こんにちは!
ハチです。
たびたび、5歳の娘からシンプルな「難題」を突きつけられているのですが、
今回もストレートパンチを食らいました。
「ねぇねぇ、ハサミってどうして切れるの?」
えっ
ハ、ハサミは刃物だしね。
切るものなのよ、、、
はさみは、はさみだから…
と言いたくなりますが、
一度はさみを見つめだすと、どうにも混乱してきました。
なぜ切れるんだろう・・・
てこの原理とかで、習った気はする。
でも、たまに切れ味だけじゃなく、刃と刃の隙間が空きすぎて上手く切れないはさみもある。
実は想像以上に、とっても繊細な作りなんじゃなかろーか。
手で握って切れるって、確かに斬新な仕組みだよね。。。
難しい。
そこでインターネット様、登場。
なるほど。
ハサミとは、
「ものすごーい精密機械」
と言っても過言ではなかったのですね。
力点、支点、作用点。
懐かしい言葉にも久々に出会いました!
各々の「点」に不具合やズレが生じていると、おそらく切れ方にも影響してくるのでしょう。
そしてハサミの原形は約3000年前のギリシャで作られたらしい。
最近ではこんなすごいハサミも発明されたとか。
このハサミはどうやら「革命」のようで、2012年ころのニュースにたびたび取り上げられていたようです。
これは欲しくなりますね…!!
調べれば調べる程、化学や物理の話がたくさん出てきました。
なんと奥深いハサミの世界。
娘の疑問でまた勉強になりました。
そんな5歳の娘は、大好きなアート教室でたびたびハサミを使って作品を作っています。
先日はこちら!!

コラージュ。
先生のご自宅に眠っていた本や雑誌、様々に寄せ集められたチラシの数々。
(懐かしいタレントさんや女優さんの画像、広告に親たちは興奮!!)
娘の作品にはブルガリの時計など高級品がぺたぺた貼ってあって笑いました。
平野ノラ並みのバブル臭とレトロな切手のコラボ...
面白いです(笑)
そんなハサミ経験が功を奏したのか、
娘は先日、幼稚園にて「ハサミが上手!!」と先生に褒められて帰ってきました。
危ないから、、、
と親はつい敬遠しがちですが、
ハサミを使うことは
「手と目の共用」
という難しい作業を強いられるので、とても脳にも良いそうです。
片手でグーパーの「閉じる・開く」の動作をしながら、
反対の手で紙を移動したり回したりしなければならず、
更に目で「両手の動作」をくまなく追っていきますよね。
大人にとっては当たり前にチョキチョキできるシステムのハサミですが、
やはり子どもにとっては左右の手で異なることをやるというのは難易度が高く、複雑な構造のようです。
ピアノも左右の手が違うことを行う点で脳にも良いとされますから、似たようなことなのかも。
目で見て手を動かし、
手を動かして目で確かめる。
この繰り返しはきっと脳もフル稼働してくれます!
昨今、知育オモチャも色々とありますが、
是非お子さんにハサミを渡して、要らなくなったカレンダーやチラシでたくさんコラージュさせてあげるのはどうでしょうか?
素材が親好みだと、飾るのもまた楽しみですよ♡♡