こんな場所で企業の研修旅行も良いかもしれませんよ!
 
「White ship」ホームページ