独身時代は「主食:お菓子とカフェイン」だったジャンクラブの魚骨です。こんにちは。
東京でサラリーマンをしてた頃、オフィスでの1日の始まりはミルクたっぷりのコーヒーを入れて、鳩サブレを食べながらメールチェックするところから始まっていました。
鳩サブレが朝ごはんにはちょうどいいサイズなのですよ。
鳩サブレはおやつとしてではなく、朝ごはんとして売り出すべきだね。
そんな私ですが、結婚してからは夫のためにちゃんと野菜を使った料理もするようになり(夫がいない昼間はお菓子で済ますことも多々ありますが)、妊婦になってからはそれ相応に気を使った食生活になりました。(体重注意と医者に怒られるので)
ある日、友人とランチを取ろうとしたところ、目をつけていたカフェが満席だったので、ランチ難民になりかけておりました。
そこで何度か前を通ったことのある「健康台湾料理屋」の前に差し掛かり、二人とも前から気になってた!ということでピットイン。
現地の食堂感溢れる店構え、結構入っているお客さん、創業30年と理念が書かれている額縁、選びきれないメニューの豊富さ、中華料理屋的にもうこれは間違いないでしょう、と意気揚々とメニューに向かったのです。
しかもこれまたメニュー名が半分中国語みたいなやつだったので全然よくわからなかったのですが、
私が注文しようとしてたエビチリ的なものには注釈で「エビ風・イカ風・あわび風・キャベツ・人参」の文字。
「風ってなんだ?」と思いつつもそのまま注文。
ご飯も白米と玄米から選べて体にいい感じで期待値上がる。
ついでだから点心も頼もうってなって、そこにも「キャベツ・人参・椎茸・グルテン」とか書かれてあり、「グルテンってわざわざメニューに書くかよー!」と笑いながらもそのまま注文。
友人は酸辣湯麺を注文。
料理を待つ間、美味しい決明子(ケツメイシ)のお茶が出されて、これは当たりだねーなんて待つこと数分。
出てきたのがコレ!!
あれ、エビは、、どこ、、??(・ω・)
なんかグニョグニョしたもの、三種類!!
マジで「エビ風 イカ風 あわび風」の大豆食品とコンニャクだったのでした!!
そして友人の酸辣湯麺にも謎のグニョグニョしたものが。。
そうなのです、完全にヴィーガンの店だったのです。
確かに周りのお客さんを見回してみると、皆さんちょっと年配の痩せた方ばかり!
ゲス感がない、意識高そうな方達。。
よくよくメニューも見直すと
「当店では一切、肉類、魚類、卵、にんにくを使用しておりません」
という一文。
ガチだ。。にんにくもダメなんか。。
味付けは不味いわけではないんですが、なんだろう、食べている気がしない。。
宇宙食ってきっとこんな感じ…?
危うく叫びそうになったよね。
一応完食しましたが、お腹はいっぱいだけど、なんか物足りない。
ということで別のお店でコーヒーとチョコブリュレを食らって、まだ足りないと私はケーキを、友人はお酒を嗜んだのでした。
しかも私は次の日になってもまだ物足りなくて、肉と油食いたーい!!とがっつりハンバーガーを食べにいきました。
体にいいヴィーガンをした日の反動がすごいので、プラマイゼロどころか完全にマイナスであります。
うっかり初めてのヴィーガン体験。
アメリカで Tofu hamburger的なものは食べたことありましたが、ここまで本気のヴィーガン料理は初めて。
体にいいことをした気分になるし、カロリーもめっちゃ少なかろう感じがするので、食べ過ぎ飲み過ぎの次の日の夕飯などによいかと思います。
あとアレルギーとか食事制限が必要な人にはきっとありがたいですよね。
でもねでもね、
私は肉も魚も卵も食べたいし、小麦と砂糖と油が大好きだーーー!!!グルテン最高ー!
一緒にいった友人の話によると、かの坂本龍一氏が病気をしてから一時期ヴィーガンになったそうですが、途端にクリエイティブな創作意欲がわかなくなったそうです。
これじゃいかんと、肉を食い始めたら戻ったとか。
結論:体にいいものを食べて90まで生きるくらいなら、ジャンクを食らって60で死ぬ!!
料理のパンチはないけど、非常にパンチのある体験をさせていただきました。
何事もチャレンジ精神が大事よね、完全にうっかりだけど。
でも一人で食べたら割りかし落ち込みそうな案件なので、ギャーギャー悪口雑言言える友人といくのがオススメです。
こちらのお店は麻布店と国立店があるそうです。どちらもマダムが多くて意識高い!