decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

1人でやらない、「今年の振り返り」!!

こんにちは!
ハチです。
 
ますます落ち着かない冬がやってきましたね。
 
様々な行動や選択に制限をかけ迷う日々ですが、そんな矢先、
以前勤めていたリクルートという会社の大先輩方より、
「今年の振り返りワークショップ」のお仲間に入れて頂けることに。
 
なんて有難い!!
 
さて、「今年の振り返り」…
 
いつも皆さんは、どのように行いますか?
 
私はと言えばいつも、
年末に手帳を開きちょっと思いを巡らしてメモをしてみたり、
家族や友人との会話で振り返りつつ目標をゆるーく共有してみたり。
 
その程度でした。
特にママになってからは機会が減りますね(私だけ?)。
 
大先輩と行う、「今年の振り返りワークショップ」
一体どのようなものなのだったのでしょうか。
 
* 
 
コロナ禍でもあり、子どもの帰宅も早くなる期間なので、zoom利用となりました。
いざ、オープン!
 

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(最近、娘の誕生日が近かったので勝手に花を拝借。スタンプで怪しくしてしまってごめんなさい^^;)
 
オンラインなのに、あっという間の1時間半。
 
めちゃめちゃ尊敬している贅沢な大先輩お2人を前に最初は少し緊張していたのですが、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
 
 
まず、
キャリアカウンセラーとして独立もされている大先輩が、
わざわざ「今年の振り返り」のワークをまとめた資料も用意してくださり、
とても段取り良く網羅的な振り返りをさせていただくことができました。
(★詳しくは Instagram @teatravellife まで。)
 
基本となるのは、
 
・仕事
・健康
・自己成長
・プライベート
 
この4軸。
 
最初に個人ワークで、それぞれに現状の点数(10点満点中、何点?)をつけつつ、
その点数を付けた「理由」をメモしていきます。
 
* 
 
この、言語化」する作業。
なかなか一人ではやらないので、すごく整理されます。
 
・満点じゃなく9点にした理由はなんだっけ?
・なぜ8点なのか… 残りの2点分は何が引っかかってるの?
・6点か7点か迷っている時、その違いは自分にとって何だろうか?
・5点は半分、そもそも10点はどんな状態なの?
 
などなど、
自分の中で自問していくと、どんどん頭の中も整理されていくのです。
不思議。
 
 
また、書き出した点数やメモは全て相手に発表する必要はなく、
かいつまんで共有していきます。
 
1つ目の「仕事」に関して私は、
 
仕事面では様々に行動できた一年になったと自分では思うけれど、
趣味でもある「絵」に関しては自分自身のやっていることが散らばっていて、中途半端なのがコンプレックスの一つでもある。今後1年に一度大きな目標を決めつつ取り組みたい。
また一方で、今後は「素人の花屋」の一員としてお花にも触れていくことがあり、
その際は「未完成」であることを強みに、「中途半端さ」を逆手に取ったコンセプトでお花を提供したい。
 
・・・という話をしました。
  
 
すると大先輩が、
「その、『未完成にこそ価値がある』という視点は面白いね」
と、
実際に車ビジネスで「完成させないで売る」という成功事例を挙げてくださいました。
 
そして、
 
「例えばはっち(=ハチ:私)の行動力と柔軟性であれば、嫌かもしれないけど、『未完成にこそ価値がある』という風に置いて、絵も未完成のままで販売して残りは買った人が手を加える…という売り方もアリかもよ。」
 
という、全く想像もしていなかった視点をいただきました。
 
なんと!!
 
私の趣味である油絵こそ、何度でも重ねられることも「深み」を生み出す価値になる。
それ、やりたい!!!
 
さすがです。
新たなビジネスのヒントを発見。
 
 
2つ目の「健康面」ではもっと運動すれば良かったなーとか、
3つ目の「自己成長」では様々なジャンルの方々と接したことで非常に学びになったなーとか、
それぞれ感じたことを言語化していき、具体的な目標を新たにしました。
 
 
一方、4つ目の「プライベート」では、主に育児面での話が多いのですが、
ふと、
「会うたびに愚痴や文句を雨あられのように言い続けるママがどうも苦手で…」
という話をしてみました。
 
先生への文句、幼稚園やイベントのスケジュールへの文句、
誰かのちょっとした悪口。
 
大して大声で言うほどのことでもなかったり、
少しは謙虚さが先立ちそうな場面で問題点ばかり指摘していたり、
更に思い切り共感を求められたり、、、
 
そんなケースがどうも苦手で。
どうしたものか。
 
(もちろん、明らかにどうにかしたほうがいい課題や、声を挙げた方がいい内容はめちゃめちゃ共感することもあるし、私も思わず愚痴言う時はたくさーーんあります!)
 
 
思わず相談をしてみたところ、先輩方より、
「回復志向性」の高い人だね~
…とのお言葉が。
 
「回復志向性」!?
 
どうやら、
ストレングスファインダーという「志向性」のテスト
があるのだとか。
 
私はそれにかかわる研修を受けたことがないのですが、
自分で34もの項目を選んだ結果導き出される、その人の特徴・志向性なのだそうです。
リクルートの部署や立場や入社年代によっては多くの方が受けているのかしら…??)
 
その志向性でいくと、
「回復志向性」の高い人は、本来は「問題点を見つけて解決することが得意」
なのだとか。
 
何かの問題点を見つけるとそれを放置せずに解決したくなるし、
実際に解決~解消に向けてすごく頑張って動ける方… なのだそうです。
 
なるほど・・・
 
そういう方の前には、
解決し甲斐のある問題点や課題をたくさん出してあげると生き生きとしてくれるんだとか。
 
妙に納得。
確かに面倒見が良くて、困ってる人がいると助けてくれる人なんですよね。
 
「自分をどこまで相手に合わせられるか・・・」
ばかりに気を取られていたけれど、時には相性で仕方がないこともあるし、
 
そもそも私にはネガティブにしか見えなかった特徴でも、
「捉え方」を変化させれば景色も変わるし自身の気持ちも軽くなることに気づかされました。
 
 
また先輩の、
 
今後withコロナはもちろんですが、コロナ後があったとしても、
「本当は自分はどんな生き方をしたいのか?」
という視点への気づきも、とても納得しました。
 
良し悪しや、悩むことのレベルや種類などではなく、
今年誰にとっても本当に環境が大きく変化したことで、
誰もが自分の根本的なところを問い直す機会にもなったように思います。
 
ふわっとしている思考を今一度問い直し言語化すると、進む道もまたよりクリアに。
そんな未来像を語ることもまた、とても有意義で刺激を受けました。
 
 
【今年の振り返りワークショップ】を経て得られたこと
  • 自分のコンプレックスを逆手に取った新たなビジネスの糸口の発見
  • 苦手意識のあった相手への理解と自分の気持ちの前向きな変化
  • 今の環境の中で他の人が何を感じどう行動し、今後どのように動こうとしているのか知ることによる安心感や刺激など
 
口に出すことで自分自身の気持ちが整理されたり、
聞いてくださる方の客観的な意見や視点に刺激を受けたり、
自分以外の方の現状や気持ちを垣間見ることでまた新たな発見や学びがあったり。
 
本当に有意義な時間でした。
更に今後の未来に向けての足掛かりを築かせていただいたように思います。
 
こちらでは割愛しましたが、
実際のワークショップはより「現在」と「未来」をつなぐ濃い内容になっていて本当にすっきりします。
 
是非、みなさんにやってもらいたい・・・!!
 
1人でやらない「今年の振り返り」、いいですよ。おすすめ。