decent-work’s blog

働きがいのある人間らしい仕事の実現支援と啓蒙を行う会社です。中の人たちの徒然を書きたいように書いています。

我が家のNEWリモートミッション、「電話のみで親へのインターネット関連設置の対応」と「小学生の娘がzoomで友人とオンライン宿題遂行」してみた。

こんにちは!

ハチです。
 
緊急事態宣言が解除されましたが、
まだまだ油断できない状況が続いていますね。
 
アメリカはじめ世界でも大きな問題が起きていて、
SNSやニュースが騒がしくなっています。
 
近年誰がどんな内容のどのニュースをどうシェアし興味喚起するのか…
も賛否分かれるところですが、
無知は怖いこと。
「知ること」から調べ、多面的な理解を深めることはどの領域においても大切だと感じますね。
 
===
 
さて、小さな我が家でも、
分散通学や分散通園によって6月から徐々にスタート。
 
新しいクラスの名前つけや書類の数々に追われておりました。
 
子どもたちもやはり体力が落ちているようで、
数時間登校・登園しただけで、ヘトヘトのヘロヘロ。
 
帰宅後はご機嫌もMAX悪く、次女はお昼寝をしました。
 
===
 
小学校以上は、学習面の遅れを宿題や動画配信で補っているところも多いと思います。
 
「宿題が多すぎる」
と言う声も聞きますし、
「宿題が少なすぎる」
と言う声も聞きます。
 
多いか少ないかはそれぞれのご家庭の状況や学年や学校、
主観によって異なると思いますが、
 
余りにも多いのは考えものですね。
 
学校がただ出して終わり… になっていないかなど、
本来の意味が見失われていたりも。
 
 
ずっと机にかじりついてこなすことが、
果たしてその子の成長に役に立つことなのか?
 
こんな時期だからこそ、
ずっと空を眺めていたって子供は何かひらめいたり、
楽しいことを見つけたりできることもある。
 
でも、
与えられたことをやることに慣れすぎていた子供たちは
暇すぎたりお留守番で時間を持て余すばかりに、
フォローしきれないとあまり健康的にも良くない時間の使い方をしてしまう場合もあるでしょう。
 
 
特に小学校高学年~中学・高校は勉強内容が難しいので、
私の周りでも内容量で追い付くのが大変なケースが多々あるようです。
 
兄弟が多ければパソコンの台数も限られるでしょうし、
我が家でさえ夫の仕事の電話と子供のオンラインと下の子の子守が重なると、
なかなかカオス。
 
「静かにして!!」
 
などとみんなが言い合うと殺伐としてくるので、
私自身は逆にそんな時はパソコンを閉じ、今までやらなかったようなお菓子作りに励みました…笑
 
冷蔵庫内までピッカピカにしたり、
寝室の窓枠やサッシまで綺麗に拭きあげたり。
 
普段はやらないようなことで現実逃避をしながら、なんとか過ごしてきました。
それもこれも世の中の多くの方々の支え合ってのこと。
ありがとうございます。
 
 
そんな中、リモート状態のまま、
私は電話のみで親へインターネット関連設置の対応 と、
小学校3年生の娘はzoomで友人と共に学校の宿題遂行 を、
それぞれチャレンジしてみました。
 
今日はそんな話を。
 
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【親世代に遠隔でオペレーターミッション遂行!】
~「電話のみ」でWi-Fi設置~タブレット設定対応してみた~
 
今は帰省もままならないので、じーじ・ばーばにも会いにくいですよね。
仕方ないけれど、元気は届けたいところ。
 
そこで、
スマホやパソコンを持たない親世代とテレビ電話を開通したく、
Wi-Fiの設置とAmazonタブレットの接続を、
遠隔で指示し完了させる、というミッションをこなしました。
 
無事、2日かけて設置完了し、スカイプができるように!!
お互い久々に顔が見られて嬉しいものでした。
孫の顔も見せられますし、元気が届けれられました。
 
 
しかし、遠隔での設置指示はやはり、なかなか大変…笑
 
向こうの見ている画面の様子や、
キーボードの使い方から何からわかりにくい状況を、
どう言語化して詳細に状況を説明するか…
 
親にはなかなか難しいようで。
 
「ん?」
 
となるたびに、
 
「その画面を携帯電話の写真で撮って、すぐメールで送って」
 
とお願いし、都度確認しました。
 
タブレットもパソコンも記号化されたメニューの方が多いので、
伝えづらいですね。
 
初日の通話時間はなんと4時間! 電話回数は23回!!
でした。
お互い本当に疲れました…笑
 
 
大学生の時はパソコン教室で講師のアルバイトをさせていただいたことがあり、
その時のことを少し思い出しました。
 
ターゲットの生徒さんはご年配の方も結構多く、「わからないこと」のオンパレードなのですが、
「ああして、こうして」
と指示するだけでは学びにならず、2度目に同じ状況になった時に乗り越えられない。
それならば、サポートセンターにパソコンを持ち込めば良いだけです。
 
あくまでも「自分自身の力で」できるようになるために、講師側が、
 
「この次はどうしたら良いと思いますか?」
「ここでダブルクリック、自分でやってみましょう。」
 
などと問いかけ、
 
なるべく詳細に言語化し、
(あそこ・ここ、ではなくて、画面の左上の青い三角が逆さになった部分をクリックします…といった具合に)
こちらがマウスを触らず「自立」を促してあげることが、その人の望む成長に繋がります。
 
…ということを思い出しながら、
親にレクチャーをしました(笑)
 
言語化することの難しさを改めて感じ、
自分の当たり前を相手に押し付けることなくどう相手に寄り添うことができるか、
試されます。
 
しかしいつか自分が更に歳を重ねたら、
また更に新しい文明についていくのが難しくなって子どもたち世代にフォローしてもらうんでしょうかね…
 
医療以外はこれ以上進歩しなくても良いような気がしてしまいますが。。
 
===
 
【小学生、zoomで友人とのオンライン宿題タイム実行!】
~学校やコミュニケーションの意味を再確認~
 
私だけでなく、子どももチャレンジ。
 
オンライン自習室というのも増えているようですね。
友人などとzoomで繋がりながら、同時にそれぞれの課題をこなすのだとか。
やっている宿題の内容ではなく手元の辺りを写すのだそうです。
 
たしかに自分一人部屋に籠っていると学校と違い誘惑があって、
漫画を開きたくなったりノートに落書きしたくなったり
席を立ちたくなったり寝てしまったり…
 
とまあ集中できないことも多々ありますが、
 
「みんな同時に頑張ってる!!」
 
と目に見えて感じられれば、1~2時間くらい頑張れそうですよね。
 
 
小学校3年生になった上の子にも、
毎日宿題が出ています。
 
まだ年齢的にもそこまで難しくないのですが、
「漢字」は毎日やらないと量も多いので、朝は宿題タイム。
 
しかし新しい漢字を調べてノートにまとめるのも
プリントをやるのも、
8歳にとってものすごく楽しい作業ではありません。。
 
 
そこで、仲良しなお友達と、
時々zoomで「オンライン宿題時間」を設けるようになりました。
 
漢字の熟語を交互に言い合ったり、
文章を作り合ったり。
 
音読を段落ごとに交互にしてみたり、
プリントやドリルはストップウォッチを同時に押して「せーの!」
とやってみたり。
 

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1人で黙々とやるよりずーっと短い時間で終わりました!!
 
これには親も大助かり。
 
 
やってみて感じたのは、小さい学年のオンライン宿題、
大事なのはやはり「お互いのタイプ・相性」「言葉によるコミュニケーション」
 
どちらかが我が強すぎても、逆に黙すぎてもスムーズにいきませんし、
どちらかが歌い出したり遊びたくなってしまうと進みません。
 
「ちょっと待っててね!」
「準備してくるね」
「あと2マス余ってるよ」
「いま考えてるよ~」
「あと少しで終わるよ!」
 
など、声をかけあうことが大切。
 
漢字の熟語などは、
各自辞書を見るだけの方が書きやすいのかもしれませんが、
お互いに言い合うと かえって漢字の意味などの理解が深まったり、
「説明するスキル」も上がってくるように感じました。
 
たとえば今日は「事」という漢字が宿題だったのですが、
 
「『こうつうじこ(交通事故)』って書こうか。」
 
と片方が提案。
 
「『故』は習っていないので平仮名だね!」
「『交通』は交差するの『交』と、通学とかの『通』だね!」
 
といった感じで、説明し合っています。
 
===
 
誰かに何かを説明する際の不自由さは、
私自身も親に遠隔でWi-Fi接続やタブレット設定をする際にも感じていたこと。
 
しかし仕事や家庭および人生においても、
「言葉にして伝える」
はものすごく大切な事。
 
 
相手が大人であっても、子どもであっても、
 
ときに誤解が生まれたり、
勘違いしたり、
 
すぐに
「違う違う、それはね、、、」
 
と瞬時に訂正し、言葉を選び直し、自分も学ぶ。そういう立場やそんな考えもあるのか、と知る。
 
トラブルや問題に直面しても、
ときにぐっと我慢したり、諦めずに解決する経験をたくさん積むことが何よりの財産になると。規格内の勉強ではなく、大事なのは多様性に目を向けられることだと。
 
学校は勉強以上にそんなことを練習する場なんだと思うんですよね。
 
世界は自分1人ではなく様々な側面をもっていて、小さな我が家を飛び出して常に自分の当たり前を疑い理解を広げることが大事な成長に繋がると改めて感じます。
 
大人も子供も、今までと当たり前のことが大きく変化する時こそ、
そこから良い気付きを得て進んでいきたいですね。