decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

9階から地下まで全てコワーキングスペース!WORK COURT松濤で仕事しております!

急に寒くなってきましたね…

寒くなると、今年もそろそろ終わりか…としんみりしてくる清野です。

 

さてさて、先月のブログでオフィス撤退することを決めた弊社ですが

オフィス代わり?として、社長が

WORK COURT松濤を契約してくださいましたーー!!!

大感謝!!パチパチ👏

 

早速使い始めているのですが、とっても快適!

せっかくなので、私のオススメポイントをご紹介させていただきます!

(広告では有りません、勝手な宣伝です)

 

①とにかく、フロアが多い!!!

9階〜地下1階まですべてコワーキングスペース

(1階は受付のみですが)

しかも面白いのが、フロアごとにテーマが異なっていて

こんな感じのカラフルルームがあったり

https://work-court.com/shibuya/wp-content/themes/my_theme/img/floor/img06.png

 

区切られて集中できそうなルームがあったり

https://work-court.com/shibuya/wp-content/themes/my_theme/img/floor/img08.png

 

最上階のテラスにはなんとプールまで!

※ちなみ、入れるか聞いたら、入れないそうです…残念

https://work-court.com/shibuya/wp-content/themes/my_theme/img/floor/img10.png

 

今日の気分でフロアが選べるので楽しいし

あと、途中でフロアを変えて気分転換するとかもできるので、

効率的に仕事ができそうです…!

 

(今だからかな…)静かだし、空いてる!!!

昨年の12月オープンだからでしょうか…

今のところ、基本空いているし、静か!!!

だからといって、誰もいなわけではなく

ちょうどソーシャルディスタンスが二人分くらいとれる距離に人がいる感じ…

私は人が多くて騒がしいと落ち着きませんが

逆に全く誰もいないとそれもそれで落ち着かないので

同じフロアに仕事をしている人が何人かいるこの環境がめっちゃ集中できます!

フロア内で話すことはもちろんOKですが、フロアによってはソロ活動者が多いので

あまり気にならずに仕事できますー!

 

③いろんな仕事をしている人がいて面白い!

さっき静か…と言った矢先に反対のことを言いますが

電話をしていいスペースが限られていて

電話OKのフロアだと、オンラインミーティングをしてる人が多数!

もちろん会話を盗み聞きするつもりはありませんが

ついつい聞こえてきてしまった会話で

「どんな仕事してるのかなー」

「どんなサービス作ってるのかなー」

「今、どういうフェーズなのかなー」

とか勝手に妄想するのが楽しいですw

今はコロナの影響で交流会とかはないそうですが

復活したら是非みなさんと仲良くなってみたいです!

 

④コーヒー等々飲み放題!

まぁよくある話ですが、コーヒーとか紅茶とかは飲み放題です◎

フロアによってはお味噌汁もあったかな…

けど、可能であればカフェのカフェラテが飲みたい…

 

⑤松濤という立地が意外と便利!

松濤…というと、ちょっと渋谷から遠いイメージですが(私だけ?)

地下鉄メトロから109出口を出て東急本店を抜けたら意外とすぐ!

 

いろんな行き方があるかとは思いますが

敢えて109の中を通って行くのが個人的には楽しい…!

中学生の頃、初めて109に足を踏み入れた日を思い出しました…

 

あと、行く途中にスタバやタリーズもあるし(前述のカフェラテ問題はこれで解決)

美味しそうなご飯屋さんもあるし

大好きなBunkamura ザ・ミュージアムも近いし

松濤まで来るとだいぶ落ち着いております。

 

そして、なんだかんだいって渋谷は便利…!

確かに若者が多いですが(既に若者ではないと自覚していることが寂しい)

最近の流行も感じるし、なんとなく歩くだけでパワーをもらえる気がします(なんとなく)

 

ということで、松濤を拠点に、頑張ります…!

 

日によっては社長の高橋も松濤にいるかも…?

とか言っている間に、北海道に移住しちゃってそうですが…

昭和の銭湯の窓が、子供たちのペイントで「ステンドグラス」に!!【シェアアトリエの閉館イベントレポート】

こんにちは!
ハチです。
 
ディーセントワークのオフィスもそうですが、色々と変化の秋!!
 
私の周りでは更にこの度、
油絵の教室開催でお世話になった「元銭湯」だったシェアアトリエがついに閉館することにりました。
 
しかし、
オーナーの方とプロデューサーの方々の計らいで、
 
ただすぐに閉館するのではなく、
最後も地元の方々にじっくり惜しんでもらおうと、
シェアアトリエを利用していたアーティストさんやアート教室の生徒さんが、
扉や窓~壁一面にペンキで思いっきりペイントをする…というスペシャルな閉館イベントが開催されました。
 
建物一面に、自由にペンキでペイント!!
 

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最高…!!!
 
こんなクールなこと、普通この日本で自由に堂々とできますか??
 
更にこのペンキ、ポーターズペイントというとても良いペンキで、
何との言えぬ味わいのある発色。
 
きつい匂いもなく、滑らかで、
キンキンしないカラーリングが古い建物にも品よくマッチしました。
 
詳しくは下記に添付したメディアの記事を見て頂ければ様子がわかっていただけると思いますが、
ここでは子供たちのカラフルでアーティスティックな作品と、プロのアーティスト2名の方がペイントした扉をお披露目。
 

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なんとなく「街」をイメージしながら。

 

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一つ一つのペイントも鮮やかでキュート!! みかんw

 

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お姉さんたちは脚立で上の方にもペイント!!

 

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許可を得て、岩まで! メタリックブルーでとても綺麗でした。

 

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素晴らしいペンキなのでこんなことも可能。

 

そしてこちら↓は、プロのアーティストのお2人。

必見です!!

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保護者の方々や、道行く人たちまでライブペイントを楽しみました!
いやーすごい。
 

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完成!!かっこいい~~!!
 

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ペンキの躍動感、圧巻です。
 
 
このような、建物丸ごとを使った、
シェアアトリエ閉館イベントでのペイント体験。
 
本当にとても貴重な機会で、
13時に来た子供たちも16時まで描き続けるなど、まさにドはまり。
 
一生の思い出に残ったのではないかな~と思います。
私にとっても、なんだか楽しすぎてちょっと泣きそうな思い出。
 
しみじみ・・・
 

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キレイ・・・!!
 
夕方になるにつれ、屋内からはステンドグラスのよう。
幻想的で、なお美しく見えました!!
 
子どもたちのパワーや夢の欠片みたいなものがキラキラして、
閉館イベントに温かな花を添えてくれました。
 
 
また、当日は朝日新聞さんや読売新聞さん、
川崎経済新聞さんなども取材にいらしていて、
子どもたちやアーティストの方々のアートや、
惜しむ声や想いをたくさん拾っていただきました。
 
・川崎経済新聞
「おふろ荘、アートイベントでフィナーレ 高津湯創業から60年の歴史に幕」
 
・読売新聞

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朝日新聞

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確かに老朽化がすすみ、
木も腐食して大雨の日は屋内に雨漏り、
あっちこっちの傷みも激しかったのも事実。
 
 
しかし、銭湯ならではの広々とした空間、
古き良き雰囲気、解放感のある天井の高さや陽の明るさ、
何とも言えぬ時代を超えた懐かしさは、失うのが本当に惜しいですね。
 
特別に懐古主義者でも何でもないですが、
古い銭湯には壁やタイル、置いてあるもの全てに時代を感じる風情や、
崩れ落ちそうな縁側や電球でさえも、
何処を切り取ってもアートになってしまうような昭和の魅力に溢れていました。
 
 
老朽化の激しい建物はやはりそのまま遺しておくのはなかなか難しいですが、
やはり惜しい。
 
10年後20年後、、、
子どもたちが大きくなった頃はどんな街、そして地球になっているんでしょうね。
 
最近は楽しみよりも心配の方が優勢な母心です。
 
 
でも、ただ変化を黙って眺めているだけでは駄目ですよね。
何ができるかな、とか、どうやって子どもたち含め後世に伝えられるか、
良いところを遺し、はたまた改善していくか…
 
ディーセントワークの在り方も、
1人1人の働き方も、
時代や世相に合わせて柔軟に対応できるようにしつつ、
きちんと皆が公平に幸福度が高く生きやすい世の中であってほしいですね。
 
1人1人の力は小さいけれども、集まればきっと大きな力になるはず。
 
大きな壁面があっという間に楽しいカラフルなペンキで彩られるのを眺めながら、そんなことを考えました。

もうどこでも働ける!京橋オフィス撤退しました!

こんにちは!

相変わらずワインばっかり飲んでる清野です🍷

 

さてさて!タイトルにもある通り

昨日9月25日でオフィスを撤退いたしましたー!!!

 

思えば2018年の11月から…

レイアウトとかテーブルとか椅子とかは社長の高橋が決めたのですが

あ、ゴミ箱買わなきゃ!とか

ティファール欲しくない?とか

やっぱ冷蔵庫いるよね!とか

少しずつ買い足していき居心地のいい空間にしていったオフィス…

 

あんなミーティングしたなーとか

ケータリングを呼んで、オフィスで周年会したなーとか

思い出いっぱいのオフィス…

 

けど、コロナをきっかけにオンラインミーティングが増え

オフィス要らなくない?!となり

撤退することになりましたー!

 

本来は12月末までの契約だったのですが

なんと!運がいいことに居抜きで入りたいと言ってくださった企業さんが!!

ツイてる!ラッキー!

 

ということで、最終日に要るもの、要らないものを分け分け

(おそらく高かったであろう)常に水が冷やしてあり、たまにハイボールが入っていた冷蔵庫も

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機密書類を切り裂いてくれたシュレッダーも

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私の定位置であった、絶妙に低くて、社長が「大学生のカップルが座るような」と言ったソファも

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くるくる回る作業用の椅子も

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要らないよね?ってことで全部廃棄…!!!!!!!

(誰かに売って少しでも儲けよう!なんて考えのない社長…さすがです)

 

最後に入り口の看板にも廃棄シールを…

(なんか廃業するみたいで嫌なのに、笑いながら貼る社長…)

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オフィスさん、2年弱ありがとうございました!

 

場所にとらわれない働き方…

社長は夏は北海道、冬は沖縄生活を目指しているらしいですが

実現の日も近そうです…!!

 

ディーセントワークはこれからも

「自分らしい働き方、認め合う働き方」の実現を目指して邁進してきます…!

 

「花屋さんのお花に触りたい!!」・・・あれ、なんでダメなんだっけ??

こんにちは!
まだまだ不安定な世の中、常に癒しを求めているハチです。
 
最近、花屋さんに行ったのはいつですか?
特別なことがないと足を運ばない人も多いでしょうか。
 
でも、
お花屋さんって、前を通っただけでも綺麗でワクワクしますよね。
中に入ったらますます、自分自身が纏う空気も潤って変化する気がします。
 
綺麗なお花には思わず手を伸ばしたくなるけれど、
お花屋さんのお花はどうも気軽に触れられないイメージ。
 
子供の頃から
「お花屋さんのお花は触っちゃダメ」
と刷り込まれているんでしょうね。
 
 
花瓶を倒してしまうと危ない・・・
繊細な茎を折ってしまうかもしれない・・・
花や花びらを落としてしまうかもしれない・・・
バラなどの棘が刺さってしまう危険もあるでしょう。
 
 
大切な商品に損害が出ないよう、
そして怪我をしないよう、
親としても子供に「触らないでね」「気を付けてね」と伝えています。
 
そして大人の私でさえ、花を買う時は勝手にお花を取っていいのか躊躇します。
既に束になっていたり、フィルムで覆われているものは掴んでレジに行きやすいけれども、むき出しの生花たちはどうも触りにくい。
 
 
でも本当は、そんな緊張感でお花屋さんに行くのもちょっとつまらないですよね。
 
ズラッと色とりどりに並んだお花が目に飛び込んできた瞬間のワクワクを、
本当は選ぶ時もずっと持っていたい。
 
きっと私だけではないはず…
 
 
そんな希望と反する「当たり前の緊張感」をお花屋さんにずっと抱いていましたが、
最近お花を「野菜のように」語ってくれるお花屋さんに出会いました。
 

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その名も「ハナナヤ」=(hana-naya)さん。
 
納屋をイメージして名付けられたのだそう。
常に新鮮なものを置いておくイメージだったり、
お花が主役というよりは誰かのそばに当たり前のようにそっと寄り添っている印象を受けますよね。
 
生のモノは、触らないとわからないんですよ。
イカだって、叩いて確認するでしょ。
野菜もヘタの部分とか、棘があるなあとか、
触ってみると新鮮さがわかるし、より良いものを選ぶことができる。
お花も一緒。
触っちゃいけないなんて、本当はおかしいんですよね。
 
なるほどーーー
 
ものすごく納得。
 
そしてその懐の深さと、花との向き合い方に感銘を受けました。
こんなお花屋さんなら、緊張しないかも!!
 
また、逆説的に言うと、
触られてもすぐに壊れたりしないお花=新鮮なお花を揃えている自信も感じられます。
(ハナナヤさんは非常に謙虚な方ですが。)
 
 
そんな(hana-naya)さんは最近武蔵新城へと移転したのですが、
移転前に子どもたちにお花レッスンをしていただきました。
 
最初はお花を触るのにためらいがちだった子どもたちも、
徐々に優しく花に触れながら、お花を選び始めました。
 

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(茎が思ったより長いものもあるので、床にバケツを並べてくださいました!) 
 
種類にも寄りますがお伝えくださった本数を自由に選び、
次はお花のお掃除。
 
束ねる部分をイメージしながら長さを整え、
邪魔になってしまいそうな葉や枝を少しづつ取り除いていきます。
 
 
茎が綺麗になったらお花を床にずらりと並べ、
比較的茎が太いしっかりしたものを支柱にしながら1本ずつお花を束ねていきます。
 

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((hana-naya)の白川さん&子供たち)
 
茎の下の方を持ちながら組んでいくと、
手が動かしやすくお花が配置しやすいのだとか。
 
大人よりも思い切りが良くて、さくさく進みます。
テンポやスピードも大事。
お花もその方が嬉しいそうです!!
 
そして、
出来上がったのがこちら。
 

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上手にできました!!!
 
初めての経験でしたが、
経験やスキル関係なく、それなりに形になり、きちんと個性が生きています・
 
 
同じお花もたくさんあるのに、こんなに雰囲気が違うのって面白いですよね。
お花、深いです・・・
 
 
また、
切り落とした葉っぱも、子どもたちにとっては工作の材料に。
 
香りを嗅いでみたり、ちぎってみて葉っぱの面白さを体感してみたり、
束ねて折り紙と組み合わせたり、無限大ですね。
 

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(髪飾りを作っていました)

 

「フラワーレッスン」
というと敷居が高く感じられるかもしれませんが、
 
「野菜のように気軽に花を選びながら束ねるお花レッスン」
と言われると、よりチャレンジしたくなるかも!!
 
実際に生のお花に思いっきり触ってみるのも、
流行りの瞑想に次ぐ一つのセラピーになるなーと思います。
 
ウイルスに自然災害にと不安定な世の中ですが、こんな時こそ家庭内でもいいから2000円分くらいお花を買ってきて、親子でお花を束ねる遊びもいかがですか。
 
絵も描けるし、理科の実験や観察にもなるし、
絵日記のネタにもなり、吊るしたらドライフラワーにも。
 
なお、(hana-naya)さんのYouTube はこちら。

ハナナヤチャンネル - YouTube

市場の映像ではお花の新鮮さがますます感じられます。
ふわりと癒される空気感もお届けしてくれますよ。

ヘタレキャンプに行ってきた。 #ヘタキャン(ヘタレ&下手)

こんにちは!
ハチです。
 
あっ という間の夏休みでしたね。
 
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さて、旅行のハードルが上がっている近ごろ。
我が家は数年前から模索していた「一泊キャンプ」に遂に手を出しました。
 
 
キャンプ…
 
どうする?
どうする??
いやいや。
 
どうする?
どうする??
いやいや。
 
どうする?
どうする??
 
いまじゃね??
 
 
8月の頭、こんな問答を夫婦で繰り返し、
気分が上がる近場のオシャレ感あるスノーピークへ。
 
焚火セットを1時間かけて迷い、
 
「焚火… 絵にも描けるしね??」
 
という、
「私が焚火セットを油絵で描く(油絵をしているので)」という
ちょっと苦しい理由を付けて(←欲しいものの購入理由でよくやる)、
ついに身の丈に合っていない焚火セットを購入。
 
 
はい。
 
後戻りができなくなりました。
 
更に、
「もうキャンプ行けるとしたら夏休み終わる前の来週だけじゃない?(=5日後)」
という、
これまた無計画にも程がある無理やりな予定を組むことになり、
 
明日からまた夫が仕事だからキャンプセット買いに行けるのは今日まで!!
(=つまりあと1時間半)
 
 
数日以内に足りないものはまたAmazon様などに任せるとしても、
近ごろ需要の多いキャンプグッズ。
インターネットでは届くのが遅いものもあります。
 
大体のモノは今日買って帰らなければなりません...!!
 
 
慌てて「リーズナブルにキャンプセットを買えるコーナンに行こう」と車を走らせ、
現地に着いたのが19時半。
21時閉店です。
 
もうこの時点でヘタレ感。
 
急がなければ。。。
 
 
あっちこっち、色々なテントを物色。
 
広々とした強固そうなテントが気になる夫と、
デザインとスペックが気になる私。
 
機能性について比較し、
海キャンプじゃないしね??
などと妥協ポイントを見つけながら、
結果、ビギナー向けのセットのコールマンのテントを購入。
 
めっちゃ疲れた。。。
 
これでもう1時間近くかかり、
色んな小物を突っ込んで椅子を選び出したら閉店のホタルノヒカリが流れ出す。笑
 
あとはもうネットで買おう、、、
 
そそくさとレジを済ませ、ヘロヘロ帰宅しました。
 
あとは去年かった雑誌やネットをチェック。
ランタンやハンマーなども買い足しました。
 
 
さて、とりあえずキャンプ当日。
 
キャンパーの友人に色々教えてもらって、初日は以下を計画。
 
<メモ>
テント建てたら遊びに行って、
戻ってきたら夕ご飯の準備をし、
16時半頃に温泉などお風呂に行き、
17時半にテントに戻ってきて夕ご飯を調理して食べると暗くなくて◎と。
 
ふむふむ!!
 
それでいこう。
 
 チェックインは13時です。
 
しかしウダウダしていたら、現地到着が14時頃に。
 
またヘタレ感。
 
しかし問題はこれから。
 
初のテント設営、その大変な事ったら…!!!!
 
 あるあるらしいですが、
とにかくも夫婦そろって初心者。
 
わかりにくーーーい、説明書。
 
どんどん眉間にしわが増え、
ヒマになる子供たち。
(ポップアップテントを持って行ったのでその中でトランプしていてもらいました。)
 
夫はYouTube先生をずっと見ているのですが、
YouTubeも万能ではないですからね。
 
色々と抜け落ちています。
 
肝心なストラップの位置が違っていたり、
支え方が無謀だったり。
 
何より避暑地とはいえ暑いし、私がイライラ~笑
 

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YouTubeが敵に思えてくる。

 

ああでもない、こうでもないと繰り返し、
なんとか40分かけてユラユラ揺れるテントの外観が出来上がりました。
 
その後にまた「ペグ」と呼ばれる杭を地面に打ち付けてテントを固定する作業を20分ほどかけて行いました(夫が)。
 
まあーこれも固くて大変なこと。
 
というわけで、
30度近い気温の中、
 
トータル1時間以上かけてテントの設営が完了。
 
もう16時…
 うそーー
 
 
椅子を広げ、座る私たち。
「ふー・・・・。」しか言葉が出ない。笑
 
めっちゃ疲れた。
 
遊びに行く元気がなくなり、
もうこのままゆっくり夕ご飯の準備をすることに。(ヘタレ)
 
 
と、ここでキャンプ地ならではの可愛い虫くん、「ナナフシ」発見。
 

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本当に木の枝にそっくりで、子どもたちも興味津々!!
珍しい体験させてあげられてよかったなーと嬉しくなりました。
 
さて、野菜を洗ったり切ったり、
それも外だと新鮮なお手伝い。
 

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怪我をしないか神経は使いますね。
アブみたいなのもブンブンしていて、虫ともちょっと戦いです。
 
なかなかリラックスができないのがキャンプ。笑
私の慣れの問題でしょうか。
 
あっという間に17時。
 
なんとか食材はOK。
さて焚火の火おこしもしなければ!!
 
着火剤も用意してきたので順調かと思いきや、量を控えめにしすぎたためか、
やはり不慣れで時間がかかる火おこし。
 
無知でしたが、炭だとかなり時間がかかるんですね。
何度かバーベキューはやったことあるけど、忘れちゃってますね。
 

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なかなか火が落ち着かないのと、
覗き込もうとする子供たちにヒヤヒヤしながら奮闘。
 
着火剤をどんどん足しました。 
ようやく炎も安定してきて焼くのスタート。
 
18時です。
 
しかーし!
いつもなら焼肉大好きな子どもたちと夫も、まさかの食欲減。
  
とりあえず余ったものは焼くだけ焼いて、
ホイル皿にまとめて包んで保冷で持ち帰ることに・・・
 
バタバタ。笑 
 
さあ!!
暗くなる前に洗いものするよ!!
 
お皿やコップ、包丁、まな板。
コンロや鍋など、焚火以外のものは全て洗います。
 
残った食材対応を私がしている間、
夫と子供たちが協力して食器洗い。
こういう経験もできて良かったな~と思います。
 
* 
 
18時半。
 
もう疲れすぎて伸びている子供たち。
 
家族でヘタレておりました。
 

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温泉に行く気力も沸かず、
併設されている「家族風呂」を予約。
 
しかし予約とれた時間が、まさかの 21時半!!
 
 
私 「え!?遅くない??じゃあ車で温泉行こうよ」
 
夫 「もう予約埋まっちゃうからおさえてお金払ってきちゃったよ!」
 
えー!
 
マジですか。
それまでに子どもたち寝てしまうのでは…
 
 
幸いにも19時頃、敷地内で野外映画で「ドラえもん」の上映があり、
子どもたちはなんとか持ちこたえました。
 
小さなオートキャンプ場だったのですがこういうサービスもアリですね!!
(キャンプとは関係ないけど…)
 
21時半、半分目が閉じかけている子どもたちをゴシゴシ洗い、
15分ほどの慌ただしいシャワーを済ませました。
 
 
一応サッパリしたので、気分転換にちょっと散策。
 
今思えば熊の被害もキャンプは最近多いと聞くのでもっと警戒しなくてはいけませんが、少し灯りのないところに立つだけでたくさんの星が頭の上に広がっていて感激。
 
「見て見てーーー!!」
 
と空を指さして興奮気味の私。
 
子どもたちも最初こそ歓声を上げていましたが、
 
星よりも「周囲を懐中電灯で照らしたい」という欲求が強いようで、
すぐにカチカチしておりました…
 
そんなもんですかね…笑。
 
 
さあ、寝る前にもテントの点検!
 
ここでもヘタレファミリーを困らせる虫の存在。
割と味方意識の強かった愛らしい「ナナフシ」くん。
 
このキャンプ場には「嫌というほど」存在することがわかりました。
 
決して害はないのですが、
暗い中で夫の足の上を登ってきて「うわっ」とビビらせてくれたり、
逃がしても逃がしてテントの中に遊びに来ます。
  
1匹、2匹ならいいんですが、
その逃がす回数が増えるごとに億劫になってくるキャンプ初心者・ヘタレ家族。
ナナフシくんごめんね。
 
寝る直前も、インナーテントの上にナナフシくんが3匹、勢ぞろい。
 

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うわ…

 だいぶお腹いっぱいです。笑

 
 
横になったらコトンと寝た子供たち。
その横で、寝かしつけのはずが即・ガチ寝の夫。
 
22時の消灯時間直前、1人でビール飲みかけたのですが、
つまらないし疲労で美味しく感じない(無駄に回る気がする)。
 
3口飲んだらもういらなーい、となり、私も寝袋へ。
 
さて、いざテントに入ったら、
今度は疲れているはずなのに眠れないんですよね、私が。
 
気温もちょうど良く気持ちが良いはずなのに、
眠り慣れていないところではあまり眠れないのかも。
 
じーっと横になって我慢していたら、
テントのすぐ外で聞きなれない虫の羽音や鳴き声がいくつか聞こえ出します。
 
 
シュルシュル~ スッ しーん つー ひゅるっ
 
ぱたぱた… しーん さわさわ…
 
 
なんだろう…
これまた、眠れない。笑
 
 
不快ではないほどですが、
やはり聞きなれない音は落ち着かないですね…!!
 
チラリとスマホの時計の時刻で記憶しているのは明け方4時20分。
たぶん、ほとんど眠れてなかったと思います…笑
 
 
さて、次の日。
 
気持ちよく早起き!!
 
となるはずが、
ヘタレ家族一同、全員ちゃんと起きたのは8時くらい。笑
 
のんびり朝ご飯を準備していたら、蝉が旋回しながらテーブルに落ちてきました。
ひゅーーーん…どさっ!!
 
いやーびびるわーーーー。
 
気を取り直して朝ご飯を食べ、
洗い物など片づけをしました。
 

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リズムとしては健康的~
あっという間に10時。
11時にチェックアウトなので、いよいよ片付けです。
 
 
組み立てる時より遥かに楽でしたが、
寝袋やマットの空気を抜いて袋に入れ込むのがやはり大変でした。
 
ペグもとても固くて抜けないところがあったり、
最後のテントもなかなかペタンコになりきらなかったり、四苦八苦。
 
全て綺麗に積み込むのに40分くらいかかりました。
 
なんとか車に詰め込んで、いざ出発!
車のエンジンをかけました。
 
そこで、なんと、
 
夫婦ともにスマホがない!!
ないない!!
 
最後に触ったのは、キャンプの椅子の上だったけど、
その後どうしたっけ??
 
急いで一生懸命に片付けていると、記憶が飛ぶんですね。
地面にはありません。
 
えー!?
まさか、テントと一緒に丸めた??
キャンプの椅子と一緒に袋に入っちゃったとか??
 
わーわー騒いだ結果、
リュックの中から夫婦ともに出てきました…
 
本当に全く記憶にないのですが、とっさにリュックの中に2つのスマホをぶち込んでいたみたいです。
 
もーほんと・・・ 疲。
 
 
一泊キャンプ、最後までドタバタでしたが、
帰路に就く前にいつもの遠出と同じように思う存分に川遊びをしてきました。
 
綺麗な水に泳ぐオタマジャクシに触れたり(すぐに逃がしてあげましたよ)、
併設の滑り台を滑ってみたり、滝の中をくぐってみたり。
 

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水が綺麗!!

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マイナスイオン

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かわいい♡(すぐに逃がしてあげました)

 

ガラガラな時間帯に温泉もリベンジし、
ここで初めてビールを美味しいと思えて(テント<温泉施設)、色々と回復。
帰路につきました。
 
 
なお、前日から入れてきた凍らせたペットボトルと保冷剤、
そしてオートキャンプ場で追加購入した氷のお陰でクーラーボックスの食材はずっと半冷凍。
 
キャンプ場の炭で焼いて持って帰ってきたお肉たちも無事で、
しっかりフライパンで温め直したら絶品ごはんになりました。
 
ようやくキャンプ飯のおいしさを堪能する、
キャンプ帰宅後の2日後… 笑。
 
 
さて。
 
キャンプ向いてないなー
 
と思う人に勇気づけられる内容になったのか?
はたまた尻込みさせてしまったのか?
 
ああ、絵に描くつもりだった「焚火」の良さげな写真はゼロ。 
余裕なさ過ぎました。笑
 
 
<反省点>
 
・もっと早い出発を目指す(そもそも過ぎる)
・一つ一つの要する時間を多めに考慮し計画を立てる
・子供の時間つぶしの方法をもっと考えておく
・火おこしはさっさと着火剤を使い早めに始める
・食材は減らす
・虫との共存方法を再考し準備できるものを増やす
スマホや貴重品の管理に気を付ける(ウエストポーチなどで肌身離さずがべスト)
・お風呂や遊び場などの予習不足
・外したくない写真はしっかりおさえる
 
 
反省、ありすぎる…!!笑
 
でもね、そんなわちゃわちゃ含めて楽しかったですよ。
 
 
結論は謎めくヘタレっぷりなのですが、
「また近々いこう!!」 と予定相談中の前向きな会話がなされています。
 
夏休みが終わってしまい、
夫と子どもたちの休みが合わないことが今一番の懸念点なのですが、
 
●秋キャンプは夏より快適らしい(虫が少ない・暑くない)
●とにかく2度目のテント設営は上手くいく気がする
●反省点を踏まえて準備すれば(時間設定、食材の量の調整など)もっとスムーズなはず
 
と、とにかく改善できそうなポイントがモリモリ。
年内にリベンジを果たしたいなと思ってます!(果たせますように)

どこぞの「神様」と電話してコロナの現況を確認する5歳のムスメ。

こんにちは!
ハチです。
 
5歳の次女が、テレビのリモコンを耳に当て、
何やら誰かと電話で話しています。
 

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「もしもーし! かみさま??」
 
 
えっ
かみさま??
(※ちなみに特別何かの宗教にこだわっている家庭ではなく天国やお米1粒にも神様がいるよ、みたいな教育方針)
 
 
「ねぇ、かみさまー。
きょう、コロナは、なんこ(=何人)いるー?」
 
 
一人芝居中。
 
 
「うんうん・・・
 えーーー!!そんなにいるのーーー!!(絶叫) 
 たいへんじゃーん!!!! ←軽
 
 
「コロナはー、何月になったらおわるの??」
 
 
あー、それ私も知りたい、、笑
 
 
「うんうん。 おわるのは、わかんないの(ね)ー、、、」
 
 
「かみさまでも、おわるのがわかんないの??
 えー、たいへんじゃーん!!!!(2度目)」
 
 
「じゃあ~・・・
わかったら、電話してくれる?」
 
 
どういう関係。
 
 
「うんうん。
何月になったらコロナがおさまるのか、わかったら電話してねー」
 
「ばいばーい、あとでねー。」
 
 
また後で話すんだ?笑
 
 
===
 
幼い子どもに、目に見えないウイルスについて説明する事は非常に難しいですね。
 
コロナ前も手洗いの時は「バイキンをバイバイしようね」、などと話してきたと思いますが、「まあ少しくらいの菌やウイルスは免疫にもなるし・・・」なんて緩く考えていました。
 
しかし、突然と広がったこのコロナウイルスに対し、
今までと違う神経の尖らせ方が必要となったため、温度感も含め説明が難しい。
 
悩みながら向き合う毎日ですが、
子どもの方が親の心配をよそに順応していたり、
彼らなりの解釈をして気を付けているのかな?
とも気づかされます。
 
そして、迷っているなと感じることもあります。
 
今までだったら、ランドセルの中に上履きが入っていてもお友達に「開けてー」って頼めたのに、今はソーシャルディスタンスをキープしなくちゃいけないからダメなのかな?
 
とか。
 
 
お友達が消しゴムを落とした時にサッと拾ってあげたいけれど、近づきすぎると先生に注意されちゃうのかな?
 
とか。
 
 
大人にとっての「不要不急」の概念が難しいように、
子どもにとっての許容されるスキンシップのボーダーは当然ぼやけていて、
真面目な子ほど判断に迷うのかもしれません。
 
ウイルスはもちろん怖いけれど、
当たり前のように手が出る親切や気配り、
そんなものが消えてなくならない学校生活であってほしいな…と思いますね。
 
健康だけでなく心も守れる教育機関であり、社会であってほしいものです。
 
 
===
 
 
先日、日本感染症学会のシンポジウムにて、
 
「新型コロナの実態は、この半年でかなりわかってきた。クラスターが見つかったことは不安ではなく、制御できる機会の発見で安心につながると考えてほしい。」
 
と同時に、
国に対し、医療機関への人的、財政的な支援を迅速に行うように求めたことや、
 
「リスクゼロはなかなか難しい。」しかし、
「新型コロナを正しく評価し、どこまでリスクを許容するかについて社会のコンセンサス(同意)を得ていくことが必要だ。」
 
などという指摘がされたようです。
 
 
正しい評価もまだまだ難しく、今までなかったリスクの許容範囲の同意を得ることもスムーズにはいかないでしょう。
でも、そういった心構えを持ち始める時期なのかもしません。
 
何よりも、ここまで多くの命をつないでくださった医療従事者の方々には感謝ですね…
悔しい命の現場も多々ある中で、奮闘し続けてくださった方々。
本当に頭が下がります。
 
でも、この半年で多くの方が亡くなられました。
その数ばかりでなく、その方々の家族やお知り合いの方々を含めたら、
どれほどの人が辛い気持ちを抱いたことか、、、
 
心よりご冥福をお祈りいたします。
そしてまだまだ闘病されている方々、後遺症に苦しんでいる方々が、早く良くなりますように。
 
 
そして今はコロナ以上に、熱中症で亡くなる方が激増している今日この頃。
私も、少し外に出ただけで頭痛。慌てて冷たい飲み物を買いました。
 
水筒一つではとても追いつかない暑さです。
 
頭や身体を適度に冷やしながら、
そしてウイルスにも引き続き気を付けながら、
なんとかこの厳しい暑さを乗り越えましょうね。
 

見たいもの・知りたいことだけを、選ばない日。――平和と安全も人が作るもの。#815いまわたしが思うこと

こんにちは!
ハチです。
 
見たいものだけ見る、
知りたい情報だけ知る。
 
テレビよりネットの時代だからこそ
それがスタンダードになっていますが、
 
最近その弊害や怖さを感じています。
 
 
特に、第二次世界大戦という歴史の記憶。
 
原爆しかり、
恐ろしく辛い戦争体験をした方々がどんどん高齢になり、
直接語ることができる人がどんどん減ってきています。
 
あの大きな戦争の後、
時間をかけて、
日本から世界へと「平和」を呼び掛けてきたのに、
 
そしてその恩恵に無意識にもあずかり、
(現代ならではの障害は様々にあるものの)
「戦争のない平和な世界」を疑問もなく歩ませてもらったこと。
 
 
多くの人が意識はしていなくても、
この戦争のない平和な時代はたくさんの方々の犠牲と想いが紡ぎ合って生み出された、
尊い時間なんだな と。
最近ますますそんなことを感じます。
 
 
見たいものだけをクリックする時代ですが、
 
「見るべきもの」
「読むべきもの」
「知るべきもの」
 
というものがあります。
 
それが、義務教育の本来の役割なのかもしれません。
 
 
今年は8月15日を前に、
普段なら目を背けてしまいそうな
戦争体験の記事をたくさんネットで開き、読みました。
 
 
一つ一つの家族の物語。
そこに通う、人の想い。
 
想像を絶する状況を前に、
苦しんで悲しんで、それでも命を得たからにはもがき一生懸命に生きてきた姿。
 
 
涙が出ました。
 
どれを読んでも胸が苦しくなるので「すすんで読みたい」というものではありませんが、「読まなければ」と感じました。
 
 
「遠く感じる歴史上の出来事」だと、何を思い浮かべますか。
 
日本史や世界史の授業で習ったことが浮かぶでしょうか。
 
源頼朝徳川家康の気持ちはそこまでリアルにわからないし
感情移入したり共感することはなかなか難しいですよね。
 
大河ドラマもどこか想像や脚色を意識してしまう。
 
もしかしたらその時代を生きる当事者たちがいなくなることは、
より歴史と共にリアリティがなくなり想像できる範囲や度合いが薄れ、他人事に感じたり、大河ドラマ上のエピソードのように感じてしまったりする…
そういうことなのでしょうね。
 
 
私は大学生の時、
「通いやすい」という理由で祖母の家に7年くらい居候し、祖母と2人で住んでいたことがあります。
 
そう、20歳前後と90歳のおばあちゃんとの、珍しい2人暮らしです。
 
祖母は5、6年前くらいに亡くなりましたが、
一緒に住んでいた時に話したことを今でも色濃く覚えています。
 
 
他愛もない話から、
関東大震災の時に家族でどうやって逃げたのか、
浅草の長屋に住んいた時に屋根の上に登って逃げるやくざ?と警官の話。
 
戦争の時に弟が戦地で亡くなってしまった話。
「〇〇ちゃん(弟さんの愛称)、いい子だったのよ~。なんで死んじゃったんだろうね。」
 
証券会社に勤めていた時に、職場の女子に嫉妬されて電話応対中にコンセントをこっそり抜かれることが頻発して、
明らかになった時に職場で啖呵を切った時の話。(祖母は結構美人さんで江戸っ子、キレると啖呵切るしチャキチャキ。)
 
祖父と出会ったときはそんなに興味がなかったという話。
「勝手なのよ~」(←笑)
おじいちゃんと世界旅行をして(私も行ったことないのに…セレブだな)インドの空港でトランクをドロドロにされて頭にきた話・・・(←結構執念深く怒っていた)
 
 
直接話を聞くと、
晩年(最近)の話よりも昔の話の方が、その場の情景や感情が手に取るように伝わってくるようなことが多々ありました。
 
また、話をしている時の祖母は、少女のような、若い女性でした。
 
歳は重ねていても、
その時その時を必死に生きたその瞬間に自分を重ね合わせることがそうさせるのでしょうし、その語り口そのものがリアルで伝えるパワーを持っています。
 
おそらく他の人よりも、2人で暮らしていた期間もあり話を聞いている時間はたくさんあったと思うのですが、
それでも「もっと話を聞いておけばよかった」と思います。
 
このパワーと温度感で、なるべく本人達から、
体験を聞く機会や知る機会を得ることがとても大切だと感じます。
 
 
1987年の、日航機墜落事故のニュースも心が痛みます。
 
母は元CAですが、
私が4歳頃に起きた大きな事故でした。
 
テレビを前に母もショックでたまらず、
家族でも本当に心が痛む事故で、
母は今でも当時のニュースを涙目で語るときがあります。
 
私にとっては、その事故を語る母の姿がよりリアルで、
「ああ、二度と繰り返してはならない出来事だな」
という気持ちが強く残っています。
 
こんな風に「心に留めるべきことだ」と感じる気持ちの一つ一つが、とても大切なのだと思うようになりました。
 
 
「二度と繰り返してはならないもの、こと」
 
は、きちんと誰もが知り、学び、
伝えていかなければなりませんね。
 
最近飛んでくる戦争や日航機墜落事故のニュースは、開きましたか。
 
ウイルスで大変な中、
暗いニュースを目にするのも気が滅入るかもしれません。
 
でも、
世界が不安定な中、
「平和」と「安全」に対する意識を今こそ1人1人がより高めておく必要があります。
 
少しでも当事者の気持ちに近づこうと、想像しようと。
平和や安全こそ人が紡ぎ、作るものだと思います。
 
知ることの一つ一つが、どんなクラウドファンティングよりも参加する意義のある行動になるかもしれません。
まだ目にしていない方は、是非開いてみてくださいね。
#815いまわたしが思うこと
 
 

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今日は8月15日。子どもたちとも、色々な想いを胸に手を合わせてみます。