こんにちは!
ハチです。
ディーセントワークのオフィスもそうですが、色々と変化の秋!!
私の周りでは更にこの度、
油絵の教室開催でお世話になった「元銭湯」だったシェアアトリエがついに閉館することにりました。
しかし、
オーナーの方とプロデューサーの方々の計らいで、
ただすぐに閉館するのではなく、
最後も地元の方々にじっくり惜しんでもらおうと、
シェアアトリエを利用していたアーティストさんやアート教室の生徒さんが、
扉や窓~壁一面にペンキで思いっきりペイントをする…というスペシャルな閉館イベントが開催されました。
建物一面に、自由にペンキでペイント!!
最高…!!!
こんなクールなこと、普通この日本で自由に堂々とできますか??
更にこのペンキ、ポーターズペイントというとても良いペンキで、
何との言えぬ味わいのある発色。
きつい匂いもなく、滑らかで、
キンキンしないカラーリングが古い建物にも品よくマッチしました。
詳しくは下記に添付したメディアの記事を見て頂ければ様子がわかっていただけると思いますが、
ここでは子供たちのカラフルでアーティスティックな作品と、プロのアーティスト2名の方がペイントした扉をお披露目。
お姉さんたちは脚立で上の方にもペイント!!
許可を得て、岩まで! メタリックブルーでとても綺麗でした。
素晴らしいペンキなのでこんなことも可能。
そしてこちら↓は、プロのアーティストのお2人。
必見です!!
保護者の方々や、道行く人たちまでライブペイントを楽しみました!
いやーすごい。
完成!!かっこいい~~!!
ペンキの躍動感、圧巻です。
*
このような、建物丸ごとを使った、
シェアアトリエ閉館イベントでのペイント体験。
本当にとても貴重な機会で、
13時に来た子供たちも16時まで描き続けるなど、まさにドはまり。
一生の思い出に残ったのではないかな~と思います。
私にとっても、なんだか楽しすぎてちょっと泣きそうな思い出。
しみじみ・・・
キレイ・・・!!
夕方になるにつれ、屋内からはステンドグラスのよう。
幻想的で、なお美しく見えました!!
子どもたちのパワーや夢の欠片みたいなものがキラキラして、
閉館イベントに温かな花を添えてくれました。
*
また、当日は朝日新聞さんや読売新聞さん、
川崎経済新聞さんなども取材にいらしていて、
子どもたちやアーティストの方々のアートや、
惜しむ声や想いをたくさん拾っていただきました。
・川崎経済新聞
「おふろ荘、アートイベントでフィナーレ 高津湯創業から60年の歴史に幕」
・読売新聞
・朝日新聞
確かに老朽化がすすみ、
木も腐食して大雨の日は屋内に雨漏り、
あっちこっちの傷みも激しかったのも事実。
しかし、銭湯ならではの広々とした空間、
古き良き雰囲気、解放感のある天井の高さや陽の明るさ、
何とも言えぬ時代を超えた懐かしさは、失うのが本当に惜しいですね。
特別に懐古主義者でも何でもないですが、
古い銭湯には壁やタイル、置いてあるもの全てに時代を感じる風情や、
崩れ落ちそうな縁側や電球でさえも、
何処を切り取ってもアートになってしまうような昭和の魅力に溢れていました。
老朽化の激しい建物はやはりそのまま遺しておくのはなかなか難しいですが、
やはり惜しい。
10年後20年後、、、
子どもたちが大きくなった頃はどんな街、そして地球になっているんでしょうね。
最近は楽しみよりも心配の方が優勢な母心です。
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でも、ただ変化を黙って眺めているだけでは駄目ですよね。
何ができるかな、とか、どうやって子どもたち含め後世に伝えられるか、
良いところを遺し、はたまた改善していくか…
ディーセントワークの在り方も、
1人1人の働き方も、
時代や世相に合わせて柔軟に対応できるようにしつつ、
きちんと皆が公平に幸福度が高く生きやすい世の中であってほしいですね。
1人1人の力は小さいけれども、集まればきっと大きな力になるはず。
大きな壁面があっという間に楽しいカラフルなペンキで彩られるのを眺めながら、そんなことを考えました。